まさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

デュエル(1976年製作の映画)

-

蜘蛛みたいに壁に貼り付くアクションとか端的にすごい。けどラストがなんか学生映画みたいだったな

ベルイマン島にて(2021年製作の映画)

4.3

ベルイマンオマージュとして、そして三重(四重かも)構造の自己言及的ミア映画として。「鏡の中にある如く」「ある結婚の風景」。こんなに主人公に感情移入したの久々だな

余命10年(2022年製作の映画)

3.8

小松菜奈と坂口健太郎がとてもいいんだけど、なんか山田裕貴もめちゃくちゃいいなと思った。物語にとって大事なところ(冒頭の病気の説明はちょっとサボってる感じが否めないが)が丁寧に撮られていて涙を誘う仕上が>>続きを読む

永遠に君を愛す(2009年製作の映画)

4.4

なんでFilmarksの点数が低いのか全くわからない。ずっと妙に同時多発的だし人の横切り方がエグいくらいイカしてるし、めちゃくちゃ面白い。1番面白いシーンで大きめの地震がきて集中力が途切れてしまったけ>>続きを読む

愛のコリーダ(1976年製作の映画)

1.0

フランス側のプロデューサーが「主演は男性器もかっこいい人に」と言っていたらしい

天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

4.0

小川あんの設定が見えてくるまでの、小川あんのつぶらな瞳と立ってる場所が効きすぎている。カメラが回り始めてからも。

不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

3.8

やっっっっと映画内でワークショップを撮る意義が見えて来た。わたしも、シーンを変えるたびにいちいち観客を引き摺り込んでメンヘラにさせる沼のような映画監督になりたい。『寝ても覚めても』を想起するカットあり

宝島(2018年製作の映画)

4.4

カメラの前では意図せぬ作為が生まれることもある。だから、こういう傑作が生まれるのかも知れないなと

たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

4.0

イカした人しか出てこない。「死」をナメてはいけないと言わんばかりのラストでブッ飛ばされた

湖のランスロ(1974年製作の映画)

-

ブレッソンにしては、個人的には上位に来ない。とはいえやはり、一定のクオリティを越せていないカットが全くないし、随所にブレッソン的なリズム(「モデル」たちのヌッとした現れとか)を感じられるし、王妃の寝顔>>続きを読む

何食わぬ顔(2003年製作の映画)

-

この頃からめちゃくちゃガッツリ片鱗ある。濱竜目がギンギン。序盤は『ハズバンズ』丸パクリかなと思った

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.9

21世紀の映画館で最も泣ける静寂がある
あとはイカのぬいぐるみとか

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

-

RAWの(奇抜な)随所が大進化を遂げている。これがパルムドールを取ったのかと思うと驚きでひっくり返りそうなほど

ジュニア(2011年製作の映画)

-

RAWの習作といえる。逆に習作を撮ったのなら、あれほどまでに開花させなければならないのだな

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.9

久々に見たらめちゃくちゃセンスいい映画だった。こういう、強烈なタブーにシスターフッドとか妙なユーモアを絡めてくるところが、一段と凄みを増している

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

-

ビジュアルとそれ以外がずっと分離しているのが気に食わない。素敵な隙も相変わらずない。でも、きっとやりたいことは作っている人が1番わかっているのであって、アダプテーションとしての選択は抜群なのだろうなと>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

-

話の、ハンドルの切り方がよかった
マッチョイズムもだけど、インテリと倫理観についてのアンチテーゼにも取れた

クラム(1994年製作の映画)

3.7

presents David Lynchで始まり、for Charlsで終わる。ゲテモノみたいなものしか映らないしクソみたいなことばっかり口走っていて、しかもクラムはいつもケラケラ笑っている。
これを
>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

-

バケモノが怖すぎて、わたしんちのプードルがテレビを見てビビっていた
全体的に庵野さんに近いものを感じた。狂気的なワンマンぶりも、曲のセンスがどうかしているところも

デジャヴ(2006年製作の映画)

4.0

引っかかったところを思い出せば思い出すほど鳥肌が立ってくるw

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

4.4

無軌道。それは寂しさに輪郭すらない年ごろ。だからこそ素晴らしいラスト

犬ヶ島(2018年製作の映画)

-

声優陣めちゃくちゃ面白いなwスカヨハしかわからなかった

リアル 完全なる首長竜の日(2013年製作の映画)

-

ものすごく合わなかった…綾瀬はるか以外、特に佐藤健と中谷美紀が本当に嫌だと思ってしまった…キャスティングが無理すぎる…そして黒沢清のケバっとしたグロさは正当化されると面白くないのだということがわかった>>続きを読む

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

-

2回目
なんかこれすごく面白い映画だな。2回見たら、1回目に取りこぼしていた面白さがいっぱいあった。1回でわかる面白さもいっぱいあったけれど。面白さを、この幻影を絶対に逃すまいと、食い入るように映画を
>>続きを読む

南極料理人(2009年製作の映画)

3.7

ごはんの素晴らしさに胸が熱くなる…
基地の家化・部屋化、の中にもう一度宿る基地み、みたいな空間の違和感が素敵。私も自分の部屋を基地化していきたい