RYさんの映画レビュー・感想・評価

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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

雄大な景色や、有機物と無機物の境目みたいなグロテスクなのに綺麗な映像だったり、
自分のポジション(土地も名誉も)を守り抜く一所懸命さだったり、
ゴーディとGジャンの対比だったり、
相変わらずの血みどろ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

誰でも一度は考えたことがある「もし別の人生を歩んでいたら」という空想・妄想がベーステーマになっているホラーMCU作品。

ドクター・ストレンジが中心なだけに派手に世界が壊れたり再構成されたりみたいなア
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ノーウェイホーム

要所要所で突きつけられるノーウェイホーム。
前作のミステリオの策略で悪名を轟かせることになってしまったピーター・パーカーは家に留まれなくなりノーウェイホーム。
大学受験という等身大
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.5

壮大すぎてときどきMCUであることを忘れて観てました。

人間とは何かをエターナルズの宇宙規模目線で見つめていくお話。
共感できない規模感の中でところどころ人間らしさが垣間見えたりして、彼ら彼女らのや
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

真摯に主人公の成長を描き、そのための世界&キャラ設定を絵で押し通す作品。
歌も絵のテイストも力があってさすがの演出力。

バケモノの子のときと全く変わらない構成(主人公の成長を記号化したストーリー)だ
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生きちゃった(2020年製作の映画)

3.6

ぼんやりと生きてしまうこと・鈍感であること・空想すること・自分に刺さったものを表現することがいまひとつ上手になれないこと…
そんなようなことが主人公の人物像から伝わってくる気がして、それを支える友人の
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

いわゆる映画として撮影した絵ではなく、間接的に写し取った映像だけでストーリーが語られます。
私たちの日常に、これだけ映像やスクリーン・モニターといったものが溶け込んでいるんだなぁと改めて感じました。
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.8

原作も読んでるけれど、アニメも一通り見た上での劇場版は凄まじかったです!
手に汗握る映画体験とはこのことでした。

先の展開を知っている人も知らない人もそれぞれに楽しめるはずです。

列車を舞台にした
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.6

技術とか映像とか設定とかいろんな素敵な要素がある中でも、
ケネスブラナーの目がすさまじい。

ああいう人物のいるよな〜感をぶっちぎって、生身の人間を存在させる力量。
諦念と信念いりまじるまなざしをみる
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来る(2018年製作の映画)

3.7

ようやく観れた…
Amazon primeに感謝。

妻夫木さんが強烈に印象に残るし本当に素晴らしいと思う。1秒ほどのあの表情であらゆる感情が伝わってきて心底震えました。あのシーンだけで満足。

岡田
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ナショナル・シアター・ライヴ 2014「コリオレイナス」(2014年製作の映画)

4.3

ぶっとびおもしろです‼︎
心の中で5分に一回拍手してました👏
これがシェイクスピアの最後の悲劇か〜
代表的な悲劇群とはまた違う面白さがありました。

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.6

前作に引き続き壮大なスケールで騙される。
どこまでが嘘なのか考えながら観るだけでも楽しめました!

柴田さんが最強でめちゃくちゃかっこよい。
お洒落なスタイルで虫捕りに興じる絵が個人的にツボでした笑

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.4

やっと映画館に行けた…
それだけでOK…
ケイレブさんも観れた…
思ってたより怖かった。
ラストが印象的。
古き良きゾンビ映画をみたくなった。

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.7

太宰治の「人間失格」の話だと思ってみたら、予想以上に太宰治の話だった。

色彩感覚が素敵。
コテコテすぎる演出にみえるときもあるけど、それが逆に退廃的に映える。
太宰治の生活とか、当時の時代の幻的な空
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リング(1998年製作の映画)

3.6

きちぃ。。

久しぶりに見たら最初に竹内結子が出てくることを思い出し、残穢を思い出した。

超能力がからんでくるとか、色々忘れてて新鮮に楽しめたけど楽しんだ以上にやはり怖すぎてきつかった。
死に顔の印
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.6

こんな情けない三浦春馬いたの?でも魅力的!

心のむずむずに、なかなか手が届かないようなお話。
すーっとすれ違っちゃうことあるよなぁという感覚とか、
そういう生活の中でなぜかふと落ちてくる奇跡みたいな
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ラストサマー(1997年製作の映画)

3.4

青春時代をともに過ごした仲良し4人組が、ある事件をきっかけに疎遠になり、1年後にその事件がきっかけでまた集まることになるというお話。
かぎ爪の敵が、人間のはずなのに強すぎるという恐怖。

夢や栄光や暖
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ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

3.7

ワンピースのお祭り映画

ワンピース単行本追いかけ組ですが、映画は久しぶりにみました。
こんなに原作で出てきたキャラが勢揃いなのは初めて見たのでとても楽しめました!

