しかたまさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

4.0

ステイサムが強いのはいつものこととして、スコット・イーストウッドが儲け役。

わかりやすく、フラットな印象の邦題で、間口を広げてたのは、グッジョブ。

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

なるほど、「羅生門」が引き合いに出されるだけのことはある構成ですね。

三者三様の愚かさがあり、人間らしさがあった、ということでしょうか。

この時代を舞台にして、破綻の見られない画面構成には感服しま
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.5

柴咲コウの出てくるところが良かったです。

…という感想になってしまったことに伴い、長い物語のまとめ方、語り方、について、改めて考えさせられました。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.5

異世界をビジュアル化した、美術・衣装のデザインが素晴らしく、そこに置かれて馴染んでいるキャストたちの存在感も見事。

1.43:1のIMAX画郭も圧倒的。

これぞ映画というボリューム感でした。

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

予備知識なしで観て、後半のシビアな展開が、意外でした。

キューバ危機が題材の映画はいろいろ観てきましたが、ソ連側のきわどい危うさと一触即発の焦りがいちばん感じられた気がします。

ちょうど公開中の0
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ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

3.5

導入部の、ボンド以前のダニエル・クレイグ出演作品の映像は、未見のものも多く、興味深かったです。

「カジノロワイヤル」公開前の、マスコミの不評ぶりを割と詳細に報じてるのも、ある意味、フェアですね。
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

いろいろと、これまでのシリーズにない、異色ずくめの展開でした。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.5

この題材に取り組む姿勢が、何より力強く、日本国内の製作では表現しきれないところに踏み込んでいたと思います。

もちろん、全てが事実に忠実でないでしょうが、それを割り引いても、いまの世にこの作品を出した
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.5

いろいろ惜しい!

レベッカ・ファーガソンは健闘してるし、タンディ・ニュートンは儲け役。

アイディアとプロットは悪くないのに、語り口の力不足というか…。

謎を追うための、興味の引っ張り方が、ギクシ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

すごいですね。

原作未読ですが、日本映画らしくないのは、台詞が海外文学ぽいからでしょうか。
それが上滑りしたり嘘っぽくならないリアリティを生むのはなかなか簡単ではないと思います。

身につまされて心
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ケイト(2021年製作の映画)

3.5

メアリー・エリザベス・ウィンステッドは頑張ってます。主人公に課せられる重荷が、なかなか異色ですね。

相棒となる女の子も(日本語ネイティブじゃないけど)いいです。

Netflixで日本が舞台でヤクザ
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.5

テイラー・シェリダンの作品としては、いつもよりやや甘くて緩めな感じは否めないものの、脇役の層を厚くして、それなりにまとめているので、悪くはないです。

ジョリ姐さんは久しぶりの現代劇で、女優を眺めるに
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白頭山大噴火(2019年製作の映画)

4.5

よくできてました!

脚本がしっかり練られているのが素晴らしい。
プロットとシチュエーションは、いまの日本映画一作の2倍くらいのボリュームがあり、それなのに無理に詰め込んだ感じがまったくないです。
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.5

先入観なく観たつもりですが、中国マーケット向き商品と感じました。
もちろん、ホワイトウォッシュのできない時代ですから、これを題材に選んでいる時点で、勝算があったんだと思いますが。

トニー・レオンとミ
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.5

ハーレイ・クインがちゃんと立てられてて満足。

ゴア描写多めですね。

ジェームズ・ガンの本気の怪獣映画が観てみたいなぁ。

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.8

「エレファント・マン」や「イレイザーヘッド」を彷彿とさせるビジュアルと音響でした。

モノクロかつ、スタンダード以上に正方形な画面構成での、ふたり芝居は濃厚すぎて圧がハンパない。

閉鎖空間で虚実不可
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.5

フォートナイト、プレイしてます。

題材としては面白く、いろいろサービスしてくれてますが、もうひと押しグッとくるところが欲しかったです。

タイカ・ワイティティって自由だなぁ、と思って、彼がいちばんフ
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

