abcさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

メッセージ(2016年製作の映画)

4.3

予備知識なくまず見て欲しい作品。

使用言語によってその人の世界観は造られる。考えが言語に影響しているのではなく言語が考えに影響しているというサピア=ウォーフの仮説というものに基づいてるらしい。例えば
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.7

サブカル界隈で有名なイメージの映画。
たしかに一々服が可愛い。
イーニドがThe edge of seventeenのネイディーン同じくこじらせ女子。こじこじ。

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.7

人を選ぶ映画。
原題はdemolitionで破壊という意味。最近の小説っぽい邦題にひかれて見たら少し違うかもしれない。

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.5

この映画を流しながらお酒を飲んでいつの間にか眠りに落ちたいそんな映画。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

低予算でありながらもアメリカでNo.1大ヒットを飛ばした話題作。黒人と白人の異人種間カップルの2人がある日白人である彼女の実家に行くが、主人公はそこで恐ろしい体験をするというお話。

ホラーコメディ。
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.9

水が現実の水よりも瑞々しい。あの水を表現するのにどれだけ膨大な情報が入っているのか、、とにかくCGがすごい。

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.7

邦画っぽい雰囲気。
ロストイントランスレーションといい、なんかシュールでクスっとするシーンが好き。そのクスっとがむしろ空虚感を浮き彫りにしてくれる。

エルファニング可愛いの権化かて。

127時間(2010年製作の映画)

3.5

覚悟していたがいざその場面になると自分まで意識が遠退きそうだった。
イントゥザワイルドでもそうだが、人間自然には抗えない且つ予測不可なことも多くだからこそ油断は禁物で、無知は死に繋がる。

マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション(2015年製作の映画)

4.4

最高。これ以外に言葉がない。
原来の退廃的な世界観は白黒によってより強調される。特に砂漠で崩れ落ちるフュリオサのシーンがとても美しい。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.6

かつてアインシュタインは科学では説明できないスピリット的な何かがあらゆる事象の裏に作用していると説いていて、この映画を観た時にああそういうことなのかと妙に腑に落ちた。
これはSFを超えたSF、というと
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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

3.8

60年代黒人差別が今よりも色濃く残るアメリカが舞台。
誰もが人よりも優れていたいと潜在的に思いまた自分と違う容姿文化思想を持つ人を怖いと感じ排除したりする。それは大きなものでいえば人種差別であるが、し
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.9

かっこいい。7人が多民族で構成されていてまさにアメリカを象徴している感じ。イ・ビョンホンこんなところにいたのね。
黒澤明監督の七人の侍が基になっていると聞いたのでそちらも観ようかと。

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.2

良くも悪くもMVみたいな映画。最初の駆け足の展開も途中の挿入歌も違和感しかない。またコウの情報が単純に少な過ぎて心情が読み取りにくい。ただ主演の二人の儚げな雰囲気とアンニュイな映像はとてもとても美しか>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

3.8

ミティみたく意外と思い切ってやってみたら何処へでもいけるし何でもできるもんです。それで失敗してもまた良し。啓発映画。
映像が綺麗でアイスランドに行きたくなる。

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.9

人曰く特別な何かを持つ若く美しい無垢な少女が嫉妬や羨望、野望にまみれたファッション業界に飛び込む話。
レフン監督の作品はドライヴしか観たことがないが、やはり色彩や瞬間の捉え方、音楽演出すべて異彩を放っ
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JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.6

16歳で妊娠してしまうジュノの出産までのお話。高校生で妊娠するなんてかなり深刻なことだと思うがジュノは理解のある周囲の人間に恵まれていたのが幸いだったかなと思う。
あと日本では他人の子どもを養子として
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.8

世の中何が間違っていて何が正しいのかの基準を人はいつだって統一したがり、押し付け、そしてそれが正義なんだと信じて止まない。けれど本当に大切なのはその基準ではなくて当事者が何を感じているかなのだ。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.8

際立つエディ・レッドメインの多才さ。そして忘れてはならないエズラ・ミラーのお坊ちゃんヘアー。

ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.0

児童養護施設で暮らす子どもとそこで働く職員である主人公の話。
キース・スタンフィールドの演技が良かった。自作ラップのシーン、刺さった。

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.6

ゾンビ好きならば観ておくべき作品ということで鑑賞。なぜか逃げ込む先がパブ。大物俳優起用しといてすぐ死んでゾンビになる。ゾンビのフリさえすればバレないという適当のオンパレードだが軽く観るにはもってこいの>>続きを読む

ペット(2016年製作の映画)

3.8

歳のせいかわんこが一生懸命走って仲間を助けようとするだけで涙が出ました。

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.8

アメリカのサンタバーバラが舞台。
淡い色使いや途中に挟まれる映像、登場人物たちの服、表情がいい。
だけど監督の前作である人生はビギナーズを見てて眠くなる人はこの作品も然りかなと。

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

分かっちゃいるけど泣ける。
養子に出され裕福に育ったにも関わらず本当の自分の親や兄弟、生まれ育った場所を求めるのはやっぱり人の大事なアイデンティティの要素なんだなと思った。

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.0

なぜだかこの映画好きだなって思える映画。誰もが17歳を通り過ぎて大人になる。あの微妙な年のあの微妙なモヤモヤ、共感できる人も多いのでは。
個人的に主人公のちょっとダサめの服が可愛くて好み。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.2

普段の生活なにひとつだって自分の"思い通り"なんだと思わせてくれる作品。
辛いこともある考え方では幸せな方向に向かい逆に嬉しいことが辛い方向に向かうこともある。
こんな単純なことを生きていると忘れて、
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高慢と偏見とゾンビ(2016年製作の映画)

3.7

プライドと偏見にゾンビ設定をそのままぶち込む一見破茶滅茶映画。どっちも好きなんで自分得でしかありません。
ちゃんとお金かけて衣装も話も作り込まれてて、B級観た後特有の時間を無駄にしてしまった感は得られ
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.5

途中で邦題の意味が分かる。
血のシーンは殆どないにも関わらず随所に赤の印象を入れてるので血のイメージが強い作品。赤とエズラミラーの美しさが合いすぎるんだなこれが、
愛されたいという根本的で単純な思いは
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とらわれて夏(2013年製作の映画)

3.8

じっくり漬けこんだ桃のパイが美味しそう。3人にとったら世界一なんだろうなきっと。
映像も夏の暑さと物寂しさがあって美しかった。

ドライヴ(2011年製作の映画)

4.1

カーアクション映画にありがちな煩い音楽と派手すぎる爆発が一切なく、むしろ無音の緊張感。とても好きだった。

靴職人と魔法のミシン(2014年製作の映画)

3.4

魔法のミシンで縫った靴を履くとその持ち主に変身できちゃうお話。
案外コメディタッチで終盤はなんやかんやでカオスなのが笑える。
靴の数だけ人生があって色んな人がいて生活があって面白い。