Rentonさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.7

序盤の二人で歌ってるとこはなにわろてんねんでしかなかった笑
港の妹の洋子、よくもまあこんなウザいキャラにしたもんだ
と思ってたら終盤まで見てくるとなんか可愛く思えてきた、これがツンデレ萌えなのか
花火
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

5.0

“環境が人間を作る”
こんなに納得がいく話もない
自警団の長、ベンジャミンとダニーの性善説なんてない、ただ環境による行動によって規定される人格があるという話は全くその通り
ただ産まれた時代と場所のおか
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千年女優(2001年製作の映画)

4.4

昭和の名女優、藤原千代子。
現実の千代子と劇中の千代子が交錯入り混じる演出は、
千代子の中で
現実の「鍵の君」を追いかけ続ける自身と
劇中の女優としての自身が不可分な状態であり、これは「鍵の君」を追う
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

4.2

自分も周りも焼き尽くす恒星のようなチワワちゃん

疾走感、寂寥感の塊

チワワちゃんが駆け抜けた日々の記録


にしてもホントこういう役成田凌ハマる

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

5.0

前作のちょっと拡張版かと思いきや、明かされなかった周作の過去の想い人、リンさんとの嫉妬や愛情、哀愁の混じった葛藤の日々、すずの家族のその後、すみ姉ちゃんとの絡み等々すごく丁寧に描かれてて凄いな
観てよ
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.1

日本警察史上最大の不祥事
北海道警察の闇、「稲葉事件」を描いた作品。

綾野剛がいい味出してる

実話とか恐ろしいわ。

実際の事件の稲葉圭昭氏のインタビューがかなり衝撃の内容なので、興味ある人は是非
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.9

とても奇妙な世界観、設定だし、考え出したらキリがないような謎ばかりだが、
人間が資本主義を通じて生み出した社会の階層や分断、人間の愚かさやエグい本質を見せつけるような作品という点では評価

ある方の解
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.6

The 女子の青春

校長といい担任といい先生がいい奴だわ

みんな弾けてて楽しそうー

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.7

呪いのビデオのセックス版

他の奴には見えないけど実体はあるみたいね

結構楽しい

悪人(2010年製作の映画)

3.9

そうはならんやろーっていう事する奴ばっかり出てくる

絶望の中の希望のメタファーとしての灯台

「悪人」とはなんだろうか
状況によっては誰しもが悪人になり得るということが一つメッセージとして感じられた
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.0

「ギルバート・グレイプ」「HACHI」などで知られるラッセ・ハルストレム監督

何度も“犬生”を繰り返して、最初の飼い主の元へ戻ってくる感動ストーリー

予告編のPhillip Phillips の「
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.1

昭和へのノスタルジーか現実の幸せか

ひろしの回想シーンには胸にくるものが
その後のしんちゃんがボロボロになりながらも“家族と一緒にいたい、大人になりたい!“
っていうシーンにもグッときた

公開当時
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.2

DBDの元ネタ

レザーフェイスといいプロットといい、どこか既視感があるのは子供の頃どこぞやでみたことでもあるのだろうか、無い気がするけど
どこか懐かしいような皮被りのチェンソー男のアイコンを作った、
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ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷(2019年製作の映画)

3.5

B級ホラー映画感が良き

クズ彼氏が一瞬で殺されてた

お化け屋敷最近行ってない

奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)

4.4

ご都合主義全開なところはあれど、とてもいい話!
MUSICはギリシャ神話の女神Museが語源となっているが、まさに女神に愛されたような才能を持つエヴァンに魅せられる


以下あらすじ


ロックミュー
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

4.7

バタフライエフェクトに劣らないSF傑作なんじゃないかと思った

科学的な粗さはあれど、それは趣旨とずれるし特に気にならなかった、そもそも人類が現時点の科学で説明できない現象はいくらでもあるわけで
脚本
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マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

3.9

ラッセ・ハルストレム監督が世界を舞台に活躍するきっかけとなった作品

病弱な母と仕事で家を開ける父
幼くして親族の家に預けられることとなったイングマル

イングマルのモテモテぶりよ

色々環境が変わる
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青い春(2001年製作の映画)

4.0

流石にここまで過激ではないけど、
男子高校生のやり場のない熱量とか、つまらない現実とか、度胸試しとか懐かしくなった

松田龍平×新井浩文

新井浩文独特の味があるユニークな俳優なだけに惜しい人を失った
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CURE キュア(1997年製作の映画)

