冒頭から、おれは一体何を見せられてるんだろうという気持ちに...だけどラスト、荒廃した世界を歩くアスカとシンジ、少し離れてつづくレイの遠景..シリーズで初めて泣いた。
グァダニーノ作品に共通する決して前景化することのない政治性と社会性に対して、今作と「胸騒ぎのシチリア」、「君の名前で僕を呼んで」の”欲望”三部作が映す、逃れられない個としての性=生の衝動。「僕らのまま>>続きを読む
まあティーンムービーとしてwokeが前景化するのはわかるし穿った見方としてNetflixがそこに投資するのはリーズナブルだけど、ただ映画が全てそこに収まってしまうのは何とも由々しき事態でもある。図式化>>続きを読む
凄すぎる。「胸騒ぎのシチリア」で自分が映画に求める一つのイデアを見せられたかと思えば、これは全く別のベクトルにあるもう一つの理想的映画体験。類似作品を挙げると、前者はアルフォンソ・キュアロン「天国の口>>続きを読む
見ているだけでこんなに幸福になれるとはなんと罪深い映画。ライターの木津さんがグァダニーノ作品のシグネチャーを”夏とエロス”(対して「サスペリア」は”冬とタナトス”)と言ったように、ロケーションを含めた>>続きを読む
全然関係ないけどネオがずっとJacob Collierに見えて仕方なかった。