のぼりさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

14才のハラワタ(2009年製作の映画)

4.0


60分でゆったり作られてるのにぎっしり感もあって満足。

穏やかな気持ちになれる。

ザ・マスター(2012年製作の映画)

3.8


新興宗教に対して肯定的でも否定的でもなく、ただあるものとして描いているところがクール。

難解だったけど、これを難解だと感じられるというのは幸か不幸か自分が正常な感覚を持っているということを意味して
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.2


蒼井優ととオダギリジョーというキャストに惹かれて見た。

フェンスを越える、窮屈な呪縛から抜け出す的な意味なんだろうけど、稚拙な感じがすごい。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.1


2006年にこの感性があるという先進性が格好いい。

最後にミランダが微笑むシーンは、最高。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.3


ゴールネット?の揺れが素晴らしい。アニメとしての本気度を感じた。

バスケそこまで詳しくないけど、抜きに映る他の選手たちも全カットで細かい駆け引きしててマジで本気度を感じた。

リョータの背負ってい
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.8


人生で一回でいいから、全てを投げ捨ててこういう旅したかったな。

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.1


気持ちいいくらいのキモさを全面的に表現してる。

マジでみない方がいい。

ハードエイト(1996年製作の映画)

4.1


ポールトーマスアンダーソンにハマった。

非常に味わい深い。

生きちゃった(2020年製作の映画)

3.8


文字通り生きちゃった、という感じ。

「オレの愛はダメだったんだ」というのが切なかった。

マイスモールランド(2022年製作の映画)

3.8


分福作品ということで田端の20人くらいの映画館で鑑賞。

デフォルメされてる部分もあるだろうけど、
まあこういう人たちがいるということを知れてよかった。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.1


この時間がいつか終わってしまうという切なさをみな(子供も含めて)暗黙のうちに共有しながらも口には出さず、それぞれ欠落していた家族としての感覚を実感している感じ、是枝感満載。

映画としての2時間とい
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


何年後かにテレビでとか配信でとかじゃなくて今見た方がいい気はする。

最後の高校生すずめが4歳すずめに語りかけるセリフ好きだったけど、4歳すずめのリアクションすらも創作であることを考えると実際のとこ
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.7


なーんかよくある3部構成で、どうすかこの脚本??っていう感じがして、あんまり好きではない。

レズシーンは美しさある。

南極料理人(2009年製作の映画)

3.9


堺雅人が馬鹿ハマりしてる。

強制的に互いと関わらざるを得ない環境に置かれるってのは嫌なようで意外と楽なのかもしれない。
強制的に一緒にいるというコミュニティがなくなってきて、楽でもありつつ寂しくも
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

4.1


純粋な少年が非日常的な体験を通して成長するっていうありがちなパターンではありつつも、主人公の少年が全く大人の世界の誘惑にピクリとも反応しないで、逆に周りであくせくしてるのは大人の世界を知ってる風な人
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.6


都合良すぎなとこも多々あるけど、色んなことに目を瞑ればおもろい。

RRR(2022年製作の映画)

4.8


エグおもろい。

コロコロ的な面白さもあるし、クソカッケェェェってなる少年心をくすぐるような演出も多いし、3時間全く飽きない。

戦闘シーンのアイデアが多彩。
ダンスシーンも心地いい。

一つ言うな
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.1


ビジュアル的にもファッションとか雑貨含めてなんかいいし、中山美穂が奇跡的にかわいい。

失われた時を求めて、ね。

一瞬だけ二人が交わりかけて交わらないところが肝心。

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

3.8


トビーマグワイアにしか出せない、どこにも悪意存在しないような、飄々として素直で純粋な感じが見応えある。

優しい柔な映画かと思ったらちゃんと異常性もあって良かった。

14歳の栞(2021年製作の映画)

4.6


ずっと気になってて、配信とかされないのかなぁ、性質上無理なんかなぁって思ってたら再上映始まってて観に行った。
そしたら映画館で入場前にクラスで配られてたプリントみたいなの配られて、そこに配信はしない
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.5


チェンソーマンから来た。

センスバリバリなカットがいくつかあったのと、最後のカーチェイスはかっちょよかったけど、退屈な時間が長い。

オマージュ満載らしいけど元ネタ知らん。

avec mon mari アベック モン マリ(1999年製作の映画)

4.4


なんとなくそれぞれがどう思ってるのか言葉以外の部分で伝えるのが非常にうまい。

女性の男性性、男性の女性性が立体的に描かれてて森田芳光に通ずる"先見の明"感がある。

最後のシーンも秀逸。
あぁここ
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.8


最後のチェーンソーのシーンすげぇ。

チェンソーマンの漫画からきたけど、こりゃ若い時に見たら影響受けるわ

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.8


まあ普通に面白いという感じ。

犯人がなんとなく分かるような演出が多くて易しい映画になってる気がする。本気で客を騙そうとしてないというか。ここ気づいてねみたいなポイントを作りすぎてて若干萎える。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.7


芸術的というか哲学的というか、普通の思考だと意味わからんってなってしまうと思う。

画としても強烈で見てるこっちまで痛くなってくるような描写も多い。

嫌いな人はおそらく徹底的に嫌いなカオス映画だけ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます


映像として見応えあるし、常に意味ありげなカットが続くから飽きない。

"見る"ということがどういう攻撃性を持っているか。

チンパンジーに見られるカットが2回出てくるけど、2回目で"見られる"ことの
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.7


よく「一番身近にいる人間を大切にできないで〜」的なこと言う人いるけど、
この映画見ると一番身近にいる人を裏切れるくらいの覚悟がないと本当にでかいこと成し遂げられないんだなと思わされる。

割と中立的
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

4.1


ラストカットが秀逸。

ファンタジーの部分(超常現象)がなぜ起こってるのか、の説明を排除してるのがちょっとスッキリしないけど、まあアニメだしそういうもんとして見ればそういうもん。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.1


予備知識必須系の映画。

マーゴットロビーがキュートさがめちゃくちゃ出てるっていうのが、監督の意図するところの肝な気がする。
作品の中に全て込めてる感じがカッコいい。

マンソン系の映画いくつか見て
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さがす(2022年製作の映画)

3.0


キャラクターたちの行動一つ一つが現実味に欠けてて、テロップ入れ方とかもダサくてうーんという感じ。

伊東蒼ちゃんの演技はクソ魅力ある。