竜どんさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

竜どん

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フリーソロ(2018年製作の映画)

3.1

いやー世の中自分には思いもよらないスポーツ(と言っていいのかすら)があるのだなぁと。
「失敗→死」に直結する究極の自己責任を課せられる世界に終始ゾクゾクさせられっ放し。
吸い込まれそうなエル・キャピタ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.9

タランティーノは『パルプフィクション』レオ様は『タイタニック』ブラピは『セブン』以来実は劇場で観ていなかった(ビデオやTV放映は別)のだが、三者三様で良いエンターテイナーに成長しましたな。
ウーンいや
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アス(2019年製作の映画)

2.7

もう一人の自分との遭遇という人間の根源的な恐怖が、狂気すら感じさせるキャラクターの作り込みで上手く練り上げられている。徐々に高まっていく緊迫感、主人公家族の感情の昂ぶり、挿し込まれるフラッシュバックと>>続きを読む

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

2.6

オカルトマニア・ポッチャリ・トンボメガネ・ちょいワルの取り合わせ、シンセサイザー音楽が昭和っぽい。
が、全体的に中途半端かな。お仲間二人途中でどこ行った?殺人鬼の正体もエーッ?ひねり無さ過ぎ(-_-;
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.3

導入は『マリ○て』か?『マ○みて』なのか?というノリなのだが、前半と後半で見事に二回泣かされてしまいました。脇役に徹してはいるもののヴァイオレットさんはいつも通り優しく真摯に穏やかに、立ち止まっている>>続きを読む

SHADOW/影武者(2018年製作の映画)

3.0

『HERO』『LOVERS』の極彩色美とは対照的な原題「影」のイメージに沿った基本黒と白(と血の赤)の画面の色使いが美しい。
陰陽を表す太極図が多用されているが、愛憎・忠奸・虚実・美醜・強弱、様々な相
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.9

あ・コレいい映画だ(^^)。
前情報だけだと陰惨な鬱展開の映画だとばかり思ってたのですが、プラスの意味で裏切られたカンジ。
本来なら重くなりそうな設定の筈が、闇稼業明けにも関わらず晴れ晴れとした和彦の
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.0

ロレンソ・フェロ可愛いと色気が同居してるなぁ。タイトルバック直後の正面ショットの眼差しにゾクリ。
作品自体は全体的にダラダラしてるけれども、我々には伺いしれないカルリートスのあくまで自然体な犯罪者精神
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

2.6

『マーターズ』程はムカムカしなかったけど、やっぱりパスカル・ロジェは胸糞悪い作品を作るなぁ(褒め言葉)。
捻りを加えたストーリー構成は他のホラーには無いモノだけど、ホラー映画としてはビックリ脅かし系の
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東京喰種 トーキョーグール【S】(2019年製作の映画)

2.7

キャスティングに不満は無いしアクションもVFXも頑張っている。だけどこのエピソードのみで劇場版を作るのはやっぱり無理があったかな。前作の内容が濃かっただけに残念。原作に沿ってちゃんと作ってるから仕方が>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.1

17年前下北沢で『ほしのこえ』:新海誠の作品を初めて観た時、「コレ1人で作ったんかスゲェ!」けど「随分独りよがりな話描くなぁ」という感想しか無かった。
本作『天気の子』はウケる要素を詰め込んだと監督自
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.0


殺戮シーンは無駄に悪趣味でなかなかにグロくて良い。ただチャッキーの怖さが旧シリーズのものとは質が違う気がする。オカルト要素を排して今作のチャッキーは誕生の有り様が現代的でハッキリしており、パーソナリ
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ポラロイド(2018年製作の映画)

2.8

オーソドックスなB級ホラー。のっけから怖がらせシーンの連続でダラダラ無駄な部分が無くサクサク観れる。
デジタル全盛の現代でポラロイドカメラをギミックに選んだのは目の付け所が良いが、設定自体は既視感が半
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.0

まぁまぁ面白かった。1作目よりもコメディ成分・アクション成分を減らして、キャラクターの前世の掘り下げに焦点を合わせた作り。あんまり裁判や怨霊といった要素関係無くなってマス。
意外や意外の登場人物同士の
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マスターズ・オブ・ホラー(2018年製作の映画)

2.6

『クリープショー』『フロム・ザ・ダークサイド』『テイルズ・フロム・ザ・クリプト』往年の名作シリーズと同様、面白いんだけどやっぱりスケールがTVサイズなんだよな。尺が短いからキャラクター・物語・構成いず>>続きを読む

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

2.1

蜷川実花の作り出す妖艶かつ退廃的な極彩色美は見事。
ただその一点のみを観に行くためだけの作品かな。
先が読みまくれる凡庸な展開。題名のDINERや料理が物語にもう少し絡んでくれれば良かったんだけど、肝
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.6

映画としては面白かったんだけど、ホラー映画として観ると前作の折角の設定が生かされなくなってて残念。
1で謎だった部分の原理解明・脱出が話の中心になったせいか「死のループの恐怖」という主要テーマがボヤけ
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ラバーボーイ(2014年製作の映画)

