さかえるさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

さかえる

さかえる

映画(250)
ドラマ(0)
アニメ(0)

レナードの朝(1990年製作の映画)

3.6

脳神経患者と誠実で不器用な医者の織り成す切ない話だが、実話である。
息をしていることまでとまではいわずとも、今の人生がどれだけのものを与えられ、"有難い"ことかということを教えてくれる映画。

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.7

転身を考えている人の背中を押すかもしれない。終始ニタニタしながら観られてとっても元気になる作品。自分たちの業界の常識は隣の非常識。
疲れが溜まった時のカンフル剤になりそう。

ニュースの真相(2016年製作の映画)

3.3

尋問会議の最後、瞬きすら許されぬ痺れる熱演。白でも黒でもないグレーが好まれ、実際に着地するのは限りなく黒に近い灰色。しかしながら人々は前に進まねばならない。
"ないこと"の証明程難しいものはない。

ラビング 愛という名前のふたり(2016年製作の映画)

2.7

異人種間結婚の合憲性に挑んだ夫婦の実話。淡いタッチで描かれる旦那の苦悩が沁みる。淡すぎて10年間があっという間でビビる。

ロック 〜わんこの島〜(2011年製作の映画)

3.0

三宅島を訪れた記念に鑑賞。同島を訪れたからこそ思うのだが、陳腐な感動系ドラマに固執せず噴火前後の島にもっとフォーカスし、島の景色や動植物、人々の暮らしにスポットライトをしっかりと当て、行政の失策にも鉄>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.1

場所の影響もあってか、とってもツボにはまった作品。戦時中のどこにでもありそうな(と言ったら失礼だけど)日常と人々の心理を清濁併せてうまく表現している。
程よい天然ボケが見るものの心をほんのり温めてくれ
>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.1

名作の実写化に携わるスタッフのプレッシャーは凄まじいと思う。映像、ミュージカル、ファンの期待に違わぬいい作品になったのではないか、という非ファンによる分析。

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.7

当たり前とは何か、学びとは何か、ということをじっくりと語りかけてくれる作品。「感慨深い」「考えられさせられた」ではなく、自らの考察をきちんと伝えられる人間でありたいですね。と、同時に一歩進んで考えれば>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

3.7

音楽と絵がマッチしていて良い。バルス!3分待ってたらカップラーメンできちゃうよ。

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.8

前作の話との繋げ方が素敵。必ず1作目を鑑賞してからみるべき。

アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015年製作の映画)

3.2

自分の人生にとって一見リスクでしかないことを、ある意味向こう見ずに取り組んできた人達が積み重ねてきた歴史が、今の世の中を形作っていると感じた作品。
法は万能ではなく、実態に応じて変えていくべきものであ
>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

2.3

面白かった(好みだった)か、と聞かれると、全く。身体の芯を震わせたり、手に汗握りたければこの作品は見ない方がよいかもしれないが、体幹にじっとり汗をかくような感覚になった。「バードマン」を観終わった後の>>続きを読む

バトルシップ(2012年製作の映画)

3.2

往年の戦士たちの登場シーン、痺れますな。ありえない設定のもとありえない戦闘シーンが繰り広げられるのがこの映画の醍醐味。いざという時に頼られるかっこいいジジイになりたいもんですな。

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

3.1

あまり期待値は高くなかったがなかなかのアクションシーン。他のシリーズも是非みたい。

ピクセル(2015年製作の映画)

3.3

ドット絵ゲームへの愛がひしひしと伝わってきて引き込まれた。登場人物のコメディちっくやり取りもよい。パックマン万歳。

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.2

緊迫した場面となぜか合う明るい音楽は何なのか。ビーチで「太陽がいっぱいだ」と感慨深さいっぱいで呟いてみたい。名優に痺れること間違いなし。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

2.5

いやはや、下品。方向性はともかく、このくらいぶっ飛んでないと世の中に一石なんて投じられないのかもしれない。

クール・ランニング(1993年製作の映画)

3.5

スポーツの持ついろんな力がワンサカ詰まったスポ根ノンフィクション。何事も"飛び込んで"みることを臆さずにいたいものです。

インサイダー(1999年製作の映画)

4.9

盟友、名優。役員室での対決がとんでもない。テレビをみた娘が振り返った瞬間。涙が止まらず。
一部脚色が入っている、ということを注記するエンディングもまた、心に響いた。

神様の思し召し(2015年製作の映画)

3.4

医者と神父のハーモニー。大人になってから、こういう胸高まる出会いを増やしたいですね。仮に子供ができたとして、将来自分と同じ進路に進むと言ったときになんと答えるだろうか。神父になりたい、と言われたら少し>>続きを読む

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.2

田舎×コンピューターという組み合わせが、良い。

映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.4

耳が聞こえようが聞こえまいが、誰もが一度は経験するであろう胸の痛み、心の痛みをうまく表現した作品