雨宮はなさんの映画レビュー・感想・評価 - 41ページ目

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

2.0

「ゲーム・セントラル駅」のシーンのわくわくする感覚がすごい!
動き方がカクカクしていたり、汚れ方もドットだったり細かい。
落とし物箱から「!」が出てきたときは笑った。

レースの練習を始めて友情を育ん
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.0

『スクール・オブ・ロック』とは違う形でロックを表した映画だと思います。
また、邦題が良くできた作品でもあります。

「音楽ライターとして成功したければ、正直に手厳しく書くこと」
これは音楽に限らず、映
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NOEL ノエル(2004年製作の映画)

4.0

こんなに穏やかで静かなクリスマス映画があることが嬉しい。
「奇跡」とか「恋人たちの」とかそんな浮かれた作品ばかりだと思っていたから。
音楽がアラン・メンケンなので、聞いていても楽しめることを確約された
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エール!(2014年製作の映画)

3.0

毒家族に人生を潰されかける女の子の起死回生。

「聴覚障害があるから不安にもなる」「主人公(娘)を頼ってしまうのは仕方のないこと」というのがもっと毒なのだと、親が自分の責任を果たせていないのだと気づく
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

3.0

HIVについての知識も理解もない時代の物語。
前半はエリックとデクスターについて丁寧に描写がされている。
後半はその二人の冒険譚になっている。

デクスターがどんどん弱っていくのが丁寧に描かれている。
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フック(1991年製作の映画)

3.0

フックは「つまらなさ」?「無粋さ」?「脂肪」や「運動不足」だったりするかもしれない。
大人になって手放してしまったもの、見ないようにしていたものの正体がフックなのかもしれない。
…色んなことを考えなが
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永遠の僕たち(2011年製作の映画)

2.0

加瀬亮さんが出ていたので最後まで観た。
ミッドナイトシアターで観たはず。
ミア・ワシコウスカさんは心身病んだ役が多いのは何故だろう…。

プリティ・ヘレン(2004年製作の映画)

1.0

プリティなのはケイト・ハドソンさんだけ。
「子供は仕事するのに本当に邪魔」っていうのを表現した作品だと思う。
キャッチコピーに「シンデレラ・ストーリー」って入ってるけど、まるで違う。

手紙に何を書い
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ジャック(1996年製作の映画)

4.0

素敵な物語だし、ロビン・ウィリアムズさんの演技に感動もする。
しかし、やはり不気味に感じてしまう。
いくら病気が原因だとしても、外見が大人で中身が子供だというのは健常な側からしたら異常で恐怖を感じえな
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ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

5.0

「友達は顔つきで選ぶ。敵は頭の良さで選ぶ。」

アルフレードがトトを想って「村を出ろ。帰ってくるな」と伝えるシーンはまさしく愛であり、人生の教えだと思う、
トトがそれをちゃんとわかって受け止められる賢
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小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

1.0

小悪魔じゃないし、モテてもいない。
デマが拡散した理由がSNSだというわけでもない。
メッセージがうすらぼんやりしていて、何を伝えたいのかわかりづらい。

血縁にこだわらない家族、絶対に自分を信じてく
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マイ・ガール(1991年製作の映画)

1.0

「問題児が出来上がるのは、環境(=親)のせいだ」というのがよくわかる作品。

トーマス(演:マコーレー・カルキン)が主人公とあるけど、ベーダにほとんど持って行かれてしまっていると感じました。
ベーダの
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抱きたいカンケイ(2011年製作の映画)

3.0

男女どちらの視点も入った興味深い演出がされている。

抱くまでは男性目線のセックス
→その後は、仕事、愛、親子関係に目線が移る。

抱いた後は女性目線のセックス
→「アダムみたいな男とセフレになれたら
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プリティ・リーグ(1992年製作の映画)

4.0

女性の社会進出をファッション業界もNYの高層ビルも使わずに描いた素晴らしい作品!

「野球用ドレス」は途中で変更になる展開だろうと予想していたものの、ユニフォーム変更はなかった。
これはむしろ「女性は
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.0

「four seasons(四季)」にあわせて物語演出がされているのが面白い。
4つの季節、4人の男。
主人公だと思っていた人物にだけ焦点が当たっているように感じたが、観ていくにつれて「この物語、グル
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ケイト・レディが完璧な理由(2011年製作の映画)

2.0

まず「彼女は全く完璧ではない」。
確かに仕事はしているが、家事はできていると言えない。

この映画で問題として取り上げているのは「夫婦」と「家族」の運営についてだと思う。
ただ一人の女性のワークライフ
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

ダーツバーで話した女性客の方におすすめされた映画のひとつ。
脱出を図った人間が失敗して戻ってきた辺りで、タイトルから多重人格障害者の脳内での話だと推察・確信できた。

殺人犯の審理のシーンは最初面白く
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ラスト サムライ(2003年製作の映画)

5.0

真田広之さんを初めてちゃんと認識し、惚れた作品。
ひたすら真田さんを眺めていたい…。

衣食住および言葉というすべての文化が違う場所で生きるという苦難を乗り越える様子には心打たれる。
今までの価値観や
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バッド・ティーチャー(2011年製作の映画)

