クラゲライダーさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

グレートウォール(2016年製作の映画)

3.0

これが本当に、初恋のきた道やあの子を探してを撮ったチャンイーモウの映画か?
あまりに馬鹿みたいなストーリーに「チャンイーモウ、借金でもあったのか?」と疑ってしまった。
まあただ、ラストサムライや47R
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さがす(2022年製作の映画)

3.4

じゃりんこチエみたいな娘の楓を逞しいととるか、生意気ととるかで好みが別れそう。
シスターへのアレは、やり過ぎでは?

自殺志願者のムクドリさんは面白かった。
彼女のスピンオフ希望。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.9

別れた彼女が僕の記憶を消した! 腹が立ったから僕も消そうとしたけど、やっぱりやめた、という話。

マルコビッチの穴を書いたチャーリーカウフマンのヘンテコSF。
臆病で腰の重い主人公。
気まぐれで衝動的
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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

4.3

森は、一回逃げた負い目から、虚勢をはっていただけのただの男だと思う。
デカい声でその場を支配する体育会系。

やっぱり連合赤軍の主役は永田洋子。
超真面目なクラス委員長。
ちょっと男子、掃除真面目にし
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.4

生活保護がテーマの映画。
あの3人のささやかだけど肩を寄せあう共同生活をもっと丁寧に描いてほしかった。
阿部寛の芝居には何度か涙。

飢餓海峡(1965年製作の映画)

4.0

留置所の灰がいいと思った。
犬飼は灰を見て、この刑事本当に10年間俺を追っていたのか…と気付く。
それと同時に八重の事も、あの娘本当に10年間自分の事を慕い続けてくれたんだ、とやっと気付く。
犬飼は長
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青春の殺人者(1976年製作の映画)

5.0

改めて見直すと、自首しようとする主人公と、それを止めようとする2人の女性という映画だった。

1人目は勿論、母の市原悦子。
日本昔話が一瞬頭をよぎるが、とにかく演技がうますぎる。
相棒vs家政婦の文字
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ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.2

中盤でやっと通信が繋がるが、事故が起きて大事な話が出来ないまま、また途切れてしまう。
こういうの、すごくイライラする。
結論から先に言ってくれ!

家族を顧みず仕事に生きてきた男の罪滅ぼしの映画。

バンビ(1942年製作の映画)

4.6

ディズニーで1番大好き!
特に中盤の「ママ…」で泣かない人間がこの世にいるのか?

子鹿のバンビはかわいいな〜🎵

ポカホンタス(1995年製作の映画)

3.3

内容は、白人のいいように歪められた作品で、とても褒められたものじゃありません。
ただとにかく、絵が綺麗!
ディズニーで1番、美しいかも。

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

4.2

ディズニーでは、かなり好きな映画。
脚本がよく出来ている。
特にジプシーの隠れ家をカジモトを使って見つけるところは、かなり好き。

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画は、親権を奪い合う事の愚かさを描いていると思う。

一般的に、結婚して出産して離婚して、子供の親権で揉めるのは、よくある話。
何故揉めるかって、自分達の方が立派に育てられる、と信じているから。
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インセプション(2010年製作の映画)

4.2

夢から覚める方法の、キックがいいよね。
授業中に机で寝ていて、ガクッとなって目を覚ます感覚を思い出した。
あと、夢か現実かを判断するのが、コマっていうのも気が利いてる。

街中の列車、すごい。
このお
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コーチ・カーター(2005年製作の映画)

3.5

アメリカのプロスポーツ選手の7割は、引退後に破産するそうです。
何十億、何百億と稼いでも、それ以上に使っちゃうし、投資で騙されるらしい。
カーターがバスケだけ出来ても駄目、勉強しろ、と言うのも頷ける。
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ああ、カワウソのライラ…。
もう、その名を呼ぶだけで胸が熱くなる。

ロケットの傷に唾をつけるシーンから、もうウルウル。
遊んだ後の「友達って素敵」という台詞で僕はもう泣いていた。
その後の悲劇からの
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.2

元カレに会いに行くところが気になった。
「ずっと連絡せずに一方的にフッちゃった事、気にしてたの、ゴメンね、許してね」テヘペロ。
ゆ、ゆ、許せるか! こんなもん!

