Rentonさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1(2017年製作の映画)

2.5

エウレカ初見勢はさぞ置いてけぼり食らうだろう

リアタイ勢からしてもなんか肩透かしの印象
モーニンググローリーまでの前半をチャールズ・レイ夫妻との絡みを中心に再編集したようだが、何のための映画なのかよ
>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.6

昔の恋人を懐かしみ、“もしあの時彼女を選んでいたら”と振り返る成功者のifルートモノ

わかりやすい展開だがまあ良い作品

何者(2016年製作の映画)

4.2

学生から社会人、という多くの人にとって最大の過渡期

自分という人間が社会に値付けされ厳しく評価される就活

そこまで共感できる訳でもないが、大学生の就活に通底するある種の焦燥感、答え合わせのできない
>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.9

展開が予想もつかない

ジェイクギレンホールはサスペンスがハマる

終わり方よ

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.7

曲が良かった
彼氏役がmaroon5のボーカリスト、アダム・レヴィーン
“平凡な風景が意味のあるものに変わる、それが音楽の魔法だ”


ロスト・スターズ

テル・ミー・イフ・ユー・ワナ・ゴー・ホーム
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

60年代の米南部の人種差別の様子をリアルに追体験できた
公民権運動からキング牧師のかの演説へと繋がると思うと感慨深い
観る前は「最強の二人」っぽい映画かなと思っていたがまた違った毛並みの、当時の人種差
>>続きを読む

プレステージ(2006年製作の映画)

3.9

プレッジ(確認)

ターン(展開)

プレステージ(偉業)

マッドサイエンティスト・テスラ氏の複製機械というノーランらしいSF小道具

原作もよんでまた見たい

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

4.1

記憶を無くしてくヒロインに最後に残った大切な想い

石田衣良の「美丘」のこと思い出した

チョルスが手紙を読むシーンや、ファミマのコーラから始まるシーンは涙腺にきた

「美丘」読んだ時ほどは泣けなかっ
>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

3.9

ポン・ジュノ作品は人間の薄皮一枚下の利己的で暴力的で危うい本性見せつけてきますね

愛は凶器

忘れられるツボとか押してみたい

あと山崎賢人似すぎ

ミスト(2007年製作の映画)

1.0

主人公含めほとんどの人間の不自然な行動に違和感を終始感じ続ける

自分にはこの映画から何かポジティブだったり意義のあるメッセージを受け取れる気は到底しない

こんな作品に自分の人生を使いたくない

リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

5.0


雪の下 納豆
凍み大根
干し柿


のびる
つくし
蕗のとう
ばっけ味噌(蕗味噌
キャベツケーキ → お好み焼き

人生は円じゃなくて螺旋
少しずつ膨らんで大きくなる

冬・春編にて母の失踪やき
>>続きを読む

リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.9




胃の中の蛙
我が家のウスターソース
ヌテラ(ハシバミの実とカカオ
岩魚の塩焼き
自分自身のやったこと感じたことから言葉を紡ぐ人間を尊敬する
他人が作ったものを右から左に
薄っぺらな人間の空っぽ
>>続きを読む

たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

4.5

「蝉しぐれ」の藤沢周平原作とあれば見逃す訳にいかない

真田広之の凛とした立ち振る舞い、真っ直ぐ通った鼻筋、整った顔立ち、涼やかな瞳、しっかりとした体躯

清兵衛の役をやらせたら右に出る者はいない。
>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

3.7

舐めたクソガキが自滅してくのいい気味でしかない笑
ナイスリベンジ!
なーんてね。

ホステル(2005年製作の映画)

4.8


海外に行く時は

・レビューのない場所には基本行かない
・自分に近づく人間に気を付ける
・怪しい物は体に入れない
・最低限の現地の言葉を習得する
・危なそうなとこはガチで信用できて動ける仲間と行く
>>続きを読む

8 Mile(2002年製作の映画)

3.5

エミネム知らなかったけど、「Lose Yourself」は聞いたことあった

ラップのとこは母国語ならもっと上がれるだろうな、と残念

エミネムカッコいい

きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.7

序盤の二人で歌ってるとこはなにわろてんねんでしかなかった笑
港の妹の洋子、よくもまあこんなウザいキャラにしたもんだ
と思ってたら終盤まで見てくるとなんか可愛く思えてきた、これがツンデレ萌えなのか
花火
>>続きを読む

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

5.0

“環境が人間を作る”
こんなに納得がいく話もない
自警団の長、ベンジャミンとダニーの性善説なんてない、ただ環境による行動によって規定される人格があるという話は全くその通り
ただ産まれた時代と場所のおか
>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

