大作の幕開けはワクワクするものだが、やはりどうしても物語の序章感は強い。盛り上がり切る前に映画が終わってしまうので、この一本だけで評価を決めれるものではないだろう。
全体的に特筆してるのは風景の美しさ>>続きを読む
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トンネルを抜けると雪国だった。
ハートキャッチとトロピカルージュファン両方が満足できる作りになっており、今回もまた大傑作。
結構重めの内容で、少し対象年齢が高めになってしまってるのではないかとも思った>>続きを読む
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ダニエル・クレイグ最後のボンドということで、なかなかどうして感無量だった。
年代的に、クレイグ版以前はソフトやTV放送でしか鑑賞していない為、実際に劇場で追いかける事のできたクレイグ版にはかなり思い入>>続きを読む
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どことなくタランティーノ味を感じさせながらも、日本の田舎特有の嫌な雰囲気や見ていて小気味良いアクション、展開にそぐわぬ緩い会話等、面白い作品に仕上がっていた。
「べいびーわるきゅーれ」で初めて触れた監>>続きを読む
ジェットコースターのようなホラー映画で、静からの動がかなり効いている。
前回の死霊博物館は、全編通してこのジェットコースターに乗せられているようで、それはそれで楽しかったが、今回はそこに真相を追求する>>続きを読む
映画館で見るカンフー映画はやはり良い。
まさかMARVEL作品でここまで本格的なカンフーアクションが見れるとは……。真似をしたくなるカンフーアクションが見れる映画は傑作だと個人的には思っているのだが、>>続きを読む
テニプリはアニメを昔見ていて週刊連載のときに軽く読んでいたぐらいの知識しか無かったが、そんなものは関係なく十二分に楽しめた。鑑賞中はずっとトリップしていて、観賞後はただただ幸福感に包まれるという、さな>>続きを読む
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やりたい放題の素晴らしいエンタメ作品だった。
前作がいまいち合わなかったのであまり期待していなかったが、今回のは面白かった。
良かったのが、最初のチーム結成からの一瞬での壊滅。ここの死に様が素晴らしく>>続きを読む
まさか、ジョン・ウィックばりの殺し屋アクションを邦画でみれるとは……思いがけない傑作だった。
本作、ストーリーは薄味であるが、それを補って余りありすぎるキャラクターの魅力とアクションが素晴らしかった。>>続きを読む
火山の噴火を核兵器で止めるというトンデモディザスターパニック映画。イ・ビョンホンやマ・ドンソクという、あまり韓国の映画やドラマに馴染みのない人間でも知ってるような顔ぶれが集結しており、豪華な作品だった>>続きを読む
個人的にシャマラン作品には毎度過度の期待をしてしまう。これがあまり良くない。何せ当たり外れが極端なのである。その点本作は、外れではなかったのではないだろうか。
内容に関しては、所々インパクトのある画は>>続きを読む
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ただただ優しい世界が広がり、観賞後は間違いなくキラキラとした金色の思い出になるような作品だった。
アリスやシノ達いつものメンバーの日常を、それこそ一期放送当時と変わらずに観ることが出来る、それだけで個>>続きを読む
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良い意味で観ていて馬鹿になれる。
基本的に、登場するキャラクターは悪と邪悪とその被害者のみ。何よりたまげるのがこの作品、最も邪悪なのが主人公兄妹の妹ミミ。最初から最後まで暴虐の限りを尽くしている彼女だ>>続きを読む
青春SF部活時代劇ラブコメ。
ジャンルだけ見れば色々と詰め込みすぎて大丈夫かと心配になるが、これがなかなか無駄なくまとまっていて素晴らしい。
作中では色々な作品に対するリスペクトが詰まっていて、特に筒>>続きを読む
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散りばめられた小ネタの楽しい映画。
どことなくトゥルーマンショーを彷彿とさせる展開に、絶対に結ばれることの無い2人のメロドラマ……と書くと何となく切ない風に聞こえるが、そこにライアン・レイノルズとユー>>続きを読む
前年に引き続き、なかなかの傑作。
学園青春ミステリーの謳い文句に偽りはなく、見た後は爽やかな気持ちになれた。ミステリー部分も結構楽しんで見ることができる。うっかりこれがクレヨンしんちゃんであることを忘>>続きを読む
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ようやくワイスピが見れて満足。
内容や展開はだいたいいつものワイスピで、今回はとうとう宇宙に行ったか……と感慨深いものがあった。磁石を使ったアクションも派手で、車がどんどんと壊れていく様が心地良い。>>続きを読む
素晴らしかった。
