雨宮はなさんの映画レビュー・感想・評価 - 44ページ目

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

1.0

自信を失うと、故郷・過去のいい男・自分にない人生キャリアが羨ましく見えるもの…、その典型を描いている作品だと思います。

まさしく自分を見「失って」いる間の主人公の言動は許容しがたい、稚拙で下品なもの
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

1.0

世界観萌え作品、第二弾。
耳慣れないカタカナが多く、設定や背景、現状の処理などが全く追いつかずに初見では楽しめなかった。
Wikipediaを読んだうえで、開きつつ、一時停止を駆使しながらようやく「は
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美女と野獣(1991年製作の映画)

4.0

ディズニー作品を「老若男女問わず楽しめるエンターテイメントである」と世に知らしめた名作。

序盤のベルが頭でっかちで大嫌いなのですが、お城で過ごすうちにとても素敵で好きな登場人物に変化しました。
「人
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

4.0

ロマンス色強めに描かれていますが、ひとりの少女が自立するまでの成長譚です。
鮮やかな色彩と音楽で気軽に楽しめます。

自由に憧れ、未知への興味が尽きることのないアリエルの理解者が姉たちのなかに一人くら
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トランスポーター3 アンリミテッド(2008年製作の映画)

2.0

「うなじに”安”ヒロイン」が出ている映画はどんなものかなと観賞。

車から離れると死ぬ仕掛け、綺麗でもなく性格の悪い女と一緒にいなければならない…とんでもない呪いですよ、これは。
「運び屋」としての腕
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.0

クリストファー・ロイド氏の演技を観るために観賞!
おばけ演出を抜かせば、普通のファミリーものでした。
終わり方も王道で、収まり方のきれいな作品です。

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

1.0

恋愛をしてみたり、こっそり結婚してみたり…。
理由があって禁止されている物事を平気で破る甘さがあるからダークサイドに堕ちるのだな、とアナキンスカイウォーカーの人となりがよくわかる(皮肉)作品でした。

ハイスクール・ミュージカル(2006年製作の映画)

3.0

キャラクター構成、物語展開、音楽とダンスのマッチング、全てお手本クラスです!

シャーペイが野心家だけど憎めなくてかわいい!
(ガブリエラのいいこちゃんっぷりがむしろ好きじゃない…)

エスター(2009年製作の映画)

4.0

「何にも調べずに観るんだよ」
「この映画が本当に怖いのは2回目からだよ」
似たようなことを色々な人が言ってますが、本当でした。
素直に信じましょう。

違和感を抱いたときにそれを放置してはいけない、慎
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

3.0

出てくるモンスターたちがユニークで、かわいくないあたりに日本式デザインとの違いを感じます。

ー叫び声(恐怖)からとるエネルギーよりも、笑い声からとるエネルギーの方が取りやすく、良質である。ー
これは
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

5.0

こんなに物語と愛の形が美しい作品には、なかなか出会えないです…!
特典映像まで観ていただければわかりますが、監督たちが「本当に愛しているのならば…」をとことん考えてつくられています。
日常の中に「#バ
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

2.0

「”うまくいく”と思える!」「元気になれる!」
みたいな感想が多いですが、
邦題のせいでしょうか。私には刺さりませんでした。

原題のまま「3バカ」だったら割といい作品だと思えたのかもしれません。
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アントマン(2015年製作の映画)

4.0

ヒーローものにあまり興味がない私でも、ものすごく楽しめる内容でした!

小さいはずなのに規模が妙に大きかったり、まじめに戦ってるのにはたからみるとファンシーだったりとギャップが面白い!!
アリさんたち
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

ずっと薄気味悪いのが続きます。
映画では凡そ「この人がくれば安心」「この人に絡まれたら終わった」キャラになりがちな黒人男性が、まさかの追いつめられる側。
差別だと思われるかもしれませんが、この配役が追
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

4.0

香水好きで主題だけみて鑑賞したことを後悔しました。
ぶっとんだ人間が起こす事件と、香水をつくる過程にゾクゾクし観賞したことを喜びました。

香水を軸にして、性/生と死を扱った、人間の本能を考えるのによ
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死霊館(2013年製作の映画)

5.0

脇や指の体毛を毛抜きで抜きながら観ないと観られなかった。

怖いけど、良質なホラー映画なので「怖いのは苦手だけど、なにか観たい。なら、何が良いか」となったときに、候補に挙げて良い作品だと思います。
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

2.0

過去に観たことを忘れてDVDレンタルをしてしまったうえに、好きじゃないので激しく後悔した作品。

ヒュー・グラント氏のセクシーさとコリン・ファース氏の演技
レネー・ゼルウィガー女史の役作り
は非常に素
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それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

2.0

過去に観たことがあったのを忘れて、TSUTAYAで再度借りてしまった。

出てくる女性が全員しょーもない。
いちばんしょーもないのはヴィッキー。
「自分は安定してまとも」って思っているからタチが悪い。
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

