TAKEZOHさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

3.0

飛行機事故のマスコミの取材報道が一種の戦争映画のように見えた。
夏に見たい作品

突入せよ!「あさま山荘」事件(2002年製作の映画)

3.0

“ヘラクレスの選択”という言葉が印象的なサラリーマン映画。

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.0

こんな柳楽優弥、誰も知らない!?
SNSで和製ファイトクラブといっていたので気になって見てみたが暴力衝動に哲学や説明をしない分、この作品のほうが暴力の純度は上回っているようだった。
タイラの常に何かし
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.0

実際の事件を元に創られたいうこともあり、生活音や生活感などがドキュメントチックに写されているので演技というよりも子役たちの記録のようにも見え、ドラマチックではない分、子供達の時が停まっているに対して周>>続きを読む

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

5.0

好きという言葉の純度100%の気持ちを相手に伝える力は、大人になると立場や利己的に嘘をついたり言葉に余計なものをつけて飾りたて、大人の都合でまわる世界を変える力と可能性を示しつつ、大災害から救い変わっ>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

5.0

正義の蜘蛛男の恋人友人との葛藤の青春を謳歌し、俗世を捨て異国での布教による受難と苦行を享受したアンドリュー・ガーフィールドが沈黙を破る!?
凄惨な戦場のシーンが話題だけど、
前半は彼が戦場に赴くまでの
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銀魂(2017年製作の映画)

5.0

ここ最近の漫画アニメの実写化の中では文句なしに原作に忠実にやり過ぎている作品だった!?
父親がクドカン作品でアーサー王を演じ、今回近藤局長を正に体を張って演じた中村勘三郎や、小栗旬の役者としてのキャ
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劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ(2013年製作の映画)

4.0

実写映画公開のため改めて観賞。
やっぱり完結しなかったけど(笑)、
映画泥棒とのやりとり、三位一体の特典フィルムなどふざけているようで重要な伏線なったり油断ならない展開は、タイムリープ映画としてもアニ
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忍びの国(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

己の業を生業とし金次第で殺しも厭わないのに妻にはめっぽう弱い愛すべき守銭奴の誕生!!
群雄割拠の戦国時代に織田信長の織田軍と“忍びの国”伊賀の存亡をかけた戦い……という宣伝で、小国対大国との大逆転とい
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ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

3.0

『不死者はつらいよ 傷心ニッポン人情旅』
最愛の人に手をかけ自責に苛まれているウルヴァリンの元に現れる謎の少女に導かれ、日本兵に捕まっていた時の縁で日本へと訪れ、矢志田産業の後継者争いに巻き込まれてい
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X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

3.0

のちのプロフェッサーXのエリックとレイヴンとの兄妹のような関係と生活と、レイヴンをめぐるそれぞれの恋模様……
マグニートーとなるエリックの力の覚醒と、元凶である最強の敵セバスチャン・シュウとの戦いは、
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X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年製作の映画)

3.0

臨界点まで膨れ上がったミュータント達の対立は、プロフェッサーX、マグニートーすら手におえないシリーズ最大のミュータント、ダーク・フェニックスの登場と、世界崩壊の危機と悲劇の連鎖を断ち切るためにウルヴァ>>続きを読む

X-MEN2(2003年製作の映画)

3.0

ミュータントと人間様々な立場と思惑が交錯するなか、明かされていくウルヴァリンの過去の記憶の断片と、尊い犠牲による悲劇は、人間、ミュータントそれぞれの関係に亀裂と溝を生み、新たなさらなる戦いを予感させる>>続きを読む

X-メン(2000年製作の映画)

3.0

マーベルが誇るミュータント達による壮大なサーガの幕開けとなる作品。
虐げられたミュータント達を率いて人間への反逆を企てるマグニートーと、
ミュータント達を集わせ、人間とミュータントとの調和の可能性を諦
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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

3.5

ローマの休日を手掛けた作家の“時代”との戦い
『ブレキング・バッド』のブライアン・クランストンが演じるからこそ説得力ある
美しく散りばめられたセリフを生み出される脚本の裏側で、清濁併せの処世術と家族を
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映画 山田孝之3D(2017年製作の映画)

4.0

山田孝之という小宇宙を体験する3Dアトラクション!?
青春時代、役者としての起源、演技としてのロジック、性癖、家族……
山田孝之が己を知るための独白、
山田孝之を皆がための知る思考迷宮であり、
山田孝
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.5

ビートルズが生まれた国のドリームでもサクセスでもない、歌で世界を変えることでも平和のためよりも、
好きになった女の子の気を惹くためにバンドを始め、
デュラン・デュランなどの80年代音楽、バック・トゥ・
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SCOOP!(2016年製作の映画)

3.5

欲望が蠢くコンクリートジャングル東京で、スナイパーライフルで獲物を狙うハンターのごとくスキャンダルを追うカメラマンの生きざまと新人の女の子が記者としての生きる術を得て成長する姿を、
業界のバブル期と現
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WHO KiLLED IDOL? SiS消滅の詩(2017年製作の映画)

