sundayさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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夕陽に向って走れ(1969年製作の映画)

3.0

なかなかうまくはゆかない先住民と後発民白人。1909年に起きた実話がもとになっている。実話というだけにやるきれなさが残る。

1909年ともなるとインディアンは居留地に住むようになり、若者は外で白人社
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ヴェンジェンス(2017年製作の映画)

3.0

裁判で裁かれないなら私刑だ。見ていては気持ちよい。とってもワルな4人が次々に刑事ジョン(ニコラス・ケイジ)によってやっつけられてゆく。フィクションだもの。ナイアガラの滝の場面、すかっとする。

勤続2
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長江哀歌(ちょうこうエレジー)(2006年製作の映画)

4.0

長江が川も山も人もひっくるめて、ゆっくりと、たゆたゆと流れる、そしてそのゆっくりした時間、それを味わった。しかし実は1回目は半分くらいで眠ってしまい、2度目でやっと最後まで見た。でも見終わって見ると、>>続きを読む

南部の反逆者(1957年製作の映画)

2.9

南部の農園で父から慈しみ育てられた少女アマンサ。しかし父の死によって、母が父の農園の黒人奴隷だったことが明かされ、奴隷市場で売られてしまう。しかし見た目は白人だったことから、5000ドルで金のある男ボ>>続きを読む

ザ・ロック(1996年製作の映画)

2.0

題名だけは知っていた。26年たって見る。

アメリカ海兵隊でかつて部下を目の前で死なせた男。その補償もされなかったことから、仕返し? 見返し? としてかつての海上の刑務所アルカトラズ島にたてこもる。こ
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影武者(1980年製作の映画)

2.0

最初の場面、3人同じ格好、同じヒゲ、遠目の映像、ここが一番映像的にはよかった。次に家康、信長へと信玄の死を知らせる場面、ここらへんまでは緊張感があった。しかしなんというか、冗長。特に最後の勝頼が出陣し>>続きを読む

ツインズ(1988年製作の映画)

-

ビデオのパッケージはずっと印象にあった。15分くらいは若きシュワちゃんが新鮮だったので素直にみていたのだが、だんだん退屈になって早送りしてしまった。今から34年前の映画。

1988アメリカ
2022
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底抜け大学教授(1962年製作の映画)

-

ジェリー・ルイス 聞いたことあるな。喜劇の大天才ということだ。ということで録画はしてみたのだが、アメリカ流の笑いがどうも理解できなかった。早送りしてしまった。相手役のステラ・スティーヴンスの、ばっちり>>続きを読む

(1985年製作の映画)

4.0

「老残」「老害」「承認欲」「怨念」

たぶん20年以上位前にレンタルかTV放送で見ているが、その時より、時がたった今回の方がおもしろく見られた。自分が年をとったからか。ただ前回は各武将ごとの色分けが斬
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ニック・オブ・タイム(1995年製作の映画)

2.0

幼い娘と二人ロサンゼルスにやってきた男。突然拉致?され、ある女性を殺せと言われる。殺さなければ娘は殺すと。殺す相手は知事だった。

次々と明るみに出る人間関係がびっくり。さあ、窮地を脱出できるか、ドキ
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21グラム(2003年製作の映画)

2.0

心臓移植をした男、交通事故を起こし人を死なせた男、交通事故にあい死んだ男とその妻、この3者が1点に交わる。時間軸が交差するのは苦手。この3者は交わっちゃいけないな。

ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、
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戦国自衛隊(1979年製作の映画)

2.0

公開時TVで宣伝を見た記憶。たくさんの戦車があったような感じがしたが、戦国時代にタイムスリップしたのは戦車、船、ヘリ、それぞれ1つづつくらい。人数も30名くらい。それが戦国武将の戦隊と戦う。タイムスリ>>続きを読む

家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.0

第二次世界大戦でのユダヤ人迫害、これは癒えない記憶なんだろう。

ホロコーストを生き延び、アルゼンチンで仕立て屋として生きた男。孫も数人いる、今や老人ホームに入れらせそうになって、1945年のポーラン
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世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

4.2

見終わったあと、なんだかとても悲しくなってしまった。しかしこんな感想を言ったら、ビョルン自身は受け付けないかもしれない。1971年、少女マンガ誌のグラビアでみた美少年は、灰色の長髪、長身痩躯で現われた>>続きを読む

ポンペイ(2014年製作の映画)

3.3

ベスヴィオ火山は等しくポンペイを呑みこんだ。

西暦79年、ベスヴィオ火山噴火。ポンペイの街をまたたくまに呑みこむ。遠くブリタニアでローマ軍によって両親を殺され剣闘士にさせられ連れてこられた若者、ブリ
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悪霊島(1981年製作の映画)

2.8

1980.12.8のジョン・レノンが銃弾に倒れたニュースをバックに、悪霊島での1969年の出来事を回想する、という形式。瀬戸内海の島で行方不明の男を探してくれ、という依頼に金田一はやってくる。回想者・>>続きを読む

ザ・クリーナー 消された殺人(2007年製作の映画)

3.0

元警察官で今は殺人や自殺現場の清掃人をしているトム。その日の現場は大きな屋敷で白いソファに赤い鮮血がついてる殺人現場だった。次の日返し忘れた鍵を返しに行くと、美しい女が出てきて、そんな仕事は依頼してい>>続きを読む

トム・ホーン(1980年製作の映画)

3.5

トム・ホーンはスティーブ・マックイーン。流れ着くワイオミングの風景は冬枯れ。最後まで緑が出てこない。トムの背中も丸く、後ろ姿はさみしい。

実話に基づく物語。トム・ホーンは無法の西部で育った。牧童から
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激突!(1971年製作の映画)

