すぽさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

  • List view
  • Grid view

マニアック(1980年製作の映画)

3.0

スナッフフィルムに近い雰囲気がありつつも、主人公の気味悪さはなかなか良かった。

死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.2

死霊館ユニバースのグランドゼロに位置するシスターの物語。

修道院の雰囲気は素晴らしいものの、シリーズの中では異色なモンスター映画に仕上がっていた。

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.3

事を成す人は常人には理解しにくい拘りがあるものなのか。

ゴーン・ガールと並び女は怖いシリーズとして語られる作品だけど、どちらかというと男の方が偏屈すぎるような気も。

衣装デザインでアカデミー賞を獲
>>続きを読む

ヴェンジェンス(2017年製作の映画)

2.8

デンゼル・ワシントンのイコライザー、
ブルース・ウィリスのデスウィッシュ、
そしてニコラス・ケイジのヴェンジェンス。

法律なんて関係ねぇ、辞書で「正義」を引くと俺の名前が出て来るのさと言わんばかりの
>>続きを読む

ズーランダー(2001年製作の映画)

3.2

ベン・スティラーコメディの代表作的な作品なのかな?
ギャグの質はともかくとして彼の色が存分に出てた気がする。

実際の奥さんでもあるクリスティン・テイラーがめちゃんこ美人で可愛くて、これだけでも観る価
>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.4

タイの学生を描いた作品って見た事なかったので新鮮だった。

キレッキレのジーニアスというよりも秀才学生の浅知恵って感じで良かった。

ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

3.7

48分に一度銀行強盗が行われる街、ロサンゼルス。

今日もまた街に銃撃戦の音が響き渡る。

正義vs悪の構図を極力崩した作りと終わり方は強盗ものを見飽きた人にも目新しいのではなかろうか。

テルマ(2017年製作の映画)

3.5

神に背く行為なのか、はたまた彼女自身が神なのか。
宗教観の戒律と偏移の問題提起にも思えた。

2018年にハリウッド版リメイクが完成してるならそちらも観てみたい。

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.3

己の正義で動く男、マッコールのセカンドライフ。

洗練された立ち回りは心なしかシンプルすぎて見応えとしては薄めだった。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.3

BBCが1995年に選出した「21世紀に残したい映画100本」に台湾映画として唯一選ばれた一本で、
1960年代における台湾の社会的・精神的背景を描きつつ、男子中学生によるガールフレンド殺害という実際
>>続きを読む

ブラックブック(2006年製作の映画)

3.9

終戦間近におけるナチスとレジスタンスの攻防、女スパイの暗躍、
騙し合いの果てに行き着く先に光明はあるのか。

人種や立場がどうであれ、美乳は美乳なのである。

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.8

強烈なインパクトのハートマン軍曹と珍しく評価されてる戸田奈津子の翻訳、そして題材はベトナム戦争という知識だけあったけど、
ベトナム戦争を真っ向から捉えた感のある内容は反戦映画ととらわれがちなんだろうけ
>>続きを読む

ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018年製作の映画)

2.9

アメリカに実際ある幽霊屋敷を基にしたホラー。

南北戦争で活躍し、人を殺す事に加担し続けたウィンチェスター銃の呪いを解くには増築しつづけるしかないのだ……。

実際の屋敷の外観を撮影して使ったシーンが
>>続きを読む

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.2

アメリカの山火事ニュースはよく目にするけど、森林火災消防隊員がどんな事をやってるのか、そもそもあんな大規模火災専門の消防隊員がいるとか知らなかったのでとても感慨深いものがあった。

ゴア・ゴア・ガールズ(1971年製作の映画)

3.4

ストリッパーばかりを狙う連続殺人犯の恐怖。

かなり踏み込んだゴア表現、豊富なストリップシーン、そして探偵の軽快な捜査と音楽はミスマッチのようで親和性高いエンタメに仕上がってる。

ヒロインの胸だしN
>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.8

終わり方がとにかく衝撃的。
マーベルシリーズは毎度のこと脇役にどんな俳優を起用するのかが楽しいけど、今回はピーター・ディンクレイジだった。

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.8

マーベル作品として目新しさがあるし、黒人問題や発展途上国の実情みたいなものも落とし込みつつ、話をうまくまとめていて面白かった。

音楽もカッコいい

CG感がちと強すぎるのと、スーツのヘルメット開閉と
>>続きを読む

スケア・キャンペーン(2016年製作の映画)

