ぶんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.9

人のめぐり逢いっていうのは不思議なものだ。
見知らぬ男と列車で同室。しかもすごーくタチの悪そうな酔っ払い振りで絡んでくる。怖いし気持ち悪いし、自分だったら怖くて廊下で寝る!💦
でもその彼は意外とシャイ
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高速道路家族(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

もうこんな生活ダメダメ
なのに常にハイテンションのパパに段々胸糞気分になる。
母ちゃんはまた妊娠しちゃうし、弟は泣いて我を通すわがままな子になってるし、姉ちゃんは字が書けない。一体この先どうしようと言
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

なるべく情報を入れないようにいつか観ようと思ってあたためていた映画だったけど、戸締りの繰り返しで意外と普通で正直途中まで退屈だった。新海誠ってこんなだったかなぁーと…お昼寝タイム入れちゃった😴 期待し>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.7

騙されちゃダメだ!気を許すんじゃない! 性別なんか関係ない。

とってもイヤな男性の構図を見たような気がする。
権力を利用してて若い女性を性的に搾取してるミソジニー的な考え方が滲み出ていた。
捨てられ
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.6

結局ミーガンはおバカなのよ〜
あんなにあからさまに人殺したら破棄されそうになるの決まってるじゃん。
でもかわいい💕おじさん相手の癒し系にしたら良いんじゃないかなぁ〜💋
でもかわいいから騙されちゃダメよ
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君だけが知らない(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

お馴染みの韓国サスペンス、ジャン!
だけどだけどの物語。確かにサスペンスなんだけど、ずっとサスペンスなんだけど、全てが分かり始める頃から胸がズギズキ傷む感動ドラマになって来るんだ。

兄になり、父にな
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あのこと(2021年製作の映画)

4.0

あのことが犯罪になるとこんなにもまわりの反応が変わってしまうのかと驚き。
本当にまるで孤独に苛まれてしまうのだ。

犯罪だから、例えばドラックとかそういう感覚と同じなのか?イヤイヤもっと重い罪という
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.8

観終わって気づいたんだけどこの映画って結構長いんだなぁ~ 先の読めない展開が面白くて気がついたら終わってたって感じだった。
尾野真千子の切れまくるところとか、微笑ましい息子の実直さが楽しくなる。
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.9

なんか不思議な気持ち~
コメディなんだけどシリアス。静かで激しい感情。こんなクズ男は頭にボワッと火花が付くけど、不思議と男たちの気持ちも分かってしまう。弱い部分を素直に出せる不思議な生き物だ。

千葉
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沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~(2020年製作の映画)

3.6

もっと「芸は人を助ける」みたいな話かと思った。
最初の子どもたちの笑いを引き出すところは良かったけどパントマイムは結構地味だったし、それがどう反映されてるのかこの作品では分からなかったな。

ヒトラー
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ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

3.9

お気に入りを遡ってたら見つけた、忘れていた作品。

どんなに軽快な音楽使ったってこういう映画はヒヤヒヤする。カウントダウン3日前、いきなりいわれのない誤解で悪い方へ悪い方へと流されていくのがお決まりだ
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ビフォア・ザ・レイン(1994年製作の映画)

3.8

マケドニア人とアルバニア人の紛争と暴力の連鎖を描いた三部作ですが、この3つの話の繋がりがどこから始まっても繋がっているという構成になってる面白い作品です。メビウスのように繋がるループと言ってもスリラー>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

ドラマ的にはなんちゃらと言うレビューを読んでいたので期待薄めで観に行ったわりに意外と面白かった。 ちょっと臭くて台詞多過ぎの邦画ありありな感じではあったけど、メインはゴジラなのでまぁ許せる範囲だし、そ>>続きを読む

ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

4.0

ミュージシャンになりたくて教員の任期を終えたらオーストラリアに行きたい主人公ウゲン。全く教師には向いてないと思いながら標高4800メートルの山の教室に暫く赴任することに..

バスを降りて目的地まで何
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ウェイ・ダウン(2021年製作の映画)

3.7

トム・クルーズも身を乗り出すであろう難関金庫、古典的なカラクリに頭脳が働く..てかやっぱり筋肉トレーニングも必要だなと思うと頭でっかちの大学生が乗り切ったのが不思議😅

ワールドカップ決勝戦の興奮と重
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空気殺人~TOXIC~(2022年製作の映画)

3.7

危険な商品だと発覚してから証拠を隠蔽したというこの加湿器殺菌剤事件は「家の中のセウォル号事件」とも言われてたそうです。なんて往生際の悪い企業..そして安全基準を認可した政府側も責任の擦りつけ合いで逃げ>>続きを読む

ブッシュウィック-武装都市-(2017年製作の映画)

3.4

低評価だけどそこまで悪くはなかった。
最初の入り方で期待が膨らんでしまったけど、今の世の中いきなり暴動、戦場になることは普通に有り得る現象だなと考えると、現実的にもしも自分だったらの恐怖を感じてしまう
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.7

これがニコラス・ケイジと言うから驚き😱
おかえり✋ニコラスという感じでした。

愛豚を取り戻す為に自身の過去と向き合い、過去を受け入れることか出来たロブ。
これはスリラーでもアクションでもない人生を
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4人の食卓(2003年製作の映画)

