Chicoさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

Chico

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そして僕は恋をする(1996年製作の映画)

5.0

そして”あの頃エッフェル塔の下で”と続く…

マチューアマルリックとデプレシャンという奇跡のタッグ誕生⁈

レンタル困難、渋谷TSUTAYAでしかみたことがない。しかもテープ。

魂を救え!(1992年製作の映画)

5.0

サスペンス。デプレシャン作品で一番スパイシー

二十歳の死(1991年製作の映画)

5.0

デプレシャン節、ドライさと陰湿さのバランス。しかし初期作品は全体を通して陰湿、トーン低くてじめじめw

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.7

映像と音楽のマリアージュが最高。グザヴィエ・ドラン監督の詩的表現が炸裂したピュアで切ない30歳の“青春”恋愛映画。

  男性同士の恋愛がメインテーマではあるけれど、同時に人生の岐路で選択を迫られる主
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AMY エイミー(2015年製作の映画)

4.0

ビーハイブのヘアスタイルにミニスカート、そこから出た枝のような脚、極端なまでに太く長く引かれたアイライン。
その華奢な身体のどこから出るのか、独特の低くかすれた力強い歌声は歌い始めると一瞬でその場の空
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心と体と(2017年製作の映画)

4.0

品質管理官のマーリアは食肉工場に派遣されるがコミュニケーションがうまく取れずひとり職場で浮いてしまう。無表情で杓子定規に仕事をこなす彼女を同僚達はロボットみたいだと冷笑する。財務部長のエンドレはマーリ>>続きを読む

残像(2016年製作の映画)

4.0

アンジェイ・ワイダ監督の遺作です。
歴史に翻弄され、家族を失い、表現の自由を奪われた芸術家の話です。ただただ胸が痛い。絵を描けなくなることは死ぬことと同じですね。(絵描きの端くれとして観ていたのでとて
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

ファンタジーなんだけどバイオレンス要素の強い映画。イライザと謎の生物が美しい。彼らの出会い、心の触れ合い、永遠の愛を見つけた二人のストーリーはそれだけで心が揺れました。

風にそよぐ草(2009年製作の映画)

4.0

再鑑賞

ラストが難解です。原作読んだら意味がわかるのでしょうか。町山さんの解説が聞きたいですね。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

話題になっていたしDVDリリースしたタイミングで観たが、もっとはやく映画館で観れば良かったと後悔した。こんな心揺さぶられた韓国映画はキム・ギドク以来です。

鑑賞直後圧倒されて言葉がまとまらず。
とり
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.8

彩度の高い映像は独特の世界観を表現していて美しく、音楽も奇妙なエピソードも衣装もすごく良い。過激とはいえセックスシーンも美しい。そして一連の朗読シーン、これがたぶんほんとの見せ場なのでは?と思うくらい>>続きを読む

さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)

3.8

原題と邦題でずいぶん印象の変わる映画だと思った。

コメディ要素も多少はあるものの、想像していたような'ティーンエイジャーの青春ドラマ'、レディバード的な、ポップな内容ではなかった。

映画は静かで情
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世界の涯ての鼓動(2017年製作の映画)

3.8

2人の男女の恋愛物語、その先にある深くて大きな人類愛

主人公ダニーは深海の研究に身を捧げる生物学者。彼女の仕事は生命の起源に近づきそれを解明するという重要な活動だ。一方もう1人の主人公ジェームズは後
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神々のたそがれ(2013年製作の映画)

4.0

泥糞尿血にまみれた世界で暮らす神様。
正すことも変えることも許されない、否できない。
この世を風刺しているような、世界はこんなふうに野蛮だと。
カメラに向ける人々の視線はそれを訴えるかのように挑発的だ
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危険なメソッド(2011年製作の映画)

3.5

鑑賞記録

ヴィゴ×クローネンバーグという理由だけで見ました。フロイトユングも多少気にはなる。だけどそもそもキーラ・ナイトレイの演技がすごく苦手(嫌いな女優さんとかあまりいないけどキーラ・ナイトレイだ
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.8

鑑賞記録

実話ベース。子供を突き放なしてはいけないと言うけどここまでくると…親だって人間だから。

誰のせいでもない(2015年製作の映画)

4.3

鑑賞記録

久々にいわゆるヴェンダースっぽい作品をみた。どんよりした空気感がすごく好き。ヴェンダースの描く'男のロマン'?(今だと古臭く感じる)みたいなのってややもするとナルシスティックに見える。
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野いちご(1957年製作の映画)

5.0

野いちごは自身が初めて観たベルイマン作品、久しぶりに再鑑賞。
記憶ものでは去年マリエンバートでと同じくらい好き。こっちはスタイリッシュではないけど人間味があってノスタルジックな感じ。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

バンド「Queen」の伝記映画。リードボーカルのフレディの人生にフォーカスを当てて描かれる。
ファンは多分めちゃ興奮し感動する映画だと思う。
ライブの再現シーンは壮大。ラミ・マレックが凄い。爆音映画祭
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