さーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

さらば! 2021年(2021年製作の映画)

3.8

「さらば!2020年」を見て、(これ毎年やってくれんかな〜)と思っていたのはわたしだけではなかったようで嬉しみ。おなじみの偏差値3のキャラ達もパワーアップしててほんと愛おしいわ。

東京オリンピックの
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ポスターに並んだ「俺の考えた最強のキャスト」を前にして、ギャラだけで国家予算超えるのでは…という不安と謎の満足感を覚えつつ、意気揚々と劇場に向かったものの、観賞後は「もう何やったってダメだ。人類はこう>>続きを読む

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

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Dear さー

君は今日、楽しみにしていた「ディア・エヴァン・ハンセン」を見て、すごく良い日になるはずだったね。でも、そうはならなかった。理由はこうだ。

①まず、君は休日の梅田をナメすぎて、座席を
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

おいおい泣いた…その人の能力や才能ではなくその人自身を愛したい。力持ちのルイーザが頼りになるのは、並外れたパワーがあるからではなくて、その力で皆を助けようという責任感があるから。花咲かイザベラが美しい>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ひいぃ…早く遮光カーテンを買ってくださいチャンピオンだあ…
煌めくネオンと美女たちに惑わされていると、とんでもない怖さを追体験できる怪作じゃった…本当にわたしたちを脅かす恐怖はお化けでも呪いでもなくて
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.0

残りの人生同じ映画しか見ちゃダメって言われたらこれ選ぶわ〜まじ一生見続けられる。観賞後お腹空きすぎて、「なんば ぶり大根」という世にも稀な検索履歴が爆誕しました。

親しくなればなるほど、照れや慣れの
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.9

気になってる人は走って見に行って〜〜
我ながら(?)すごいものを見たわw
こういう映画と出会いたくて、映画を見続けているのかもしれない…(過言)

ホラーに分類できるかどうかも微妙なくらいの怖さレベル
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殺人ゲームへの招待(1985年製作の映画)

3.7

結末が明らかになってからが本番!何度も遊んで楽しめるボードゲームの映画化ならではの展開に終始ニヤニヤしながら見てた。

古い洋館に集められた秘密を抱える招待客、怪しげな使用人、そこに殺人事件発生ーー!
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

うううむ、面白いな〜〜〜
サスペンス?ホラー?もしかしてSF?!とジャンルすら分からないまま話が進むから、序盤は「これオチが宇宙人とかだったらヤだな〜」と思ってたんだけど、まあ〜全然違ってびっくりだっ
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ハロウィン(2018年製作の映画)

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オリジナルへのオマージュ効きすぎて楽しくなっちゃった…怖そうで怖くない、でもやっぱり怖いハロウィンシリーズ大好きだ…(ラー油か?)

40年の時を経て、ローリーが色々とトラウマになって人生ぶっ壊れ寸前
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ハロウィン(1978年製作の映画)

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普通に歩いてるだけなのに、全力で逃げる女にあっさり追いつくマイマイの謎の脚力!
序盤物足りんなあと感じつつも、いつの間にか背景にマイマイの姿を探してしまうようになる「こ、これって恋?!」状態に突入!
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エストラパード街(1952年製作の映画)

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主人公可愛いに始まって、主人公可愛いに終わる映画。ストーリーについては、結局何がしたいねん!!!の一言に尽きた…

画的には、オシャフレンチここに極まれりって感じで大層眼福。主人公まじ可愛いし、ファッ
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イブの三つの顔(1957年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

冒頭で、「これは実際の医療記録に基づく実話です」的なアナウンスがあるだけに、突飛な展開のない淡々としたヒューマンドラマだった。

多重人格モノといえば最近だと「スプリット」が良かったけど、あのエンタメ
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1000日のアン(1969年製作の映画)

3.8

アン・ブーリンへの感情移入500%の145分!
ヘン8のご乱行についての説明は割愛され、とにかくアン・ブーリンの心情が丁寧に丁寧に描かれていて新鮮だった。「ヘン8を手玉に取り、国の宗教すら変えさせた魔
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.6

1怖すぎて寝不足になったのに、翌日には2を再生してしまっているこの状況がいちばんホラー(???)

怖さ的には1よりマシだった(目をつぶってたからだけ説もある)
ただ、来るぞ…来るぞ…という気持ちをず
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死霊館(2013年製作の映画)

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怖すぎて赤子のように泣いた…「インシディアス」も怖くて2以降見れてないくせに、軽い気持ちで挑戦するんじゃなかった。こんな怖い映画サブスクするなよ!レンタル店だったら、ホラーコーナーに立ち入った瞬間、我>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

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タイトルがスクリーンに現れた時、一片の前情報も入れずに座っていたわたしの目と喉はとうにカラカラに乾き切り、松坂桃李と同じ表情のまま、「家に帰りたい」と強く思った。

今年1月の「すばらしき世界」以来、
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

う〜〜〜わ〜〜〜も〜〜〜ぜんっっぶMのせいよ??これ全部Mのせい。このラストだけはないわ〜〜〜〜……

途中までははちゃめちゃに良かっただけに、終わり方つらすぎる、、これなら「スペクター」で終わってて
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.8

