ぶんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

6888郵便大隊(2024年製作の映画)

3.5

膨大な郵便物が届かず兵士の士気が落ちてる問題を解決した女性部隊。しかもかなりな嫌がらせをされながらも逞しくやり遂げる強さ。
手紙という一見重要視されてないものが兵士のメンタルに繋がり重要な戦力となる、
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Birth/Rebirth(原題)(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

蘇生研究を追求し過ぎる女と異常な母性愛の女。お互い願うところのズレはあっても目的は同じ。しかも1人は死体、もう1人は誕生を扱う仕事で真逆なのに、この作業には欠かせない近い必要性があって上手く意気投合す>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.7

前回から3年も経っちゃってるんだもん、記憶がラストあたりしか覚えてないので、行ってきましたよ、前作おさらい鑑賞。サラッと倍速で記憶を呼び起こすだけにしようと思ったら、標準速度でじっくり観てしまった。面>>続きを読む

ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

3.6

どんな出来事にもそれに関わった人がいて、その人もまたある出来事の主人公。
人は器がなくなってもまた子孫の中で生き続け、どんな困難にも抗うことなく立ち向かう勇気が持てる。
とても感動的なんだけど、何だか
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.5

以前ラッシュアワーを観た時にこちらにも興味が出てずっと観たいと思ってた作品でしたが、内容的にはラッシュアワーの方が面白かったかも。でもこのワンカットで迫り来る焦りの押し寄せを感じて緊張しました。

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オファリング -悪魔の生贄-(2022年製作の映画)

3.2

少し箸休めのつもりで適当に選んだけど結構力入ってしまった💦
悪魔もの好きなのは、悪魔のずる賢さで、怖さに悔しさが加わるからなんだけど、ちょっと足りないかな。
でも父親との関係で誤解が生まれて切ない感じ
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アインシュタインと原爆(2024年製作の映画)

3.5

先程オッペンハイマーを観てこちらに興味。オッペンハイマー鑑賞後の気持ちを、平和主義のアインシュタインで落ち着かせたいと思ったのもあったんだけど、
ちょうど昨日、物理学者の野村泰紀氏がテレビに出てて重力
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

とても面白かった!
この映画は最初っから吹き替えで挑んだよ。しかも日本語字幕までつけた😅
字幕に日本の文字が出てから自分の眉間にシワがよってるのが何となく感じられて…そして実験成功の歓喜。私たちにはと
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此の岸のこと(2010年製作の映画)

3.5

世間との交流を持たない夫婦の老老介護の果て。考えたくない避けていることをドーンと突きつけられたような感じ、辛過ぎる。
前半は羨ましいくらいの夫婦愛。こんなに献身的に夫に介護して貰えるなんて、まずうちは
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.5

前回の疑問をしっかり回収して答えを出してくれた今作、主人公二人の関係性の成り立ちに大きく関わっていた。
原作未読だけど、色々あった訳なのにこれでいいのかなという終わり方のように思った。でも一応ハッピー
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

-

原作未読です。
きな臭い情勢の中の青春真っ只中のキャラクターたち。そんな青春劇の日常が、いつどうなるか分からない世界の中でも存在する不思議さ。

目玉のオヤジみたいな侵略者?だなぁ~と思ったら、終わり
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.0

MARVEL初の本格ミステリーって謳ってるからそう思って観ちゃうよ~
ヒーロー誕生日までの前日譚だからそう謳ってたのかな…
見始めの体制でかなり評価が分かれそうだけど、自分はミステリーちょっと期待しち
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ディア・ファミリー(2024年製作の映画)

3.4

そして、次はどうする?
まっしぐらに進む宣政にそっと手をかけるように言葉をかける家族。
羨ましいくらい家族が出来てる人たちだったよ。子供3人が登場した時、わぁ大変だぁと思ったけど、子供たちが居たからや
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呪葬(2022年製作の映画)

3.6

結構好きかもー
ジャパニーズホラーが好きな人はイケると思う。あと人怖もミックスされてるのでサスペンスミステリーとしても観れる。おっといけね!

とにかく私は怖かった!深夜3時年明け一番の作品。皆さんあ
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陪審員2番(2024年製作の映画)

3.9

あぁ 鳥肌が立っちゃう、自分の中ではクリント・イーストウッド久し振りのヒットだった。

主人公の真意がうごめく中で揺れ動く感情が伝わる。どうしたいんだろうから観てる方はどうしてほしいんだろうに変わる。
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コンセント/同意(2023年製作の映画)

3.7

もう凄いムカつくよ😡💢
犯罪もいいとこなのに、どこまで行っても自分は悪くないという悪びれない姿勢。って言うか気がつかないナルシスト。ムカムカ💢💢が過ぎて頭は湯気だら♨️
「サバイビング・ピカソ」のピカ
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朽ちないサクラ(2024年製作の映画)

3.4

100人の命を救うために1人が犠牲…これには否定出来ない気持ちがどこかにあるなぁ。
色々アクション映画を観ていると1人の主要な人物を救うために協力者や民間人がどんどん死んでいっても最終的に目的のその1
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モンキーマン(2024年製作の映画)

3.3

怒りマックス、モンキーマン
凄いメラメラ🔥が伝わるよ
インド映画って感情の盛り上げ方が上手いよね。怒りもそうだけど悲しさも楽しさも、これでもかってくらい盛り上げてくれる。
でも今回は終わり方がちょっと
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殺人鬼の存在証明(2021年製作の映画)

