Omizuさんの映画レビュー・感想・評価 - 98ページ目

Omizu

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ハロウィン(2018年製作の映画)

4.2

前作未見だけど本当にワクワクしたしセンスが有り余っていた…!
娘の「いただき!」からのシークエンスは鳥肌もの。きれいに終わらせようとせず余韻を残すような終わり方もよい!

結局犯罪によって得られるのは
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多十郎殉愛記(2019年製作の映画)

2.7

珍しくちゃんと時代劇しようとしてるのは分かる。高良健吾かっこいいしラストの寺島進とのタイマンはよかった。

でもやっぱり全然感情移入できなかった。多十郎とおとよが心を通わせるプロセスが雑すぎる。あとよ
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.7

あぁーいいねーこれこれ!これが観たかったんだよ!!

シャーリーズセロンがかっこよすぎ。銀髪に凛とした態度にモデルのような立ち姿でしかも強い!好きにならないわけがない。

ジェームズマカヴォイのちょう
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ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

4.3

奇妙で妖艶で全く味わったことのない感覚の映画だった…

端的に言うと「お父さんは元気だよ。おじさんこそ生きてると勘違いしてるんじゃないの?」(うろ覚え)っていう映画。

カニのズームからもう笑っていい
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私の20世紀(1989年製作の映画)

3.3

これが1989の作品っていうのが驚異的。ストーリーとか何も知識入れずに観に行った+疲れて夜に観に行ったんだけど、失敗でした。これは独特の演出とか衣装とか細かいところを愛でるタイプの映画だから、最低限ス>>続きを読む

ソリス(2018年製作の映画)

2.8

未体験ゾーンの映画たち2019にて。
生きるか死ぬかのドキドキという点では楽しめたけど、サブストーリーとして重要な役目を果たす息子や妻への想いという点では積み上げ不足だしセリフでしか描写されないのが残
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悪霊館(2018年製作の映画)

3.1

未体験ゾーンの映画たち2019にて。嫌いじゃない。撮影が綺麗なのと、アシュリーとターニャ叔母さんが美人。

よくあるエクソシスト的悪魔憑き映画かと思ったらラストでサイコホラーになる。なるほど、彼女自身
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X-メン(2000年製作の映画)

3.5

普通に面白かった。ヒュージャックマンがかっこよすぎるしミスティークは無敵。MCUとはまた違った感じ。MCUとウォッチメンの間くらいの感じで見やすかった。

バンブルビー(2018年製作の映画)

4.6

めちゃくちゃによかった。泣いた。トランスフォーマーシリーズは一作も観たこと無いけど全然楽しめた。

自己評価が低くなってしまった一人の少女が本当の自分に戻る話としてもバディムービーとしても最高。個人的
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ダンボ(2019年製作の映画)

3.2

こんなもんじゃないだろティム・バートン!期待値は上回らず…

アニメ版をそのままやるのは無理だからアレンジしたのはいいと思うし、仕方もいいと思う。けどやっぱり画の力が弱い。ティム・バートン風というので
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ジャニス リトル・ガール・ブルー(2015年製作の映画)

3.5

辛かった。ジャニス・ジョプリンって聴いたことあるけどよく知らなかったんだけど、こんなに孤独な人だったなんて知らなかった。

いじめが酷すぎるし同窓会のシーンとか見てられなかった。辛すぎる。

彼女は歌
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

4.2

これはいい!『検察側の罪人』が微妙だったから期待してなかったけどこれは素晴らしい時代劇エンターテイメント!

畳み掛けるようなセリフ、編集のテンポ、細やかな美術や衣装、全てが新鮮。雰囲気だけの時代設定
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.8

なぜ卒業式の日にこの映画のレビューを書いてるのか謎すぎる。

イザベル・ユペールは年齢を全く感じさせない美しさだし、「なんでそんなことするの!?」の連続で面白かったは面白かったけど、期待してたほどイカ
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メッセージ(2016年製作の映画)

5.0

記録
もう何回も観てる。普通のSFと思ったら大間違い。原作からして個人的な話で、人生における「時間」の意味について考えさせられる傑作。

プレシャス(2009年製作の映画)

3.7

最後に大号泣させてくる系かと思ったら違った。むしろ割と淡々と進む。母親からの虐待、父親からの性的虐待(だけでなく父親の子供を二人も産む)、周りからはデブと罵られ、読み書きができないため助けを求めること>>続きを読む

ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.6

渋谷bunkamuraで平日の昼間にも関わらず満席。年配の方が多かった。

メアリーとエリザベスはこれまでエリザベス視点の話が多かった気がするけど、メアリー視点は初めて。エリザベスもメアリーもどちらも
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サイドウェイ(2004年製作の映画)

3.6

辛い…ひたすら辛い
でもほんとこの監督って画面設計が緻密なんだよね。カメラの使い方や編集のテンポも絶妙で地味な話で出てくるのは救いようのない愚かな男たちではあるけど、「これだけは失いたくない」っていう
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.7