1.0

親からの関心と愛を求める子供の性質を悪用する母親に嫌悪感。
ただ、ヴィオレッタは実際に美しくて眺めていてうっとりしてしまう。
これにはなぜだか罪悪感を覚えました。

親として子供を守らない
ひとりの人
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SEXテープ(2014年製作の映画)

1.0

キャメロン・ディアスさんの演技力に経緯を評しての一点。

ハワードが屑過ぎて腹が立つ。
アメリカではブラックジョークとか、ブラックユーモアなのかもしれないけど、
大人を舐め腐ったガキってサイテー。
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バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!(2012年製作の映画)

1.0

初っ端から、気分を悪くさせてくれます。なんで付き合いが続いてるのかわからない。

ヤク中が反省してドレスを何とかしようと奔走したこと、
アイラ・フィッシャーのおバカちゃん演技が可愛かったことに、
0.
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ガタカ(1997年製作の映画)

5.0

男か女か、適正か不適正か…。
「あなたの理想が選べますよ!」ととても明るく発せられるこの台詞の聞こえ方は、スクリーンの中と外では大きく異なるだろう。
性別だけでなく能力値の高い遺伝子の組み合わせを自分
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最後の恋のはじめ方(2005年製作の映画)

2.0

テレビロードショーで丁度いいくらいの映画。
結婚式のダンスシーンでのコメディな動きがいちばん面白かった。

あれはきっと役者さんのアドリブだけど、外国の人はどうやってああいうネタの引き出しを増やしてる
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

4.0

リリー・ジェームズの歌唱シーンと、メインキャラの若かりし頃(ビジュアル再現度の高さ)を楽しむ映画。

『シンデレラ』の頃は正直、「ちょっと歌が歌える、清楚系の綺麗な子」程度の女優さんだと思ってたけど、
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ディクテーター 身元不明でニューヨーク(2012年製作の映画)

2.0

昔、知人に薦められて鑑賞しましたが、知人のプレゼン能力が高すぎたらしく、期待外れだと感じてしまいました。
あまり笑えなかった。

失恋したので大笑いして立ち直ろうとしたのですが、一役買ってもらうことは
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カクテル(1988年製作の映画)

3.0

いい男を眺める102分。
昔好きだったバーテンダーが、ブライアン・ブラウン氏に似ていて一喜一憂した記憶がある。
戦闘機に乗らないし、決死のスカイダイビングもしないし、侍として第二の人生を生きることもな
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パターソン(2016年製作の映画)

1.0

メインヴィジュアルは好きでしたが、なんとなく好きになれない作品でした。
なんとなく主人公が自分勝手で何考えてるのかわからない感じが苦手でした。

スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

4.0

【ファンタジー×ティム・バートン×ジョニー・デップ=最高】
序盤は主人公である刑事と同じ感覚で観てしまうため、物語の後半になっていよいよ首無し騎士が登場したときに「まさか?!」となりました。
推理モノ
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リトル・ヴォイス(1998年製作の映画)

4.0

幼いころによく見たVHS(アニメか何かだった気がする)で、よくCMがかかっていました。
あの、いちばん盛り上がるステージのシーン。
ずっと頭に焼き付いていて、「そうだ!観てみよう!」と思いついてワクワ
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

1.0

点数をつけたくないほど胸糞悪くて嫌いな作品です。
デキ婚(しかもカッコー)だし、躾もろくにしないし、暴力的だし、etc…。
でもこれらの最悪な要素たちの組み合わせって、現実にあることなんだよなぁとも思
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キック・アス(2010年製作の映画)

2.0

残念なオタクと、ガチ勢少女がコスプレしながら私的制裁を繰り広げる映画。
続編を観るために消化した。

オタクがダサい…絶妙にダサい…。
とても現実味のあるダサさ…。
何がダサいって、衣装もそうなんだけ
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カルテット!人生のオペラハウス(2012年製作の映画)

3.0

マギー・スミス女史の役はきっと気が強かったり、問題を起こしたりしちゃうんだろうな…。
と、偏見全開で観ましたが、その通りでした。

「元音楽家ばかりが集まる老人施設」という設定は華やかで面白いけど、実
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マリーゴールド・ホテルで会いましょう(2011年製作の映画)

4.0

明るく軽やかに「第二の人生」的に描かれているものの、自分の老後を考えるには十分きっかけとなる作品です。
第二の人生を過ごすにあたって十分な資金はあるのか、体力はあるのか、楽しめるだけの精神の余裕はある
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デンジャー・コール(2015年製作の映画)

1.0

「午後のロードショー」や「サタシネ」で観ればよろしいかな、という程度の映画。
あまり面白さや気分の良さを感じられる要素がないので、であればお気に入りの映画を観返すか、名作と呼ばれている作品を観賞する時
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L エル(2016年製作の映画)

2.0

Acid Black Cherryが好きなので、応援がてら観賞に行った。
ただ、残念ながらこれは失敗だと感じた。
ファンしか観に来ない想定なのか、設定や世界観がわかりづらい脚本だったように感じる。
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