Omizuさんの映画レビュー・感想・評価 - 99ページ目

Omizu

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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

4.7

終始ニヤニヤしながら観てた。すごい好き。アナ・ケンドリック好きだわー

クソ女合戦って感じで面白かった。最初からステファニーは胡散臭さ満載だし、エミリーは宝塚の男役みたい。ステファニーの家は全然出てこ
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

4.6

好みドンピシャ
・素直に泣ける
・親子愛、兄妹愛
・素晴らしい美術
と好きな要素が詰まってる。

芸術性と娯楽性が上手く融合した一作。好き。悪役と父親の関係がよく分かんなかったのと、悪役の最後があっけ
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.9

変な映画だったなー
終始先輩から新入生へのしつけ?がバカみたいに厳しくて嫌な気分。さらに語り口の不気味さや音楽の奇妙さも相まって気持ち悪すぎる映画でした!好みです!

全てがメタファーになっていて謎解
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

素晴らしい!最高の映像体験!これは映画館でIMAXで観るべき!

オープニングからエンディングに至るまで凝りに凝られた斬新な映像の嵐!映像だけじゃなく物語やメッセージも魅力的。本当に「誰もがスパイダー
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.6

『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソンの新作ということで期待してましたが、可もなく不可もなくといったところかな。

ストーリーはある程度予想できるし、最初一時間ちょっとは退屈。

でもやっ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

ギルティなのはそっちだったか、という…

『Search』みたいな話かと思ったらそんなことなかった。というかこれは誘拐された女性ではなくオペレーターの方の話だった。

ギルティなのは誰かが変わっていく
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.8

面白かった!最後の宇宙船のデザインとかピクセル状のなにかとか、変身するときの気持ち悪さとか惹かれるものがあった。

B級映画を本気でリメイクしたらこうなったという感じで作り手の愛を感じた。

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.7

アカデミー賞前夜祭にて。もう公開済みだしブラッククランズマンみて帰ろうかとも思ったけど残ってよかった!

美術がとにかく素晴らしい。美術賞と衣装デザイン賞とったのも納得。アフリカのデザインって素敵だね
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

アカデミー賞前夜祭にて。
おもしろかった!黒人とユダヤ人のコンビ最高ですね。主役二人の演技も引くところは引いててよかった。

4本立ての三本目だったからストーリーを追うので精一杯だったから細かいところ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

ボロ泣きするかと思ったけどそこまでではなかった。

トニーが最初から割といい人だから「成長」って意味では分かりづらいかも。

ドクターシャーリーの「黒人でも白人でも人間でもない自分はなんなんだ?」とい
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バイス(2018年製作の映画)

4.8

おもしろかったー!情報てんこ盛りで頭の整理が大変な上にえらくぽんぽん進む編集なので大変!だけど難しい訳じゃなくてコメディ調に進んでいく。

まあある程度アメリカの政治とか分からないとダメかもしれない。
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

4.5

試写会にて鑑賞。美術や雰囲気、撮影やロケーション、キャストに至るまで好みすぎた。

『永遠のこどもたち』の監督だし、『サスペリア』のミア・ゴスや『ミスター・ガラス』のアニャ・テイラー・ジョイが出演とく
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半世界(2018年製作の映画)

3.6

期待してたほどではなかったけどなかなかよかった。特に後半。

でも稲垣吾郎の演技苦手だわ。わざとらしいというか。キャストだと長谷川博巳と池脇千鶴がよかった。まり姉の婚約者もいい味だしてた。

きっとあ
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ロバと王女(1970年製作の映画)

2.5

んー、後半はおもしろかった!

前半はほぼ王宮の中の話だからイマイチスケール感が分からなくてすごく小さな話に思えてしまった。

色彩や美術はかわいくていいけど、物語が弱いかな。なんで王女さまが王子を好
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.9

よかった!蒼井優が素晴らしかった!

過去を重く描きすぎないというか、どこか遠くから客観的に眺めるみたいな姿勢にすごく感心したし、一見平穏にみえる光景や人物に潜む危うさや逆に不安定な人物の中の葛藤が上
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スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

3.0

ジョニー・デップは素敵だしストーリーもまあ展開は読めるけどなかなか面白かったんだけど、ティム・バートンにしては世界観の作り込みが甘いというか、イマイチ惹かれなかった。

ホラーではないよね。ダークファ
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

2.8

イマイチ。流石に宇宙船の中のシーンは臨場感があってよかったけど、普通の会話シーンとかになると一気に下手だなーって感じてしまう。

そもそもこの物語の核であるはずの「失った娘への愛情」というのが全く機能
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

4.5

『ムーンライト』に引き続き素晴らしい作品。まさにバリー・ジェンキンス監督が撮るべき映画だったと思う。

まず前作に比べると色は地味なんだけど時々フレアみたいに虹色の光が入っていたりして撮影や色彩にこだ
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.2