3.6

不気味な表現はピカイチの韓国。
この作品もとことん雰囲気が好み。
ただ一つ一つの出来事の繋がりがイマイチ掴みにくいというか繋げてない。

結局ヨンの言ってることは真実なのか嘘なのか..「下ろして」って
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レッド・スネイク(2019年製作の映画)

3.3

バハールの涙と比べるとメッセージ要素より女性特殊部隊の戦争アクションとしてのエンタメ性が強い感じがする。
でもまるでメッセージがない訳でなく
そこにはlSに対する報復や宗教観など様々な要素があるのに、
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手紙と線路と小さな奇跡(2021年製作の映画)

3.8

最初っからすんなり入っていけて、考えてみれば意外とシンプルな内容なのにしっかり感情移入出来る丁寧な作り。

優しい姉が弟の勉学と恋愛を応援して成長を見守ってくれる。ふざけたりはしゃいだり仲の良い姉弟だ
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ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.9

おそろしや~😨 つい数日前、料理好きの息子とアルミ鍋とテフロン加工のフライパンの話をしたばかりだったけど、こんなにも恐ろしいものだったとは知らなかった。便利な物には落とし穴がある、気をつけねば..次々>>続きを読む

ウィッカーマン(2006年製作の映画)

3.3

オリジナルを観てた時、この主人公ニコラス・ケイジがやったらピッタシなのになぁと思ったらニコラス・ケイジのリメイク版があることを知って笑った!
で、借りて来てしまった😆

精神状態が不安定な役にピッタリ
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.7

なんかカッコイイなぁ~
ポツリポツリと言う台詞に余計なものがなくてやっぱり単刀直入。
それで理解し合ってしまう二人。
計画のない感覚で走る愛の逃避行。
これがダサいと言うのか?全然イケてる👍

いつも
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.4

若い頃毎日日記を書いて一日の出来事の他うっぷんやら悩みなど書きなぐっていた頃があった。それだけでスッキリしてまた次の一日がスタート出来るのだ。
でもある日「何やってんだ自分」とパタッと書くのをやめてし
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トリとロキタ(2022年製作の映画)

3.8

危険な犯罪を強いられながらピリピリと緊張感のあるスリルがサスペンスとしての要素もある。
でもまさかこんな事になるとは思わないような衝撃的な結末だった。

トリを守るロキタ、ロキタを助けるトリ。なくては
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街のあかり(2006年製作の映画)

3.7

三部作の最後
どんなにどん底に突き落とされても最後にスカッとしていた前2作だったので、いつかはと思っていたけど今作はちょっと違った。

彼の大きな間違いは人を信じるお人好しではなく、人を信じることに気
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過去のない男(2002年製作の映画)

3.8

過去に囚われないって素晴らしい!
最悪の終わりは最高の始まり
悩むことが思い出せないんだから、前に進むしかない。人生はうしろには進まんってよく言ったもんだ。

浮き雲(1996年製作の映画)

3.9

「マッチ工場の少女」ではあまり感じなかったけど、単刀直入にズシンと来る表現でとても分かりやすい。しかもほとんど表情のない登場人物なのに感情が伝わって来るんだ。

物語はとことん落ちて行く最悪の事態。
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

3.8

わぁぁー このラストの唐突さにズキンとしてしまう。パパが選んだマイケルの行き先。パパを見上げるマイケルの顔。

正直終盤まではいろんな里親候補の家庭があって結構興味深くて面白かった。96分の枠でこれが
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.7

キャーこんなに長いとは思わんだ!
何となく長そうだとは思ってたけど、あまり調べず飛び込んだ劇場!そして飛び込んだトイレだった😅
左方向でいびきの声、右方向でお腹の音、でも自分は不思議と長くは感じずスト
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ヴェラ・ドレイク(2004年製作の映画)

3.9

確かにヴェラは間違ってた。
なのに赤ちゃん殺し!汚らわしい!..そんな言葉にムカつく自分。
女はいつだって弱い立場の中で悩んでいるんだ!そう叫ぶ自分がいるからだ。
でもヴェラは間違ってる。あぁーこの矛
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13の選択(2014年製作の映画)

3.3

オープニングの教授のスピーチが1番インパクトあった。
何?何?ってところで本題に入り、段々その訳が分かっていく。
大勢の人前でやらかすってのが1番堪えるんだから、婚約パーテイでも大勢の前でやらかして欲
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いくえにも。(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

修平はゲストって感じなのかな。
他の家族はみんな自分の立場を知ってそう。
お父さんは以前清原さん?
お母さんは未亡人?
兄ちゃんは孤児?
妹は不明。

初めと終わりは軽快な音楽だけどちょっと物悲しい。
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.8

実話をベースにした作品
原案となったのは、ベネデッタの裁判記録をもとに再構成されたノンフィクション「ルネサンス修道女物語―聖と性のミクロストリア」らしい。

当時の修道院は男の聖職者の不正な性行為を
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ちょっち期待しちまったぜ
何もオチもなかった😅⤵️💦

こんなオチ想像しちゃったんだけど、
「何だやっぱり嘘じゃないか」ってホッとした2人がツリーハウスに戻るとウェンが自殺して、ガーン!となって、衝撃
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