sanchangさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー(2015年製作の映画)

3.9

ナイトビフォア

そうそう、こういう映画が見たいのよ、なんでもっとアメリカのコメディを日本公開しないのか。カリテは土日とも満員だよ。
セスローゲン、ゴードンレヴィット、アンソニーマッキーの親友同士3人
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.2

タランティーノの映画の好きなところは、本筋とまったく関係ない会話をダラダラと続けてくれるところだったんだけど、今回は、本筋と関係はあるんだけど見逃しても聞き逃しても大勢に影響はない感じの会話がダラダラ>>続きを読む

ドリーム ホーム 99%を操る男たち(2014年製作の映画)

3.9

マイケルシャノン見たさに行ったがなかなか食らう映画でめちゃくちゃ面白かった。序盤からすごい緊迫感で、マイケルシャノンの悪人顔を中心とした差し押さえシーンの長回しにいきなり頭を鈍器で殴られたような衝撃を>>続きを読む

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.6

俳優陣といい、40年住んだブルックリンの家を売るというストーリーといい、高齢者向けのほのぼのムービーかと思ったら意外と現代アメリカというか現代社会に対する批判を展開していて、静かだしコメディだけど、な>>続きを読む

白鯨との闘い(2015年製作の映画)

3.8

思ってたよりもずっと面白かった。その要因の一つにあげられるのは、主演のクリスヘムズワースだ。イメージとしては脳みそ足らずの筋肉バカだったが、決してそんなことはなくて、家柄がないために船長になれない海の>>続きを読む

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.7

頼むから早く降りてくれって叫びたくなった。なんでこう、結末がどるなるかわかっていてもこんなにドキドキするんだろうか。あの20分くらい、天国のように楽しかったけど地獄のように緊張した。足元に寒気が走った>>続きを読む

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.8

イーライロスの悪趣味映画ですがめちゃくちゃ面白かったので見てよかった。食人の映画であることは分かっていたのになかなか人食わないなーと思ってたらその時は突然やってきた。油断した状態というかちょっとダレて>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

冒頭から最後まで本当に楽しくて映画サイコーって思った。こういうサバイバルムービーを楽しいコメディとして見せてくれたってだけでもう大満足です。
脇を固めるのもマイケルペーニャやクリステンウィグなどコメデ
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サマー・ナイト(1982年製作の映画)

3.3

ウディアレンの奥さん役はステップブラザーズのメアリースティーンバージェンか!

ある夏の一夜、大人が理性をなくして恋をする物語。大人な分、アメリカングラフィティや、バッドチューニングの不良どもよりタチ
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ウディ・アレンの愛と死(1975年製作の映画)

3.4

やってることは馬鹿だけど引用しているのはドストエフスキーやトルストイなどのロシア文学でいまいちついていけず。ウディいつもの「神の不在」と「道徳」さらには「矛盾」を表現したかったのかしら。劇中に使われる>>続きを読む

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.8

SWには全く思い入れないし、これまでの作品もそんなに面白いと思わなかったけど、今回は間違いなく面白かった、これだけの歴史を作り上げてきた作品を監督するJJエイブラムスの度胸とファンの期待を超える仕事を>>続きを読む

はなしかわって(2011年製作の映画)

3.4

つまんない映画だけど、なんかじわじわくる。こういうのって稀有だと思う。数日後にまたこの映画のことを思い出してると思う。これが1年後もふとした瞬間に思い出していたら、この映画のことを大好きになってるはず>>続きを読む

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.5

面白かったんですけど、映画にするにあたってあまりに地味な話すぎないすかね。スピルバーグは前作の「リンカーン」でもそうだったけど交渉術みたいなものを丁寧に描くことで人の心の動きや世界が少し変わった瞬間を>>続きを読む

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.3

期待しすぎたかも。
全体的な流れはよかったし、ボクシング映画なので試合のシーンは否応なく泣けるんだけど、ロッキーやアドニスの一個一個の決断の軸が弱いような気がしてノレなかった。ロッキーがトレーナーを引
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

3.9

西海岸のヒップホップの歴史を学ぶという意味でとても勉強になったとともに、ライブシーンの熱さ、権力にラップで対抗するかっこよさ、今年1本目としてはかなりよい映画のスタートだったよ。めちゃくちゃ上がった。>>続きを読む

ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して(2010年製作の映画)

3.8

山崎まどかさん曰く、オーウェンウィルソンじゃなかったらクソ野郎映画三部作のうちの1本。ただ、オーウェンウィルソンであってもクソ野郎の映画だった。
1年中鳥を追っている男たち、本当に!ただそれだけのスト
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ガール・ネクスト・ドア(2004年製作の映画)

3.9

エミールハーシュがダニエルに誘われて授業抜け出して車に飛び乗るところとかさいこー!あそこから映画が走り出す感がある。そういう瞬間をとらえられてるだけでいい映画。ほんとエミールハーシュのジュヴナイル感や>>続きを読む

WISH I WAS HERE/僕らのいる場所(2014年製作の映画)

3.1

なんというか、静かな映画なのに大事なことを言葉にしてしまっているような印象を受けた。静かでスローテンポなのに、余白が無いような映画だった。そのせいか、3回も眠りに落ちてしまいながらも途切れ途切れではあ>>続きを読む

