すぽさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

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シャフト(2019年製作の映画)

3.1

シャフト三世代揃い踏み。

前作のようなキレのある演出や白人社会における黒人の立ち位置みたいなテイストは鳴りを潜めて、今風の作品に仕上がっていた。

ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.2

気持ちよくは終わらない、それがアレクサンドル・アジャムービー。

母親がめっぽう美人でござった。

シャフト(2000年製作の映画)

3.9

ブラックパワームービーの中心的存在である「黒いジャガー」のリメイク。

軽快な音楽とテンポは映画というよりは昔のドラマを観ているよう。

バハールの涙(2018年製作の映画)

4.0

かつてISに拉致され、奴隷として生きる道を強要されつつも逃げ出した後に、銃を取って前線で戦う事を決意した女性達。
隊長であるババールと、そこにカメラを向けるフランス人従軍記者の視線から描かれる過酷なが
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.4

マジシャン二人の闘いにSFを絡めていたり、終わり方のなんとも言えなさも含めてクリストファー・ノーランらしい映画だった。

事の発端を考えると、終わり方のやるせなさが際立つ。

メアリーの総て(2017年製作の映画)

4.0

メアリー・シェリーがフランケンシュタインを書くに至るまでの半生を描いた物語。メアリー自身の恋愛観や性格、時代的世相など丁寧に描かれていた。
映画にすると一見地味ではあるけど、丁寧に作られている故に、メ
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

3.8

アメリカ史上最悪の労災事故映画、かもしれない。

大まかなストーリーは観なくてもわかる訳だけど、そこに至る緊張感や事故の迫力は流石ピーター・バーグ監督といった感じ。

ホワイト・スペース(2018年製作の映画)

2.3

食料問題に直面していた人類は宇宙に出て宇宙生物を捕獲して食料としていた。そんな中、一隻の漁船の前に伝説の宇宙生物が姿をあらわす。

白鯨を基にしているであろう本作、いわゆるB級SFにしてはCGのクオリ
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運び屋(2018年製作の映画)

3.3

90歳の運び屋のお話。
年の功的な教訓に彩られているけど、家族にとっては彼の人生そのものがいい迷惑でしかないところを力技でいい話にしてた。

娘役が実娘のアリソン・イーストウッドと言うところがいちばん
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.0

奴隷制時代のアメリカという舞台において、黒人ガンマンが白人達を滅多打ちにする、というストレートな話というよりは、
そういう時代があり、黒人と白人がいて、一つの物語があった。というタランティーノらしい泰
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メランコリア(2011年製作の映画)

4.0

オチとしては元も子もないけど、人間性を浮き彫りにしたかのような各人物像にリアルさを感じた。

キルスティン・ダンストが女優賞を取ってるけど、むしろ
シャルロット・ゲンズブールの方が難しい役の演技をして
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サバハ(2019年製作の映画)

3.8

宗教って、結局のところ誰が何を信じるのかってところだよなぁと改めて感じた。

主人公がペテン師っぽくありつつも憎めない感じが良かった。

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.4

天才ハッカーの自白は本当なのか? 真の狙いはなんなのか?

これ見よがしに貼られた「ファイトクラブ」のポスターが意味するものは……

上手いことやってる風だけど、失敗続きで最後は割と運要素もあって、何
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

2.7

ドルフ・ラングレンとシルヴェスター・スタローンが生きてる間にこれを作れたたことに意義があると思うけど、
前作に比べてクリードが全然かっこよくないし、勝ちへの方程式が小学生の算数のようで全然盛り上がらな
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ザ・カニバル・クラブ(2018年製作の映画)

2.3

アダルトビデオかな?と思うほどSEXシーン多めで、逆にカニバルシーン少なめ。
タイトルに騙された感がある。

テリファイド(2017年製作の映画)

3.1

前半はいい感じに怖かった。

3LDK超常現象付きアルゼンチン住宅街ホラー

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

アン女王のお気に入りであるサラと、その座を狙う没落した家系の出であるアビゲイルとの智略を巡らした戦いというか、なりふり構わない泥仕合というか。

魚眼レンズめいた超広角での撮影は豪華絢爛な宮廷内を余す
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.2

全てを手に入れているようで常に渇き、狂気じみた衝動に駆られ続ける男の物語。

サイコパスによるスプラッターと言うよりは現代社会における精神的な闇のようなものを突きつけてくる作品でございました。

キラー・メイズ(2017年製作の映画)

2.8

ダンボールで出来た迷路という発想が面白い。

人生の意味みたいなスピリチュアルなファンタジーではなくケレン味溢れる即物的なスプラッターを期待していただけにちと拍子抜けだった。各キャストはいい味出てた。