スナフ菌さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

スナフ菌

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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.8

呆れてものが言えんとはこの事。
公開日2日前に映画館スタッフ限定の試写会にて鑑賞。あまりの脚本の雑さに驚愕。鑑賞後、ショックすぎて涙が出そうになった。他の人の評価見てると、前作から上手く起動修正できて
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.1

まだまだ出るぞぉぉで爆笑

テーマ自体は重いのに、いちいち彼らのやり取りが笑えてしまう。でも最後はしっかり考えさせる着地に終わっている見事です。

ゲド戦記(2006年製作の映画)

3.4

子供の時に見た感想は何かよく分からんけど雰囲気が好きと言ったところでしたが、改めて見ると映画として稚拙な部分を感じました。
最初のポートランドを綺麗だろぉみたいな感じで壮大な音楽と共に見せてくる感じが
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蝿の王(1990年製作の映画)

3.5

ひとつの島で描かれる秩序が崩れていく様は見ていて考えさせられるものがありました。

音楽(2019年製作の映画)

4.0

映画のほとんどは熱量が少し弱くて、シュールなギャグがクスッと笑わせてくる感じ。
主要人物の3人はほとんど真顔で声が落ち着いているので、感情的にならないまま映画終盤へ。
このままシュールな感じで終わるの
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お名前はアドルフ?(2018年製作の映画)

3.6

大人のコメディ映画と言った感じ。
ひとつの悪い冗談から最悪の夜が始まる。
映画のほとんどがひとつの家の中という小さな空間で、会話劇のみで構成されてるが、まったく退屈に感じない。面白かった。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.4

松岡茉優ちゃん凄い!凄すぎる!
作り笑いを多くする彼女の笑顔の裏には闇がいつも垣間見えていた。映画最初のシーンで鏡に向かって作り笑いをする彼女。
そして最後のステージへと向かう前の笑顔、最後の演奏を終
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.4

「僕を産んだ罪」
子供にこんな言葉を言わせるほどの世界。私達の知らない、知らなければならない世界を見た気がする。
映画全体はハンディカメラで撮られることが多く、ドキュメンタリータッチで、演技、カメラワ
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

実写版ムーミンでした。
なんとも美しく幻想的で、かつ訴えてくるものがある作品。本当に素晴らしい。
主要人物?2人の姿は醜くいと思っていたが、映画が終わる頃にはその印象は180度変わっていた。あらゆる境
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.3

エジソンズゲームという邦題について既に触れている方もいるが、やはりダサい。
映画序盤でエジソンの妻の死により病む姿から復興するまでをあまりに淡々と展開しているため、登場人物の誰にも感情移入が出来なく、
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

4.0

インド版8 mileといったところでしょうか。ラップは疎いのでまったく分かりませんでしたが、胸に刺さるものがありました。暴力的な父親、クスリを売ったり車両窃盗を繰り返す親友、どうにもならない身分。そん>>続きを読む

神々のたそがれ(2013年製作の映画)

-

えーっと…マジでなんなんだこの映画は!!!!!
僕の映画史上、もっとも気持ち悪いし臭いし強烈に印象に残った映画。忘れたくても忘れられません。
画面に映るもの全てが不快感を与えてくる。家畜の糞尿まみれで
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.5

まず話のコンセプトがとても面白い。記憶除去の映画は珍しくはないけど、記憶が消えるまでの頭の中を映像的かつ物語的にとても面白く見せているのが魅力だと思った。
時制が一定して進む訳じゃないから難解な部分は
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

-

チェット・ベイカーのことは詳しく知らないけど、最近ジャズに興味が出てきたので「マイフーリッシュハート」と共に鑑賞。
血だらけになりながらトランペットを吹くシーンは強烈に脳裏に焼きついている。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.4

起承転結がハッキリしていて見ていてまったく目が離せない映画だった。
めっちゃくちゃお下品だし狂ってるけど最高に面白い。
ディカプリオ演じるジョーダンは金、セックス、薬のことしか頭にないやつだった。正直
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.8

刑務所から出所→半ケツでベンチに座る→トイレさがしてもさがしても見つからない→女の子誘拐
序盤からダメ男全開なこの映画だけど、主人公を愛してしまうのはなんでだろうたぶん僕もダメ男だからだと思う。
ひと
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レイジング・ブル(1980年製作の映画)

4.0

演技というよりむしろ憑依に近い。
暴力的かつどこか女々しくてダメダメなおじさんを演じてデニーロの右に出るものいないと思うなぁ。
映画の中でこんなにも体重の高低差出していいのか…ボクシングの体づくりと重
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ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

4.3

スコセッシの映画愛が存分に味わえる一作。
過去に生きた偉大な映画作者へのリスペクトをとても感じることが出来た。昔の名作たちって時間にとらわれず時を経て今でも僕達に感動を起こしてくれる本当に映画の魔法は
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.6

余命短い男2人組が出会って、海を観に行く話。
2人のやり取りはチャーミングで、ちょっとマヌケなところが笑えてとても愛らしい。でもそんな笑えるやり取りの直後マーチンのてんかん発作が起こる度に「あぁ、本当
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

個人的には結構好きでした。
冒頭から悲惨な事件が起こる主人公ダニー。思わず耳を塞ぎたくなるようなリアルで聞き苦しい叫び声が印象的で、このような叫び声シーンは劇中にいくつか出てきますが時計じかけのオレン
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.7

音楽が素晴らしい。
レコードをかけたりラジオからだったり登場人物がその場で聞いてる音楽を視聴者も一緒に聞かせる点がよかった。

キュートなルックスに当たり前のように人を殺す姿は残忍でどこか美しもある。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.6

僕の中での戦争映画ベスト。
観た後にとにかく落ち着かない心境で、Spotifyでサウンドトラックを聞きながら帰ってしまった、、、。
圧倒的没入体験、本当に戦場にいるかのようだった。個人的にはプライベー
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ミーン・ストリート(1973年製作の映画)

4.0

後のスコセッシ作品の魅力が詰まった作品。ロバートデニーロの演技が圧巻だった。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.8

恥ずかしながらタランティーノの初監督作品である本作を今まで1度も観たことがなかったのでNetflixで鑑賞しました。鑑賞後、僕のオールタイム・ベストに刻まれる作品だということを確信した。
1時間39分
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.4

カーレースをあまり知らない人でも楽しめる激アツな作品。
CGをなるべく使わず、車内にカメラを設置して撮っているため観客はとてつもない没入感が味わえる。私は自分が運転してるかのような気分になった。
レー
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

極上のエンタメ作品でもあり、深度の深い作品でもある。
序盤中盤終盤と隙がないと思うよ。
退屈のシーンがひとつもなく、予想もつかない展開に息を呑む。
視覚的に目に焼き付けられる景色が強烈。リビングから見
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.8

シャイニングとは映画の雰囲気が全然違うーーーー!!!と思ったら終盤にホテルに行ったらあのジワジワくる恐怖が襲ってきやがった。
本作は音楽やカメラワーク等からシャイニングへのリスペクトを感じつつ、純粋な
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.1

互いの長所が書かれた手紙のシーンで始まるこの映画、しかし泥沼な離婚劇へと展開されていく。
そんな泥沼な離婚の中にも「愛」があり、終わった頃には心が温まる。

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

5.0

ジョーカーを鑑賞後、タクシードライバーやキングオブコメディを観てマーティン・スコセッシという監督に興味を持ち始めた昨年。
アイリッシュマンの公開前にスコセッシ勉強のため、グッドフェローズとカジノを鑑賞
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