遅ればせながら、ようやく観れました。キネマ旬報1位というのは、正直よくわからない。去年の火口のふたりは、それなりに納得だったけど。
途中までの、秘密が少しずつ明かされていく感じは、目が離せなくて、小>>続きを読む
名演小劇場さん。名古屋地区の中でも、派手さはないし、マニアックな選択の多い劇場だけど、ここでしかやっていないものも多く、それらは大抵ハマる。今回も、素敵な作品を観せていただきました。
軍の名誉勲章を>>続きを読む
中村倫也がそんなに好きではないのと、北川景子の演技もそこまでハマらないので、観たらこういう結果になるのはわかってた。それにしては、観て悪くなかった、という感じ。
ファーストラヴっていうタイトルの付け>>続きを読む
素晴らしかったし、心揺さぶられた。何よりも、それが全て。映画は、揺さぶられるかどうかだ。
ストーリーは想像通りのお話。でも、役所さんの演じるキャラクターのリアルさが、すごい。捉え所のない、なかなか収>>続きを読む
風船ってそういうことか、と始まって、一人っ子政策のことや、遊牧民たちが生きていく様を、圧倒的背景美で描いていて、感心する。中国映画に外れなし。
行間を読ませる感覚や、どちらにも取れる結末が好きな人に>>続きを読む
動機も分からなければ、人物背景なども、謎だらけ。なのに、何故か引き込まれる不思議な世界観。
ヒッチハイクで誰かの車に乗り、その人たちを惨殺する。そのシーンは、ない。でもなぜか、主人公だけは容易く殺さ>>続きを読む
タイトルで期待値が上がったのもあるけど、そんなに悪くない映画。ただ、チャンシルさんに福はそんなに多くない笑
結果、タイトルのようになりたいね、という前向きなお話。
チャンシル役の女優さんがとても素朴>>続きを読む
コロナと多忙でなかなか映画館に行けなかったけど、久々の思いを存分に満たしてくれた快作。韓国映画のクオリティは、悔しいけれど素晴らしい。
この映画の前に、別館で南北分断の歴史のドキュメンタリー映画を観>>続きを読む
いい意味でも、悪い意味でもフラット。フランスの方が制作したからなのかな?史実を貴重な映像とともに淡々と。
思ったことは、あまり当事者でない人が制作すると、あまり面白くないということ。「この人の思想、>>続きを読む
素晴らしくよかった。絵が美しい、世界観も魅力的で惹き込まれる。脚本も素晴らしい。その先にあるメッセージも。見ようとしないと、声をあげないと。
最初は、FF7のミッドガルと千と千尋の油屋の中間じゃんと>>続きを読む
今まで観たインド映画とは、また一線を画した作品。こんなにも、男性がウジウジするイメージはあまりないから。back numberの歌詞みたいというか。そういう意味で貴重。
不運な形で離れ離れになった初>>続きを読む
そこまで観る予定ではなかったんだけど、ダコタ・ジョンソンの作品ということで観てみたら、思ったよりも自分には良かった。何より、気軽に観られた。
話はよくあるアメリカンドリーム的なやつなんだけど、よくで>>続きを読む
これは想像を超えて、だいぶいい。モチーフを名付けるのなら、断捨離ムービーなんだろうけど、そこに止まらない人間ドラマ。こんまりさんが軽くディスられてて、笑えた。でも、悪意はない。
ミニマリストになりた>>続きを読む
やばい、面白い。FINAL CUTだからといって赤く染め上げたビジュアルは、地獄の黙示録の真似?とか思ったのは、どうでもいいとして。
もう、ミッドサマーじゃん。直前に観たアイヌモシリとも、妙にシンク>>続きを読む
とてもよかった。アイヌってこういう文化なんだという単純なものでなく、今のアイヌを描いている意欲作。
アイヌの人たちのスペクトラム状の思いや、ある意味メッキのような部分が垣間見える。その具合がなんとも>>続きを読む
なるほど、こういう映画か、というのが率直な感想。こういうのをいい映画というんだろうな、という思いとともに。
