塩さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.1

途中まではもしかしたら娘の妄想もありうるのかと思いきや。

実際似たような事件もあったし、人間は愚かで浅はかで不思議な愛しい生き物だとつくづく思う。

想像してた展開とほぼ相違ないので安心して見れる。
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

"すべての葉が落ちていくよう"という表現と、ラストの鮮やかに生い茂る木々の葉の対比が切ない。

認知症の当事者の日常がどんな感じか疑似体験した気分。

名優アンソニー・ホプキンスの真骨頂。
さすがの素
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.6

めっっちゃくちゃ面白かった!

試合描写のスピード感と迫力がすごい。
これはできれば応援上映してほしい!

ストーリーも一本の2時間映画としてまとまってて、見応えあった。
あらためて名場面しかない漫画
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私は貝になりたい(2008年製作の映画)

3.0

ただただ不条理。
「嫌な時代に生まれ、嫌なことをした」
このセリフにすべてあらわれてる気がする。
出演は少しだけだったけど、草彅くんの演技やっぱり良い。とても印象的。

戦争は、人間は、なんて愚かで不
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.5

ドラマの雰囲気のまま、
ほっこりした気分で観られる。

京都旅行の時のシロさんの優しさ、
ケンジじゃなくても観てるこちらも怖く感じる(笑

アドリブっぽい場面がちょいちょいあって微笑ましい。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

2.5

優しい世界。

ちょっとご都合主義だけど、
穏やかな気持ちのまま観れるからいいのかも。

時系列がいったりきたりして、
交わった時に少し混乱する。

伏線回収というよりは、後出しジャンケン感がある。
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.8

なんとなく冴えないけれど、
腐らず育った3人。
「いつか人の役に立ちたい」
漠然とした、けれど確固たる思いを持ち続けたことで、あれほどたくさんの人の命を守ることにつながったことに感動した。

人生の経
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.8

切なすぎて苦しい。

アクション控えめで、
剣心がいかにして不殺になったかを
丁寧に描いてて良かった。

有村架純の儚げ美女ぶりが良い。

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.4

原作を読んだのが昔すぎて忘れてしまって比べられないけれど、
映画の内容は人気キャラが再登場したり共闘したりして胸熱展開だった。

蒼紫様美しい〜。もっと見たかった。
漫画原作だからこそちゃんと美形キャ
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.2

刑事たちに感情移入して
見ている間も見終わってからも
モヤモヤした感情と焦燥感に苛まれる。

美しい田舎の風景とあまりにも凄惨な事件との対比と、
それぞれ影響しあって変わっていく刑事たちが見どころ。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.3

貧困、震災、福祉制度
普段目を背けがちだけど身近な問題を突きつけられて胸が苦しくなる。

原理原則、なくてはならないものだけど、
それだけで解決できる物事は少ない。

悪人ヅラの佐藤健がてんこ盛り。

10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.1

火炎瓶が最強すぎる。

普通のスリラーとして良作。
誰が嘘をついてるのかわからないのが良いけど、それをストーリーに活かしきれてない感はある。

クローバーフィールドと名打ってるからには出るんだろうなぁ
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キッズ・オールライト(2010年製作の映画)

2.9

人間は愚かで愛おしい。

家族は一朝一夕のものじゃあない。

ゲーム(1997年製作の映画)

3.0

いやいや、やりすぎ(笑
ラストは拍子抜け。
種明かしされてもイライラする。

デビッド・フィンチャーの映像は堪能できる。

歓びのトスカーナ(2016年製作の映画)

2.7

陰と陽は相反するように見えて実は相性がいい。
自分にも当てはまるのでよくわかる。

いろんな愛があって複雑に絡み合ってそれぞれの人生に影響するんだなぁ。

43年後のアイ・ラヴ・ユー(2019年製作の映画)

3.3

ラストのリリアン夫の対応は、
もうこの年でこういう状況になったら嫉妬とか過去とか後悔とか道徳とかもうどうでも良くなるのかもしれないなぁと思った。
リリアンが幸せでいてくれたらいいやって。

長生きでき
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顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

3.2

主人公の苦悩と葛藤がとても伝わって苦しくなる。

この裁判が行われるまでドイツ国内で強制収容所のことが国民に隠され伝わっていなかったことを初めて知った。
自分も日本のことわかってないかもしれないとドキ
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ラストレター(2020年製作の映画)

2.4

いまいち掴みどころがないように感じた。
軸がぶれてるような。

ロマンチストな男の妄想という感じ。

岩井俊二作品セルフオマージュ的な。

俳優はとっても豪華。
たしかにトヨエツほどの男前なら人生狂わ
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前科者(2022年製作の映画)

