kaitomoさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.9

やってることはほぼSHIROBAKOだが、脇を固める役者陣の魅力が発揮されまくってる。劇中アニメも面白そう。
監督業はやりたくないなー。
熱量が高く気合いの入った映画だが、駆け足すぎるようにも感じた。
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

3.7

四畳半神話体系もサマータイムマシン・ブルースも好きなので面白かったが、割とオリジナルに忠実で既視感強め。
湯浅監督ではないので、狂気は弱め。見やすく万人向けになっている気はするが、本作こそもう少しハイ
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殺したいほどアイ・ラブ・ユー(1990年製作の映画)

2.9

浮気男を殺したい、実話に基づく話。サスペンスとしてもコメディとしても中途半端。ハラハラするところも、笑えるところもあまりなし。実話ベースだからか、登場人物があまりぶっ飛んでいないのだ。
主人公のお母さ
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赤い天使(1966年製作の映画)

3.8

重傷患者が次々と送り込まれ、命の選別をされ、必要とあらば四肢をゴリゴリと切断される野戦病院が舞台。
こんな地獄のような日常で男がケダモノ化するのは仕方ない、とばかりに天使のような西さんが男を寛容に包み
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X エックス(2022年製作の映画)

3.5

ポルノ映画を撮りに来て、半裸でウロウロする若者たち。ターゲットとしては申し分ない、と思いきや案外気の良い奴らだったりもする。エロシーンは多いが、なかなか被害者の出ない前半は我慢の時間。
十分すぎる程に
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.8

異世界追体験アトラクションホラー。
起こってることは脈絡なく無茶苦茶だし安っぽい。ただ起こってることを深く考えずに受け止める度量が必要。
このテンションに慣れてくると、後半は楽しい。恒松さんの振る舞い
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.6

犯罪予知ができるようになった近未来。犯人逮捕に勤しんでたトムさん自身が犯人として追われることになる‥と言うSFミステリー(アクションだと思ってたが)。
久しぶりに観ると記憶より地味。近未来の街並等はほ
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エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

4.1

ザ・90年代ハリウッド映画。強くて人望のある大統領がハイジャック犯に立ち向かう。
ゲイリー・オールドマンが躊躇なく人質を殺すおっかない男(それでいて悲哀も感じさせるが)なので、緊張感は充分。テンポがと
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

4.0

特別な能力がないせいで、雑な扱いをされるミラベルが、更に追い込まれてくのは見ていて結構辛い。ばあちゃんヒドイ。
が、結局歌がやたら上手いファミリーがなんやかんや歌っているうちに丸く収まっていく脳天気で
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ニヒル(2021年製作の映画)

-

映画としての見どころはなし。退屈。
文章で書いたほうが良さそうな語り口。

人質 韓国トップスター誘拐事件(2021年製作の映画)

3.6

ファン・ジョンミンが本人役で主演。という設定は特殊だが、中身は割と無難な誘拐・逃亡サスペンス。
どこが悪いというところもなく面白いんだが、目新しさはなく、物足りなさを感じた。

メリちん(2006年製作の映画)

2.8

幼馴染みと再開して、男女三人で遊ぶが全然楽しくない、という光景。混じりっけなしの面白くなさがしっかり伝わってくるので、映画も面白くならない。
吉田監督の同時期の「机のなかみ」だって、こういった気まずさ
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

2.8

ウジウジした子や、攻撃的な子がキャンキャン言い合ってるシーンがやたら多くて耳が痛かった。セリフ量も多すぎる。少しは静かにできんのか。ずっとギスギスしてて、ブレア・ウィッチ・プロジェクトかと。
そして落
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前科者(2022年製作の映画)

3.8

期待通り森田剛が良かった。
いつ爆発してもおかしくないような危うさ、弱さが滲み出ていた。
人が不意に殺されるようなシーンはドラマ版ではなかったのでびっくりした。ゾクッとした。警察もなかなか尖ってる
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

4.0

敵であれば女性の顔面を容赦なくデコボコにできるワイルドな岡田君。やはりこの方のアクションは凄い。全体的にもアクションのクオリティが非常に高いし、凄惨だし、邦画の期待値を遥かに超えてくれる。
キャラクタ
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.8

手を治したかっただけなのに、スーパーパワーを手にしてしまい、ヒーローになさせられてしまった不憫なドクター。
あまり何やってるかよく分からんが、空間が歪みまくるバトルは楽しくって見応えあった。
しかし、
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.6

