えぬっこさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

えぬっこ

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怒り(2016年製作の映画)

3.8

「良かった」や「素晴らしい」の一言で片付ける事は出来ない作品。
観終わった後の憂鬱だったり、心のどこかで沸沸と嫌な気持ちがするということは、自分は生きているんだな、と感じる。

未解決の夫婦殺害事件の
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

2.6

予告の映像技術に惹かれ、鑑賞。

いやー、近未来感が出てて、すごく良かった。
SFの中でも最新の映像技術を使っていて、すごく好みでした。
自分が見られない日本の未来を少し覗けたみたいな感覚でした。
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

3.0

自分の中では「マッド・マックス」と並ぶカルト・ムービー。

ココ最近のリドリー・スコットにはない、独特の薄暗さと重さに加えた近未来。
リドリー・スコットの初期作品の代表作品と称されるのも分かる。
雰囲
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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.0

久々のウォン・カーウァイ作品。
DVDで観ると、VHSのままなので画角とか酷いもんですが…もうそれすら味になっている。
映像の色味や表現技法を観ていると、「あぁ、ウォン・カーウァイだな」と納得してしま
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64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

2.7

原作未読。ドラマ鑑賞済。

豪華キャストで贈る~と銘打たなくても、きっとこの作品は重厚感と濃厚さ、警察の闇をしっかり表現出来る作品だろう。
最近流行りの前後編が好きではない自分としては、この作品をそれ
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

2.0

原作独特の驚愕、その時の衝撃的だった印象があまりにも欠けていた。
たとえ、原作を未読だったとしても、開始早々で結末がわかってしまうだろう。
やはり、この作品は映像化するべきではなく、文字だからこそ生ま
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G.I.ジョー バック2リベンジ(2013年製作の映画)

2.6

定期摂取したくなるような、厨二感。
登場人物の名前がイチイチ厨二臭くて、笑ってしまう。
この手の作品では良くある、日本の和の過剰表現。
もうそういうのを大目に見たとしても、イ・ビョンホンに失礼になるく
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.0

当初、観てるつもりだった方の「シェフ」です。

こちらも兎に角料理が美味しそう。
「シェフ三ツ星レストラン~」よりも本編尺が長い分、ドラマ部分が濃くなっている。
どの作品でもそうだが、料理は人を幸せに
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シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

3.0

深夜に放送されていたものを鑑賞。
「あれ?ジャン・レノ?ハッピーは??」なんて思っていたら、、
「シェフ三ツ星フードトラック~」と間違えてました。
間違えて観てました。

一言で言えば、間違いありがと
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

2.7

久々の正統派サメ映画!
90分弱の中に、サメに食われるかもしれない恐怖とサバイバルで、ハラハラドキドキしっぱなしでした。

とりあえず、海についての下調べが甘すぎるし、女ひとりでのサーフィンはどう考え
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

2.5

ボーンシリーズの中では一番好きだった。
もしかしたら、長くかかった真相に辿り着けて、スッキリした思いからの評価かもしれないが…

今回は頭脳戦よりも陰謀やボーンの過去についての内容が多かったので、より
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教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

2.4

ウディ・アレンの作品はどうも苦手なのに、何故か手に取ってしまう。
何作か観た中でも、この作品は一番好きだった。
ホアキン・フェニックスにアブない役をやらせたら、右に出る俳優は殆ど居ないのでは?
エマ・
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

2.3

「エターナル・サンシャイン」に近い印象を受けた。
自分の書いた小説のヒロインが目の前に現れ、理想の彼女と付き合うストーリー。
やはり現実離れしているせいもあってか、共感出来る場面が少なかった。
男性に
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.0

まず、本編が180分あるというのを覚悟して鑑賞してもらいたい。
30分もすれば、岩井俊二監督の流石の映像技法や、美しい風景と音楽に惹き込まれる。

黒木華の役どころに「流されやすいな…はっきり自分の意
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GONIN サーガ(2015年製作の映画)

2.4

前作「GONIN」の正統な続編作品。
前作から19年近く経った所から物語が始まり、前作の子供たち世代の話になるのですが…
印象深かった音楽や、撮影方法、音質などに、とことんこだわり抜いている。
しかし
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GONIN(1995年製作の映画)

