yuseさんの映画レビュー・感想・評価

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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.8

アニメテレビシリーズを観終えたので鑑賞。
凄く難しかった。これは解説読まないと内容を理解出来ない。
1990年代に公開された作品なので、攻殻機動隊と並んで物凄く世間に対して与えたインパクトは大きかった
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.6

漫画は8巻まで読了、アニメは26話全て視聴済みで満を辞して映画館で鑑賞。

社会現象を起こすまでの鬼滅ブームと、高評価の嵐の中で大変言い難いことだが、個人的にはイマイチだった。


↓ここからネタバレ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

映画鑑賞を趣味に出来たきっかけを作ってくれたクリストファー・ノーラン監督最新作ということで映画館で鑑賞。

難解であるということは分かっていたので、人生初めての同じ日に同じ作品を2回も映画館で鑑賞する
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.0

TVアニメシリーズ、外伝と鑑賞したので、満を辞して劇場版を映画館で鑑賞。
TVアニメシリーズの10話に似たエピソードが組み込まれているので、個人的にはこれは少々ずるいなあと思ってしまったが、凄く心が洗
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

4.1

以前友人にアニメシリーズ版をオススメされ、とても感動したので外伝もNetflixに入荷されたので鑑賞。
これはヴァイオレットの話というよりは、イザベラとテイラーの姉妹の絆を超えたストーリーで、心洗われ
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(2020年製作の映画)

4.2

瀬々敬久監督最新作ということで、久しぶりに映画館で鑑賞。
とても王道なストーリーで、朝ドラを映画に収めたような男女の半生を描いたハートフルなラブストーリーでとても感動した。
本当に人生は山あり谷ありで
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.7

アニメ「まどマギ」「化物語」を観て個人的に好みだったので、文学作品的な恋愛ファンタジーアニメーション映画ということで鑑賞。
結論、個人的にはそこまでハマれなかった。
世界観がかなり独特で、教養がもっと
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左様なら(2018年製作の映画)

3.8

石橋夕帆演出の舞台作品を観劇する予定があるため、予習として彼女がメガホンを取った映画代表作を鑑賞。
ストーリーは、海辺の小さな高校のクラスを舞台とし、クラスメイトの綾が亡くなったことをきっかけに友人だ
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海獣の子供(2018年製作の映画)

4.1

米津玄師の「海の幽霊」をずっと聞いていて無性に観たくなったので鑑賞。
思った以上に感動した作品。
女子中学生の琉花が、ジュゴンによって育てられた兄弟の空と海の出会いを通して、海洋生物の神秘性や命の誕生
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劇場(2020年製作の映画)

4.0

演劇を題材に扱った作品だったので鑑賞。又吉氏の作品に触れるのは今回が初めて。

終始主人公の永田を見ていて痛々しく感じた。弱くて自分がとても大好きで、だからよその劇団が称賛されているのを目の当たりにす
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

4.0

以前知人から勧められたというのと、三浦春馬さん追悼の意を込めて鑑賞。

札幌市が舞台であり、手足の動かない身体障害者・鹿野靖明とそのボランティア(ボラ)を描いたヒューマンドラマ。
とにかく鹿野靖明演じ
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.9

未鑑賞の是枝監督作品をさらっていくシリーズ第二弾。
前回「歩いても歩いても」を鑑賞したので、是枝監督作品の中でもテイストの近い今作を鑑賞。

離婚してから妻や息子といった家族の大切さに気づいて、養育費
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.0

未鑑賞の是枝監督作品をさらっていくシリーズ第一弾。
ある夏の日、実家に親戚一家が帰省する日常を描いた作品。
登場人物の心情を一人一人丁寧に描いていてさすが是枝監督作品といった感じ。今作品でも、ちょっと
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.0

東日本大震災時の福島第一原発事故を、東京電力職員の視点から描いたノンフィクション映画。「fukushima50」とは、福島第一原発で事故対応に当たっていた従業員が当初50人ほどと海外メディアが報じて名>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

4.1

日本アカデミー作品賞を受賞した作品で、SNS等でもかなり話題になっていた作品だったので鑑賞。
日本のメディアのあり方を痛烈に批判している映画、確かに今まで邦画でマスメディアのあり方をここまで一貫して批
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

4.0

新型コロナウイルスが流行するずっと前から気になってチェックしていた映画。今のご時勢だからこそ見ておきたいと思い鑑賞。
正直9年前に製作された映画なのに、予想以上に現在の世界情勢をよく反映していることに
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

3.9

今年のアカデミー作品賞受賞の「パラサイト 半地下の家族」とパルムドールを争った映画。あまり巷で話題になっておらず日本での上映館は少ないが、非常に優れた社会派映画である。

