ジャンル生成前夜、ジャンルとして分岐する以前ゆえか逆説的に今日流行りのジャンルミックスを想起させるの非常に興味深い。
稲川淳二大会やってんなー、てとこで突如裸足がフラッシュバックしてくるのズルい
フルチからグチャグチャ残虐描写を取ると「美」しか残らないのホント頭おかしい。
表現について語り継ぐためにどうしても過剰にピックアップされてしまうものがある。「作家の意図」や「時代の必然性」と呼ばれ、歴史に刻まれるに値するエクスキューズを付与する。
「映画が嫌いだった」と云う彼>>続きを読む
愚直なまでのアバンギャルド映像編集による下世話なジャンルストーリーテリング、断固支持。脊髄にキた。
抽象画がサブリミナルばりに変化するオープニング、連発されるズームイン・ズームアウト、力技のイマジナ>>続きを読む
わざわざドジスンまで連れてきて我々中高年に接待してくれてるんだからつまんないとか言うのは失礼
これだけ語らいを描くのに、語られざる微かな秘め事を潜ませるロメール映画のラストがとても好きだ。
かつて一過性で消費されていたエクスプロイテーション・ジャンルを(度々俳優の世代差により)現代の尺度で再定義する作品は数あれど、まさにそのエクスプロイテーション性でしか描けない "テーマ" の必然性が恐>>続きを読む
話も人体破壊もグッチャグチャだけど、ハイウェイの先で犬を連れている彼女の初登場シーンやラストカット、この世ならざる美しさ
今回はかなりジャンルの型があるからこそ、無軌道にすら思えるエピソードの数珠繋ぎが軌道を取り戻す瞬間の静かなカタルシスに震えた。
ケスの訓練シーン以上に(それを撮影したのちに撮ったであろう)クラスルームで訓練について語る彼のドキュメンタリーにも肉薄した雄弁さ
雇われ職人監督パゾリーニがエホバの証人の配ってるマンガを原作にしたかのようなわかりやすさ
極端な顔正面カットの釣瓶打ち。限定されたアングルは状況描写の説明としては不合理なはずだが、だからこそ繰り返し繰り返しの訓練で作戦が(観客の)頭に叩き込まれる意味がある。アクションにおいて顔面アップが圧>>続きを読む
サイレント時代の名残か、ルネサンスか、極度なセリフの少なさで想起されたのは『去年、マリエンバートで』、、静寂のバカンスはSF的ですらある。
去年日本で流行ったやーつの源流みたいなのだけど、ヌーヴェルバーグとか裏でやってた時代だし時間軸のグチャ味がエグい