白屎さんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

白屎

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ダーク・プレイス(2015年製作の映画)

2.5

 一家惨殺事件の真相を生き残りの末娘が犯罪マニアの入れ知恵で解き明かす話。

 事件当事者たちの思惑や偶然が織り成す奇跡体験アンビリーバボー。登場人物らの行動に全く共感できない。どいつもこいつもダメな
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THE ICEMAN 氷の処刑人(2012年製作の映画)

2.5

 実在した殺し屋の話。

 絶対にアタリだと思ったのに今ひとつでした。題材とキャスティングは良いと思うんだけどなあ…。殺し屋の立ち位置が中途半端だったような気がする。サイコパス的な怖さも感じないし、殺
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

 序盤の聞き取り調査の段階で、この調子で会話劇が続いたら途中で寝てしまうな…顔と名前と人間関係が一致しないし…と不安になったが、それ以降からは最後まで楽しく観ることが出来ました。

 ミステリーのプロ
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未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.0

 サフラジェットの話。詳しい人によれば割と史実に忠実らしいので勉強のつもりで鑑賞。

 話的にはネット検索で出てくる"かなり端折ったサフラジェットの歴史"をトレースした感じ。観て損はないと思うが、いや
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オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

3.0

 地縛霊やボダック(謎のオバケ)が見える能力を頼りに事件を解決したり防ぐ話。

 難点はヒロインとチュッチュチュッチュしすぎるところだな。ふざけんな。爆発希望。

 ボダックから能力を逆手に取られて操
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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

3.5

 親子三人、家庭崩壊の話。

 息子の目線で鑑賞したせいか、胸が締め付けられるような感じがして正視に耐えなかった。両親の喧嘩を目の当たりにするだけでも嫌なのに、母親の女の部分や乱れた所を見せられるのは
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

4.0

 膨大な資料の中からCIAによる拷問の実態を見つけ出す話。

 プライムビデオの紹介文には実話に基づくと書いてあったが、全く知らなかった話でした。テロ絡みの映画などで拷問をしているのは知っていましたが
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.0

 コンゲーム。TVドラマ版の方は鑑賞済。

 ドラマ版の内容は思い出せないが、極めて大規模な罠を仕掛けるのは覚えている。土台からウソでした〜みたいな。この作品も同様の手口で来るだろうと予想して観ていた
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エリカ&パトリック事件簿 踊る骸/ヒドゥン・チャイルド 埋もれた真実(2013年製作の映画)

2.5

 主人公の母親に実はもう一人息子がいて、母親の死後に名乗り出てきたのだが、詳細を知るため妊娠した頃の人間関係を洗い始めたら関係者が何者かに次々と殺されて行く話。

 北欧映画の陰鬱さにいつも飲み込まれ
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

2.5

 ハリケーンで浸水した住宅の半地下でワニと遭遇する話。

 地面の高低差が謎。道路と半地下の水位にやや疑問を感じる。向かいの店舗の1Fフロア水位が成人の太腿くらいなのに半地下は膝下、ガレージは冠水して
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ロスト・イン・ザ・サン 偽りの絆(2016年製作の映画)

2.5

 クズ野郎と犯罪を重ねながら過ごした時間が楽しかった少年。蛙の子は蛙。将来有望。父親よりも立派な犯罪者になって下さい。

 DQNの善行や残された良心にうっかり騙されるオレではない。

グランド・マスター(2013年製作の映画)

3.5

 ジャケットの3人の拳法家叙事詩。葉問1〜3を立て続けに観たが、田舎では"完結"の公開がまだまだ先なので気休めに鑑賞。

 まず言いたいのはラストに"デボラのテーマ"を流すのは卑怯。直前にチャン・ツィ
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イップ・マン 最終章(2013年製作の映画)

3.0

 本家?の葉問1〜3を立て続けに観たが、田舎では"完結"の公開がまだまだ先なので気休めに亜流?の"最終章"を鑑賞。前作に"誕生"があるらしいが未見。
 
 アンソニー・ウォンは無間道のスカした刑事役で
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

3.5

 ベトナム戦争を舞台にしたカオスなロードムービー?有名だけど観てない映画だったのでファイナルカット劇場公開を機に鑑賞。ファイナルと言うくらいだからこれ以上は無いと言える編集なのだろう。他バージョンとの>>続きを読む

透明人間(1933年製作の映画)

2.0

 透明人間ってこんな殺伐とした野望を持ったマッドケミストだとは思わなかった。どん引きですよ。

 なんらかの理由で透明になってしまった人が元に戻る方法をドジを踏みながら試行錯誤する面白映画だと思ってい
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.0

 人間が人工知能にしてやられる話。

 正直ゾッとした、近未来の格差社会に。自動運転の車が今日発売されたとしても、死ぬまでに私が所有することはないのだろうと薄々分かってはいたが、この作品でそう断言され
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湿地(2006年製作の映画)

2.0

 遺伝性難病を手がかりに人間関係を洗い出して殺人事件を解決する話。犯人が殺人に至る過程も並行して語られる。

 「世界的傑作ベストセラーを完全映画化」と謳われてるけど、逆算すると凡庸な小説になるような
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アス(2019年製作の映画)