まさかフランスの郊外がここま
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

前情報なしに通常版を鑑賞し、ネットで情報収集をした上でディレクターズカット版(DCV)を鑑賞。
白夜のスウェーデンにあるホルガ村を舞台にしているので、とても白く明るく、だがホラーというよりかは胸糞悪い
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

アカデミー撮影、視覚効果、録音賞を受賞しているこの映画は、絶対映画館でしかもIMAXで観たいと思って鑑賞した。

ワンカット映画として名高い今作品は、実はワンカットではなくそう見せているだけではあるが
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his(2020年製作の映画)

4.1

個人的に大好きな今泉力哉監督作品だったので、映画館で鑑賞。

洋画では沢山観たことはあるけど、邦画でLGBTをメインに扱った映画は初めてだったかも。
日本社会では未だ認められていない節があるゲイカップ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

普段韓国映画は観ないのですが、パルムドールを受賞している上にかなり話題になっている作品なので映画館で鑑賞。

富裕層の家族と貧困層の家族のお話。
ストーリーは完全にネタバレ厳禁の作品なので物語に触れず
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.2

近年話題になっているNetflix製作映画、中でも今作の評価はtwitter等でも絶大だったので鑑賞。

個人的にはとても辛いシーンが多くて特に前半は涙した映画、裁判によってますます夫婦の仲は引き裂か
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.0

あの鬼才スタンリー・キューブリック監督の映画「シャイニング」の続編という位置付けでは、厳しい言い方になってしまうが、正直なところこの映画を好評価することはできない。
ダニーの持つ超能力「シャイニング」
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.1

映画「ドクター・スリープ」を鑑賞する予習として、5年ぶり2回目の鑑賞。
久しぶりにキューブリック監督作品を観たが、色々な映画を観てきて改めて思ったことは、映像の撮り方、音楽の使い方がとても独特で上手い
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ヒミズ(2011年製作の映画)

4.0

「冷たい熱帯魚」に続き、園子温監督作品2作目の鑑賞。

これは「JOKER」東日本大震災バージョンだと思った。震災によって希望を絶たれた人々が沢山出てくる。
誰かに希望を見出す者、自分という存在が何な
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.1

何だかんだで園子温監督映画は初めての鑑賞。
前評判でエログロで暴力シーンの多い映画と聞いていたが、確かにグロいシーンは物凄く刺激が強く、こういった映画は久しぶりに観たのでメンタルにグッときた。
何と言
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.2

かなり評判の高い映画だったので鑑賞。
今まで観てきた映画の中で一番泣いた気がする。兎に角序盤から終盤まで泣かせにくるシーンの連続だった。言ってしまえば予告動画でもうるっと来たくらい。
そしてキャスト陣
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.8

映画「凶悪」が非常に面白かったので、白石和彌監督作品ということで映画館で鑑賞。
結論からいってしまうと終わり方はあまり評価出来なかったが、家族一人一人がそれぞれ心の中に秘めている思いがぐちゃぐちゃにぶ
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

4.1

精神科病院の毎日ってこんな感じなのか、と衝撃を受けた映画だった。
精神科病院の本当の様子なんて、自分がそういった症状があったり、医師や看護師でない限りお目にかかることはない。テレビで生活の一部始終を報
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楽園(2019年製作の映画)

4.0

「悪人」「怒り」を鑑賞しているので、吉田修一原作繋がりで映画館で鑑賞。原作は未読。
吉田修一の作品はあまり読んだことがないが、「悪人」や「怒り」を鑑賞した傾向として、登場人物一人一人にしっかりとしたバ
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悪人(2010年製作の映画)

4.1

吉田修一原作映画の「楽園」を観に行く前に鑑賞。李相日監督×吉田修一原作映画は「怒り」に続き2作目。
以前から気になっていた映画だったのでこのタイミングで観れて良かった。登場人物一人一人に対して非常に丁
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.2

映画「JOKER」を鑑賞した後で、7年ぶりに「ダークナイト」を再鑑賞。大学生だった初鑑賞時もこの映画に衝撃を受けたが、今見返してもこの映画のテーマといいストーリー性といい作品の奥の深さに感動した。スト>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

この作品のオマージュとして挙げられている「タクシードライバー」「キングオブコメディ」に加えて、クリストファー・ノーラン監督のバットマンシリーズを観た上で鑑賞出来て良かった。そのくらい、この作品には思っ>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.3

クエンティン・タランティーノ監督作品鑑賞は6作品目。
やはり自分はタランティーノ監督映画は苦手なんだと再認識した。どうもこの監督の作品の良さを見出せない自分がここにいる。一緒に観に行った友達はとても面
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