TAKEZOHさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

最凶のバディムービー!!
体に宿った親愛なる同居人は残虐非道のエイリアン!?
そんなパートナーにはマッドな彼が相応しい……と言うか彼しかいないッ!!!
サム・ライミ版では狂気の化身のような存在だったが
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

5.0

IMAX上映にて観賞。
私がDVDで見ていたこの作品はなんだったのだろう……
と、思わせるくらい圧倒的な音楽と衝撃の映像体験だったッ!!?
映画は映画館で観たほうがいいと改めて教えてもらった。

止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

4.0

狂気や暴走ではなく衝動の果て……
昭和の猥雑とした新宿の喧騒のなか、現在の映画関係者が多く関わっていた若松プロダクションの若者達の青春……
こういう映画を観ると、その当時の懐古からの自己陶酔か自慢話に
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.5

ドウェイン・ジョンソンVS巨獣達のバトルロイヤル!?
もうロック様には対人相手では務まらなくなってきたのか……
単純明快な巨大モンスターパニック映画にジョージとの友情という異色バディがこの作品を一際抜
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.0

屈強でフェロモンダダ漏れのドウェイン・ジョンソンの中身は内気なギークボーイ!?
ジュマンジというボードゲームは、レトロなテレビゲームに進化し、正に命がけのゲームと化す!!!
今時のゲームのアバターと中
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.5

史上最大の超高層ビルVSドウェイン・ジョンソン!?
大切な家族を閉じ込めた?コンピューター制御されたハイテク超高層ビル相手に、テロリストという名のトラップも、義足のハンディキャップがあるくらいで今のド
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.0

映画館での物音厳禁!?
息をのむ音すら憚れるこの上なく緊張と静寂を強いる傑作。
多感な幼少期と思春期のこどもに強く生きてほしいがゆえに子供へうまく愛情を伝えられず接してしまう不器用な愛妻家の父にイラつ
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.0

更に拍車のかかる俳優達のムダ遣いの競演!!!
今回も原作に忠実にやり過ぎている!!!
特に佐藤二朗の傾きっぷり(笑)と、中村勘九郎の歌舞伎役者ならではの見得の切れっぷりと演技は必見!!
今後もシリーズ
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劇場版 フリクリ オルタナ(2018年製作の映画)

3.0

17才は待ってくれない!?
惚れたはれたリア充よりも、溢れだす欲求不満の具現化の暴走!!??
宇宙人が普通にいて謎の巨大なアイロンが町にある高校生たちの日常……
そんな日常を一変させてしまうハルハラ
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

この罰当たりなファムファタールに好感できずとも何故か共感してしまう!?
ブリジットジョーンズの日記やセックスアンドシティなどの本音と建前の女性の物語を日本で真似て惨憺たるモノになっていく中、この作品は
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

この『カメラを止めるな!』の感染の拡散は止まらない!?
一見、ワンカットで繰り広げられるB級ゾンビ映画という「まあ低予算映画にしては……」という上から知ったかぶりしていると後半の展開で、まさにどんでん
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デトロイト(2017年製作の映画)

3.0

『ハートロッカー』『ゼロダークサーティ』で戦場で生きる人間達を描いたキャスリン・ビグローが、暴動で無秩序と化した街の非日常に観ている者をいざなう!?
軍人たちも関わらないよう一線を引く警官達の暴挙と振
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.0

男は地位とリスクを元に目の前の手柄を積み重ねようとし、
女は情によって突き動かされ、大物を捕らえるため、リスクを厭わずちいさな可能性を賭ける男女の行動原理の相違と、男優位の組織社会と時代背景を示してい
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

3.5

終わりの見えない戦争と彼ら軍人の日常……
戦争という非日常も彼らにとっては刺激的な日常であり、家族の元で暮らす平和な日常のほうが居心地が悪い違和感がでているが、
繰り返される報復とテロで任務に就く彼ら
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

5.0

またソン・ガンホに泣かされてしまった!?
国が捏造するデモ、その真実を伝えようとするジャーナリストと事件の渦中に立ち合うタクシードライバーの韓国であった光州事件の実話であるが、
デモを起こす若者達、そ
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.5

「王を称えよ!!!」
前作『伝説誕生』で語られる王位の顛末も他の作品なら単調で間延びしてしまうところや後半の怒濤で強引な正に畳み掛けるような展開も、シヴァ神の加護を受けたこの作品は最後まで油断ならない
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

5.0

正直未だにインド映画ということで後回しにして、映画館のスクリーンで観なかったことをこんなに後悔した作品はない!!
冒険活劇、ロマンス、ミュージカル、舞い踊るかのようなアクション、己の出生の秘密と王位継
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海底47m(2017年製作の映画)

3.5

ありがちなシチュエーションと思いきや、
最悪最低の極限の状況づくりに、
無線から送られる情報の提示によるルール説明がなされている上で、
出来事全ての伏線などが後々深く意味をなし、正に主人公を絶望のどん
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フルメタル・パニック! ボーイ・ミーツ・ガール(2017年製作の映画)