5.0

すごく怖い

人間の精神の脆さ、洗脳の恐ろしさがよく分かる

カイジの萩原聖人、ハマり役だなあ

映像の隅々に、不穏で不気味な雰囲気が満ちている、黒沢清監督凄い

ラストシーンのウェイトレスがナイフ片
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

映画版とんかつDJアゲ太郎みたいな青春×仲間×恋×音楽みたいなサクセスストーリーかと思ったら、それだけじゃなくてもっとずっと波瀾万丈でキャラに深みあった

不仲な両親
経済的な事情で転校
厳格でモラハ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.2

タイムリープ×サスペンススリラー


死ぬ度にやり直して犯人を見つけ出すというコンセプト

徐々にタイムリープに慣れて吹っ切れていくツリーとやるときはやる優男カーターがいいキャラ

まさかの犯人にも驚
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.2

設定が斬新

張り詰める様な緊張感

何かわからないものに、いつ、どこからともなく襲われる恐怖

ではなく、

こちら側からは見えていて、こちらは見えていない“強者”に捕まったら最後
音を立てたら気取
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

4.1

壮大な音楽やセット、風景は圧巻

シークエンス毎冒頭のオーケストラよき

あらすじだけ見ると

時は米南北戦争時の1861年。

南側の良家の娘スカーレットが

大好きなアシュリーにふられて、

チャ
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.5

兄弟の影響で読み始めたハリーポッターシリーズにハマり、夜、親にバレないように布団をかぶって電気スタンドつけて読んでいたのが懐かしい

おかげでめちゃくちゃ目が悪くなった笑


映画でも内容がしっかりま
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.0

ドイツの歴史上でも最大のタブーであり、戒めの過去である“ヒトラー”という非常にセンシティブな人物を扱った作品

彼の国ではヒトラーを礼賛することはもちろん、良い部分を取り上げるような内容の創作物は法律
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スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

3.3

大学の授業で紹介されてた

マック食べながら観る背徳感を感じるための作品

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.3

007「スペクター」「スカイフォール」でも知られるサム・メンデス監督

元々は「エイミー・フィッシャー事件」という1992年に起きた高級住宅街・ロングアイランドでの不倫の末、未成年の少女が不倫相手の妻
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みかんの丘(2013年製作の映画)

4.5

エストニアとジョージアの合作映画
物語の背景となっているアブハジア紛争とは、ソ連崩壊とともに1991年に独立した国ジョージアと、ジョージアの一部となることを望まなかったアブハジアとの軍事衝突

以下導
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.4

昔観た時はそこまで意識してなくて、ナウシカの声と似てるなあーってくらいだったけど
クラリスの声まんまナウシカだしおトキさんだしトトロのお母さんだ!
島本さーん

いつもはおちゃらけてるイメージのルパン
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黒い家(1999年製作の映画)

4.0

若槻ビビりすぎて観てる方は逆に落ち着く、というか白ける笑

ツッコミどころも多かったけど普通に怖かったので◯

ジャンプスケアで脅かしてくる系というよりはジワジワくるジャパニーズホラーですき

大竹し
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

4.1

初鑑賞時は主人公マイクよろしく、急激な眠気に襲われた記憶あり

ナルコレプシー : 睡眠障害の一種で日中に耐え難い眠気に襲われる病気

若き頃のリヴァー・フェニックスがマイクを
その友人役のスコットを
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エクソシスト(1973年製作の映画)

3.3

原作の小説は実際の「メリーランド悪魔憑き事件」を元にしているとのこと

冒頭のメリン神父がイラクで発掘調査してるシーンの伏線回収はされるのかと思ったら、他作品も見ないとダメな様子

取り憑かれた時のリ
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スティング(1973年製作の映画)

4.4

第一章/仕掛人
第二章/仕掛け
第三章/釣り針
第四章/筋書き
第五章/有線
第六章/締め出し
最終章/本番

と7つのシークエンスに分かれ、詐欺師仲間でもあり恩師のルーサーを殺されたジョニー・フッカ
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.1

いやあ、熱い男だなあ

にしても宮本と靖子の受難が見てて苦痛
クズが多く出てくるが宮本は筋通した

宮本と靖子は強い絆で結ばれた気がする


にしても飼ってる金魚の命なんだとおもってんだよ
セックスや
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.9

悪夢が現実にも影響して、少年の心の奥が怪物との対話によって徐々に明かされていくというプロットは面白いと思った

原作いずれよんでみたいなと思った

絵が綺麗だった

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.1

今敏監督作品再見、三作目。



クリスマスの夜、ホームレス3人組が一人の捨て子を拾う場面から始まる

そこから徐々に関係者の素性が明かされていくコメディ

相変わらず今敏作品はキャラクターの動きや表
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