天気の子(2019年製作の映画)

3.6

子供のロマンチシズムを、天才的画力で映画にしたって感じでした。
とにかく東京が美しく、それだけでも見る価値はありました。

ただ熱い演技/演出が恥ずかし過ぎて、見てられない部分が多数アリ。
また大事な
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

4.3

主人公はいつも電話をしている。
電話の相手は、うるさい7人の姉や、テレクラからの違法請求。
相手が見えず突然、プルルルルルル!とかかってくる電話は、ストレスの象徴だ。
そんな主人公にオルガンとヒロイン
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

困惑。
この映画の感想を一言で言えば、これに尽きる。
なにしろ主人公が全く成長しない。
クズがクズのまま映画が終わる。

勿論世の中には、主人公が成長しなくてもクズのままでも、面白い映画は沢山ある。
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

タンゴのシーンまでは、大傑作だと思って見ていたが、途中から色々気になる事が。

フランクは最後のスピーチで、仲間を売らなかったチャーリーには魂がある、と言う。
でもそれって、軍隊特有の身内に甘い秘密体
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さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

3.4

まるちゃんが画家を目指す女性と出会う、という話。

笠置シヅ子の買い物ブギが良かった。
はまじの絵が動き出す訳だが、はまじの絵と演出の湯浅政明の絵の相性が抜群にあっている。
正直言って全部、湯浅政明の
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.7

稲中卓球部が好きだったので、原作を読んでました。
原作は、作者の興味が途中から主人公から森田に移り、整合性がないまま話は終わります。
週刊連載漫画、特有の言わば投げっぱなしのような話を、映画はイジメと
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永遠に美しく…(1992年製作の映画)

3.5

邦題がいいね。
foreverもbeautifulも入ってないのに。
原題より皮肉で、テーマを表してる。

最後にキリスト教的な説教があるので、ちょっと減点。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.3

ポケモン弱者ですけど、楽しめました。
特にあの、パントマイムのポケモン。
パートナーにするなら彼だな。

ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​(2019年製作の映画)

3.2

ある老人が死んだ。その老人は生前たくさんの絵を残していた。その絵を偶然見つけた画商や美術評論家は勝手に売ろうとするが…という話。

アートで金儲けをする人々を痛烈に批判している。
それは分かるけど、た
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ランゴ(2011年製作の映画)

4.1

カメレオンのランゴは凄腕ガンマンになりすまし、街の保安官になる。そんな時に街の貴重な水がなくなりさっそく捜査するが、そこには意外な陰謀が…という話。

見た直後は、マッドマックス 怒りのデスロードから
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マイ・ダディ(2021年製作の映画)

4.2

この映画は、聖母マリアやキリスト復活の話になぞらえて作られていると思う。

聖母マリアは処女懐胎してキリストを宿す。
勿論、処女のまま妊娠するなんて無理なんだけど、キリスト教徒の人達は、それを信じてい
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.3

人類に新たな脅威が迫り、バッドマンは仲間を集める。しかしそれだけでは不安なバッドマンはスーパーマンを蘇らせようとするが…という話。

あまり面白くなかった。

ドフトエフスキー、だけ笑えた。

暗数殺人(2018年製作の映画)

3.0

殺人の罪で捕まった男が、あと6人殺した、と告白した。1人の男が捜査をするが…という話。

闇に埋もれた事件の話をする代わりに、刑事から金をせしめていく犯人。
斬新なストーリーだとは思うが、あっと驚くよ
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リプハーゲン: オランダ史上最悪の戦犯(2016年製作の映画)

4.1

第二次世界大戦中のオランダで、ユダヤ人を騙し財産を奪いナチスに引き渡したオランダ人の話。

カタルシス、ゼロ!
とにかくイライラする!
ラストに、登場人物達のその後が語られるが、はぁ〜? はぁ〜? は
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その瞳に映るのは(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

第二次世界大戦中のデンマーク。英軍はドイツの基地を爆撃するはずが、誤って学校を爆撃してしまう、という話。

爆撃するのが、デンマークを救おうとしている英軍の誤爆である事。
また終盤の悲しい溺死も、自分
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男たちの大和/YAMATO(2005年製作の映画)

3.4

佐藤純彌監督、前作北京原人で色々言われたんだろうな。
今回は、とにかく手堅く真面目に映画を作ったな、という印象。
じゃあ面白いかって言うと、正直あまり面白くなかった。

クライマックスはさすがの迫力だ
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セットアップ: ウソつきは恋のはじまり(2018年製作の映画)

3.2

上司が恋をすれば仕事が楽になるはず、と思った2人のアシスタントは、上司をくっつける計画をたてる、という話。

まっほぼ予想通りの展開になります。

セックスアンドザシティの頃からか、下ネタも開けっぴろ
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レインメーカー(1997年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

実はかなり興味深い映画だと思う。

新米弁護士が悪徳保険会社と闘う話。

主人公は最初は正攻法で保険会社に勝とうとする。
しかし相手は巨大法律事務所なので、一枚も二枚も上手で主人公は苦戦する。
そこで
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.8

芸達者ジャックブラックを楽しむ映画。
子供達が皆、可愛い。

遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.7

「遊星からの物体X」ファンを絶対怒らせないように気を使って作られた前日譚。

物体か人間かを見破る方法は面白かった。
また視聴者を信用して説明しすぎない演出も良かった。