これめちゃくちゃちゃんとした映画や!!
ポスターと予告編から、ぼーっと見れる山火事パニックものを想像してたけど、ツッコミどころ見当たらない優等生作品だった…山火事×ギャング×アンジーってモリモリすぎる
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グッド・オン・ペーパー(2021年製作の映画)

3.8

アメリカで大人気のコメディアン、イライザ・シュレシンガーが監督・脚本・主演を務めた、「ウソに基づくほぼ真実の物語」。空港で偶然出会った男は、見た目は冴えないけれど高学歴・高収入で性格も◎。性的な魅力は>>続きを読む

モンスター: その瞳の奥に(2018年製作の映画)

3.7

強盗殺人事件裁判の被告人席に現れたのは、17歳の黒人の少年。それだけで、陪審員の中には有罪だと決めつける人がいる。
暴力と無縁の生活を送ってきた少年スティーヴが、拘置所という過酷な環境に置かれ、常に疑
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ダンスに夢乗せて: ホットチョコレート・ナッツクラッカー(2020年製作の映画)

3.8

アメリカで最も有名なダンサー・振付師のひとりであるデビー・アレン(わたし自身は「フェーム」しか知らなかった…)が設立したダンススクールの、運営資金調達のために始まった、現代版「くるみ割り人形」の舞台。>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.9

クルエラ誕生秘話というより、ヴィヴィアン・ウエストウッド爆誕物語かと思った。クルエラが生み出すセンセーショナルなファッションは、ファッションという枠に収まらない、70年代イギリスのパンクカルチャーを象>>続きを読む

黒い家(1999年製作の映画)

3.8

ジャケ写にびびってずっと見れてなかったんだけど、怖すぎて笑っちゃうタイプのぶっ飛びサイコサスペンスだった!もっと早く見ればよかた〜〜〜

中盤までは保険金詐欺にまつわる意外に淡々としたミステリーで、テ
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

マーベル作品への興味の無さを差し引いても、①トニー・レオン出てる②オークワフィナ出てる③アクション凄そう、予告だけでこんだけ要素詰め込まれたらそら見に行きますよ。

序盤からの「柔よく剛を制す」なアク
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ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(2021年製作の映画)

3.7

映像の構図、映し方にものすごいこだわりを感じた。全てのカットに意図があるように思えた。サスペンスとしてのハラハラ感や、ストーリー展開は今ひとつだったけど、エイミー・アダムズの迫力満点の演技を生かすカメ>>続きを読む

ビーボ(2021年製作の映画)

3.9

音楽が大好きなキンカジューのビーボが、大切な人の想いをのせて生まれて初めての大冒険に繰り出す!…てちょっと待って、キンカジューって何??
と思って検索したが最後、もうわたしはこのスーパー愛くるしい生き
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.0

世界で50億人くらいが思ってそうなことをあえて大声で言うけど、ピートドクターの作品めっちゃ好きやわ……

「かなしみ」という感情がもたらす優しさに、自分がこれまでどれほど救われてきたことか。
嬉しかっ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

どんでん返され率高めのわたしが、ウン十年ぶりに、鑑賞途中で真相に気づいた…という点では忘れられない記念碑的作品になりましたが、登場人物ほぼ1人のワンシチュエーション物で、その1人のことを好きになれない>>続きを読む

ロイヤルコーギー レックスの大冒険(2019年製作の映画)

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コーギー好きと英国王室好き以外に需要がないアニメ。飼っているコーギーをモフりながらモッフモフのコーギーがたくさん出てくるアニメを見て心がモフモフになりました。

行動範囲が大冒険っていう程でもないな…
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

一週間分のアドレナリン放出してスッキリしたわ〜〜最初からこういうの作ってよDC〜〜〜〜

序盤の「思ってた奴らが主人公じゃなくてびっくりたまげた」な展開は、昨年の某映画や十数年前の某アニメ衝撃の第一話
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ラストレター(2020年製作の映画)

4.0

「高校時代」は、呪いのように囚われることもあれば、生涯で最もかけがえのない時間として心の支えになることもある。観賞して何か学べる作品ではないけど、すごくすっきりと落ち着いた気持ちになれました。

とに
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ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ヘビーすぎるサクセスストーリー。そもそも、檻の中のニワトリが人間になることをサクセスと呼ぶのか。ラストに主人公が手に入れたものは、あまりにも当たり前の生活。従業員にきちんと給料を支払い、事故が発生した>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

3.8

燃やしていいのは魂だけ!
蛍光色でピッカピカのアニメーション、最高にかっこよかった!!

こういう熱いバディ物を見ると、昔は「いっけえええええ!」と拳を握りしめていたけど、今は「がんばってるねえ、仲良
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「ソウルフルワールド」が、あまりにも主語大きめ(人生とか生きる意味とか)だったので、脳がパンパンになってたけど、良い具合にクールダウンできる、こじんまりした良作でした。

イタリアの海辺の町は「紅の豚
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

5.0

言葉…出てこないよね…

幼い頃から「何のために生まれて、何をして生きるのか〜♪」という歌を聞いて育ってきたはずなのに、結局分からないまま終わりそうな人生。この映画を見ても、結局分からない。分からない
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