13untaさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

知りすぎた少女(1963年製作の映画)

4.0

ジャンル生成前夜、ジャンルとして分岐する以前ゆえか逆説的に今日流行りのジャンルミックスを想起させるの非常に興味深い。

霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

3.8

稲川淳二大会やってんなー、てとこで突如裸足がフラッシュバックしてくるのズルい

アメリカの影(1959年製作の映画)

3.9

即興芝居のベースにミンガスを持ってくる的確さ

ルチオ・フルチのザ・サイキック(1977年製作の映画)

3.9

フルチからグチャグチャ残虐描写を取ると「美」しか残らないのホント頭おかしい。

WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

4.5

表現について語り継ぐためにどうしても過剰にピックアップされてしまうものがある。「作家の意図」や「時代の必然性」と呼ばれ、歴史に刻まれるに値するエクスキューズを付与する。

「映画が嫌いだった」と云う彼
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4匹の蝿(1971年製作の映画)

3.2

ドラマーに権力があるバンド、イタリアっぽい。

クレイジー・キラー/悪魔の焼却炉(1969年製作の映画)

4.6

愚直なまでのアバンギャルド映像編集による下世話なジャンルストーリーテリング、断固支持。脊髄にキた。

抽象画がサブリミナルばりに変化するオープニング、連発されるズームイン・ズームアウト、力技のイマジナ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.1

アレとの邂逅で神の啓示を得る『サイン』って怪作思い出した。怪作。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

2.8

わざわざドジスンまで連れてきて我々中高年に接待してくれてるんだからつまんないとか言うのは失礼

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.7

これだけ語らいを描くのに、語られざる微かな秘め事を潜ませるロメール映画のラストがとても好きだ。

スタイルウォーズ(1983年製作の映画)

4.8

塗り重ねられたTAGにこそ歴史を感じるが、それをWARと呼ぶ寓話

X エックス(2022年製作の映画)

4.0

かつて一過性で消費されていたエクスプロイテーション・ジャンルを(度々俳優の世代差により)現代の尺度で再定義する作品は数あれど、まさにそのエクスプロイテーション性でしか描けない "テーマ" の必然性が恐>>続きを読む

ビバリウム(2019年製作の映画)

3.4

世にも奇妙な物語で不意をつかれてたら大傑作と認知するヤツ

ビヨンド 4K レストア版(1981年製作の映画)

4.2

話も人体破壊もグッチャグチャだけど、ハイウェイの先で犬を連れている彼女の初登場シーンやラストカット、この世ならざる美しさ

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.7

今回はかなりジャンルの型があるからこそ、無軌道にすら思えるエピソードの数珠繋ぎが軌道を取り戻す瞬間の静かなカタルシスに震えた。

ケス(1969年製作の映画)

4.0

ケスの訓練シーン以上に(それを撮影したのちに撮ったであろう)クラスルームで訓練について語る彼のドキュメンタリーにも肉薄した雄弁さ

叫びとささやき(1972年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

姉妹の関係性が明確化しない前半は母の幽霊にしか見えない三女が認識されているかを探るスリリングさ

奇跡の丘(1964年製作の映画)

3.5

雇われ職人監督パゾリーニがエホバの証人の配ってるマンガを原作にしたかのようなわかりやすさ

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

極端な顔正面カットの釣瓶打ち。限定されたアングルは状況描写の説明としては不合理なはずだが、だからこそ繰り返し繰り返しの訓練で作戦が(観客の)頭に叩き込まれる意味がある。アクションにおいて顔面アップが圧>>続きを読む

カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

4.0

『去年、マリエンバートで』をディスってると勝手に解釈して爆笑した

ぼくの伯父さんの休暇(1952年製作の映画)

3.5

サイレント時代の名残か、ルネサンスか、極度なセリフの少なさで想起されたのは『去年、マリエンバートで』、、静寂のバカンスはSF的ですらある。

狩人の夜(1955年製作の映画)

4.3

腐った聖職者モノ大好物なのでそりゃあ好きですよ、

いつも2人で(1967年製作の映画)

4.0

去年日本で流行ったやーつの源流みたいなのだけど、ヌーヴェルバーグとか裏でやってた時代だし時間軸のグチャ味がエグい

泳ぐひと(1968年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

(亜光速で)泳ぐひと