SohtaTanakaさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.0

趣深い作品でした。
自身の病、移民としての境遇、息子との関係性、不幸の連続に感情移入させられてしまう。

そして合間に挟まれるミュージカル調の演出がそれらを際立たせる。

ラストシーンは結果的に彼女に
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ぼくらの7日間戦争(2019年製作の映画)

2.5

アニメ版は初めて見たけど微妙だった…

内容的には共感されそうなテーマをなぞっていたけど直近のクオリティの高いアニメと比較してしまうと劣ってしまう…

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

幼い頃にぼんやり見た覚えがあったものの名作と知らず鑑賞

2次大戦直後のイタリア国内を舞台に、好きなものに対して一途に向き合う姿から切なさを存分に味わえました

まさに映画好きのための映画ですね
BG
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我々の父親(2022年製作の映画)

3.0

不妊治療の名医が実際は自らの精子をばらいていたというおぞしすぎる話

インタビューと字幕の文字面だけで吐き気を催すレベルなので要注意

ドキュメンタリーはこういう倫理観や道徳とはもはや別次元にあるぶっ
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

2.5

教養のない母親、ADHDの息子、休職中の教師は共に愛憎剥き出しでそれぞれにぶつかり合う。

そのリアルで緊張感あふれる状況はこの映画の魅力だったのではないかと思う。

ただ正直全く共感できなかった。
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シニアイヤー(2022年製作の映画)

3.5

2000年代のハイスクールガールが20年の昏睡状態から目覚めて2020年代からリスタートするスクールコメディ

中身は現代版のコメディといった感じで物足りなさを感じる人はいるかもなあと

にしてもレベ
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脱走王ナイムロ(2021年製作の映画)

4.0

実在した脱獄王のお話
コメディタッチでテンポも良かった

80年代ポーランドが舞台というだけあって冷戦前後の様子がわかりやすく映像化さされている点が個人的には興味深かった

サウルの息子(2015年製作の映画)

3.5

アウシュビッツ内においてハンガリー系ユダヤ人の視点で描かれた映画

カメラワークや音の臨場感は視聴者の想像を掻き立て、エンディングまで絶望の渦に取り込まれ続ける

説明等はほとんどないので前提となる時
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火花(2017年製作の映画)

3.0

映画版は初鑑賞
本とドラマも良かったけど、こちらもまた笑いの要素が違って良かった

細かい仕掛けや漫才が若干違った?はずでおそらく板尾創路監督の芸が詰まっていたのではないかなと

みをつくし料理帖(2020年製作の映画)

3.0

料理を通じて幼ない頃に離れ離れになってしまった幼なじみが再会するお話

本が原作ぽいので少し端折ってる感じがしたけど脇役キャストが豪華でなんとかなってる感じだった

バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.0

見てはいけない何かを恐れて生き残る世界で必死に戦うサンドラブロックのお話

これ見てちょっと前にバードボックスチャレンジみたいなのが流行ってSNSで炎上してたのを思い出したw

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.0

19世紀のアメリカでとある自由黒人が誘拐されるものの、屈することなく生き抜く様を描いた作品

良心がありながら非人道的な扱いをする白人の矛盾した心の葛藤や、黒人が人としての尊厳を保ちながら希望を見出そ
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悪のクロニクル(2015年製作の映画)

3.5

韓国の警察組織を舞台としたサスペンス映画

ラストにかけてのどんでん返しとハラハラ感がいい意味で裏切られた

重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.5

過去に小説を読んだが全く覚えておらず鑑賞
ストーリーや伏線回収も含めて面白かった

"家族"は"血縁"という繋がりに勝る強さを持っているんだよと

凶気の桜(2002年製作の映画)

