さっさんの映画レビュー・感想・評価 - 70ページ目

マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.6

脚本の勝利。次々に態度を変え本心がどこにあるのかわからないロキがとても良い。笑いのセンスも高い。決戦の独特の軽いノリも◎。

八甲田山(1977年製作の映画)

4.2

物語は淡々と進み起伏が少ないのだが凄まじい迫真性のため目が離せない。兵士(俳優)たちの顔も姿も判然としない吹雪はまさに恐怖。青森第五連隊の雪中行軍隊が遭難する描写もすごい(断崖で多発する滑落者(彼らの>>続きを読む

アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

トニーが(完全に)スーツを装着していないシーンが多かったのはアイアンマンの物語の終焉を示唆していて良い。マンダリンは雰囲気があったのでただの傀儡(しかも正体がヤク中オヤジ)だったことに驚き。あと星条旗>>続きを読む

(1963年製作の映画)

4.2

鳥たちの暴走の原因(過去)も結末(未来)もはっきりわからないことと、鳥の映像の圧倒的パワー(子どもを狙い、小学校のジャングルジムに静かに続々と集結するカラスのシーンが好き)によって、現在・現実に釘付け>>続きを読む

吸血鬼ゴケミドロ(1968年製作の映画)

3.1

脚本は端的に言ってよろしくないが、ゴケミドロのイメージとラストの衝撃が強烈なインパクトを残す。

シャークネード エクストリーム・ミッション(2015年製作の映画)

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ポイント…
金のチェーンソー
星条旗対サメ(硫黄島風)
宇宙ザメ
母→サメ―(チェーンソー)→ベイビー

蒲田行進曲(1982年製作の映画)

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松竹映画なのに東映京都撮影所が舞台なのはおもしろい。いつも笑って理不尽に耐え前向きに生きていたばかまじめのヤスが、死を覚悟した後、激昂して自宅で暴れるシーンが良かった。全体的に人間がすごく騒がしいのは>>続きを読む

戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)

4.5

人間の群れ(反乱を始める水兵たち、オデッサの街の大群衆、ポチョムキン号に群がる無数のヨットなど)の捉え方がうまい。オデッサの階段の虐殺からポチョムキンの劇場砲撃、同号と海軍分遣隊とのにらみ合いまでの緊>>続きを読む

ハーモニー(2015年製作の映画)

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基本原作通り。生府社会のビジュアル化はだいたい良かった。特に都市がピンク・赤系の色調で統一され身体組織を模した様なのはオリジナルだろうが○。御氷ミァハのキャラ造形は良い。

空飛ぶゆうれい船(1969年製作の映画)

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≒パシフィック・リム。幽霊船長の出番がもっと欲しかった。幽霊船の描き方は○。ボアの正体は…?

メトロポリス(1927年製作の映画)

4.5

「メトロポリス」のイメージ(セット)、アンドロイドの造形、モブシーンの迫力、洪水の特撮、マリアはじめ登場人物の魅力など見所満載。物語(いろいろなバージョンがあるらしい)については、ブルジョワとプロレタ>>続きを読む

アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.5

再見。複数のスーパーヒーローのそれぞれをもて余すことなく扱い切っているのは良い。急遽かき集められた彼らが一度分裂し再結集する展開は王道だが自然・滑らかで楽しめる。ロキは凶悪だがどこか抜けていて憎みきれ>>続きを読む

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

2.9

キャプテンが最初もっぱら政府のプロパガンダ用キャラクターとして利用されたのは(その存在に現実感を持たせる工夫だろうが)おもしろい。107部隊に黒人も日系人もいて彼らを活躍させていたのは流石。ヒドラはも>>続きを読む

屍者の帝国(2015年製作の映画)

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美術・ビジュアルイメージには満足。背景は綺麗だったし屍者の造形(特に生者との瞳の描き分け、身体の動き)、インストーラ等のアイテムのデザインが良い。作画も丁寧で屍者という存在の「残酷さ」がよく伝わってく>>続きを読む

マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.6

MCUで最もファンタジックなヒーローであるソーの現実世界での扱い方がうまい。地球・アスガルド・ヨトゥンヘイムという3世界を往き来する構成も上出来だったと思う。地球における話の舞台が大都市でなくニューメ>>続きを読む

アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.5

アイアンマンスーツの強力な兵器としての面が描かれていたのはしかるべきだと思ったし良かった(政府による接収の検討、「ロシア」との技術競争とパワーバランスの問題)。酔ったトニーとそれに憤慨したエディがトニ>>続きを読む

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