しましまさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

GOAL! ゴール!(2005年製作の映画)

4.0

サッカーをやってる人、やってた人、サッカー好き(特に欧州サッカー)な人は必見!
スポーツ映画のサクセスストーリーって深みはないけど気持ちが入れやすいし単純に熱くなる。夢をつかむのに必要なのは努力ももち
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座頭市(2003年製作の映画)

4.3

すごい映画。
さすが世界の北野。発想の視点、次元が違う。普通に考えたらどう見てもおかしい設定を違和感なくその世界に組み込むって普通はなかなか出来ないと思う。
役者の使い方もうまい。
そして大オチにも笑
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フリントストーン/モダン石器時代(1994年製作の映画)

3.6

ヤーバダバドゥー!

石器時代だけど現代的設定もあり、石のボウリングとか好き(笑)。
ほのぼのとした感じもよい。
てかハル・ベリー出てたのか( ゚д゚)
続編が出てたのも知らなかった…

南極日誌(2005年製作の映画)

3.3

極限状態の中、次第に壊れていく人間の脆さ。自然の前に人はあまりにも無力。
ストーリーは何てこともないし、展開もまぁまぁ読みやすい。それでも雪の白さと対比した全編に漂う不気味さ、ソン・ガンホの演技力が全
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ナイトウォッチ(1997年製作の映画)

3.6

遺体安置所で夜警のバイトを始めた若者が体験する恐怖、そして巧妙に仕組まれた罠。

ユアン・マクレガー、ニック・ノルティ、パトリシア・アークエットと個性的なキャスト。
評価は低いけど個人的には好きな作品
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ちょんまげぷりん(2010年製作の映画)

3.6

いつかの飛行機内で鑑賞。
前知識なくタイトルからも全然期待してなかったけど、思ってたより良かった。タイムスリップネタは使い回された題材だけど、まさかのパティシエとは(笑)。

日本沈没(2006年製作の映画)

1.9

「奇跡は起きます。起こしてみせます」

原作未読、旧劇場版未見。コミックのみ既読。
映画館に観に行ったはずなのにどこでいつ観たのか記憶が欠落。
スケールが大きく、もはや対岸の火事ではない大地震がテーマ
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007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)

3.6

シリーズ8作目。
ロジャー追悼という事でようやく辿り着いたロジャーボンド一作目。

NY国連本部の事件から始まるオープニング。ポール・マッカートニーの楽曲も素晴らしく、ブードゥー教の秘術やタロット占い
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闇金ウシジマくん ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.8

鰐戸三兄弟との対決がメインの今作は、これまで語られなかった丑嶋の少年期の回想も織り交ぜた、まさにファイナルに相応しい。
少年期の丑嶋役の俳優の存在感!

これで終わってしまうのは寂しいなぁ。

救命艇(1944年製作の映画)

4.0

救命ボートの上のみで話が展開する。
密室ではないけど、閉鎖的な空間をうまく使った傑作。
特段盛り上がる場面があるわけでもなく淡々と進んでいくが、心理描写が巧みで飽きさせない。ヒッチコックらしい。

人類資金(2013年製作の映画)

2.1

壮大なシナリオ豪華なキャスト、なのにただただ面白くないのは、話が大きすぎて全くリアリティが沸かないし、いまいちピンとこないから。
登場人物のキャラクターもどこか薄っぺらく感じられた。
福井晴敏先生原作
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GODZILLA ゴジラ(1998年製作の映画)

2.5

これはゴジラじゃない。

が、ゴジラ映画として観なければまぁまぁ。
この3年後に生のマディソンスクウェアガーデン観て感動したので少しオマケで加点。

いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)

3.9

主演の二人はもうアレだけど、間違いなく良作。
夫婦の絆、家族の絆。

デビル(2010年製作の映画)

3.5

エレベーターという身近な密室を舞台にした悪魔もの。
シャマラン制作ということながらそこまでシャマランカラーは強くない。
思ったほど怖くはなかったけど、評価ほど悪くはないと思う。

キャタピラー(2010年製作の映画)

3.6

戦争において、お国の為に散るのが英雄とされていた時代。
では死ななかったら?戦争に行かなかったら?
戦争の残酷さ、愚かさを少し別の角度から描いている。
ただ重く、色々考えさせられる。
寺島しのぶの熱演
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双生児 GEMINI(1999年製作の映画)

2.6

江戸川乱歩の描く独特な世界感は小説の中で活きるのであって、映像化すると「これじゃない感」がすごくなる。
メイクや編集で奇妙な感じを作り出そうとしても、なんか無理してる感じが見えて興醒めなんだよなぁ。

CASSHERN(2004年製作の映画)

3.3

「キャシャーンがやらねば誰がやる」

人を生き返らせるのはエゴなのか。
そして生き返らせられた人間の生きる意味とは。

ストーリーはまぁあれだけど、豪華なキャストに紀里谷監督らしい世界観・映像美。
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スライディング・ドア(1997年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ドアが閉まる直前の地下鉄に乗れるか乗れないかで分岐が変わる平行世界を描く。とは言え全然SFチックではなく2本のドラマをザッピングで観てる感覚。
誰しも「あの時にああしてたらなぁ」なんて考えたりもするけ
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白夜行-白い闇の中を歩く-(2009年製作の映画)

3.7

東野圭吾先生の原作。原作未読&日本の連続ドラマ版のみ鑑賞。

主演がハン・ソッキュとソン・イェジンとはなかなか唸るキャスティング。
個人的にはドラマ版より好き。
ことソン・イェジンの美しさが尋常じゃな
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.4

中学時代の音楽の授業にて。
初めてのミュージカル映画鑑賞だったけど、知ってる曲ばかりで全然退屈しなかった。
良い映画は何年の時を経ても色褪せない。ほんとに音楽って素晴らしい!

