いさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974年製作の映画)

3.9


不思議な世界観
でもこういう映画は楽しい
最初は分からなすぎて、???だったけど
中盤からどんどん面白くなったし
2人のわちゃわちゃ感も最高

ファッションや細かな色彩感覚も
センスがあって好きでし
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.7


移動撮影メインのカメラワークが
とても好み

そしてやっぱり白石和彌監督
好きだなあと再確認した

ヤクザかっこいいんだよな

次の朝は他人(2011年製作の映画)

3.9


ホン・サンス監督作品 初鑑賞

韓国のエリックロメールという
通り名?も納得の
恋愛話を主題とした会話劇は
単なる恋愛観には留まらず
個々人の人生における
哲学的なものが垣間見えて楽しめた

同じよ
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.0


「いつか消える感情なんか信じられる?」

愛の始まりと終わりを
オーバーラップさせながら迎える
ラストのどうしようも無いやりきれなさ。

クローズアップや
手持ち長回しを主とした画も
含めてとても良
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.2


現実離れした演出と
独特の色彩感覚は流石蜷川美香
そして次から次へと現れる
豪華な俳優陣には驚いたけど
内容のつまらなさにも驚いてしまった
なんでだろう

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.9


5回目ぐらいの鑑賞。

最初はなんとなく良いなって感じだったけれど、今はとても好き

最後の太賀の歌の尊さよ

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.5


誕プレのワインあげた時の
成田凌の反応と
来年またあげるからの台詞に
素直にキュンとした

個人的には生々しい性描写が苦手

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

4.0


こういう三角関係において、
些細な出来事で訪れる
心の機微を美しい映像と
繊細な演技で描いていて、釘付け

2人が幸せになれることを願う

バンバーン

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.9


主観 極端なローアングル
広角/魚眼の多用
オーバーラップ…
とことん実験的な画作りと
90's全開のダサカワな空気感が
最高だった

ティーンが持つ純粋な欲望/衝動
の眩しさと潜む危うさ

教訓的
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.9


漠然と毎日を生きる
3人の無邪気でリアルな掛け合いに
函館のゆったりとした空気感が
相まって凄く心地良い

(2017年製作の映画)

3.6


リアルで心地良い空気感

好き

床屋で剃ってもらうの
気持ちいいよな〜となる

青の帰り道(2018年製作の映画)

3.8


具体的にどこが響いたとかでは
ないのだけれど
ラスト付近で突然涙でた

さびしんぼう(1985年製作の映画)

3.9


古臭いコミカルな演出が
単純に笑える

主人公の友達の
無意味なバク宙や
ばあちゃんがかるたする
場面が好き

尾道の美しい夕焼けと
ショパンの別れの曲が重なり漂う
ノスタルジーは素敵だったけれど
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マルコム&マリー(2021年製作の映画)

4.2


構図やモノクロの質感が
凄く好きだった

お気に入りは
マルコムが自身の映画を批評した
批評家に対してひたすら文句を
ぶちまける場面
構図もそうだし
時々挟まれる微笑むマリーのカットも
良かったし
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

3.5


文字通り、こわれていく妻を
演じるジーナ・ローランズが
猟奇的で、
「これ役から抜け出せたんかな、、」
と余計な心配をしてしまった。

花とアリス(2004年製作の映画)

3.8


蒼井優可愛いな。

脇を固めるキャストもやけに豪華。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8


基本的にホラーが苦手な人間だけど
アリアスター監督の映画は観れる。

事故が判明する場面での
ピーターの顔を長回しで撮って
悲鳴だけを聞かせる演出も
怖いと同時に良いなと思ったし
他にもそういう場面
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Dolls ドールズ(2002年製作の映画)

3.5


日本の四季の美しさ、色彩の豊かさが
印象的な映画。
山本耀司が手掛けた衣装も
彼らしい東洋的なデザインが素敵で
外国人受けが良いだろうなと思った。

けど物語には余り入り込めなかった。
随所に好きな
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.8


実際にはそれ程大きな出来事は
起こっていないのだけれど、
BGMやカメラワークが秀逸で
終始漂う不気味なムード。
場面によって画角を変化させる演出も
息苦しさと解放感を
効果的に表現していた。

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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.7


テレビなんかで良く見かけつつも
中々観れていなかった本作。
子役時代の柳楽優弥、
今も昔もその独特の目つきが印象的。

まあある程度覚悟してたけど
やっぱりつらい映画だったな。

水も電気も止められ
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.2


10代の頃に観た記憶では、
雪景色の中降りしきる服達の
圧倒的な色彩美の印象しか
無かったけれど、
深い愛ゆえの苦悩や葛藤が胸に響いた。

ストーリーだけで観れば
残酷なまでにリアルなのに、
ファッ
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ソナチネ(1993年製作の映画)

3.8


常に張り詰める死への緊張感。
ロシアンルーレットの場面とかもう
冗談なのか本気なのかわからないし
笑ってるしもう怖いし、、ってなった。

そしてその緊張感の中で
繰り返される平和な遊びが
笑いと儚さ
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.2


4年ぶりに鑑賞。

前回観た時の記憶があまりなく、
お洒落さとドランのカッコ良さを
ぼんやり覚えてるくらいだったのだけれど、こんなに良かったのか、、となった。

愛せない、愛されたい。

切っても切
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天使の涙(1995年製作の映画)

3.5


映像は天使の涙
内容は恋する惑星が好きかな

色彩が凄く印象的だった

金城武が撮るビデオ映像が
ドキュメンタリー的な生々しさが
あって良かった

3-4x10月(1990年製作の映画)

3.8


脇役とはいえ
たけしの存在感が凄かったな

傍若無人ぶりが凄いし
やってることも狂ってるとしか言いようがないけどそこにユーモアとシュールさが
潜んでいるのが北野武作品の面白い所

自分の弟分の指を詰
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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.9


彼女に振られて賞味期限間近の
パイン缶を買い占める男

彼女に振られて
部屋のぬいぐるみ達に話しかけて
逃避し、確実に起きている部屋の変化に
中々気づけない男
(それがシュールでもあるけれど)

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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

3.8


北野武の映画は
表情のない演技、容赦ない暴力の中で
じんわりと心が温まる描写が
随所に散りばめられているのだけれど、
この映画に関しては
その温かさを全面に押し出しているなと
感じた。

また、これ
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シーズ・ガッタ・ハヴ・イット(1985年製作の映画)

3.7


コントラストの強いモノクロ映像は
構図や光の使い方、そしてざらついた
質感もたまらなく良く、クールだった。

そして突如色が宿るダンスシーンの
その豊かな色彩、ダンサーのしなわかな動きが美しく、とて
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からっぽ(2018年製作の映画)

3.4


小気味良いテンポ感と
ユーモアの効いた演出が効いてて
序盤は凄く良かった。

主人公の赤をメインとした
スタイリングも
赤大好き人間としては推せた。

でも尻窄みだったかな。
テーマはわかるのだけれ
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私というパズル(2020年製作の映画)

4.1


冒頭の出産シーンから始まる
長回し&クローズアップを多用した映像は
ドキュメンタリーのように
生々しく、
そして緊張感が張り詰めていた。
終始息の詰まる苦しい映画。

周囲の(特に母親の)言動や行動
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

3.7


大林宣彦監督作品初鑑賞。

ファンタジックホラーの名の通り、
不気味な物語を
幻想的なタッチで
描いていて、終始誰かの悪夢に
巻き込まれている様な気分。

最近だとミッドサマーが
グロテスクな描写と
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