ささんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

さ

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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.9

好きな原作者、好きな俳優、好きなジャンル。個人的な好みが詰まっている作品なので贔屓目に見てしまうが、やはり面白かった。迫力満点、これからの付箋回収や関係図、ハリポタ時代の登場人物探し。次作品も楽しみで>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.4

「一度は本物を手がけたい」フリークスにも関心が高まる作品だと思う。歌が本当に素敵。

ナニー・マクフィーの魔法のステッキ(2005年製作の映画)

3.0

ファンタジックでほっこり暖かくなる"家族"映画。8月の雪には夢があった。画面ひとつひとつがカラフルで綺麗なので、内容はともかく、洋画の雰囲気を楽しみたい人におすすめしたい。

アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(2016年製作の映画)

2.9

男尊女卑が多いであろう所で女船長とはさすが。カラフルで、へんてこで、不思議で、夢が詰まった作品。「不可能を可能にする方法はひとつ。出来ると信じること。」

疾風ロンド(2016年製作の映画)

2.9

主人公がこんなにも脇役のような扱いを受ける作品を初めてみた。顔の濃い役者を配置したのはそれを狙って主人公を薄いものにしないためなのか…真実は定かではないが、とりあえず主人公ではない大倉忠義が大活躍して>>続きを読む

娼年(2018年製作の映画)

3.5

内容に密度のあるエロ映画。でもただのエロ映画と片付けるには話が綺麗で、感心させられるものもあるので下心のみでこの作品を観る人は場合によってはおどろくのかなあ、と思った。「女性をつまらないものと思うのは>>続きを読む

坂道のアポロン(2017年製作の映画)

2.7

レトロの中に新しさがある素朴な青春JAZZ映画。あっさりとした内容だが、軽くなにか観たいと思った時には良い作品かもしれない。「僕にとってりっちゃんは世界一かわいい女の子。」知念くんの医者姿に違和感があ>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

3.4

友人になった同僚より、主人公の方が余程空っぽで何も入っていないかのような印象を受けた。ここじゃないだろうなあ、というタイミングで熱湯がチョロ出してしまう、基本ぬるま湯のシャワーヘッドの如く話が進む。き>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.6

話すべきか、死ぬべきか。
ドイツ語版フランスロマンス小説が原作。多感で揺らめきやすい10代の時期。ひと夏の恋とはこれのためにある、と思ってしまった。葛藤と幸せ、苦しさと楽しさをごった煮させて、作品とし
>>続きを読む

いぬやしき(2018年製作の映画)

3.9

一家の大黒柱でありながら家庭内カーストの低い父。観ていると不憫で仕方なくて、家族にイライラしてくる。それぞれ配役が絶妙で、佐藤健の友達との距離感が過剰な所や、人を大事にしない分、大事にすると決めたら過>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

3.9

王道アドベンチャー。本当に王道の中の王道なので難なく面白いし、この作品で海賊に憧れた人もいると思う。ジョニーデップのろくでなしでいて芯があるようでないようで、あ、やっぱりある。のか…?みたいな役に惹か>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.3

「これが忘れていた人生だ。」
よく言えば素直でド直球。悪くいえば下ネタがえげつなく、下品。B級風のA級映画でメリーバッドエンドに見せ掛けた意味のあるハッピーエンド。ファンタジーヒューマンコメディ、で片
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ナイト ミュージアム エジプト王の秘密(2014年製作の映画)

4.0

「壮大な冒険ファンタジー」とまでは行かないけれどそれに近い所まで行く、レベルの高いファンタジー要素がちらちらとしていて面白い。定期的に観たくなってしまうシリーズ映画。

ナイト ミュージアム2(2009年製作の映画)

4.0

懐中電灯で夢を持った、ファンタジーヒューマン映画。シリアスをシリアルに変えられる作品だと思っている。

累 かさね(2018年製作の映画)

3.5

ないものねだり、嫉妬、妬み怨み、そんなドロドロを上手いように利害の一致で解決させようとした結果、失敗して何か別のものが独り歩きしている話。絶望、暗闇、希望、ひかり、どちらも餌をやれば育つ。0と1の塊は>>続きを読む

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.2

久々にレイトショーで観た作品。キャッチコピーの「4回泣けます。」に惹かれた。正直4回泣けるかどうかは個人差があると思うが、どれもこれも心あたたまる話なのは確か。
オムニバスタイムループもの。それにしえ
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バレエ・シューズ(2007年製作の映画)

3.9

映画の色味やエマ・ワトソンをはじめとするキャスト、全体の雰囲気が可愛らしい。お洒落な映画を観たい人におすすめ。所々のセリフや行動にも学ぶものがあるのでふとした時に観たくなります。「僕が学生の頃、靴磨き>>続きを読む

ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

3.6

実話に基づいているだけあって、一時流行るに流行ったビッグ・アイズ。美術に疎い人でもどこかしらで一度はみたことのある絵画だと思っている。
男性優位で女性は常に3歩後ろ。いくら才能があっても「女だから」で
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イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)

