いさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1


濱口竜介作品、初鑑賞

3時間と聞いて集中力が持つか少し不安
だったけれど、むしろ足りないくらい
時間があっという間だった
繊細で静謐でじわりじわりと
押し寄せてくる感情の波

陰影の美しいオープニ
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土手と夫婦と幽霊(2018年製作の映画)

3.7


河川敷、海、家、
シンプルなロケーションと
少ない登場人物がインディーズらしくも、
クローズアップを多用した独特の画作り、
誇張した生活音/美しい音楽等々の
クオリティが高くて、
こうやって差が出る
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.7


広瀬すずと森七菜が優勝してしまった回

浮遊感のあるカメラワークと
音楽が醸し出す柔らかな空気感が
手紙の温もりや、高校時代の眩しさと
重なり合って、エモい

卒業生代表の言葉が、
そのまま娘への手
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0


なぜか敬遠してたけど
すごい映画だったな
もっと早く観ておけば良かった

スタイリッシュな映像/編集と
不気味な世界観
黒沢清のワンシーンワンカットへの
こだわりも伝わってきた
こうやって動かすんだ
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.8


とても良かった、けれど
もう一度観てからレビューを書きます

式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

4.0


冒頭から漂っていたこれ好きだな感
庵野さんらしい超広角主体の
大胆な構図が新鮮で楽しい
そしてこの映画に関しては赤が
印象的だった
特に赤い傘の使い方とかめちゃ良い

エヴァ味のある内省的なモノロ
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青春残酷物語(1960年製作の映画)

3.6


題名からして予想してたけど
そうなったか〜というラスト

映像は好きだったけど
意外と刺さらなかった

風が踊る(1981年製作の映画)

3.9


初の侯孝賢

冒頭の映画内映画から
これ好きだな感

賑やかな歌謡曲とか
ズームアップとか
アフレコ感強めの台詞とか
ちょいダサなポイントがツボ

主人公の衣装も基本可愛かったし
冒頭の島での退廃的
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冬の旅(1985年製作の映画)

3.8


そういえば女性主役の
放浪映画ってあまり観た事ないのかも

道中で関わった人達の
証言と共に辿っていく死への足跡

最近観たせいなのだけれど
ブーツの描写とか
ロメールの獅子座と被って
なお強まった
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Olla(原題)(2019年製作の映画)

3.7


鮮やかな色彩とソフトな質感が好き

広角の構図も良くて
キューブリック感あった

獅子座(1959年製作の映画)

3.8


ロメール観てる感じはあまりしない
女の子じゃないからだろうけど

ほぼ自己中なダメ男が
ただ歩いてたり彷徨ったり
してるだけだったけど
感情移入できちゃう
孤独感の描写が上手いよな
ぎらつく太陽と揺
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コレクションする女(1967年製作の映画)

4.0


ナルシストな男も
奔放な女も
絶妙なキャラクターで愛せる

'私の道徳観はあなたとは違うの'
が何気ないようで凄く印象的な
台詞だったな

そしてやっぱり画が良い
なんてことのない会話場面も
そこに
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イェリヒョウ(2008年製作の映画)

3.8


ソフトなタッチの画が凄くいい

割と淡々としてたけれど
そんなことある?な演出が面白いし
三角関係のスリルと高揚感が
巧みに表現されていたように思う

ラストの展開も良い塩梅で
何回か観たくなるタイ
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.0


映像に圧倒されすぎて
内容が入ってこないくらい

何回でも観たい

ファンドとリス(1967年製作の映画)

3.8


色々めちゃくちゃで
面白かった〜
最近邦画ばっかりだったのもあるけれど
脈絡のない鮮烈なイメージの連続が
新鮮に感じた音の使い方も

1番好きだったのは
リスがお花食べてるシーン

広大なロケーショ
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クレールの膝(1970年製作の映画)

4.0


色彩が美しい

真剣な顔で少女の膝への思いを
語るおっさんの滑稽さ

偶然を装う場面は
とても笑っちゃった

生きちゃった(2020年製作の映画)

3.9


ラストで泣いちゃった

言葉にしなければ伝わらないのだ

mellow(2020年製作の映画)

3.7


夫婦との口論が
意味わからなくて好きでした

ゆるーいけど
時々ハッとさせられる

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.9


苦しいけどあたたかい映画だった

良い加減で生きていこうとも
思うけれど
そこら中に転がっている苦しみに
気づける人間でありたいとも思う

観賞後に観た空は
いつもよりも明るく見えた、気がした

トニー滝谷(2004年製作の映画)

3.8


緩やかな横移動と
徹底した水平アングルのカメラワークに
西島秀俊のナレーション、
そして坂本龍一の音楽が重なって
終始独特な雰囲気

村上春樹好きと言いつつ
原作未読なので比較できないけれど
ノルウ
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.7


仲野太賀と若葉竜也の
キャラ笑った

中盤までのコメディ全開な
展開も笑えるし
松浦亜弥の桃色片想いのPVが
可愛くてテンション上がったけど
終盤は少し間延びしちゃった

でも馬鹿ばっかりな男達の
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.7


冒頭のフランスパン笑った

伊藤沙莉の登場場面もなんか笑った

独特のゆるい空気感に
軽やかな音楽も重なって
楽しく観れるけれど
考え出すと深いテーマも
散りばめられていてさすが

退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

3.9


日常系しか観ていなかったけれど
ぶっ飛んだ設定と
シリアスな展開によって
今泉監督の世界観をより強く感じられた

感情的なようで少し棒な演技が
好きだった

語るべき所は他にあるのだろうけれど
終盤
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コーヒーをめぐる冒険(2012年製作の映画)

3.7


コーヒーを巡る冒険…
なにかの比喩かなと思ったら
直接的で笑った
変えた方がいいような

フォーカスと微妙に画が揺れる
切り返しが独特で良かった

何よりこういう空気感の
映画が好きなんだと思う
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.6


安藤サクラの圧倒的な存在感は
本当に凄い

新井浩文も良かったし
画やコミカルな演出も
好きな部分はあったけれど
レイプと強盗の描き方、
そして店長?的な上司の扱いが
不快に感じてしまった

風邪で
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.9


ナカハラしか勝たない。

幸せになりたいっすね。

街の上で(2019年製作の映画)

4.6


「誰も見ることは無いけれど、
確かにここに存在している。」


好きが詰まってた

人として決して良いとは言えない
日常の中の様々を
素直に、且つ優しい目線で
描いてくれている

ダラダラとした会話
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.9


設定や演出のユニークさも
好きなのだけれど、
この映画に関しては
のんがとても魅力的に映った。
勝手にふるえてろの松岡茉優同様、
一人演技でも楽しんで観れたのは
その力が大きいのかもしれない

大瀧
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真実(2019年製作の映画)

3.6


ジュリエットビノシュと
イーサンホークが好きでした

彼女たちの舞台(1988年製作の映画)

3.9


自分にとってヌーヴェルヴァーグの
魅力はビジュアルと会話なのだなと
思う