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.7

んーーーー、期待はずれ、、

ハーレイ・クイン、デッド・ショットとキャラクターは立ってるけど、如何せん何か物足りない。
もっとX-MENみたいに思い入れがあれば楽しめたのかなぁ。
結局DCはバットマン
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.9

禁酒法時代のシカゴを舞台にギャングのボス、アル・カポネとエリオット・ネス率いる財務省捜査官たちの戦いを描く。
デ・パルマ監督らしい濃厚な人間ドラマ、テンポよく緊迫感のある展開、各キャストの鬼気迫る演技
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アメリ(2001年製作の映画)

3.0

好きな人は多いんだろうけど、僕はダメでした、、、独特な世界観は面白いけど、フランス映画アレルギーはなかなか深刻。
最後に観てから15年以上経つからまた印象変わるかもしれないけど…

ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

4.3

一昔前に大流行りしたSFドラマ「ギャラクシー・クエスト」の主演俳優たち(今も一部カルトな人気を誇るが、もうすっかり落ちぶれてしまった)が、善良な宇宙人に本物の英雄と間違えられて、凶悪宇宙人と戦うべく奮>>続きを読む

真田十勇士(2016年製作の映画)

3.3

真田幸村は実は猛将などではなかった…
曲者揃いの十勇士が仕掛けた天下を相手に大博打。嘘をつき続ければそれはやがて真実に。

勘九郎の名演が光るし、松坂桃李がかっこ良すぎる。
全編通してコメディタッチで
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闇金ウシジマくん Part3(2016年製作の映画)

3.8

前作からだいぶ空いての鑑賞。
やっぱウシジマくん面白い!
本郷奏多、藤森慎吾の2つの話がメイン。
過去2作に比べると丑嶋がサブキャラ扱いになってる感があって少し物足りなさもあるが、2時間強があっという
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GONIN(1995年製作の映画)

4.3

むかーしVHSで観たものを久々にAmazonビデオで鑑賞。
バブル期後半、決して勝ち組ではなく金に困ったはぐれ者たちが多額の金を横取るべく一発逆転を賭けた暴力団事務所襲撃に成功するが…

佐藤浩市を筆
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高台家の人々(2016年製作の映画)

3.8

人の考えていることが分かるテレパス。あれば便利な力なんだろうけど現実には読まれるのも読むのもロクな事にはならいんだろうなぁ。

映画ではこの力をかなりコミカルに描いているが、それが引き起こす悲しみや辛
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十三人の刺客(2010年製作の映画)

4.0

「斬って、斬って、斬りまくれーー!!」

出だしからなかなかハードな展開が続き、目を覆いたくなるシーンも多い。あの女性の「血涙みなごろし」のくだりとかトラウマになるレベル、、、が、これが後の大事なシー
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東京少女(2008年製作の映画)

4.1

原作を読んでからの鑑賞。
携帯電話をキーとしての時空を超えた淡い恋愛。設定にやや無理はあったり題材が新鮮なわけでもない(イルマーレみたいだ)けど、すごく切なくて終わり方もご都合主義的に無理矢理ハッピー
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MUSA -武士-(2001年製作の映画)

3.2

昔観てあんまり覚えてないけど、この手の映画によく出てくる、主人公に絶対的な忠誠を持ち補佐する老兵士的な人が渋くてカッコいい。
そしてチョン・ウソンもカッコいいし、チャン・ツィイーも可愛い。

ゴールデンボーイ(1998年製作の映画)

3.8

スティーブン・キング原作、ブライアン・シンガー監督に主演がイアン・マッケランとか面白くないはずない。
僭越ながら公開当時に観て初めてイアン・マッケランの存在を知った若輩者でございますです。
この後すぐ
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一日の行楽(1919年製作の映画)

3.5

チャップリンの短編の中でも20分はかなり短めだけど、サクッと気軽に観れるのは良い。
最初のエンジンかからないシーンとか何度観ても笑える(笑)。

スプリガン(1998年製作の映画)

3.6

皆川亮二の同名漫画のアニメ映画版。
原作は全巻読破。

「ノアの方舟編」をベースにしており割と原作に忠実。声も合っていたし充分及第点。
今更だけど続編出来ないかなぁ。

告白(2010年製作の映画)

3.9

湊かなえ先生原作。既読。

決して遠い世界の話ではなく、ほんの身近でも起こり得る話。
復讐心を胸に秘めながら淡々と話を進めていく松たか子の演技が光る。
人間の心の闇、闇に喰われた人間の末路。
しかし湊
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.5

レビュー250本記念はこの作品。

キューブリック作品では「博士の異常な愛情」に次ぐ視聴回数を誇るが、ものすごく面白いと感じたわけでもないし、何度観ても後味の悪い作品。ただキューブリックの才が凝縮され
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