3.8

おとぎ話の裏側のような、人はやはり人だと言えるような、そんなミュージカル。ファンタジーなのにファンタジーの人間にしては現実味があって面白かった。シンデレラの涙で豆の木が育つシーンが印象的。ジャックと赤>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

4.0

変わった映画を観たい、お勧め映画は?と聞かれたら長くてもいいのなら、とこの作品を勧めています。インド映画ってあんまり観る機会がないけれどこれは重くもなく軽くもなく楽しく観ることが出来た。宗教というカテ>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.8

女性のあこがれ、お洒落の象徴。世の女性のファッションリーダー。プラダを着た悪魔である(ように見えていた)ミランダに認められるために、何よりダサい自分から卒業をするために、自分のために自分磨きをするお話>>続きを読む

グースバンプス モンスターと秘密の書(2015年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

森の中の遊園地、ハンナ家の調度品、セットがどれもこれも好み。マディソンに住みたい。唯一のホラーシーンがノームの集合体とスラッピーくらいなのでホラー初心者、ファンタジー好きにはおすすめ出来るかもしれない>>続きを読む

トッド・ソロンズの子犬物語(2015年製作の映画)

3.5

この作品の意図が分からなくとも、しっかりとを少し、なんとなくを多めにくみ取ってちゃんと観たくなるような、惹かれるものだった。犬目線で考えたら散々かもしれないが、平行で緩やかすぎる生き方よりこう、はちゃ>>続きを読む

本能寺ホテル(2017年製作の映画)

2.9

役者が個性的で、ホテルのセット全体が素敵。金平糖が食べたくなります。さらっとしていて観やすい映画。
「絶対に出来ないと誰が決めたんだ。出来ないんじゃない、しないだけだ。」

羊の木(2018年製作の映画)

3.6

不気味さに笑いを含ませているからなのか、シュールな印象を受けた作品。クセのあるヒューマンサスペンス。キャストや役割りは素晴らしいなと思ったし、内容もふせん回収を考えれば面白かった。ただ話の進み方が緩や>>続きを読む

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.7

テルマエ(湯屋、風呂場、温泉)を建設することで民衆から支持を得る。今では当たり前に在るものも、大昔からしたら多くのモノを動かせる大発明となるんだなあ、としみじみさせられた。涙を流せば帰れるという所がロ>>続きを読む

ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

3.9

夢見がちの職なし。歳もそこそこ、離婚有り、子どももいる。冷静に考えてみれば誰もが落胆し、ああはなりたくないと思うのだろう。自身も心底から変わりたいと思っていただろう。だからこそ、そこから縋り付く勢いで>>続きを読む

教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.8

邦題が内容にしては色々ポップすぎる気が…。いや、作品の中にあるキャンパスライフはそれに合っていたのかもしれない。女の子が可愛いなあ、教授顔はかっこいいのにお腹が随分と出ているなあ、内容がピンと来ないな>>続きを読む

Disney's クリスマス・キャロル(2009年製作の映画)

3.4

リアル調アニメ。表情や仕草がとにかくリアル。子ども向け…にしては少しホラー要素があるなあ、と。蝋燭のような精霊、囁く声。鎖に繋がれたおばけ。まるでアトラクションに乗っているかのようなカメラアングル。精>>続きを読む

BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(2016年製作の映画)

3.6

ミニチュア世界を覗き込んでいるかのように錯覚する作品。イギリスの孤児院が舞台で、空を軽々と飛んでしまう巨人が素敵。アトラクションに乗っているかのようなグルグルと変わっていくアングル。夢は不思議で綺麗で>>続きを読む

サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.0

日本語ステレオ吹き替えで視聴。歌は英語。広大な大地、力強い山、広々とした空。なるほど、ドレミの歌の世界はこうなっているのか。と入り込めた。どの歌もどこかで一度は聴いたことがあると思うので、その歌の世界>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

映画好きなら観るべき名作。原作はモダンホラーとされているけれど、ホラー要素はない、夏を舞台にした青春映画。主人公の容姿端麗さに目を惹かれた。その親友の大人びた言動に、2人の仲の良さ。メガネくんとぽっち>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.1

観ているだけで満たされてくるこってりとした美味しそうな料理たち。主人公が評価や稼ぎを欲しがっているのではなく、純粋に料理を楽しんでいる、楽しみたい、のが伝わる。これなら皆から慕われるのも分かるなあ。マ>>続きを読む

チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(2015年製作の映画)

3.5

一枚の絵を巡っててんやわんやするお話。どうしてそんなに忠誠心を出せるのか、そこまで来ると人間離れしすぎている、でとその用心棒がすごくいい味を出している。チーズのシーンが微笑ましい。

ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春(2011年製作の映画)

3.8

友情、コメディ、ラブロマンス、そんな綺麗なものにゾンビをスパイスとして加えている。チーズが良い子、自転車の乗り方がツボ。ゾンビでも幸せになれる。なるべき。

マライアと失われた秘宝の謎(2013年製作の映画)

2.9

小道具や衣装が好き。それ以外は内容もキャラクターも凹凸がなく、うーんて感じだった。良いところはあるのになんだか普通なのが勿体無い。兄弟愛は素敵。弟が死にかけた時、弟が振り絞るように言うのではなく、兄が>>続きを読む