3.5

『劇場版BiS誕生の詩』の姉妹作であり、その後に起こる事件の顛末……
SiSというアイドルユニットに関わった人間達のドキュメンタリーであるが、
WACKのBiSの生みの親渡辺淳之介とSiSプロデューサ
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劇場版 BiS誕生の詩(2017年製作の映画)

3.0

解散したBiSを再始動させるためのバラエティ化したオーディションで、
アイドルに憧れてなりたい普通うの女の子達の中で、選ばれる人間と選ばれない人の差は大差なく、選ぶ人のさじ加減で決まり、アイドルという
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無限の住人(2017年製作の映画)

3.5

現代に甦る雄呂血、決闘高田馬場!?
“ぶった斬りエンターテイメント”と銘打った死ねない侍が主人公の異色の時代劇漫画の実写化であるが、
本当にぶった斬りなのは、40巻ある漫画のエピソードを潔いほど一刀両
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

2.5

ハリウッドのクリエイター達が追いかける押井守というゴーストの実写化!?
ほぼアニメを忠実に再現してみせた現代の映像技術は満足だったけれど、
ただ自ら誕生の謎に悩み、恋し、それでも闘う少女のような少佐も
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

5.0

空前絶後のアクションのインフレーション!?
全世界のギークの憧れ、ヴィンディーゼル兄貴の天上天下唯我独尊の最新作!!!
ドミニクの裏切りと仇敵との結託という掟破りのプロレス的ファミリー対決は、
前作、
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.5

バイオレンスでドメスティックな環境のなか、自らのアイデンティティーへの葛藤とその少年時代のトラウマを抱えた男の停滞してしまった“時”の邂逅は、
繊細なタッチで描かれた画の上から乱暴に絵の具で塗りたくっ
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

5.0

人生は光陰矢の如し! 少年は大志を抱き、乙女は歩く!?
京都という魑魅魍魎が住まう古都を舞台に、予測不能のエキセントリックな展開を人の縁がアクロバットに繋ぐ!!!
『四畳半神話体系』の原作、監督、脚本
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.5

「この島で、人類は最弱」……なれどサミュエル・L・ジャクソン最高!?
いいプロレス映画だった!!
何より『ゴジラ対キングコング』『エヴァンゲリオン』などの監督の「俺の好きな怪獣映画!?」を詰め込みなが
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ハードコア(2015年製作の映画)

2.0

ある意味バカバカしい位、(バイオレンスだけど)清々しいアドレナリン全開!?のアクション映画!!!
ゲームの感覚を映画に取り入れた主観の映像と都合いいような展開(のちに伏線にはなるのだが……)も、突っ込
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ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年製作の映画)

3.5

テクノロジーとファンタジーとひと匙のリアリティがとろけ絡み合う近未来ノスタルジー!?
夢の中の物語の意味と現実との連動、
現実の魔法のカラクリ……と、
監督の過去作品、影響などを知るとさらに楽しめて、
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

2.0

自分が原作が好きで期待しすぎたのだろうか……
製作者、役者が原作に近づけようと一生懸命なのがわかるくらい、ほぼ忠実に描かれているのけれど、
原作を知っていると何となく分かるシーンを切り貼りして簡潔にま
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SING/シング(2016年製作の映画)

4.5

マシュー・マコノヒーだからこそ説得力あるクズ男のポジティブシンキング!?
名優達が演じる愛らしい動物達が、反則な位の名曲の数々をそれぞれの夢を秘め唄い上げる姿は、こちらの気持ちもスイングさせてくれる正
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アブダクティ(2013年製作の映画)

4.0

日本でもこういう密室サスペンスができるのか……という驚きと、規格外のラストの展開の衝撃は誰も予想できない!?

セーラー服と機関銃 卒業(2016年製作の映画)

2.0

平成の世に、昭和の古き良き角川映画が殴り込みっ!?
老舗の料亭の味を楽しむように、こういうアイドル映画は残すべきかなぁ……

ラバー(2010年製作の映画)

4.0

シュールなコメディとして見るか、ホラーとして見るか……

みえない雲(2006年製作の映画)

3.0

みえないモノに追われる恐怖……
現実にあり、もう他人事ではない作品

愚行録(2017年製作の映画)

3.0

ありきたりの言葉で云えば、『凶悪』の嫌悪感の更新作!! 『ゴーン・ガール』以上の衝撃!?
逃れられない血縁と家柄、キャリア、レッテル、階級格差……
救いようのない世の中のしがらみの暗部がリアリティとし
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

健常者の尺度は健常者を計るものであり、
異常者の尺度は計り知れない!?
観る前は痛快アクション映画と思っていたけど、予想以上に健常者の社会とのコミュニケーションなど深いテーマの作品。
それでいてアクシ
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