4.0

久しぶりのフルメタ、懐かしい宗介とかなめ、あの曲……
そして今見ても遜色ない設定とアクション!?
魅せ場などに新作カットあるけど、ほぼ当時のままの学園軍事ラブコメという本作の魅力を纏め上げた総集編は、
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全員死刑(2017年製作の映画)

3.5

不謹慎に笑える快作!!!
(バイオレンス好きで)これを観ない奴ら、全員死刑wwww

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

ラ・ラ・ランドでアカデミー賞主演男優賞を逃し、ナイスガイになろうとしたライアン・ゴズリングはブレードランナーという白昼夢をみるのか?……
前作の間に起こった大停電という災害の後、統制管理されたレプリカ
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.0

常に正義の象徴として活躍していたラッセル・クロウもこの映画では老害扱いされ、
ライアン・ゴズリング演じるカッコつけようとして大ボケかますダメ男の起こすアクシデントが面白いように目まぐるしく転がる展開は
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

3.0

公開当時、様々なクリエーターに影響を与えただけあって今見ても見劣りしない映像とテーマで、何よりも上映時間が2時間もないことに驚いた!?

斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

4.0

当初は映画で観るほどでもないと思っていて佐藤次朗を観るつもりで行ったけれど、予想以上に橋本環奈がハジけまくってた!?
『銀魂』以上に笑えたかも♪

交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1(2017年製作の映画)

2.5

この作品はリアルタイムで見ていて、
作中に登場するチャールズ夫婦は好きなキャラクターではあるが、
これを初見で観た人はどう思うのだろうか?
ヒロインとの関わりは何となくわかるけど、出逢いなどをカットさ
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ボヤージュ・オブ・タイム(2016年製作の映画)

3.5

小さな生物の中の繰り広げられる宇宙のような小さな胎動と、
大自然の緩やかでありながらダイナミックな意志があるかのようなエネルギーの躍動は、
地球からの恩恵を受け、そして地球に還すという円環と生物の進化
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.0

トランスフォームしてくる侵略者や圧倒的戦力の宇宙船を持つ彼らがなぜ地球を侵略するのか? という理由に曖昧だったりするが、この作品の侵略者たちは“概念”を奪うという映画史上最も好奇心旺盛でクールな奴らだ>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.5

香川照之演じる住まう周囲の人々を魅了させてしまうサイコパス対サイコパスの心理への好奇心を持つ元刑事演じる西島秀俊の駆け引きと対決は最後まで目を離せない展開で見物だった!?

二重生活(2016年製作の映画)

3.0

大学の論文のために“理由のない尾行”をする女の子の人間観察録。
スキャンダルを追う記者のようだが、スクープやお金をもらっていないプロではない分、対象者に注意を払っていても他の周囲の人には気づかれて迂闊
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怒り(2016年製作の映画)

3.0

自分のおかれた状況、苦難よりも(親しい)他人から向けられる感情のほうが心が揺さぶられる……
冒頭の父親に助けられ電車で故郷に帰る女の子が、自分が好きなった男を連れ戻し電車に乗るシーンは印象的だった。

パレード(2010年製作の映画)

3.0

『何者』を見ていての他人同士が住むという設定が似ていたので確認と、『22年目の告白』の藤原竜也が出演していたため鑑賞。そしたら小出恵介が出ていたおまけがついてきた!?
内緒でシェアしている若者達の淡々
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何者(2016年製作の映画)

3.0

『青春が終わり人生が始まる』というキャッチコピーの通り、
就職活動というイベントを中田ヤスタカの音楽にのせて、就活本部というサークルに集まる若者達が若者が何者かになるための最後のモラトリアムを謳歌する
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亜人(2017年製作の映画)

3.5

IMAXにて鑑賞。
実写版『亜人』は綾野剛が大活躍する映画です!?
特に工夫もない原作の改変と説明不足は否めない割には中途半端な感情移入のためのシーンも、元から実写化と本広作品にそんなに期待していなか
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劇場版 其ノ灯、暮ラシ(2017年製作の映画)

3.5

身体の内から言葉が迸る力強いMOROHAのライブシーンは勿論だけど、ライブに来ていた人と監督の日常の一期一会が共鳴し、身内が亡くなっても、大切な人がいなくなっても今日が終わって明日は続く幸せ、日々を生>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

NO MUSIC・NO MOVIE!!
音楽を愛する心優しき天才ドライバー誕生!?
ビートを刻むような殺し屋の銃撃とアクセル全開のノンストップ展開と“ベイビー”の周囲の優しき人達のストーリーの選曲とコ
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関ヶ原(2017年製作の映画)

3.5

歴史の教科書に載っていて誰もが知っている大いなるネタバレを、関ヶ原に至るそれぞれの忠義大義道義への思いと家柄立場による権力争いの果てを描いた大河映画は、現代にも置き換えられる最高の会社組織映画だった!>>続きを読む