2.0

翌日何も予定が無い、眠れない夜のカウチシネマにピッタリな作品。
自分の目標のためなら手段を択ばない、しかもその手段がわりと下品でエグイのに、キャメロン・ディアスさんが演じているためポップなコメディとし
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あなたは私の婿になる(2009年製作の映画)

2.0

「家族主義」「田舎の名家」「田舎の善意」に序盤は辟易してしまい、主人公への共感が強まる。

主人公がヴァージンロードを歩くときのアンドリューの顔に注目してしまうのは『#花嫁になるための27のドレス』の
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普通じゃない(1997年製作の映画)

1.0

キャメロン・ディアス×ユアン・マクレガーが観られるというだけ。
尺はそこまで長くないはずなのに、ものすごく長く感じる(つまり、面白くない)。

最後の二人の語りの演出がひどすぎて、内容がほぼ頭から飛ん
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2日間で上手に彼女にナル方法(2008年製作の映画)

1.0

実際にありそうな話だと思うものの、現代ならSNSですぐにあれこれバレそうなものばかりでうまく入り込めなかった。
そんな素晴らしいメソッドがあるなら教えてほしいと思って観賞したが、物語とあっていないと感
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エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方(2015年製作の映画)

2.0

全く面白くなく、絵面もキツかったと記憶しているが、エズラ・ミラーさんの活躍をみたいがために再挑戦する予定。

マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.0

浮気を扱っているのに嫌悪感を抱かない、日常と非日常を受け取りやすい、ていねいなつくりの作品だと思う。
精神的な愛と自律、それらにどうしても発生する戸惑いをじっくり楽しめる。

以前付き合っていた人から
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キューティ・バニー(2008年製作の映画)

3.0

世間知らずでお人好しのアンナを「バカ(だって元プレイメイトだし)」と決めてかかる人間たちこそバカだし、自分も気を付ける必要がある。
ソサエティのために頑張ったのにお礼をするどころか、自分を追い出した彼
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オーメン(1976年製作の映画)

2.0

キリスト教徒でない限り、そこまで恐怖を感じることはないであろう作品。

「omen」の意味が「予兆」というだけあって、「これから何が起こるのか」という期待にも似た怖さはあるかもしれない。

「ダミアン
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29歳からの恋とセックス(2012年製作の映画)

1.0

タイトルに惹かれて観賞したものの、騙されたというのが一番の感想。
主人公が踏んだり蹴ったりな状態にあったこと、なぜか応援できない性格だったことをぼんやり覚えている程度。
再鑑賞予定。

クリスティーナの好きなコト(2002年製作の映画)

1.0

私はいわゆる「イケてる女」が心底苦手なんだなぁというのがわかりました。
クリスティーナを魅力的だとも、本気の恋をした様子が可愛いとも特に思えなかったです。
鑑賞してからだいぶ時間が経過したので、今観て
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セレブ・ウォーズ〜ニューヨークの恋に勝つルール〜(2008年製作の映画)

1.0

実体験をもとに作られているとのことだが、下品でしょうもなくて楽しさも憧れも感じられなかった。

グリーンマイル(1999年製作の映画)

5.0

メインヴィジュアルからどんな話が全くわからず、敬遠していた。
鑑賞後の感想としては「やっぱりあのメインヴィジュアル、おかしくね?」だ。
感動させようとするような物語や演出は好きではないが、冤罪の死刑囚
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ダンス・レボリューション(2003年製作の映画)

3.0

数本しか観ていないものの、ジェシカ・アルバが出演しているのを観て彼女に納得出来たのはこれ一本のみ。

ダンス衣装が可愛い!

エグザム(2009年製作の映画)

2.0

設定や展開は面白く観ていたものの、オチが微妙であまり良い印象が残らなかった。

自分もメンバーになったつもりで試験を解くこと、メンバーの言動を観察し今後の展開を推察することを楽しむのがおすすめ。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

これは本当に演技なのか?
一生分、カメラをもって常に記録していたんじゃないか?
それほどに自然で、本物だった。
ライブシーンは再現でなく、ライブ映像だった。
ドラマパートもライブパートも素晴らしく、ど
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

2.0

自分のベストな人生って何だろうか。
自分でベストだと思っているのはベストなんだろうか、本当のベストに気づいていないだけなのかもしれない。

物質的な満足の限界とそれに浸ったことで形成された傲りの強い自
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ペネロピ(2006年製作の映画)

4.0

ペネロピのファッションやインテリアでお洒落な雰囲気が強く、魔法による呪いや物語展開で心温まるファンタジー…という認識になるものの、それだけでおさまらない映画だと思います。
むしろ本当に描きたい要素が暗
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ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)

2.0

古い時代の父親ってどのエリアでも自分の所有物(娘)が結婚しようとすると、相手を見定めるという言い訳で嫌がらせをするのだなぁ。
いくら映画のキャラクターとはいえ、そんなことでしか意思表示ができない、意思
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