3.7

確かに時系列が乱れてて観にくかったけど、それよりも暫くはダラダラとダレ気味だったので少しため息😮‍💨
でもそのダレ気味が、終盤の急展開に拍車をかけて意外な驚きに発展させてたのも確かで、終わってみるとな
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ソウルの春(2023年製作の映画)

3.9

王座や権力を握る為に起こす謀反ようだな、まるで王朝時代劇の内乱を観ているようだったよ。

一体これはどんな組織?って思うところが度々あるんだけど、それでも何となく雰囲気で分かる重大性。迫力があったなぁ
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ザ・ウォッチャーズ(2024年製作の映画)

3.1

面白いのは事の起こり。とっても引き込まれたんだけど、後半にかけては特に凄く驚くこともなく、それなりになるほど~とはなるんだけど、何か物足りない。
色々複雑な種明かしだったのに物足りないのは何故か…
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Winter boy(2022年製作の映画)

3.5

このジャケ写真は見るからにLGBTQものって分かるくらい美しい少年。でも本筋のテーマはそこじゃない。
父親の死の深い悲しみで情緒不安定になって行く主人公の葛藤と再生。
自暴自棄になって痛みを感じること
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フォールガイ(2024年製作の映画)

3.7

色んなタイトルが出て楽しかったぁ~
そして車の暴走グチャグチャシーンも楽しかったぁ~ いつもの事だけど大画面だったら良かったのにって思うよ😅
この面白さの軌道に乗るまで少しヒマ~な気分だったけど、暫く
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ヨーロッパ新世紀(2022年製作の映画)

3.6

分かりにくかったなぁ~
て言うか分かろうとするから分かりにくいのかも知れないけど特に最後のシーン。
この理解不能は最後を観れば全て解決すると思ったら大間違いだった。

多民族が暮らす村で起きた外国人排
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ビニールハウス(2022年製作の映画)

3.6

これはなんともあと味が悪くて、その後が気になる終わり方だった。想像出来るその後があまりにも悲惨過ぎてずっと余韻だよ。

ちょっとハラハラと危なっかしい場面があって、無理な状況でしょうって思えるところを
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EO イーオー(2022年製作の映画)

3.5

愛を求めて放浪の旅をするロバ。
暴行を受けたり、残酷な狐の殺され方に遭遇したりで人間のエゴを知る。優しそうな人だってロバのサラミを食べるんだ、EOの人間不信はエスカレートしたに違いない。そして最後は極
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

3.7

パッとしない教師と訳あり問題児と過去の悲しみを密かに背負う料理担当の女性、そして掃除のおじさん。
クリスマスに家族と過ごすことなく学校に残る4人が家族のように反発したり慰め合ったり、全く違う立場と性格
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スノーシスター(2024年製作の映画)

3.7

かわいいふたり✨キラキラとクリスマスムードたっぷりだけど、幸福の中には必ず不幸もある。

クリスマス映画にはハッピーじゃないものって結構多いよね。マッチ売りの少女やフランダースの犬などなど。しかもなぜ
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セキュリティ・チェック(2024年製作の映画)

3.6

スリルとサスペンスなクリスマス映画。
その時期に起こったってだけで事件そのものの内容には特に関係ない。

最初は大丈夫かいなって思う主人公イーサンだけど、さすが警官になりたいっていう程だからとことんや
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アイズ・オン・ユー(2023年製作の映画)

3.7

怖かったなぁー
連続女性殺人事件の実話基はよくあるんだけど、最初の衝撃的な殺人から、次々と女性目線での話がシャッフルで流れるからドキドキもんよ。いつ何処であのロン毛男の殺意が生まれるか。どうしてこうも
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.6

何かの映画を観たあとの福引に、当たりがこのトットちゃんの映画の試写会の招待だったんだけど、みごとにテッシュペーパー😅
試写会だったら観てもいいかなな気持ちだったけど、こうやって観てみると戦争重視のテー
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マローナの素晴らしき旅/マロナの幻想的な物語り(2019年製作の映画)

3.7

マロナ、犬の人生。
わんちゃんにとってはこの人生しか知らないからきっと満足なのかな。でも私たちはもっと幸せに出来た筈だと思うからとっても可哀想になる。
当然だと思う犬と、適当な飼い方だったと思う人間。
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同じ下着を着るふたりの女(2021年製作の映画)

3.6

この親子は本当に仲が悪いんだろうか
確かに毒親だし母ならぬ「女」に徹してるところがどうしようもないけど
お互い甘えみたいなのがあって、母親は素直じゃない娘に何をしたって大丈夫な自信。娘は愛されたくて反
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マリア(2024年製作の映画)

3.1

マリアの生涯としてその最後まで話があったら良かったかな。
雰囲気は良かったんだけどちょっと物足りなかった。

この物語の経緯はどうしても宗教的な観点で観るよりファンタジックな感覚で観てしまう。なのでも
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幸せの列車に乗せられた少年(2024年製作の映画)

3.8

とにかく子供たちかわいい💕 嫌味がなくて、喧嘩しながらも仲がいい。麦の穂の中で追いかけっこする情景が綺麗だったな。戦後荒廃の時代にこんな心豊かに過ごしている人たちを見ていて気持ち良かった。
一方、時が
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戦と乱(2024年製作の映画)

3.5

韓国の王朝時代劇って直ぐ喰いついちゃう!
300人の奴婢を持ってる御屋敷で無下に扱っていたらこうなる事、有り有りだよね。
両班は切羽詰まった生活してないから頭が春。王様はもっと能天気で、自分の事しか考
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