おもしろかった!けど強すぎる笑
スター・ウォーズにおける『ローグワン』的な作品と言えるかも。

もっとシリアスなトーンかと思ってたけど良くも悪くも笑いを狙ったシーンも多かった。笑えるけどこの映画全体の
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.5

後半はおもしろい!闇の軍団のデザインは好きだけどただ暗いだけの闇の世界はなんとかならなかったのか。

ロキたん尊い。好き。

クオリティは流石にマーベルなだけある。けど、なんか納得しづらい展開もあった
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.8

CGが素晴らしく、なかなか面白かった。続いてほしい!もうIMAXがなくなってたのが残念。3Dでみたかった。

ようやくアリータが戦士に目覚めたところで終わるから続かないと尻切れとんぼになってしまう。ノ
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鬼婆(1964年製作の映画)

3.9

『ヘレディタリー』の監督がこの映画の影響を受けているとか。とにかく怖い。 

すすきが高々と生えていてどこにいくか分からないのが既に怖い。すすきの中を駆け抜けるシーンも爽快感と恐怖感が一体になったよう
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マニフェスト(2017年製作の映画)

3.3

ドイツ映画祭にて。情報量が多すぎて整理できないけど色んなケイト様をみられて満足。

古今東西色んな価値観や思想を否定したり肯定したりしていく。ホームレスの老人から始まりダンスの演出家、ニュースのアナウ
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運び屋(2018年製作の映画)

3.5

いい映画だとは思う!けど特段響かなかった。なんでだろう。

老人が人生の最後に過去を振り返り、何かを残そうとする、もしくは取り戻そうとするというのでいえばアレクサンダー・ペインの『アバウト・シュミット
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.0

うわー、やっぱドイツ映画好きだわ~
東ドイツを舞台にハンガリーの民主化運動の死者に二分間の黙祷を捧げたことからどんどんヤバいことになっていく。

当事者の生徒だけでなく親の背景も丁寧に描かれていると同
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.5

トリップするような感覚。奇妙な映画で面白かったけどハマらなかった。

主人公の息づかいが聞こえるほどすごく近い撮影をしていて迫力があったし現実と幻想が交じり合う編集がおもしろかった。

この世に私の居場所なんてない(2017年製作の映画)

3.2

なかなかよかった。サンダンスのグランプリなだけある。

気弱な看護助手が強気になっていくのがおもしろかった。映像にはすごくこだわりを感じた。少しずつでもこの世をクソじゃなくしていきたい。その望みは叶え
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

4.7

終始ニヤニヤしながら観てた。すごい好き。アナ・ケンドリック好きだわー

クソ女合戦って感じで面白かった。最初からステファニーは胡散臭さ満載だし、エミリーは宝塚の男役みたい。ステファニーの家は全然出てこ
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

4.6

好みドンピシャ
・素直に泣ける
・親子愛、兄妹愛
・素晴らしい美術
と好きな要素が詰まってる。

芸術性と娯楽性が上手く融合した一作。好き。悪役と父親の関係がよく分かんなかったのと、悪役の最後があっけ
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.9

変な映画だったなー
終始先輩から新入生へのしつけ?がバカみたいに厳しくて嫌な気分。さらに語り口の不気味さや音楽の奇妙さも相まって気持ち悪すぎる映画でした!好みです!

全てがメタファーになっていて謎解
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

素晴らしい!最高の映像体験!これは映画館でIMAXで観るべき!

オープニングからエンディングに至るまで凝りに凝られた斬新な映像の嵐!映像だけじゃなく物語やメッセージも魅力的。本当に「誰もがスパイダー
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.6

『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソンの新作ということで期待してましたが、可もなく不可もなくといったところかな。

ストーリーはある程度予想できるし、最初一時間ちょっとは退屈。

でもやっ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

ギルティなのはそっちだったか、という…

『Search』みたいな話かと思ったらそんなことなかった。というかこれは誘拐された女性ではなくオペレーターの方の話だった。

ギルティなのは誰かが変わっていく
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.8

面白かった!最後の宇宙船のデザインとかピクセル状のなにかとか、変身するときの気持ち悪さとか惹かれるものがあった。

B級映画を本気でリメイクしたらこうなったという感じで作り手の愛を感じた。

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.7

アカデミー賞前夜祭にて。もう公開済みだしブラッククランズマンみて帰ろうかとも思ったけど残ってよかった!

美術がとにかく素晴らしい。美術賞と衣装デザイン賞とったのも納得。アフリカのデザインって素敵だね
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

アカデミー賞前夜祭にて。
おもしろかった!黒人とユダヤ人のコンビ最高ですね。主役二人の演技も引くところは引いててよかった。

4本立ての三本目だったからストーリーを追うので精一杯だったから細かいところ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

ボロ泣きするかと思ったけどそこまでではなかった。

トニーが最初から割といい人だから「成長」って意味では分かりづらいかも。

ドクターシャーリーの「黒人でも白人でも人間でもない自分はなんなんだ?」とい
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