ろどちぇふさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

レベッカ(1940年製作の映画)

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亡くなった人をめぐる人々の感情、がテーマかと思ってて(多少はそれもあるかもしれないけど)、話がどう転がるのか全然わからなかったけど、後から考えるとずっとミスリードされてた。ヒッチコックだもんね…。>>続きを読む

カリガリ博士(1920年製作の映画)

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背景が舞台を繋ぎ合わせたみたいで面白かった。話は最後で恐怖が増した。認識が覆されるのってすごく怖いなぁ。

Somnambulist=夢遊病者。谷崎潤一郎「カリガリ博士を見る」も読みたい…φ(..)

舟を編む(2013年製作の映画)

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映画という枠のなかでも時間の経過をしっかり感じられたのはよかった。パーティーで飾られてた写真に、十年を越す“過去”を強く感じた。十年後二十年後を見据えながらも地道に目の前のことをこなしていける人の偉大>>続きを読む

わたしはロランス(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

【再観賞】
はじめは二人とも「社会のはみ出し者」だったのかもしれないけど、地上からやっと離れられたロランスと地上で生きたかったフレッドは別々の道を行くしかなかった。インタビューを受けている現在から全て
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

雑駁な感想。先によかった点。
・画面が好きすぎる。色使い。小物使い。切り方。
・ポスターで期待値爆上げだった理由が画面映えするキットハリントン。顔かっこいいってのもある。振られて裏通りに佇むシーン好き
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

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自分のなかでうまくまとまらない。途中で中断しながら観たのもあるけど断片的な印象が残った。マイクが意識を失う度に挿入される空と家、母親の映像。帰っていく鮭、何処にいても戻ってしまうアイダホ、知っている道>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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ん~😣恐怖を煽られる感じは少なかったからホラーだとは思わなかった(耐えられるか確認するために、わりと前情報入れてたからショックは少なかったってのもあるかな。)けど、何となく不快だった。ただ花の衣装には>>続きを読む

ビリギャル(2015年製作の映画)

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主人公が思ってたよりも魅力的だった。あーちゃん(母)、先生、さやか(主人公)それぞれで在り方は異なるけど、三人とも人を勇気づけられる存在で素敵だった。やっぱり素直さというのは強いものだし、本当の努力は>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

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信念を全うするのに感情は必要ない、って新鮮に感じる。そもそも信念の形成過程に感情が含まれる必要もないのだなあ、と。

政治体制そのものも問題にはなっていると思うけど、個人の物語として観られるから面白か
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別離(2011年製作の映画)

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大人たちは皆ギリギリのところで生きてる感じがした。ジェンダーとか宗教とかイランという国の様子を知れるのも興味深いけど、今の世界ではいたるところで見られる問題なのだろう。

最後の選択は未来に生きる我々
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午後の遺言状(1995年製作の映画)

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どんな人生を送ってきたの?と問われたとき、自分は何と答えるだろうか。自分はどのように人生を去っていくのだろうか。

働く豊子にとって山荘は生きる場所だけど、避暑に来た容子にとっては休息の場であり、ある
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最後に場面が戻ることで結局全部夢だったとも読めそう…?ただ、夢だったとしても(夢の中の)彼にとっては“真実”だったのだと感じる。

“マスター”にとってはフレディが自由に見えてたようだけど、そうは見え
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恋する惑星(1994年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

正直思ってたよりはまらんかった…。というか前半と後半があまりに別物で僕の脳内では統一できない…😢
これも欲望の翼のインタビューのように「いろんな場所にいろんな時間があること」って言っちゃえば解決はでき
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欲望の翼(1990年製作の映画)

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基本的に屋内で狭い範囲しか映されないから、何となく苦しい感じがずっと漂っていた。“飛んでいるつもりが死んでいた鳥”の比喩とともに悲しさが残った。

最後のトニーレオンがあまりにもわからなくて調べてたら
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

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最後のプールのシーンはとにかく美しかった。ホースで水をかけながら花火大会に誘うとことか、少女がある種の“少女らしさ”を取り戻す瞬間にフェチ…こだわりを感じた