3.5

ドラマ版を見て良かったので映画版も鑑賞。
ドラマ版同様、とても良かった。

かたや犯罪者を憎み許さず捕まえる立場、
かたや犯罪者の人生に寄り添い更生を支える立場。
過去の出来事を昇華するためにそれぞれ
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ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

4.0

ベニチオ・デル・トロ目当てで鑑賞。
だけど作品も良かった。

目的はただひとつ、ロープを手に入れること。
目的がシンプルだからこそ、細部が際立つ。

紛争地帯のあれこれが難しいこと抜きに、重苦しさもな
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.0

思ってたより面白かった。

絵に描いたようなサイコパスな犯人だけど、でもサイコパスに型があるっておかしくないか?と思うとわけわからなくなった。

高畑充希のキャラが良かった。
俳優さんみんな良い。
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恋のときめき乱気流(2012年製作の映画)

2.9

何も考えずに観られるラブコメ。
こういう映画の肝はやっぱり主役の女性がかわいいこと。

フランス映画らしさもあって良い。

絶対許せなくても、許した方が楽なこと多い。そこに愛があれば尚更。

やっぱり
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ムーンフォール(2021年製作の映画)

2.1

陰謀論とか好きな人は好きかも。

最初の方は色々端折ったり展開が早すぎたり設定を理解するのに混乱したり忙しい。

トンデモ展開ばかりなので
色々ツッコミながら見るには楽しい。

マンガ『双亡亭壊すべし
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エスケイプ・フロム・トゥモロー(2013年製作の映画)

1.0

想像してた内容と全然違ってクソつまらなかった。
荒唐無稽。

日本のディズニーランドと同じアトラクションが結構あるんだなぁという感想しかない。

子役はとってもかわいい。

星の子(2020年製作の映画)

3.3

思ってたよりフラットな感じだった。
単純に、盲目的に信奉する親に反発するのではなく、二世ならではの視点が描かれててよかった。
これから徐々に親や宗教と離れて自立していく過程が想像できた。

宗教もすべ
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.7

前作は原作を読んでいなくてもわかりやすくなっていたように感じるけど、今作は原作読んでないと「?」な部分が多いかもしれない。

色々ツッコミどころはあるけれど、
戦いのシーンは迫力あるし、
全体的には面
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

3.9

まさしくゆるキャンの、
これぞ映画。

悪者は居ない、嫌な出来事もそれほど起こらない、優しい世界で癒される。

大人になった5人がそれぞれの場所で、それぞれの暮らしをしながら、あの頃のキャンプ愛を持ち
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.9

相変わらずウッディの無鉄砲ぶりにはちょっとイライラさせられるけど、やっぱりおもちゃみんなカワイイ。
レギュラー陣の活躍がなかったのは残念。

コンパクトの中に小さい家があって小さい人形が住んでるおもち
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.8

みんな大好きブラムハウス。

続編もちゃんと面白いのはすごい。
1を踏まえてのストーリーがよくできてた。

死に方のバリエーション面白い。

笑えてハラハラしてちょっと泣ける。
気張らずに観られる良作
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.2

自分は自分のもの。
誰かのためでもなんでもない。
好きにしていい。

インテリアと小物の色づかいがかわいい。

アオラレ(2020年製作の映画)

2.8

「激突!」×「フォーリング・ダウン」×「ファイナル・デスティネーション」

B級映画と割り切ればまぁ…
ラッセル・クロウを使うことによってB級になりきれない感。

主人公が善人じゃないのと、その言動に
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ホテルローヤル(2020年製作の映画)

2.0

いまいち伝わらなかった。

音楽の効果もよくわからない。

重くなりすぎずサラッとした味つけ。

安田顕は良かった。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.8

素晴らしいエンターテイメント映画。
さすがトムクルーズ。

仲間!絆!ラブ!勝利!
USA!USA!
と心の中で拳を突き上げたくなる。

戦闘機の迫力がすごい。
逆にCGでは出せない迫力。

音楽も素
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.3

まさにタイトル通り。

「ちょっと思い出しただけ」

人生の中にあったキラキラした時間。
永遠かと思えたのに、今となっては一瞬の出来事。

特別な時もあれば、なんでもない時もある。
その積み重ねが人生
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

やっぱりウルトラマンの世界観は深い。
2時間弱で盛り込んでるのすごい。

禍威獣のデザインもウルトラマンのデザインもかっこいい(かわいい)し、
格闘シーンもわくわくする。

BGMや効果音、エフェクト
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