主犯の動機が良いです。
そういう
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.7

超怒級の血みどろエナジー
どのシーンでもエナジーが爆発する爆竹映画を観ている気分でした。
主演の二人を筆頭に、演技がまず爆竹。
圧倒的な悪、圧倒的なチカラを前に奮闘していく宮本の姿はオーソドックスなス
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.7

シャイニングは世代を超えていく

オープニングからキューブリックのシャイニングを想起させる演出が要所要所に置かれてテンションがあがる。(音楽も♫!)

お話は、
幼い頃にホテルでの恐怖体験をくぐりぬけ
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エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

3.5

エイプリルフールの嘘が加速する!

リーガルハイの古沢さんが脚本の、嘘だらけのコメディ。

群像劇というか、いろいろなチームがちょっとだけ他の人たちに影響を与えながらそれぞれが抱えた問題と向き合うとい
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野獣死すべし(1980年製作の映画)

3.8

松田優作!加賀丈史!

心にある種のトラウマを抱えた主人公が、死のリスクがある犯罪行為に踏み出して社会へ挑戦を仕掛けている。
しかし、とある計画は一人だけでは実行不可能と判断し、相方を見つけることに…
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.7

噂通りのタイムループサスペンス!

ループされる1日の中に、いくつも仕掛けが散りばめられていて、それを探しながら見るのが面白い。

自分を殺した犯人を見つけるっていうのが、究極の復讐って感じで好きです
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.2

肩透かしな激闘忍者大戦

DCコミックスのバットマンが活躍する世界で、投獄されている悪党たちを集めて戦力とする計画が立ち上がる。突如勃発したテロ事件をきっかけに彼らは危険なミッションへと向かうことに…
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一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.6

要素てんこ盛りの豪華仕様!

オカルト、科学、青春に笑いに謎解きから家族愛まで詰め込める限りを詰め込んで、豪華な布陣で固められたエンターテインメント。

主人公の七瀬は就職するかどうかの岐路に立たされ
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

2.7

ラストの一曲安心して楽しめる。

音楽を聴くと踊ってしまうミュージカル体質、という特異設定が曖昧。それに対する細かい描写がないまま演出のために使われて展開していくので、ノリで楽しめないと中盤過ぎるまで
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.8

かなり好みだったけど、やはりひたすらに恐ろしい。
いわゆるホラー描写とか吃驚するような恐怖体験が欲しい人には物足りないかもしれないけれど、あとを引きずるような怖さが際立ってる。

主人公である私は、作
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.6

燦々とした太陽と色鮮やかな花々。
北欧スウェーデンの牧歌的な風景の中で惨劇が起こる。

劇中の色づかいや景色から目が離せず、前作のヘレディタリーとは正反対に、画面にずっと食いついてた笑
衣装とかアイテ
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DUMB TYPE 高谷史郎 自然とテクノロジーのはざま(2018年製作の映画)

3.5

ダムタイプの作品に興味が湧きました!
アーティストと科学者の大きな違いだったり、星座の話が印象に残りました。

山の焚火(1985年製作の映画)

3.7

大自然……
坊やが走ってくる背後にある山の存在感。山で生きていくエネルギーが溢れている。
観れて良かった。

さよならテレビ(2019年製作の映画)

3.8

記者の人が印象的。撮影当初から焦点を当てていたのかどうかも気になった。
テレビ業界の今を何人かの人物の視点から眺めるような構図。そのそれぞれにゆっくりと、もしくは突然に事件がふりかかる。
劇的にするた
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

これでワンカットというのは本気で震える…
ストーリーは大変シンプルで、実話をもとにしてるのかな?たぶん。
シームレスに危険な時間と安全な時間を移行するので、世界の広がりを常に意識しながら観ていくことに
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スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

3.3

分かりやすかった!
スマホを落としただけなのに…というタイトル通りに急展開していた前作に比べて、今作は仕掛けが入り組んで展開はきもちゆったり進んでいく。
浦野と加賀屋のやり取りに重点が置かれていて、ス
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.6

ライブが良かった。
クイーン全然知らなかったので面白かった!

闇動画14(2016年製作の映画)

3.6

シリーズの初見がこの巻なので、どこまでの恐怖映像が出てくるのか予測がつかず、その限界の分からない感じも重なって激こわだった…
私的に撮影されている映像(ドキュメンタリー調)の作品は、「意図していないと
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