開幕早々、ウスナビとワシントン・ハイツの1日が始まる。街の音が重なっていくにつれて聞こえ始めるオープニングナンバーは、本作の開幕に相応しいパワフルな曲で、否が応でも期待が高まる。そし>>続きを読む
まごうことなきクソ映画。だがそれが堪らなく愛おしい。
全体的に文化祭の出し物レベルの作品ではあるのだが、製作陣それぞれがやりたいことを詰め込んだんだろうな……と、何となく優しい気持ちになれた。気分はす>>続きを読む
だいたいいつものやつ。
やはりリーアム・ニーソンがキレてからの展開は何度みてもワクワクしてしまう。
惜しむらくは、今回の敵がリーアム・ニーソンを相手取るにはいささか小物過ぎた。それ故にいつもの暴れっぷ>>続きを読む
とても色鮮やかな映画だった。
しっかり見れば結構シリアスな内容で、少しのやるせなさを感じさせるものだったが、絵面の華やかさとキャラクターたちの賑やかしでそれを上手く中和しており、全体的に爽やかな作品に>>続きを読む
前作に続き、ピーター・ラビットの度を超えたわんぱく振りは健在。
前作はファミリームービーの皮を被った戦争映画であったが、今回はバイオレンスを少し抑えてよりファミリームービーらしくなっていたように思う。>>続きを読む
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007やM:I等彷彿とさせる極上のスパイムービーで、割りとスパイものとしてのお約束を踏襲してる辺り、作り手がこの作品をどう見せたいのか感じることが出来て良かった。
ブラック・ウィドウというと、正直なと>>続きを読む
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監督の前作『search』に引き続き、構成力は見事。比較的捻りは少ないが、それ故に最後まで緊張感が続きだれずにみれた。
基本的に、主人公母子以外の登場人物が常識人ばかりで、ストレスを感じさせるような展>>続きを読む
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素晴らしきは怪獣プロレス。
ゴジラ映画といえば、完全なジャンル映画であり、好きな人間以外からは見向きもされないものだった。それがここまで色々な人に浸透し、喝采を浴びているというのも、感慨深いものである>>続きを読む
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映画好きにほど見てほしい作品。
こういう作り手側にフォーカスを当てた作品はよく見るが、どれも内容が熱くて個人的にはかなり好きなジャンル。本作も例外ではなく、どちらかといえばフィクション味が強いのだが、>>続きを読む
期待以上のものを見せてもらえた。
敵に回してはいけない小市民映画といえば、ジョン・ウィックやリーアム・ニーソン作品等あるが、本作もそれらに少しも負けない魅力的な作品だった。
言うならジョン・ウィックか>>続きを読む
B級ホラーのお約束に始まり、最後はスカッと終わってくれたのが良かった。
ジェイソンやレザーフェイスのようなまさにド定番の殺人鬼ブッチャーがまさか可愛く見えてしまうなんて……。
でかいオジサンとイケメン>>続きを読む
個人的に一番印象に残ったのは「制御することが出来ないスライドショー」という表現。
今、記憶をこうして一本の線として処理している自分がいるように、点として記憶を処理している人たちがいる。思ったことをその>>続きを読む
良いファミリー映画。
二匹の楽しいドタバタは相変わらずで、小さい頃に見ていた記憶が思い出されて良かった。とはいえ、あのドタバタをこの尺でとなると、少し疲れてしまったのも事実。同じ劇場で観ていた子供も、>>続きを読む
グロテスクながらもコミカルな世界観が素晴らしい。
キャラクターたちの造形一つ一つが正直結構気持ち悪いのだが、後半ではそれが愛おしく思えてくるから大したものだと思った。
内容はまだまだ動き始めといったと>>続きを読む
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相変わらず、バトルシーンのクオリティが凄い。ヒープリ勢は勿論、5gogoのメンバーの動きも見ていて面白く、ミルキーローズのくるみからミルク形態に変わってのアクションや、2組のプリキュアのコンビネーショ>>続きを読む
思いがけない傑作だった。
タイムリープの原理だの何だのは基本的に置いておいて、そこに閉じ込められた3人の思想の違いや、どう行動を起こすかに焦点を当てている。
ガチガチのSFではなく、どちらかと言えばロ>>続きを読む
とにかく戦闘シーンが圧巻。戦闘に次ぐ戦闘で、常にギリギリのバトルが繰り広げられている。動きから動きに繋いでいくテンポの良さは非常に小気味が良かった。また、それぞれの技のエフェクトが非常にアニメーション>>続きを読む
帰るべき場所は心のなかに。
ノマドとして生きる人々が、それぞれの旅の終着点を見つけていく。その中で主人公のファーンは旅を続けることを選び、これからも生きていくのだろう。そんな彼女の強さへの憧れと、それ>>続きを読む
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お恥ずかしながら、個人的にテーマを推し量るのがなかなか難解だった。
詰まるところ、土地に迎合して生きていくことが大切と言うことなのか……と思っていたところに、最後の「すべてのおばあちゃんに捧ぐ」で分か>>続きを読む