アもんさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

セールスマン(2016年製作の映画)

3.7

人の嫌なところを撮るのが好きな監督なのだよねぇ。
サスペンスとしては犯人の出方が、まぁ自然。
子供が入ってくるシーンはやはり良いなこの監督は。
「彼女が消えた浜辺」のほうがもう少し愛があって好き。

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

4.0

まずは画がセクシーで艶やか。特に色味がファンタスティック。

カフェソサイエティということもあって本当に大勢の登場人物がいて、ある程度皆似てるのに、ちゃんと誰か認識できるレベルのキャラクター付け。
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.6

面白い。ゾンビと違って感染?の仕方が見る行為ということは凄い発明である。
布が被さって見えない主観カメラと、客観的に見えるカメラの見せ方のチョイスが絶妙である。
最後ハッピーハッピーすぎるのはあまり好
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.6

とことんアホな奴等が多くて逆に面白い。B級じゃないのは映像の綺麗さとジェイソンステイサムのおかげ。めちゃカッコいい。中国美女も結構好き。DJが最後まで生き残ったのだけ予想外。戦隊モノ的な展開で面白かっ>>続きを読む

ブロンソン(2008年製作の映画)

3.5

完璧なクレイジーかまちょ。
トムハーディの全裸がこんなにも見えるとは笑
これで精神病じゃないから困っちゃう。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.3

松竹で鑑賞し直し。
感想は変わらないけど、改めて音感動。
驚愕の美術の力に乾杯。世界観はこうやって作られるのだよね。
音も美術もだけど、現代でなく70年代をこんなにも美しく表現。
最初はカメラのパンが
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.1

思ってたより感動しなかった。
そもそも各キャラの成長幅が小さいような気がする。にもかかわらず、思ったより尺の長い映画。
歌は有名な曲でもちろん良いに決まっている。
各キャラの根本的悩みは解決されぬまま
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サプライズ(2011年製作の映画)

3.1

あのお面にどういう意味があるのかな?なんて思ってたけど、なんもなかった。

なんとなくオチが中盤から予想しやすかかった。
けどアクションというか殺し方がユニークでよい。

だいたい頭がおかしくて怖い人
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.4

今までで最悪の劇場体験(良い意味で)。
おおぇっ気持ち悪っ。
SEが最高に気持ち悪い。あの音、途中まで他の劇場の音漏れかと思ってたあのビート、めくる音、ハエの音など、細かく繊細に気持ち悪い。
悪魔崇拝
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

4.1

井口奈己監督の予習。
いやー、攻めてるねぇ。
タイトルの攻め方と真逆の方向に攻めている。
苦手なタイプの映画だけど好き。ということが最近続いているから、この手の映画は好きなのかもしれない。
完璧なキャ
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.4

永井聡監督の予習。
こまつななが可愛いから良かった。
台詞が説明すぎんか。
同じことを結構繰り返しすぎんか。
ただこまつななが可愛いのと映像が綺麗だから良し。

えろぼん! オヤジとムスコの性春日記(2017年製作の映画)

3.1

池島ゆたかさんの予習。
こういうの初めてだから、何とも言えないけど、タイトルは間違ってる。そんなに、えろぼん出てこない。

最後はハートフル感出してていい。
お父さんの親友のガテン系の人がツボ。

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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.6

冨永昌敬監督の予習。
あんまり得意じゃないけど、嫌いじゃない作品。
主要キャストが上手い分、最初のオッサンとかのモブキャストの演技が少し悪目立ちしてた。
無駄な数カットもあった気がす。
ナレーションい
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.0

ロビンウィリアムズの教師力素晴らしいな。
終わり方が絶妙でいいな。
表向きはバッドエンド、しかし一人一人の心にはキャプテンの言葉が届いている。
常に生徒目線で、教師側にはカメラは向かない。そこが金八先
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.8

最初の物理的cast awayを彼はなんとか乗り越える訳だけれども、二度目の心理的cast awayの方が心底辛いものであるのだろうな、そこの尺がもう少し欲しかった。

ゼメキス映画にしては、終わりが
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マザー!(2017年製作の映画)

3.9

あー、しんどい映画だ!好き!