3.2

古き良き任侠映画をここまで残し、且つスタイリッシュに仕上げた作品。
ハリウッドのギャングものとは違い、華やかさは欠けるかもしれない。
しかし、邦画特有の薄暗さと不気味さを表現している。

佐藤浩市と本
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スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

3.0

スティーブ・ジョブズの功績の裏に隠された、人間模様。
天才、という者はやはりどこか欠落してる。
彼に関しては、人を理解することと、受け入れる心。
様々な人と衝突を繰り返しながら、憂いと孤独、そして丸く
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

2.8

テレビ放映のタイミングで鑑賞。
ディズニーの詰め込みって、すごいね。
全部の要素が入ってるのに、何故かイヤらしくない。
ディズニーマジック。

ファンタジー、冒険、ラブストーリー、家族愛、全てが詰め込
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

2.2

駄目でした。
ストーリーの斬新さや、パニックホラーとしては引き付ける点が多いと思いますが、とにかく盲目のじいさんが受け付けませんでした。
気持ちが悪い。
観終わったあとの吐き気が止まらない。
無駄にリ
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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(2015年製作の映画)

2.2

結末がな…
今までの壮大なストーリーや、数々の亡くなった仲間達を思うと、あっさりというか、なんというか…
カットニスはイマイチ報われないし、ピータはそばに居るものの、何のために闘ってたんだろう、という
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

2.9

ほん怖っぽい、薄気味悪いジメジメした作品。
リングや呪怨のように驚かせてこない、じわじわホラー。
最近の邦画ホラーはコメディに走りたがるから、この作品のようなジメジメ系が新鮮。
怖い話を聞いている感覚
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

2.4

立て続けに話題作に出演しているジョエル・エドガートンの監督作。

ゴードの贈り物攻撃は不気味で、奥様も精神的に参るだろうけど、これはサイモンの自業自得。
復讐されて当然の案件。
サイモンに対して、胸糞
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二重生活(2016年製作の映画)

3.0

これは、女性向きな映画なのかな?と思った。
菅田将暉が優しい彼氏で、尾行対象の長谷川博己は大人の色気ムンムンで、備考を促す教授、リリー・フランキーは儚げ。

雰囲気だけな映画かと思いきや、内容は思って
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少女椿(2016年製作の映画)

1.9

昭和レトロな雰囲気。
「なんか違う」感がすごい。
こういう雰囲気が好きな方もいるでしょうが、自分にはハマらなかったな。
風間くんの演技は相変わらず良かったです。

十字架(2015年製作の映画)

2.5

自殺した少年の遺した遺書に名前を書かれた人たちと、少年の家族のその後の苦悩を描いた作品。

いやー、小出恵介の中学生は無理があるわー!
中学生をキャスティングする予算がなかったの?それとも、そこに意味
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ミュージアム(2016年製作の映画)

2.7

原作既読。
原作の薄暗さ、ジメジメ感、不気味さが欠けていた気がする。
視覚的に暗くする、雨を降らせる、カエル男のインパクトを強くさせる、それだけではいけない。
やはり、映画の持つ「雰囲気」も大事だと思
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ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄(2015年製作の映画)

2.0

邦題も然る事乍ら、内容もなかなかひどいもの。
ありきたりな物語なのは仕方ないにしても、ひと展開に欠ける内容だった。

スーパーナチュラルが1時間弱で見応えのあるものを作ってるのに対し、同じような内容で
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JOY(2015年製作の映画)

2.4

ジェニファー・ローレンス、ブラッドリー・クーパー、そして監督がデヴィッド・O・ラッセルということで、楽しみにしてたのですが、いつ間にやら劇場未公開のストレート作品になっていました。

ジョイは逞しくて
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

2.7

ながら見だったので、吹替で鑑賞したのですが、八代亜紀にポカーンでした。
その瞬間は、ながら見ではなくなりました。

前作では可愛げのある「忘れん坊」のドリーという印象でしたが、今作では「重度の健忘症」
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13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

2.6

本編時間は結構な長さですが、集中して観ることが出来ました。
紛争地帯での理想と現実、国同士の問題、そして一兵士の人間模様。

先鋭部隊のメンバーが最強すぎます。
非常に格好良いですが、実話なので現実の
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