さー

ハリー・ポッターと賢者の石のさーのレビュー・感想・評価

4.0
20年ぶりに原作を読み直したら、一刻も早く魔法界に飛び込みたくなった。外が寒くなかったら、このままUSJまで走って行く勢いだったけど、そこは大人なので(?)ネトフリで映画見ましたよ。

改めて原作を読むと、第1巻からトップギアで話突き進めてるな…!という印象だったので、本の中にギチギチに詰め込まれた情報をどこまで映画に取り込むか、製作陣はさぞかし頭を悩ませただろうなと思いながら見た。
子どもが見ることを想定している作品にしては長尺なんだけど、これでも原作の内容はかなーり取捨選択されている。ハリポタは原作ファン(ないし原書ファン)がかなり強火な事でも有名だけど、映画に対して色々言いたくなる気持ちも分からんではない。

だがしかし!大人になった今だから分かる。今作がどれだけ力を入れて映画化されているか…!
まず俳優陣がすごい。大人キャラのキャスティング豪華すぎる。エキストラもめちゃ投入されてるし、あんなに大量の子どもがいる撮影現場はなかなかのカオスぶりだったろうな…

そしてまだCGが発展途上だからこそ分かる、舞台セットの豪華さよ!大道具も小道具も作り込みが半端じゃないのよ。金かかってるわ〜〜〜

説明セリフを極力カットし、「映像と音楽の力ですべてを理解させてやるぜ」と言わんばかりのド迫力。多少ストーリーが飛び飛びになっても構わないからクィディッチのシーンに1秒でも長く割きたいんや!という製作者の声が聞こえてきそうでした。(ほんとか?)
さー

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