素晴らしかった。本当によくできた脚本。子供向けだからこそきちんと作ろうという意志が感じ取れて嬉しかった。

ビジュアルは正直好みじゃなかったから見てなかったんだけど、それを後悔するレベルでよかった!
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.7

よかった。もっと空想みたいな話かと思ってたらがっつりSFな感じなのね。

今回みてやっぱり物語の主人公としてイライラしないのは小学3年生くらいからだと実感。『未来のミライ』は本当に大嫌いなんだけど今作
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.5

アイアンマンシリーズの中で一番好きかも。ノワールな雰囲気がありながらもしょうもないギャグを挟みつつ進行していく展開がお見事。少年との絡みやオチのつけかたもよかった。クリスマス映画だよねこれ。

まあ敵
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八月の鯨(1987年製作の映画)

4.4

こういうの好きだな。人生の終わりに改めて人間の尊厳を取り戻す話というか。

人生が終わりそうになって諦めるか、希望をもってまだ生きるか。

姉妹の間には口には出さないけど確かに愛情があってお互いに隠し
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アクアマン(2018年製作の映画)

5.0

ジェームズワン本当にありがとう。こういうのが見たかったんですよ。ビジュアルの素晴らしさ、王道をあえて全力でやる姿勢が尊敬できる。そしてなにより主人公の魅力が半端ない。現実感出そうとか考えないでやりたい>>続きを読む

バットマン(1989年製作の映画)

3.5

あぁ、ティム・バートンだなあ。安心安全のティム・バートン。個人的にはシリアス路線の『ダークナイト』三部作よりコメディタッチなこっちの方が好き。

美術館のシーンでは美術史をやるものとしては「やめてー!
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愛と銃弾(2017年製作の映画)

5.0

冗談抜きで今年ベストかも。ノワール+コメディ+ミュージカルって新しすぎ。チーロとファティマが再会するところの曲が良すぎてここだけで1万点くらい入った。

展開とかは荒唐無稽ではあるんだけど、脚本が良く
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誰がための日々(2016年製作の映画)

3.7

辛すぎる。居たたまれないシーンの連続で本当に観てるのが辛かった。

父親に感情移入してしまって、バスで泣くところで号泣。一瞬でも理解してくれたと思ってたのに実際には全く理解してくれてなかったと分かった
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.0

前半は「これは『君の鳥はうたえる』みたいな苦手なやつか?」と思ってたらとんでもなかった。

ワケわからないとか結局どうなったの?とか言う映画じゃない。ミステリー要素は確かにあるが結局は明示されない。
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ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

5.0

『平気で生きるの。描くことが技術なら生きることも技術なの。』

泣きすぎて死ぬかと思った。橋口監督すごい。一瞬たりとも無駄がない。編集のタイミング、音楽、テンポ、キャスト、脚本と全てが完璧でこれ以上何
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.5

全く期待してなかったけど意外とよかった。独創的だったりどこか飛び抜けてるとかはないけど、普通に楽しんだ。キムタクは年取るにつれてクセがとれてきてるのか今回はあんまり気にならなかった。

いいなと思った
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.4

大満足な続編でした!というか現代版リメイクと言った方がいいかも。オリジナル版の色彩感覚や支離滅裂さは引き継ぎつつ、現代的な感覚も取り入れた作品だと思った。ストーリー的にはオリジナル版をほぼなぞってるが>>続きを読む

ザ・マミー(2017年製作の映画)

4.7

監督のイッサ・ロペスはこの映画の高評価により次回作も決まっている。デルトロ製作、レジェンダリー制作でスリラーを撮るそう。ぶっちゃけ今年劇場で見た中では一番かも。ホラーではなくダークファンタジーな作品で>>続きを読む

マイル22(2018年製作の映画)

2.7

アクションシーンでカットを割りすぎて誰がどこにいて何してるのか全く分からない。画面も暗いし。

意表を突く展開、といえばそうなんだけど正直「またロシアか…」という感じ。

登場人物の誰にも感情移入でき
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.8

キネカ大森のリバイバル上映にて。

個人的にはリメイク版の方が好き!でも色彩設計や音楽が見たことないくらい独創的で、これはすごいと思った。

なんで殺されたのかとかはサラ以外よく分からないけど、それが
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黒人魚(2018年製作の映画)

4.0

え、結構好き。劇場で見逃したからオンラインで。

正統派なホラーでしっかりと伏線を張ってくれるし、驚くような展開もあり、水の妖怪?精霊?のビジュアルもいい。

ラスト、助かった!と思いきや…という展開
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

1.3

グレン・クローズにアカデミー賞とらせるためだけの映画にしか思えなかった。テンションがおかしいし、編集のテンポもおかしい。グレン・クローズは流石名女優だけあって複雑な内面を持つ妻を上手く演じられていたと>>続きを読む

最悪の選択 Calibre(2018年製作の映画)

2.4

胸糞映画。誰も幸せにならない。技術とか全体的にまあ普通という感じ。一捻り何か特徴があればいいのに。

悪いことが重なっていって、極に達するという緊迫感にイマイチ欠ける。なんか地味。悪くないけど。