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

4.1

登場人物のあかりさん(だっけ?)が言っていたように、言葉にすると嘘になる気がする。映画を語るときはいつもそういう思いにさいなまれるが、特にこの映画について感じたことを語ることは難しい。そんな類の映画だ>>続きを読む

プロジェクト X(2012年製作の映画)

3.6

親のいぬ間のパーティーもの。スーパーバッドに通じるイケてない男子高校生が誕生日パーティーを主催して勝ち組になろうとしたら1500人集まって大変だった。という話。ネイバーズとかスーパーバッドとかあのへん>>続きを読む

Re:LIFE リライフ(2014年製作の映画)

3.9

よかったなー、ヒューグラントのセリフの一つ一つが軽薄なのにウィットに富んでて。次なに言うか楽しみになった。ハリウッドで落ちぶれた脚本家が、田舎の大学の仕事にありつき、教えることに目覚めてその面白みに虜>>続きを読む

子連れじゃダメかしら?(2014年製作の映画)

3.9

アダムサンドラー×ドリューバリモア作品にハズレなし。さいこーのコンビ。こういうの日本公開しようよ。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.1

ほんとによく出来た作品で笑わされて泣かされた。ボリウッド舐めてたし、170分もなげーなだりーなと思ってたけどクライマックスにあの時の伏線ここで回収されるかー!と唸りながら泣いた。ほんとに映画のクオリテ>>続きを読む

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

3.9

舞台は1950年のアメリカ田舎町。衰退しつつある炭鉱町で、ロケットに夢を馳せた少年たちの話。産業として将来性が薄く、地下の暗い場所で行われる炭鉱夫の仕事と、青く広大な空に打ち上げられ、今後の宇宙開発の>>続きを読む

ヴィジット(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

よくよく考えたら映画館でホラーを見るのは初めてかもしれない。嫁の出産の予定日の3日前の金曜深夜0時、状態としてまだ大丈夫だと判断し、嫁に許可ももらい、産まれたら見に行けなくなると思って、新宿に自転車を>>続きを読む

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アフリカ帰りの数学女子のリンジーローハンがレイチェルマクアダムスを頂点とする女子グループに入れられたら徐々にヤな奴になっていったというお話。

今回リンジーローハンをちゃんと映画で見るのは初めてなんで
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.9

すごくいい映画だった!世の中の映画の大半がこんな映画だったら人々はもっと優しくなれるんじゃないかな。

ロバートデニーロ演じる70歳の爺さんが余生での生き甲斐をみつけるためにアンハサウェイの経営するフ
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キミに逢えたら!(2008年製作の映画)

3.8

アメリカングラフィティのような一晩の人探し物語をベースに、音楽好きの2人が出会って恋する恋愛映画。ティーンの恋愛というと、ヒエラルキーというリアルな部分を意識するケースが多いが、本作はそれを前半部分で>>続きを読む

アロハ(2015年製作の映画)

3.5

酷評され、このキャストにも関わらず日本公開がなかった本作ですが、好きか嫌いかと言われると好きな作品。エマストーンが「小悪魔はなぜモテる」以来の表情豊か天真爛漫な演技で単純にかわいい!のにブラッドリーク>>続きを読む

アントマン(2015年製作の映画)

3.7

2Dで。あのポールラッドがマーベルのヒーローになるなんて!という感じでアメリカンコメディ好からすると驚きと喜びでこの作品を迎える。なんかポールラッドがでてるってことしか知らなくて見に行ったけど、ファミ>>続きを読む

チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室(2008年製作の映画)

3.6

よくできた脚本だと思う。金持ちがゆえにいじめられるチャーリーが人気者になりたいがために知能犯として高校で問題を起こす物語。チャーリーが恋をしたカットデニングスは校長ロバートダウニーJr.の娘という設定>>続きを読む

私たちのハァハァ(2015年製作の映画)

3.1

自分が関西の出身だからなのか、映画で離される言葉にはものすごくこだわりがある。それだけに、北九州の片田舎の女子高生たちが一切方言を離さない時点で入り込めなかった。
もちろん、ファンタジックな物語であれ
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ハンナだけど、生きていく!/ハンナはいつも、アイされたい(2007年製作の映画)

3.6

フランシスハで証明されたように、グレタガーウィグが自然な笑顔を見せて、時には悲しくなってそんでまた復活してって具合に思いのままに画面の中を様々な表情でいっぱいにして、縦横無尽に動きまわってってしてたら>>続きを読む

ウォーリアー(2011年製作の映画)

3.9

オトカリテにて。
格闘技×兄弟と言えば、デヴィッドOラッセルの名作、ザファイターがあるけど、それに負けるとも劣らない面白さだった。
肉体と肉体のぶつかり合いの格闘シーン、勝利の喜びの爆発、家族を巡るド
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わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

3.7

ローラダーン演じる母親が秀逸。同じ厳しい生活に身を置いていても、娘息子を持つ喜びに目を向ける母親と、貧しく、暴力を振るう父親に目を向け、人生を悲観する娘。そんな母親の死をきっかけにどん底まで落ちたリー>>続きを読む

彼女はパートタイムトラベラー(2012年製作の映画)

3.4

なんか「ビルとテッドの大冒険」みたいなタイムトラベルコメディかと思っていたら、ラストに近づくにつれ展開の読めなさにすごくドキドキした。それにしてもヒロインの女の子が顔かわいくないのにものすごくかわいく>>続きを読む