3.5

 観る前から情報としてチラホラ入ってきたアメリカ社会の風刺や批判という点ついてはなんとも言えない。アメリカ社会を充分に理解しているとは言えないので。普遍的な部分もあるのだろうが、ワタクシには実感を伴わ>>続きを読む

美女と液体人間(1958年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

 このタイトル、美女と液体人間にの間に何かしらの関わりがあると思うだろうが…ふざけやがって。液体人間の行動には隠れている美女絡みの明確な意図があって、その部分がミステリーだと思って観てんのに、そこに関>>続きを読む

イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

3.5

 個人的にはナンバリングが進む毎に面白さが増している。自然と完結編への期待が高まってしまいます。すぐにでも完結編を観たいのですが当地域は8月下旬から公開だそうで…

 いかにもなワイヤーアクションがな
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

3.5

 前作と比べて退屈な所がなかったので良かったです。中国武術は実戦で通用するのか謎ですが、パフォーマンスエンターテイメントとしてはかなり強いですね。木人樁が欲しくなりました。でも高いのでやめます。

 
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.0

 初イップ初ドニー。ボトルキャップチャレンジで話題になった時から観よう観ようと思ってて今になった。

 アクションの面では観てて面白い。いかにもなワイヤーアクションも乙なもの。パタパタ言う百烈拳のよう
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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

2.5

 なぜだろう、先住民の兵士にしか心が動かなかった。

 硫黄島上陸の様子がプライベートライアンのノルマンディー上陸とよく似てるけど、後者の方が圧倒的なのはなぜだろう。私のレベルではどこがどう違うのか掴
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.5

 ファースト・ブラッドでの反撃がやり過ぎだと思ったが、今回もなかなかのもの。犬のジョン・ウィックに負けてられないので敵勢力を皆殺しにするのは当然だろうけど、その殺害方法が残忍極まりない。動機は他のとこ>>続きを読む

ファイナル・アワーズ(2013年製作の映画)

2.5

 もうすぐ地球滅亡、主人公は交際相手Aの元を去り、交際相手Bを含む仲間たちとの薬物乱交パーティーをしながら滅亡の瞬間を迎えようとするのだが…

 その道すがら色々あって考えを変えちゃう。クソ野郎でもと
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ランボー(1982年製作の映画)

3.5

 ネットに断片的なシーンが転がっているので割とよく観てる気になってるけど、まともに観たのは子供の頃以来。※違法アップロード映像を観るな!という意見はごもっともです。

 途中からランボーちょっとやり過
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ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

3.0

 2度目の鑑賞。かなり記憶が変容していたようだ。傭兵たちが役立たずで、彼等のやらかしたヘマをランボーが尻拭いして回る話に変わっていたのだが…、実際の彼等はまともに仕事をしていた。謝りたい。特に地雷でグ>>続きを読む

ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.0

 実戦に出たトラウトマン大佐がジョン・スミス大佐に見えた(ジョージ・ペパードの方。リーアム・ニーソンは見た目が屈強なのでなんか違う)。加えて2にも増してエンタメ色が強く途中からワタクシの中で特攻野郎A>>続きを読む

ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

4.0

 シリーズ1作目と4作目は鑑賞済みだが、内容をほぼ忘れた状態で鑑賞。1作目に関しては30年前にボンヤリ観ただけなので絵面しか覚えてない…。

 本作を結果は俺が観た中でのシリーズ最高傑作だった。(危う
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.5

 希少鉱物を巡る内戦の中、反政府側にこき使われていた鉱夫がデカいダイヤモンドを見つけて山中に隠したのが業者バレた話。

 "ブラッドダイヤモンド"という用語を知らなかったので、ジャケットから受けた印象
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電送人間(1960年製作の映画)

2.5

 先日観たガス人間と同じシリーズらしいので鑑賞。

 個人的にこちらの方が好き。なんと言っても私怨を晴らし切った執念が良い。ガス人間の執念はスケベ心なので評価は低い。

 ところで、変身人間シリーズと
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インファナル・アフェアIII 終極無間(2003年製作の映画)

3.0

 一作目から三作目まで河野洋平とサムが役柄にハマっていないなぁと感じて、その点はワタクシにとって無間地獄だった。洋平の顔に似合わぬキザな振る舞いと、とっつぁん坊やのサムが首領の器に見えないのがどうして>>続きを読む

インファナル・アフェアII 無間序曲(2003年製作の映画)

3.0

 3部作の2作目。1作目の前日譚。無間地獄に堕ちる様子。

 前作と比較して展開が分かり易い。こちらを先に見てから前作を観たほうが、スッと入りやすいと思った。今思えばディパーテッドは2の要素も入ってる
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.0

 ディパーテッドを観た後にリメイクだと知り、せっかくだから元の作品も観ておこうということで鑑賞。

 こちらの方が展開に圧倒的なスピード感がある。シーンからシーンへの繋がりが飛び過ぎていて事前にあらす
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.0

 若草物語に関してはアニメ版の子供が折檻を受けているオープニングだけ知っているが、ザッピングや前番組からの惰性で出食わしたら即チャンネルを変えていた記憶がある。
以下、知らないなら黙れ的な内容が続く…
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.0

◎ギャングと警察が互いに密偵を送り込んでみた話。

◎先日観たブラック・スキャンダルでジョニー・デップが演じていた実在の人物をモデルにした役をジャック・ニコルソンが演じているというので鑑賞。

◎ブラ
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