性的マイノリティという表現が正しいのかは分からないけど、自分には共感性が乏しい。だからこそ>>続きを読む
これは、とても面白い。政治モノが好きなんだと、最近ようやくわかってきた。いわゆる、政治的なものに翻弄されるお話が好き。それがいいとか悪いとかは別問題にして。
恥ずかしながら、小川淳也氏を初めて知った>>続きを読む
アンナ・カリーナの作品は一度も観たことがない。映画好きとしては致命傷なのかもしれないが、世代でない映画を掘り起こして観ることは、なかなか機会がない。
今回も、たまたま浮いた時間ができたから、これでも>>続きを読む
まだまだ観ていられるぞ、という気持ちになれたので、それなりの高スコア。ただ、とても解釈が難しい。女性監督の監督・脚本というのは、なんとなく頷ける。
ミニシアター系定番の役者さんたちがたくさん出ている>>続きを読む
「タイトル、拒絶」が観たくて遠征したついでになんとなく観たけど、めちゃくちゃよかった。父親の立ち位置、演者がずるいけど、やっぱり泣けてしまう。男は、きっとグッとくる人が多いのでは。
テーマになってる>>続きを読む
香港と大陸、という敢えてのフレーズに惹かれて鑑賞。最近、自分の中で中国映画に当たりが多いので、期待感も込みで。
この女性監督さんは、長編初作品ということだけど、まさに中国の闇を映し出す切り取り方と、>>続きを読む
アイリッシュマン、マリッジストーリーに次ぎ、Netflix作品を映画館で鑑賞。タブレットやスマホで観るより絶対いいのは当然として、まぁハズレがない。この作品も、期待通りかそれ以上の出来だった。
史実>>続きを読む
大変、共感性の乏しい映画。「本気のしるし」のアカデミック版というか、女によって堕落していく男の話。
ただでさえ、ばるぼらには共感できないのに、吾郎くんの淡白な演技が、それが狙いなのか、共感性をより乏>>続きを読む
噂に違わず、むしろそれ以上によかった。韓国映画で話題になってるやつは、大抵いい。フェミニズムの話っちゃそうなんだけど、そういうフィルターで片付けてほしくはないなぁ。
女性の生きづらさ、男社会の慣例、>>続きを読む
いやー、実にしょうもない映画でした。褒め言葉で言うなら、こんなにも命を粗末にしなさんな、といったところ。駄目な映画を盛り上げるために、簡単に命が捨てられていく。そんな歌詞を思い出した。駄目な映画ではな>>続きを読む
見事な映画と言っていいんじゃないでしょうか。夫婦の現在、夫婦の過去、広島の母ちゃんの過去、そしてそれから。さらに、出会った今。何章かに分かれてるけど、それぞれのシーンがどんどん意味を持っていく。
誰>>続きを読む
今月で潰れてしまうベイシティにて鑑賞。いつも空いてるから無くなるのも仕方ないんだけど、とても利用しやすい劇場で、マニアックなのもよくやってただけに、残念。なのに、鬼滅でそれなりに賑わっていて、嬉しさと>>続きを読む
サッカーに造詣が深いけど、こんなキーパーがいたことを初めて知った。それだけでも価値のある作品。加えて、アメリカンドリーム的な成り上がりは、当時ならでは。
差別との戦いでありながら、取り巻く人たちの温>>続きを読む
ダイノジ大谷映画会にて。mid90'sでとても面白いと思ったので、今回も映画会に参加。愛知や名古屋を愛してくれているのもあって、映画の中身だけでなく、それに付随する背景や、大谷氏なりの解釈を聞けるのも>>続きを読む
深田監督の舞台挨拶付き。4時間を感じさせない、とても中身の濃い恋愛劇。ずっと危うさと不安定さを継続させる原作の力と監督の撮り方がとにかく素晴らしい。
パンフレットを読んでも分かるように、とてもジェン>>続きを読む
芦田愛菜さんだから、成立できる映画。そのくらい寄りかかってる感も強いし、芦田愛菜さんは素晴らしく、映画の出来は良くない。
原作は持ってるけど未読。設定は面白いけど、実に無駄なカットが多い。忠実だとい>>続きを読む