2.5

通信回線を通って被害者のもとに現れるという様な超常的な話かと思ってたのだが、案外イケメン君は普通(?)の殺人鬼だったのね。ポスターのマスクも全く違うしw
非常に没個性的なスラッシャームービーではあるが
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

ホラーというよりはサスペンス、全く怖くもないですがB級枠に納めておくには勿体無い程、よく出来ていてオモロかった。
死のループというともすれば重々しくなりそうなテーマも、スピード感溢れる演出とポップで馬
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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

3.0

泣ける。
各キャラクターの立ち位置バランスも良く、混みいった伏線を破綻無くまとめあげている。
有象無象のラノベ原作作品と比べて、一歩抜きん出てる。
これで作画が劇場版かくあるべきレベルだったら神作品だ
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.5

ウン面白い。最近の邦画ではピカイチ☆。
全体的にコメディ調ではあるものの、岡田准一の身体能力が高い次元で活かされてて高揚感がある。乱戦でも彼が大多数の相手をどの様に整然と捌いてるか分かるもんな。
どぎ
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プロメア(2019年製作の映画)

3.4

ひっじょーにTRIGGERらしい作品であるな。『グレンラガン』や『キルラキル』無駄に熱い作品が好みなら手放しでオススメできる。
最近の映画でアニメ表現の極北は『スパイダーバース』かと思っていたが、日本
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パージ:エクスペリメント(2018年製作の映画)

2.9

パージシリーズの「ゼロ」に当たる本作ですが、シリーズ未見でもまぁ楽しめる出来。もうちょい過激でも良かったかな。描写はおとなしめ。
ディミトリの無双ぶりが無駄にカッコいい。お前はランボーかコマンドーか笑

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

2.3

新作を観るためしばらくぶりに再鑑賞。
うーんやっぱりいまひとつ。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.0

前作から考えるにあまり期待はしてなかったのだが、ちゃんと怪獣映画していて◎。
ギドラもモスラもラドンもその怪獣っぷりを遺憾なく発揮。そして流石はゴジラ、怪獣王(キング)の風格。災害級のパワフルさをもっ
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ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.1

今まで陽の作品が多いだけにコミカル要素ゼロの死んだ目ジャッキーは怖い。
北アイルランド問題は日本人に馴染みが無いだけにストーリーはやや分かり辛いので多少の歴史的背景は予習していった方がいいかな。
さえ
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.6

韓国映画は殆ど観ないのだが面白かった。
「ゴッドアーミー」の様な高次元の存在と戦う様な話かと思ってたら、神様との絡みは大概コミカル調に話が進んでいくなぁと。判官二人組は実は結構いい人なんだろうw

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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.8

ナチス・人体実験・ゾンビとB級要素満載なのだが、予想を裏切って殊の外良質なホラー作品です(まぁB級であることに違いは無いのだが…)。
冒頭の空戦シーンは疾走感溢れる秀逸な出来栄え(腹に響く音響もgoo
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ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

3.0

ストーリー的には非常にオーソドックスですが、ツボを押さえた丁寧な作りの良作ホラー。
いわゆるおどかし系なので、結構何回もビクッとさせられちゃいましたね。
あえて注文を付けるなら、最初の犠牲者の母親の怨
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キュクロプス(2018年製作の映画)

2.6

何か思ってたのと違った。
救いようの無い重々しい復讐譚を期待していたので、少々肩透かし。
ラストもライト過ぎかな?

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.3

日本の手描きアニメとはまた違ったアニメ表現の新天地が怒濤の如く押し寄せます。
正直アメリカのCGアニメあんまり好きじゃなかったんだけど、アメコミ好きじゃなくても入り込めるし、最近のアニメ映画の中では抜
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.0

舞台移動無し・主人公の電話会話のみで話が進行していくワンシチュエーション映画のお手本の様な作品。BGMも全く無いので、観客全員が耳をそばだてていて妙な緊迫感がフロアーに漂っていた。その手法や見事。
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キングダム(2019年製作の映画)

4.0

完成度高い。
漫画原作映画化は大概残念な結果となる例が多いけど、本作は原作ファンも納得の出来栄えではないかと。
キャスティングがハマってましたね。特に大沢たかお演じるところの王騎将軍の存在感たるや。大
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

1.9

BGM・カメラワーク・構成・オチまであらゆる面がねっとりどんよりしていて、観ていて気分が重くなる。
ホラーではないしサスペンス…なのか?何映画なんだろコレ?
蘭映画はよく知らないのだが、仏映画は登場人
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.8

この手のスプラッター(スラッシャー)映画自体観るのが久しぶりだったが、第1作からもう40年も経つのかぁ。旧作からのオマージュっぽいシーンがそこかしこに有り思わずニヤリ。
ブギーマン/マイケル・マイヤー
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.0

移動都市のおもちゃ箱をひっくり返した様な造形美が観ていて楽しい。
シュライクの回想シーンが泣ける(TT)

TOHOシネマズプレミアムシアターにて鑑賞。