最高にうるさいホラー映画。
「ぎぃやああああああああああああ」と叫び続ける主演女優のサリーさん。もっと忍べないのか。無駄に消耗するぞ。閉まってる窓からガシャーンと、アクションスターばりに飛び降りちゃっ
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.8

さかなクンさんを女優のんが演じるという、よく分からない設定の映画。しかも、さかなクンさんも登場するのだから、ますますよく分からない。
彼のようなピュア全開のキャラクターだと、のん以上にハマる人はいなか
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ムーラン(1998年製作の映画)

3.7

絵柄からしてシリアスな戦争モノかと思いきや、コメディ要素も強く、ミュージカルしたりと、割と普通にディズニーしてた。特筆すべき点はあまりないが、無難に楽しめる。
女性らしさの強要に対するアンチテーゼは今
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レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

3.9

ドニーさんと、ニコラス・ツェーの身体能力の高さに惚れ惚れする映画。アクション全般カッコ良く、かつ、痛そうに迫力満点で撮られてる。団体戦もタイマンも銃撃戦も肉弾戦もカーチェイスも一級品。
ドラマはベタベ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

遊び心だけで出来ているような、ふざけ倒したエンタメコメディバイオレンスアクション。
キル・ビル、キングスマンあたりが好きならいけそう。
ちょっとおかしな見覚えのない東京から京都までの列車旅行(新幹線と
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最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

3.4

主人公の国岡(殺し屋)は本当に実在しそうな自然体が非常に良かったのに、全体的な雰囲気は漫画っぽい。あまりモキュメンタリーの手法が生きてない。
終盤はアクション多めになったが、割とワンパターンで飽きてし
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

4.1

ポスター以上の予備知識ナシで観たが面白かった!冒頭から超不穏だし、何度か本気でゾクッとした。
設定自体は洋ホラーでよくある「家族が何か変だ」ってもので低予算感もあるが、独自のアイデア(反則含む)があっ
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グミ・チョコレート・パイン(2007年製作の映画)

4.6

イケてない男の冴えない、カタルシスのない青春映画。ぶっとんだ奴になりたいのに、どこまでも平凡な自分。皆の知らない音楽や映画を嗜むことで上等な人間になったつもり。ああ痛い。あの頃の自分に刺さりまくったの>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.2

金をせしめるために軽い気持ちで始められた偽装誘拐は、スマートさのかけらもなく何一つうまくいかない。あれよあれよとドツボにはまり、雪は血に染まっていく。
目撃者は口を揃えて「変な顔の男だった」(ブシェミ
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

4.1

人類滅亡のウイルスを見つけるべく、ブルース・ウィリスがタイムリープを繰り返す。頑張ってるのに妄想と言われすぎて自信なくなってきちゃうの可哀想。
善人か悪人か、まともなのかイカれてるのかの境い目をいった
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狼の死刑宣告(2007年製作の映画)

4.3

ケヴィン・ベーコンを語る上では外せないバイオレンス復讐映画の名作。
普通のお父さんが復讐の鬼に変わっていく様を演ずるベーコン兄貴が最高。
最初からやたら強いけど、役者の迫力があれば映画の主人公の強さに
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ベビーシッター・アドベンチャー(1987年製作の映画)

3.6

ベビーシッターしてたら、窃盗団に追っかけ回されることになるドタバタコメディ。大昔観たはずだが、全然覚えてなかった。
ブルース唄うくだりとか、あのクオリティで恥ずかしげもなく長々とやっちゃうセンスが、時
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

4.0

特に前半、映像・ロケーションがやたら気合い入ってて美しくてウットリした。カメラワークも良い。この高級感、格調高さのポイントが高い。
中盤からは尋問だらけ。ポアロさんが、直球で圧をかけまくっていく。ちょ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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テンポ悪くて全然乗れなくてウトウトしてしまった。もっと刺激的なシーンが欲しかった。猿が怖かった。

第9地区(2009年製作の映画)

4.5

異種間交流SFアクションの良作。
序盤はコメディっぽいが、中身は結構陰惨。
対話できる知的生命体でも、ルックスがああいう感じ(特に口元グロテスク)だと差別されてしまうのかな…。
主人公は、エイリアン立
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サボテン・ブラザース(1986年製作の映画)

3.0

三人衆が等しくマヌケで、あまり個性も見えず、全体的に痛々しくて笑えなかった。これはスベリ芸なのかな…? 終盤は一応盛り上がったが。
相手が本物だと分かって、立ち向かうまでのくだりは見せ場だと思うのだが
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