sさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

柔らかい肌(1963年製作の映画)

3.3

フランソワーズ・ドルレアックを観る映画。再鑑賞。
彼女が本当にものすごく綺麗で、それだけでいいって思える映画。本作の3年後には亡くなってしまったというのが悲しい。

それにしても心配して寝ずに待ってた
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RENT/レント(2005年製作の映画)

4.5

tick, tick... BOOM!の予習として。通しで観るのは6回目くらいかな?

最初に観た時はミュージカルに明るさを求めていたので、辛い展開がしっくりこずイマイチかな…と思ったのを覚えてる。
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.2

派手な髪色のクレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)が美しくて輝いてたな。

何気なく観たシーンの意味に後から気づくという体験が好き。
記憶除去中の主人公の脳内では室内で雨が降ったり、視覚的な面白さは
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いちご飴(2020年製作の映画)

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何か観たいけど疲れてるときの短編映画。
和み系イラストからの胸くそ悪いストーリー。このあとすぐにアフロ田中を観て気持ちを浄化しました。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.4

主人公が緊急通報司令室で通報を受ける様子を淡々と映すワンシチュエーションもの。
通報者側の様子が一切描かれないおかげで、主人公と同じように緊迫感を感じられる。
先入観と思い込みはこわいね。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.4

しっかり騙されてミステリーとしては面白かったけど、首謀者さんが周りを巻き込みすぎなところがちょっと引っかかってしまう。作中で誰かが言ってたように時間の問題だったかもしれないけど、確実にそのタイミングを>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

すぐに1500万メリットの人だ!と気づいて嬉しかった。可哀想な目に合うのが妙に似合う俳優だなあ。

黒人を褒めてると見せかけてこれ以上ないくらい軽視していて、敵視する系の差別とはまた別の嫌悪感があった
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.5

ちょっと信じられないくらいヌルヌル動く、日本が舞台のストップモーションアニメ。ストップモーションの題材に折り紙を自在に操る主人公を持ってきたのが凄い。
ストーリーよりも、ストップモーションの凄さで評価
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.1

フライヤーとあらすじの情報だけだとウェス・アンダーソン版リトル・ミス・サンシャインっていう印象なんだけど、全然違ってた。

親の子供に対する責任ってすごく重いと思っているので、子供たちがかわいそうと感
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EAST MEETS WEST(1995年製作の映画)

3.0

侍×忍者×ウエスタン。

日本のドラマや映画のいかにもなセット感って自分が日本人だから違和感を抱きやすいだけなのかなと思ってたけど、本作はアメリカが舞台なのにやっぱりセット感は健在。
というかアメリカ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.6

あまりにも評判が良すぎるので軽い気持ちで消費したくなくてずっと温めてたけど、映画館で上映されると知ってついに観に行った。

ミュージカルナンバー少ないんだなあ。ちょっと寂しいけど多ければいいわけでもな
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クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代(2018年製作の映画)

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美術には詳しくないけど、クリムトは唯一好きなので観てみた。
クリムトとシーレを中心に、当時の芸術家を取り巻く環境や時代背景を解説したドキュメンタリー。なぜかリリー・コールが出てた。

美術史美術館、M
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気まずいあるある/気まずいなあ(2020年製作の映画)

3.5

日常の気まずいシーンあるあるをコミカルに描いた短編。
延々と道を譲り合ってる二人が誕生会にたどり着けてないの、細かくて好き。
美容室で微妙な髪型にされても何も言えないのって世界共通なんだなあ。スッカス
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とっくんでカンペキ(2012年製作の映画)

3.2

ジャック・オー・ランタンで特訓してて笑った。他に適任はいなかったのか。
最後の満足げな様子がかわいいね。

この後にEdwardっていうストップモーションの短編映画を観たけど、Filmarksにないの
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.5

何か観たいけど長編を観られるほど元気じゃない時にありがたい短編映画。

歴代の男性のシーンで不謹慎ながら笑っちゃった。軽い気持ちでスイッチ押しすぎて後悔してるだろうな。
それに対して女性の肝の座りっぷ
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.2

Netflixがコメディだって言うから観てみたら、フライヤーの雰囲気から想像するものとは全然別の映画だった。いい意味で。

妻が不慮の事故で亡くなり、気丈に振る舞っているわけでもないのになぜか悲しくも
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羅生門(1950年製作の映画)

3.3

邦画もここまで昔の作品だと台詞の聞き取りが難しくて以前挫折したけど、Netflixが日本語の作品に日本語字幕を用意してくれるおかげで観れるようになった。

殺人事件が起こり、加害者、被害者、被害者の妻
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.5

英エンパイア誌による史上最高の映画100本を見尽くそうと思い観賞。
何も知らない状態で観れてよかった、ということしかネタバレなしでは言えない。

個人的に、演技が良くて見覚えがある気もするのに誰かわか
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.5