4.4

昭和の名女優、藤原千代子。
現実の千代子と劇中の千代子が交錯入り混じる演出は、
千代子の中で
現実の「鍵の君」を追いかけ続ける自身と
劇中の女優としての自身が不可分な状態であり、これは「鍵の君」を追う
>>続きを読む

チワワちゃん(2018年製作の映画)

4.2

自分も周りも焼き尽くす恒星のようなチワワちゃん

疾走感、寂寥感の塊

チワワちゃんが駆け抜けた日々の記録


にしてもホントこういう役成田凌ハマる

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

5.0

前作のちょっと拡張版かと思いきや、明かされなかった周作の過去の想い人、リンさんとの嫉妬や愛情、哀愁の混じった葛藤の日々、すずの家族のその後、すみ姉ちゃんとの絡み等々すごく丁寧に描かれてて凄いな
観てよ
>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.1

日本警察史上最大の不祥事
北海道警察の闇、「稲葉事件」を描いた作品。

綾野剛がいい味出してる

実話とか恐ろしいわ。

実際の事件の稲葉圭昭氏のインタビューがかなり衝撃の内容なので、興味ある人は是非
>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.9

とても奇妙な世界観、設定だし、考え出したらキリがないような謎ばかりだが、
人間が資本主義を通じて生み出した社会の階層や分断、人間の愚かさやエグい本質を見せつけるような作品という点では評価

ある方の解
>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.6

The 女子の青春

校長といい担任といい先生がいい奴だわ

みんな弾けてて楽しそうー

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.7

呪いのビデオのセックス版

他の奴には見えないけど実体はあるみたいね

結構楽しい

悪人(2010年製作の映画)

3.9

そうはならんやろーっていう事する奴ばっかり出てくる

絶望の中の希望のメタファーとしての灯台

「悪人」とはなんだろうか
状況によっては誰しもが悪人になり得るということが一つメッセージとして感じられた
>>続きを読む

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.0

「ギルバート・グレイプ」「HACHI」などで知られるラッセ・ハルストレム監督

何度も“犬生”を繰り返して、最初の飼い主の元へ戻ってくる感動ストーリー

予告編のPhillip Phillips の「
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.1

昭和へのノスタルジーか現実の幸せか

ひろしの回想シーンには胸にくるものが
その後のしんちゃんがボロボロになりながらも“家族と一緒にいたい、大人になりたい!“
っていうシーンにもグッときた

公開当時
>>続きを読む

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.2

DBDの元ネタ

レザーフェイスといいプロットといい、どこか既視感があるのは子供の頃どこぞやでみたことでもあるのだろうか、無い気がするけど
どこか懐かしいような皮被りのチェンソー男のアイコンを作った、
>>続きを読む

ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷(2019年製作の映画)

3.5

B級ホラー映画感が良き

クズ彼氏が一瞬で殺されてた

お化け屋敷最近行ってない

奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)

4.4

ご都合主義全開なところはあれど、とてもいい話!
MUSICはギリシャ神話の女神Museが語源となっているが、まさに女神に愛されたような才能を持つエヴァンに魅せられる


以下あらすじ


ロックミュー
>>続きを読む

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

4.7

バタフライエフェクトに劣らないSF傑作なんじゃないかと思った

科学的な粗さはあれど、それは趣旨とずれるし特に気にならなかった、そもそも人類が現時点の科学で説明できない現象はいくらでもあるわけで
脚本
>>続きを読む

マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

3.9

ラッセ・ハルストレム監督が世界を舞台に活躍するきっかけとなった作品

病弱な母と仕事で家を開ける父
幼くして親族の家に預けられることとなったイングマル

イングマルのモテモテぶりよ

色々環境が変わる
>>続きを読む

青い春(2001年製作の映画)

4.0

流石にここまで過激ではないけど、
男子高校生のやり場のない熱量とか、つまらない現実とか、度胸試しとか懐かしくなった

松田龍平×新井浩文

新井浩文独特の味があるユニークな俳優なだけに惜しい人を失った
>>続きを読む

CURE キュア(1997年製作の映画)

5.0

すごく怖い

人間の精神の脆さ、洗脳の恐ろしさがよく分かる

カイジの萩原聖人、ハマり役だなあ

映像の隅々に、不穏で不気味な雰囲気が満ちている、黒沢清監督凄い

ラストシーンのウェイトレスがナイフ片
>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

映画版とんかつDJアゲ太郎みたいな青春×仲間×恋×音楽みたいなサクセスストーリーかと思ったら、それだけじゃなくてもっとずっと波瀾万丈でキャラに深みあった

不仲な両親
経済的な事情で転校
厳格でモラハ
>>続きを読む