ジェニファーローレンスがセクシーなのはさておき、(特に後半の)派手すぎる演出はどうなのかなという感じだが、君は家という最後の台詞がこの映画のまとめなのかも知れない。
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.9

予想と全く違っていた。
パンクおしゃれ。
エルファニングでよかった。
なんか不思議ーな気持ちになる。
性のコロニーは素敵。
なんとも言えない感動を誘ってるのかな?無駄じゃないかな?というラスト。
各シ
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.7

登場人物の絞り方がよかったと思う。
一個一個の会話に落ちがあってよい。が、映画としての落ちはぬるかったけど、それも狙いなのか。
まぁ僕自身、落ちを求めてしまいがちな節があるなぁ反省汗

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.4

トムハーディという俳優も
ヴェノムというキャラクターも
大好きな僕。は変わらない。
けどそこを越えてはこない。
そんな感じ。
そりゃ二人の相性は抜群よ、
そりゃアクションも良いよ。
けどそこを越えては
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.1

予想とは全く違った。
今まで観た日本ラブコメの中で一番好きかも。
中盤までの会話の感じが、大好き(ジャームッシュを何処か感じる)

いやーこの拗らせ感をこぅ表現するん。
ダサかっけえのやつやな。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

胸アツ応援上映で、歌えたので最高だった。普通の上映だったらここまで伸びないかも。
曲を流しまくるのは最高だ。ただストーリーでめちゃ楽しめたというとそうだろうか。もとから彼の生涯は伝説的だから、これぐら
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.2

すごい映画。
ドキュメンタリーの部分と、ちゃんと演出が付いてる部分が曖昧で面白い。
顔のモザイクがそれを物語る。
これが実際に起こってもおかしくない。というか起こっていてもおかしくない。

最後の、「
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ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

4.1

いやーー、オチが予想通りながら完璧だ。
さすがは監督ということで、最後までとことん救いがない映画。
いやー、もうね。エロさどうこうじゃないね。ちゃんと理解するためにも無修正版見なくては。
この倒錯した
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ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.8

久しぶりの鑑賞。
前回より確実に意味がとれた。
色々なものに例えられる性。
生々しく美しい。癖になる音楽。
彼女が悪人とは思わない。

(2017年製作の映画)

3.5

んー、好きでない。
サブキャラの演技?というか、演出?がいいのか、台詞がとてもスムーズで自然で面白い。
ただ感動しなかった。
最初語りすぎるな。みたいなことがあったけど、映画のなかでこんなにも独り言が
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.9

なんと気持ち悪い。
どんでんでん返しとでもいいたい。
前半の少し笑い要素テヘペロみたいなところは苦手。
ただ娘の演技スゴい。
殺人の追憶とかには及ばないけど、韓国の田舎の空気感と悪魔。
あー、おえっ。
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鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

3.6

SFコメディとしてちゃんと成り立ってた。
オニ語とポーズ。素晴らしい。
終わり方あんまり好きではないけど、栗山千明が可愛かったから許す。
他の学校のキャラとか、大学のメンバーとかをもう少し立てられたら
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

音楽映画やねぇ
音撮らなくて良さそうな楽しそうな撮影。
お母さんの件はあまり掘らないあの具合が良かったのかな?
ボスが最終的に良い奴すぎやしまへんか?
遠慮せず音楽に合わせるアクションシーンがかっけえ
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アブノーマル・ウォッチャー(2015年製作の映画)

2.6

最後のシーンだけ好き。
最初から気持ち悪すぎてやだ。
ただ単にサイコパスなだけやん。

早春(1970年製作の映画)

4.2

エロ変態ぶりが青くて最高やね。
終始美しい彼女も最高やね。
夜の町に出て、ひたすらムダに歩いてホットドック何個も買っちゃう辺り、滅茶苦茶気持ちわかる。
もう少したてるべきキャラもいたと思うけど、まぁい
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.9

コメディーへの転じ方が上手くいっていると思う。
キャラクターも立ってるし、何よりホームカミングで掴んだ、コメディのやり方がここでも発揮されてる感じ。
最初にコメディを飛ばした分、後半のシリアスな部分は
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.5

ユペールの演技は確かにスゴいのかも知れない。
ただ、ストーリー的に日本人の僕には理解が及ばないところがたくさんあった。
どういうつもりで息子夫婦は仲直りしたの?
結果、日本人の脳みそからしたら、サイコ
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ロリータ(1997年製作の映画)

4.2

よかった。エロい。
ロリコン、というか、あの頃の魔性の少女というのはやはりいて、あのワガママさ、ガサツさ、大胆さを愛してしまう心を男達は少なからずもっている。
色が綺麗で魅力的な絵が多い。
小説も、キ
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彼女が消えた浜辺(2009年製作の映画)

4.6

文句の付けられないスゴい作品。
サスペンス性がこんなにも面白いのに、そこ中心でなく、それを越えて人の心情を素晴らしく細かく描く。
アラブ系の人の賑やかさをこうも上手く映画にするのかと思いきや、深く緊張
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突然炎のごとく(1961年製作の映画)

3.7

この三人の関係なんて、日本にあるかね?いやない。だから良いのか。
ジュールの気持ちがどんなに、複雑なことか。