3.5

アメリカは広い。荒野の運転はこわい。

商用で車を運転中の男、古ぼけたタンクローリーを追い越したことから、タンクローリーは執拗に男を追い回す。男がガソリンスタンドによればタンクローリーも寄る、ドライブ
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ホワイトナイツ/白夜(1985年製作の映画)

3.0

1985年制作、旧ソ連からアメリカに亡命したバレエダンサーと、アメリカ軍から脱走しソ連へ亡命したタップダンサー。あと6年待てば、ソ連は崩壊したのに、と思うのは21世紀にこれを見ているからですね。撮影地>>続きを読む

悲しみは空の彼方に(1959年製作の映画)

3.0

愛はすれちがう。

設定が不自然かなあ、なにかいまいちかなあ、と思ったが見終わって原題がわかったら納得がいった。

原題:IMITATION OF LIFE 人生の模倣、人生のものまね

第二次世界大
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

おもしろい! 史実をおりこんだ太平洋戦争前の海軍の戦艦造船にまつわる夜話。最後には「戦艦大和」のところにまでゆくのだが、平山造船中将に語らせる「大和」造船の意義が興味深い。フィクションの醍醐味だろう。>>続きを読む

プロフェッショナル(1966年製作の映画)

2.5

アメリカの石油家富豪の妻が、メキシコの山賊にさらわれた。山賊の首領は元メキシコの革命派。富豪は身代金10万ドルを用意し、さらに妻を奪還させるべく4人のプロフェッショナルが集められる。プロフェッショナル>>続きを読む

シノーラ(1972年製作の映画)

3.0

ニューメキシコの小さな町シノーラ。メキシコ系住民の土地を不法にとりあげる白人地主ハーランに対して、ガンマン、ジョー・キッド(クリント・イーストウッド)が立ち向かう。強い、強い、ジョー・キッド、最後に蒸>>続きを読む

天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

2.0

名作の誉れ高い作品なのに、どうも入ってこなかった。
妻がいるのに、夫がいるのに、本当はあなたが好きなのよ、というのは苦手、それが再会して再燃、というとさらに苦手。

フランス語が合わなかったのかも。あ
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

2.5

なんだかよくわからなかった。前3作で感じた想像を超えた世界、というのは分かっているのでその驚愕がなかったのだろう。映像技術は22年の間に各段に進化しているなあというのが実感できる。銃うちまくりの弾丸と>>続きを読む

最後にして最初の人類(2020年製作の映画)

3.0

最後の人類が20億年の彼方から今に向かって語りかける。地球は灼熱の太陽のもと、海王星へと人々は旅立ち、今は両極にわずかな人々が暮らすだけという。最後の言葉、「星はつくり、星は殺す」がシンプルに響く。>>続きを読む

囚われた国家(2019年製作の映画)

1.5

シカゴが舞台。エイリアンに支配されて9年たった2027年、人々は首にチップを埋め込まれ監視されている。立ち向かうべく地下組織の者たちは、エイリアンもやってくるスタジアム大集会で爆弾テロをしかけるが・・>>続きを読む

天正伊賀の乱(2005年製作の映画)

3.5

舞台劇のようで、けっこう面白かった。

特典映像の合田さんの言葉が的をついていた。今回のは忍者なんだけど、ドラマで、どんでんどんでんで誰が死ぬのか誰が生き残るのか分からない。でもそのバックには悲しみや
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ザ・ボート(2018年製作の映画)

3.5

ラブクラフトの幻想小説を読んでいるような。ただし照り付ける太陽の下の洋上の幻想譚。

ある日いつものように自分のボートで沖に出た青年。海に靄がかかり1体のヨット?ボートに引き寄せられる。その船は乗員が
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

1.5

クリスマスの家庭パーティー、TVではサッカーをやっている。と、画面が乱れ空中から武装した灰色の男女が現れた。彼らは2051年からやってきて、実は30年後の地球は突然現れた怪物により人類は食われてしまい>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

砂漠のなかの工場が閉鎖され社宅を失ったファーン。60過ぎて社宅どころか町もろとも無くなり、郵便番号さえ抹殺されたのだ。夫もガンで失い、バンで漂流するノマドとなる。アマゾンや自然公園や食堂で働いては旅を>>続きを読む

ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

2.0

ライアン・ゴズリングが出ているので見る。劇場で見てよかった。レンタルしたら10分くらいで見るのやめたろう。
ケイト・ブランシェット、好きな女優が出ているので姿を見られたのはよかった。その年なりの設定で
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21世紀の資本(2017年製作の映画)

2.5

発売時に本を買って50ページくらいで挫折。映画なら残りの部分もわかるのかもと思って見に行った。ピケティ自身をはじめ何人かの学者やジャーナリストが話す。

一番印象に残ったのは心理学者の実験。学生二人を
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

2.0

現在と過去を何度も交互に映すやりかたが分かりずらかった。そしてなによりも4姉妹の女優に魅力を感じなかった。旬な女優さんたちなのだろうがきっと自分が年取ったからだろう。見ようと思ったきっかけも、メリル・>>続きを読む

コンテイジョン(2011年製作の映画)

4.0

新種の感染症蔓延の脅威と混乱を描く。今まさに起こっていることそのままが9年前のこの映画に描かれていた。

香港に出張の帰りにシカゴで昔の彼に会ったベス・エムホフ(グウィネス・パルトロウ)。ミネアポリス
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