13untaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

カジノ(1995年製作の映画)

3.8

名台詞からのソール・バス仕事が良過ぎて滅びの美学まっしぐらと思いきや、膝カックンのミスリードでうっかり人生が続いちゃうのいいですよねー

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.7

神に選ばれた紛うことなき天才だったKING=デ・ニーロ×スコセッシが横綱相撲でこの題材撮るの傲慢じゃね?とも思うが、本編から周到に排された彼の悲惨な魂の叫びが託されたあの1カットはやっぱ白眉

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

一族皆殺し計画を遂に告白するデカプーを見つめるあの顔

どう転んでも全てを失う局面で「Insulin」としか言えなかったデカプーのあの顔

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.6

初めて観たけど、確かにシャバに生きる人間の自己肯定感を高める効能においては頭抜けてるかもしれない。

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.2

(裏)社会に疲弊した大人が無邪気にコロコロ遊びまわる様がこんなに哀しいとは若い頃は思わなかったな、

ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

3.9

クリスチャンに改宗→十字架下敷きシーン最高過ぎマス

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

ベルリンのクラバーは隣で殺し合ってても踊り狂うし、凱旋門を周回する車は躊躇なく通行人を轢き殺すので、Osakaのおもてなしが手裏剣で屋内に桜が植わってても全く気にならない()逆張りポリティカリーコレク>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.9

ダーレン・アロノフスキーにストーキング・模倣されながらも世界的名声を手に入れるまでの物語

イノセンツ(2021年製作の映画)

4.1

集合住宅って住んだことないんだけど、死ぬまで住まずに済むといいなと思いを新たにした。

一晩中(1982年製作の映画)

4.7

群像劇と呼ぶのもはばかられるほどに散文的なシーンの羅列。名も知らされない住人達はほぼ喋らず、数カットで闇夜に消えていく。前後の因果関係を網羅して把握する所謂ストーリーは極めて希薄でありながら、同時に全>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

4.0

カメラの前にある"実存"を意識せざるを得ないことでアニメーションという"錯覚"に驚愕させられる逆説的レイヤー構造。躊躇なくビルド&スクラップを繰り返し痕跡を引き摺りながら数万カットで構成された1ショッ>>続きを読む

呪いの館(1966年製作の映画)

3.6

カメラが村の外に一切出ない箱庭構造がとても良い

血ぬられた墓標(1960年製作の映画)

3.5

シーンの繋ぎ等異常さの片鱗が窺えるが、まだおとなしめ

AKIRA 4Kリマスター版(1988年製作の映画)

4.4

肥溜めの街(やスタジアム)は素直にブチ壊しまくってた良い世紀末

木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

3.8

ストイックなまでに華がない物語のクライマックスでここぞとばかりにヘロヘロミュージカル入れてくる悪意やっぱ好き

友だちの恋人(1987年製作の映画)

4.0

珍しく素直なタイトルやなと訝しんでたら、原題は『友だちの友だち』らしくちゃんと持って回った言い方してて安心した。

レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.0

幼少期にBSで観て「忘れようとしても思い出せない」ヤツだった

満月の夜(1984年製作の映画)

3.8

あの女について言われても、記憶が曖昧なくらいの認知のさせ方最高だな

美しき結婚(1981年製作の映画)

3.6

主人公を過度に感情移入させない突き放しはめちゃロメールだが、にしてもクソ女が過ぎないか、

飛行士の妻(1980年製作の映画)

4.5

無造作に転がり落ちるようなストーリーテリングの先に突如ブットい背骨の追跡劇が立ち現れながら、そこで見た・聞いた・感じた全ての意味を無に帰す幕切れに何かを思い出して訪れる胸のざわめき。エリック・ロメール>>続きを読む

地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.4

覚えているかい?テクニカラー映えのため侵略者を戦隊色にしたあの頃を、

ビルとテッドの大冒険(1989年製作の映画)

2.5

昔から電話ボックスで異次元間移動するグラサンに誘(いざな)われてたキアヌ

卒業白書(1983年製作の映画)

4.1

タンジェリン・ドリームの冷めたスコアで語られる80年代資本主義イニシエーション譚、トム・ドキュメンタリーの幕開けとしてもうまく出来過ぎでは

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

3.5

映る全ての炎が実際に燃えている事実にこそ心動かされるが、全身火ダルマ最上階から真っ逆さまこそ初老の往年スターがやるべきと確信(発狂)している俺がいる。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.1

世界の命運を握る鍵は何度スられても絶対に誰もがポケットにしまっとくやさしい世界

カリガリ博士(1920年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

活弁×生ピアノ×ドイツ語字幕×テクニカラー着色上映!至高のカリガリ!


....冒頭いきなり活弁で「ここはとある精神病院」とネタ割っちゃうのかなり暴挙では。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.1

当然の如く説教まがいの遺言を拝聴しに爺ん家行ったら延々と埃かぶったアルバム見せられた感じ。