すかいさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

すかい

すかい

映画(268)
ドラマ(25)
アニメ(0)

スリーデイズ(2010年製作の映画)

2.0

後半からテンポが良くなっていくが、色々とラストがうまく行き過ぎなのとストーリーが少し冗長的なのが惜しい。ラッセル・クロウの演技は最高です!

シャイニング(1980年製作の映画)

3.5

シンメトリーの絵としての怖さや、こちらとあちらの世界を媒介する役目としての鏡の使い方、役者の演技(特にジャック・ニコルソン)は最高だと思いますが、やはりストーリーが薄い気がしてしまう、、なぜジャックは>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

ここまで迅速に対応する政府でさえも手も足も出ない、しかも日本の都心である東京を直撃し破壊してしまうというのが、ここまでかというほど絶望的。笑
アメリカの傘に守られてきた戦後以降の中途半端な日本から抜け
>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

5.0

世の中の悪事はなぜ潰えないのか、それは悪事が悪事を呼び、暴力は新たな暴力を生むから。これを伝えたかったのだと思います。観ている人を置き去りにするラストシーンは余りにも悲劇的で、ただこの結末でなくてはな>>続きを読む

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

5.0

映画らしい起承転結は二の次で、サブプライムローン問題の解説に全神経を注いで作られた作品のような気がします。このストーリーがフィクションだと思わせないためのドキュメンタリー風なフレームインのさせ方やテロ>>続きを読む

リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

4.0

はじめは少し助長的かと思ったが徐々にストーリーに飲み込まれていった。次の展開が最後まで予想できず、永遠にハラハラさせられた。脚本術にあっぱれ!!

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

5.0

ストーリーの規模感、色づかい、ファッション、演技の細かな指導まで丁寧に作られているところにやはり傑作と言われる所以があるなと感じた、、3時間があっという間、、、

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

5.0

1987年という年は韓国の民主化を象徴する年で、腐敗した国家権力に対する国民の怒りがマックスに達し、それを転覆させるために毎日のようにデモが行われていたと聞きます。国と闘うということは多くの犠牲を覚悟>>続きを読む

クリミナル 2人の記憶を持つ男(2015年製作の映画)

2.0

深い考察を求められず、直感的に面白いかっこいいと感じることができる映画を観たくなったときにぴったりの映画。やはりサスペンスアクションは正義。

ただキャストが豪華すぎてライアン・レイノルズがモブっぽく
>>続きを読む

ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.0

プライバシーを持つことが悪で、完全にインターネットによって世界と繋がっていることが社会的に善だと思われている世の中は、果たして幸せだろうか。人だけでなく物もIoT技術によってネットワーク化していれば、>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

世界がごっそりビートルズの存在を忘れてしまうというトンデモ事案は現実には発生しないが、ストーリーとしては単純に面白かったと思う。愛と名声の板挟み葛藤な映画はたくさんあるので、この作品のストーリーが特別>>続きを読む

コンテイジョン(2011年製作の映画)

5.0

もし現状の医療では対処しきれない感染病が世界的に流行したら、世の中は一体どうなってしまうのだろうか。コロナ発現以降、我々は世界的な大混乱を目の当たりにしているが、それをそのまま映画という枠の中に落とし>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.5

1980年の韓国で起きた「5・18光州民主化運動」をテーマに、当時の軍事制圧のリアルを世界に知らしめた人物たちの奮闘を描いている。題名はタクシー運転手にフォーカスしているが、作品全体としては特定の誰か>>続きを読む

アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015年製作の映画)

1.0

アイヒマン裁判の様子やアーレントの傍聴記録については一切触れておらず、タイトル通りアイヒマンを追う過程にのみフォーカスしている。捜索の裏側をあえて映画風にストーリーテリングしているが、正直ドキュメンタ>>続きを読む