公開時にばかうけだって話題になってた印象が強くてなんとなく敬遠してたけど、評価が高いので観てみた。
ばかうけ(宇宙船)は、360°どの角度から観てもばかうけなのではなく、角度によりばかうけだったりそう
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

プライムビデオが配信終了するというので重い腰を上げて観賞。
ジョディ・フォスターが若い娼婦役で出てる事しか知らず、クライムアクションかな?くらいの軽い気持ちで観たら結構重たい気持ちになる映画で、何度も
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アダムス・ファミリー(2019年製作の映画)

3.2

実写版一作目と比べると毒を抜いて子供向けメッセージを入れた作品なので、もっと毒をくれ〜!と思ってしまった。

でも、こんなこともあろうかと実写2作目を最後に残してあるので問題ないです。

ゴメズの既視
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ズーランダー(2001年製作の映画)

3.7

バカだけど悪い奴ではないスーパーモデル、ズーランダー。その頭空っぽっぷりを見込まれて、アパレル業界に都合の悪いマレーシア首相暗殺の実行犯に選ばれ、催眠をかけられてしまう。

カメオ出演の豪華さに反比例
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パンダコパンダ(1972年製作の映画)

3.2

Netflixを眺めていて偶然発見した。存在すら知らなかったけど、レトロでポップな色合いに惹かれて観賞。トトロとメイのプロトタイプみたいな感じだった。

オープニングから大量のパンダがフレンチカンカン
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.3

心臓外科医の男には、医者で美人の妻と子供が2人おり、郊外の邸宅で何不自由なく生活していた。しかし、ある負い目から1人の少年に物を買い与えたり家に招いたりしていると、家族に「呪い」がかけられてしまう。>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.3

探偵である父親は、ポケモン絡みの事件のために家を出たきり戻らなかった。それ以降父親とポケモンを遠ざけて暮らしていた主人公の元に、父親が交通事故で亡くなったとの連絡が入り、人間とポケモンが共存するライム>>続きを読む

あるアスリートの告発(2020年製作の映画)

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スポーツ全般に詳しくなく、この事件もそういえばネットニュースで見かけたな、くらいの認識だったけど、たまにはドキュメンタリーを観ようと思い観賞。

ミュージカル「キャバレー」のMaybe this ti
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.8

不気味な屋敷に住む資産家のアダムス一家は、ちょっと変だけど仲良し家族。昔生き別れた当主の兄が帰ってくるが、実は財産狙いのなりすましで…というドタバタホラーコメディ。

アンジェリカ・ヒューストンのかわ
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.0

ブルネットの女性と火星にいる夢をよく見る主人公。記憶を売るリコール社に行き、火星でスパイをしていたという記憶を買うと、同僚や妻に命を狙われだしてしまう。

終始、これ観たことある…いや、ない…と思いな
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エコール(2004年製作の映画)

3.0

森の中の寄宿舎に棺に入った少女が運ばれてくる。
一定の年齢に達しこの場所を出るまでの間、踊りと従順さを身につける少女たちのお話。

権力者が何かしらを得るために閉ざされた世界で人間を飼育する、というデ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.0

いろんな面であまり真摯に生きてない女子大生の死に戻りループもの。

ホラーコメディということで気になっていた1本だけど、期待しすぎたなあ。
死に戻りって、混乱→順応→上手くいくまでトライアンドエラーと
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.5

吹雪の夜、人里離れたロッジに居合わせた賞金稼ぎ、賞金首、新任保安官、処刑人などの面々。何も起きないはずもなく。

密室ものは定期的に観たくなる。
ということで長いのでなかなか手が伸びなかったタランティ
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.4

すべての台詞が音楽に乗せて歌われるミュージカル映画。
ストーリーはなんてことないほろ苦い恋愛ものだけど、ミシェル・ルグランの音楽の上品な煌めきと、カトリーヌ・ドヌーヴの美しさと、やたらとポップな色彩で
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キャッツ(2019年製作の映画)

3.3

人間が猫に扮するのは舞台での魅せ方であって、映画でもそうする必要ないよなあとずっと思いながら観てた。せっかくの映画化なのでディズニーみたいなフルCGの猫ミュージカルが私は観たかったな。人間が演じてるの>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.3

序盤が良かったな。
強盗、カーチェイス、ベイビーがコーヒ買いに行くミュージカル感あふれるシーン。ここまでセリフなし。
運転テクニックの高さで魅せるカーチェイスが良い。

だいぶベイビーに都合のいい展開
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サイコ(1960年製作の映画)

3.2

後世に影響を与えた作品を観れば映画鑑賞がより楽しくなるだろうと思って、教養として観てみた。

オチが予想通りだったり、真新しさを感じなかったりで、こんなもんか〜という感じ。
すごく古い映画を観て逆に新
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.4

出先で軽く観ようと思ってダウンロードしたけど、開始30秒でこれ好きなやつだから家で落ち着いて観よう!と思いちゃんと観た。

導入部分、フランシスと親友ソフィーの何気ない同棲生活がいつか観たフランス映画
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