四月物語(1998年製作の映画)

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どうということのない話なんだけど面白かった。桜の花びらが雨のように降ってる場面とか光のあふれた映像がきれいだった。松たか子がかわいらしい。

キャッツ(2019年製作の映画)

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猫みたいな人間(笑)は割り切って観ればそこまで気にならないけど、補食シーンが気持ち悪かったのと、息の音を拾いすぎてて生々しいのが気になった😣

でも背景とかセットが凝ってて面白かったし、何よりもBea
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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ビートルズを流しながら手を振る観衆を映すともうアイドルにしか見えないんだよなあ。新しかった。

ジョジョラビットってからかわれたときにウサギは強いぞ、って励ましてくれたのはアドルフなのが何とも皮肉。で
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

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序盤の空虚さがあまりにも不快で観るの止めたくなったけど、「主よ、人の望みよ喜びよ」の流れる中さ迷い、自分のいる場所がわからないことに七海が気づく辺りから目が離せなくなった。

街で「こんなに人がいたら
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Love Letter(1995年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

残された者の後悔や決意に弱すぎて久しぶりにぼろぼろと泣いてしまった…。「お元気ですか?」って言ってしまうのは「私は元気です」って言いたいから、なんだろうか…。

ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

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ダウントンアビーファンとしては、そこそこ楽しめたけどドラマ版のような緻密さは少なかったのが多少物足りなかったかな😅
でも、オープニングから大画面でダウントンを観られる歓びにうち震えたし、バイオレットの
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ルパン三世 グッバイ・パートナー(2018年製作の映画)

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ショパンを使ってくるのは好き。あと次元が手品をしようとするシーン。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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ヤバかった…。

“半地下”に入ってくるベンジョコオロギと消毒のエピソード、“縁起のよい石”と美味しい話を持ってきてくれた友人から始まるストーリー。
モノ、役者、光を巧みに使って情報を与えながら不穏さ
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

善悪では片付けられない葛藤とか、機械では自然のもの(牛?)をコントロールできないとか、血縁よりも強い絆がある(結局血縁を乗り越えることはできていなかった気がするけど…)とか、多様性とか、ちょこちょこア>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

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金持ちおっさんの言動とかパパの行動なんかで、人間の醜さや弱さを描くのが上手いなあって感じた。あと、列車内で感染が広がるまでに不安さ・不気味さを演出しながら、人間関係をさりげなく入れていく感じも。

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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

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(スカイウォーカーの夜明けを観てからの感想)
戦争で儲かるのは武器商人っていう唐突なメッセージ。大事なんだけど結局スターウォーズでは活きない(活かせなかった)気がする。

ただ、ジェダイもいなくなった
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

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みーんなモッズコート着てて、服がある種の思想や生活の反映になることを思い出した。けれど人によって本気度には差があって大多数は単なる“ファッション”や遊びとしか考えていない。

生き方を悩んで選びとらな
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

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寅さんが今も生きていてひょっこり帰ってくるかもしれない、という感じがもう少しあれば“現代の寅さん”としてもっと楽しめたかなあ。折角新しい作品が作られたのに、結局心の中にしか寅さんが生きていない感じがし>>続きを読む

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

“空港で思い付いた脚本”って感じの軽さとごちゃつき感がいいのかもしれない。コリンファースのフランスでの恋は通じなかった言葉が通じるようになる感動があったし、キーラナイトレイへの一目惚れ(かな?)を終わ>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

マイケルが、殺したの?という質問にNo.と答えてから「ドンコルレオーネ」と呼ばれる場面で終わるのが凄かった。

SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

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駅で撮影するときの不思議さと不気味さと期待感は最高だった。

レディ・バード(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「初めて街を車で走ったとき」のサクラメントの風景が美しかった。

NO SMOKING(2019年製作の映画)

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たーのしかった~!
細野さんの音楽あんまし聴いてないしすごさもほとんどわかってないけどルーツとか変遷とか何となく観てるだけでも面白かったし、とにかくライブの映像が最高だった。カッコいいし楽しい。

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