4.0

主演の二人が鉄板なので
(クレジットは、ダイアン・レインが先なんですね)
安心しつつも、どっしり構えたテンポに、この先どうなるのかとソワソワ。

劇中の台詞にもあった「若くない」キャストが、年季を重ね
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.5

もはや、すごいスタントも、ちょこっと顔を出す豪華キャストにも驚くことはなく、何でもアリになった結果、観る側にも耐性ができてしまってる感があります。

いちばんアガったのは、冒頭のユニバーサルロゴに、ジ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

アカデミー脚本賞に納得。

ゲス男たちの言動を100%他人事と言えるのか、リトマス試験紙のように試されている感あり。

女性たちが作り上げたところが、いまの気運を象徴してますね。

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.5

いろんな既視感に囚われつつ、ちゃんとスクリーンで観たら、音響と集中力で少し加点できるのかなぁと思ったり。

素人徴兵の設定は、もっと説得力が欲しいところ。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

外国アニメーションのヒロイン風作画のベルが魅力的でした。
(ディズニープリンセスのキャラクターデザインのひとなんですね)

今日的な社会テーマを持ってきた意外性をどう受け止めるかで好き嫌いが分かれるか
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.5

まず何より、フローレンス・ピューのツラ構えが良い。
まさかここまで一級のアクションアドベンチャー作品で、スタアとして輝こうとは!

スカジョ姐さんが良いのは、もはやわかりきっているので、ピューや敵役の
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

5.0

お見事!今年の暫定ベスト1。

ここまで感じ入ったのは、おとなしくステイホームしなければならない、いまの世界情勢あってのことだと思います。

冒頭、世界が変わってしまう前の日常描写からハートを鷲掴みに
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.0

Dolby Cinema 3Dで。
(3Dは久しぶりだなぁ「ジェミニマン」以来か)

ストーリーはまだるっこしく、人間側のドラマに魅力はない。
主演はコングですね。

モンスターのど突き合いは、「トラ
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ハードコア(2015年製作の映画)

3.5

「Mr.ノーバディ」を観たので、イモヅル式に。

ほどほどで終わらせない、アクションのしつこさが味ですね。

シャールト・コプリーの怪演も楽しいです。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

昨今、定番になりつつある、“実はすごいオヤジ”ものですが、ユーモアもあって、面白かったです。

つか、主演のひとは、他でどんな仕事してるひとなんでしたっけ?(笑)

夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.5

意外と言うか、やはりというか、原作を知る年配の客層が結構多い印象。

ストーリーを円滑に進めるためか、いいひと、わるいひと、の区別が単純すぎる気がしました。

決して悪くないのに、パッとしないのは、公
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モータルコンバット(2021年製作の映画)

3.0

格闘アクションばかりで、途中眠くなっちゃいました。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.5

評判いいので観ました。原作はWEBで噂になった際に読んでます。

映画で映画賛歌をするのは、なかなか難しいものですが、実写の世界をアニメーションで描くと言うヒネリがプラスに働いてますね。

世界観設定
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

4.0

面白かったですよ。
冗長さや独りよがりとは無縁の出来栄えでした。

1:1.33の画郭を見せられても、あぁIMAXでやりたいのだなあ、と違和感なく受容れて、脳内スクリーンで投影できるくらい、プレミアム
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

何が正しい記憶と認識なのか?
不条理劇さながらの様相を呈する展開を見ながら、不安と疑心と哀しさに襲われる。
でも、暗さや辛気臭さはない。

ひとが老いていくときの、本人と家族、それをサポートするひと、
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AVA/エヴァ(2020年製作の映画)

3.5

ジェシカ・チャステインが好きなので観ました。

懐かしい女優さんたちが出てますが、ジーナ・デイビスは、さすがの味があり、単なる賑やかしでないのは、プロデューサーも兼ねているジェシカ女史の先輩へのリスペ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

すごいクリエイターが登場しましたね。
何より、この尺で完成させたところに、常軌を逸した狂気を感じます。(感服してます)

ビジュアルは不気味ですが、裏腹にマインドは意外と…(以下略)

ほぼ個人の根気
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

アカデミー賞にいくつも候補が挙がってるので観ました。
こういう作品をプロデュースするブラッド・ピットは、相変わらず偉いですね。