3.1

ぬるいホラーかと思ったら、割とグロ多めで、スナッフムービーという言葉を思い出させる作品でございました。

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

3.6

霊や邪悪なものが見える主人公というと、全体的に暗くてぼっちのイメージだったけど、
可愛い彼女もいて周りからも信用されててパンケーキを作るのが上手いあたりに作品のアイデンティティを感じた。

結局に出オ
>>続きを読む

キングダム見えざる敵(2007年製作の映画)

3.7

アメリカVSイスラム過激派の戦いを描くだけではなく、この手の映画にはあまり出てこない、マーベルヒーローに憧れるイスラム教徒の警官も絡めてて目新しかった。

それぞれの人物を掘り下げつつ、迫力ある爆破テ
>>続きを読む

クロース: 孤独のボディーガード(2019年製作の映画)

2.7

最近では身体を張ったアクションが十八番になりつつあるノオミ・ラパスが今度は金持ちの娘をボディーガード。

モロッコを舞台に繰り広げられるいまいちパッとしない展開の陰謀劇。ツッコミどころ満載のセーフハウ
>>続きを読む

ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.7

殺し屋稼業の定年退職2週間前に巻き起こる年金をめぐるというストーリーもシブいけど、マッツ・ミケルセンの演技もシブい。

さすがは北欧の至宝、濡場のシーンに手抜き無し。

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.3

アメリカ人選手で初めてトリプルアクセルを決め、そして他選手への暴行事件への関与を疑われて選手生命を終えたトーニャの実話(インタビュー)に基づく物語。

母親の個性がとにかく凄まじくて、彼氏とのDV場面
>>続きを読む

疾風スプリンター(2015年製作の映画)

3.7

ロードレースの水も甘いもひっくるめて上手く映画に落とし込んだ感ある力作。

なによりもレースシーンの撮影が本気で、そんなバカなと思える所も含めてロードレースファンも楽しめる作りなのが良かった。

ヒロ
>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.3

ベトナム戦争における機密文書のスクープをめぐる騒動と、ワシントンポスト紙の代表に図らずもなってしまった女性の苦悩を描いた作品。

アメリカにおいては歴史的な事件なのかもしれないけど、映画にするには地味
>>続きを読む

ミスエデュケーション(2018年製作の映画)

3.2

同性愛を扱った作品は数あれど、クリスチャン教育学校に放り込まれた未成年の彼女達のアイデンティティの行く先は、みたいな作品は観たことなかったので興味深かった。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.8

「人間にとっては小さな一歩だが人類にとっては偉大な一歩だ」と語ったその人間代表であるアームストロング船長の物語。

彼個人の葛藤や行動、決意を言葉少なに表現しつつも、分かりやすい演出で観やすかった。
>>続きを読む

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.2

全体に漂う90年代SFアクション臭がなんとも言えない。

滑り気味の笑いを随所にいれつつも、瞬きするたびに人が死にまくる展開と威力絶大なプレデターの武器は観ていて楽しかった。

アンノウン(2011年製作の映画)

3.3

リーアム・ニーソンが主演を務めるとどんなアクション映画も渋く色づく。

疑問に思える展開がいくつかあったけど、ヒロインが美人だったから良し。

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.6

スターリンが死んでからの権力闘争を描くブラックコメディ。

ソ連の恐ろしさを感じる作品だったけど、良くも悪くもこれがソ連の色だよなぁと。

スティーブ・ブシェミが沢山観れて大満足。

ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談(2017年製作の映画)

3.6

霊媒師のイカサマを暴く仕事をしてる主人公の元に三つの「ホンモノ」と思しき怪奇現象の調査依頼が舞い込む。

オムニバス的な作りで飽きさせないし、ホラーとしてちゃんと怖かった。

アレックス・ローサーの怖
>>続きを読む

HICK ルリ13歳の旅(2011年製作の映画)

2.8

クロエ・グレース・モレッツちゃんの脚見放題な映画。

いい役者が揃ってたけど、脚本の深みはあまり無かった。

わたしは生きていける(2013年製作の映画)

3.4

主人公の性格付けがあやふやだし、何故恋仲になるのかもイマイチ分からず。

細部の説得力の無さというか、作り込みの甘さのような物が気になった。

相変わらず個性的な顔立ちのジョージ・マッケイは存在感ある
>>続きを読む

蝋人形の館(2005年製作の映画)

3.8

1953年の映画のリメイク。

蝋人形の中身が何なのかは誰でもわかる事だけど、その期待を裏切らないばかりか、超えてくる残酷表現と美術の気持ち悪さに拍手を送りたい。

ジョンカー・ペンターやトビー・フー
>>続きを読む