4.0

今で言うところの半グレのヤクザのいざこざを描いた作品

20世紀の名俳優を通じて平成のカルチャーを存分に感じることができた

やはり窪塚洋介はカッコいいなあ

12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.5

SF鉄板作品を久しぶりに鑑賞

20年以上前の映画だけど世界観も入りやすく、伏線回収含めてストーリーも比較的わかりやすい

何よりブルースウィリスとブラピの演技が良い

THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

4.5

デンマークの一般人が北朝鮮でスパイ活動するドキュメンタリー映画

あまりにも現実離れしすぎているため、どこまで真実なのかと疑ってしまうレベル

作品としてのクオリティは高いので一見の価値ありかなと

パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

いつ見ても世界観に圧倒される

テーマである夢と、その対照的な現実の境目がない描写は、現実そのものが虚構を生きるという現代への強いメッセージ性を感じる

何より声優陣の安定感

バブル(2022年製作の映画)

3.0

映像のクオリティが高かった

「天気の子」とか「君の名は」が好きな人にはおすすめできるかも

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.5

サイコサスペンスの真髄といわんばかりの個人的にどストライクの映画だった黒沢清作品

役所広司さん徐々に狂気じみていく感じや、萩原聖人さんの相手をイラつかせながらマインドコントロールをしていく様が現実味
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.0

久しぶりに鑑賞
ホームレスが偶然拾った赤ちゃんをめぐっる奇跡の連続物語

ハッピーエンドとはこういうものだと言える素敵なストーリー展開

クリスマスとか年末あたりに観るのがベストですかね笑

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.5

異物を飲み込んでまで自らを取り戻そうとする女性の話

ステレオタイプを思わされる部分も多かったものの、女性ならではの抑圧からの解放がテーマ

不安定な内面を無機質に表しながらも常軌を逸した行動をするそ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

初見でしたが映画館で観たい作品だった

独特の世紀末感とスケールのデカいアクションシーンは圧巻

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

男心に訴えかけられる作品だった

未熟さ故に暴力の体現こそが男としての強さと思い込み、最後には血みどろの決闘を制して勝利をもぎ取る

そして「俺の人生はバラ色で、このすごい俺がお前も生まれてくる子供も
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

森田剛が森田という殺人鬼の役で出演している作品

映画の中盤に差し掛かる頃にタイトル出しが始まり、そこから学生時代にいじめられていた過去の記憶による凶悪な人格だけが現れる

ラストは車で逃走しながらも
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

5.0

ドキュメンタリーの中で過去一レベル
三島由紀夫の本質に迫り全共闘のその後について描いた作品

自分含めて浅学な人でも、時代背景含めた学生運動や全共闘、三島由紀夫の天皇論が分かりやすく理解できる

現代
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11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち(2011年製作の映画)

2.0

三島由紀夫vs全共闘と比較してしまうとチープに見えてしまった…

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

2.5

こっちは初鑑賞だったけど、そこまで面白くはなかった

そもそもアメコミ自体が大衆感が溢れ出ていてあまり好きではないのかも知れない…

(2017年製作の映画)

3.5

男女世代問わずどこか共感できる懐かしい甘酸っぱさを感じさせられた

短編映画てあまり見たことなかったけど見る側の想像がフルに掻き立てられて良いですね

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.0

生きるとは、死ぬとはを考えさせられるありがちなテーマ

作品というよりか直近のジョニーデップと重なって少し悲しくなった

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

カルト的な好奇心をそそられた

北欧神話の世界観をはじめとして絵画やら不気味なBGM、グロいけれどどこか神聖な描写が印象的

AI崩壊(2020年製作の映画)

2.5

AIに依存した近未来を描いた作品

SFでも刑事モノでもなくアクションでもなくなんとも中途半端な…

便利になりすぎた世の中そのものが幸せかを投げかけているように見えるけど、そもそもそんなこと考えられ
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.5

これは小説なのか現実なのか?とそんなストーリーの複雑さがいい感じで終わり方も個人的にはスッキリしてまとまりの良い感じ

藤原竜也さんはこういう役が似合いますなあ

紅海リゾート -奇跡の救出計画-(2019年製作の映画)

4.0

諜報員たちが黒人のユダヤ教徒をエチオピアからイスラエルに亡命させるお話

正義感や使命感が凄まじい、ラストまでスリル満点でした