jocxさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.8

今年100本目の映画がこれでよかった🎉見応えある作品、アリーとガガの区別が付かなくなる。アリーとゆう人間がガガそのものなのだ。とにかく、歌が凄い。ブラッドリー・クーパーの悲しいほど情けない男、満たされ>>続きを読む

オーケストラ・クラス(2017年製作の映画)

3.8

落ちこぼれが、先生によって立ち直り、目標を見つける展開、親や様々な困難を乗り越え、辿り着く喝采。感動ストーリー間違いない展開で、分かっていても泣いてしまう。それでも、この生徒は一筋縄ではいかず、とても>>続きを読む

Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~(2017年製作の映画)

4.0

クリスマス・キャロルは好きな作品なので、こうゆう描き方も有りだと思った。19世紀のロンドンを表現していたと思うし、楽しく観られた。結果は分かっていてもハッピーエンドはいい。誰と観てもいい映画。宣伝をし>>続きを読む

ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)

4.2

障害者週間に観に行けたのが良かった。まず、実話というところを理解しておきたい。障害者に人権がなく、隠れて暮らしている時代に、堂々と社会に出て行く。家族や友人の協力、愛情がなければできない。アンドリュー>>続きを読む

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.9

子供が脳死状態になったら…素直に受け入れられるだろうか?人としての判断は間違っているかもしれないが、母親としての判断は少しでも可能性があるなら、否、なくても医学の進歩に可能性をかけるのではないか?難し>>続きを読む

くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.6

バレエの『くるみ割り人形』を想像して行くと、痛い目に合う。これはまるで別物だ。そう思ってみれば、映像は綺麗だし、マッケンジー・フォイはかわいいし、バレエシーンは美しい。イギリスの街並みも絵本の中にいる>>続きを読む

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

3.5

ボルグとマッケンロー、対照的なプレイスタイル。この試合、本当に気力、体力、頭脳、運が凝縮された試合。この映画は最後の1980年のウィンブルドン決勝での2人の試合に象徴される。冷静に試合を見つめた方が勝>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.0

エディが帰ってきた‼️それだけで満足です。冷静に観ると、次の作品作りますよーって感が伝わってくる。ハリポタはワーナーの稼ぎどころだからね。ハリポタファンなら感動どころ満載ですね。役者もジョニーは悪役が>>続きを読む

ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)

4.0

レビューを書くのに時間がたたないと書けない作品がある。この作品がそうだ。あまりにも衝撃的で、知らなかった事実。アウシュビッツは有名だけど、ソビボルはこの作品を見るまで知らなかった。無差別に殺されるユダ>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

昔の記憶を辿るとフレディーの後期の姿しか知らなかった。本当にQUEENって凄いバンドだったんだな〜〜って思う。フレディーの命日の前日に観にいけたことに感謝。ラストに感動!通常はいいところでカットしたり>>続きを読む

ヒトラーを欺いた黄色い星(2017年製作の映画)

3.7

なんでこの原題Die Unsichtbaren – Wir wollen leben(見えないー私たちは生きたい)がヒトラーを欺いた黄色い星になってしまうのだろう。確かに、ユダヤ人のビザを加工したり、>>続きを読む

チャーチル ノルマンディーの決断(2017年製作の映画)

3.5

チャーチルの生き様は本当に映像化に向いている。それは彼のリーダー性であったり、決して聖人君子ではなく破天荒な人間性であったり、失敗から学ぶ姿勢であったりと、奥さんに見せる弱気で傲慢な態度だったりとチャ>>続きを読む

かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―(2018年製作の映画)

3.5

血の繋がりってなんだろう?家族とは?とにかく有村架純ちゃんが良い表情をしている。そして、國村隼さんの落ち着いた素晴らしい演技。本当になんでも自分のものにしてしまう俳優さんだなぁと思う。公開前なのであま>>続きを読む

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

3.8

パレスチナ問題はニュースで知っている程度。自分の知識のなさはこういう映画で知ることができる。人種や宗教、政治は個人の力ではどうにもできない。言葉の暴力も力の暴力もどちらも恐ろしい。そして個人の些細な出>>続きを読む

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.6

今注目の役者が揃い、現代社会のリアルを映し出す映画、それだけに残念なのは練りすぎてしまったからか。searchを観た後だったのでSNSの脆さや危うさは、想像できた。しかし、期待したのは誰もがやっている>>続きを読む

ハナレイ・ベイ(2018年製作の映画)

3.5

ハワイの残酷までに美しい海、ゆったりと流れる時、それとは対象な息子を亡くした母親。癒えない傷。そんな母親を吉田羊が取り憑かれたように演じている。原作を読んだ時はもっと年配のイメージだったけど、知り合っ>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

この映画は撮ったもの勝ち!です。映像がパソコン画面。役者もアジア系アメリカ人。脚本も映像も以外性があり、楽しめた。人の弱さと愚かさが滑稽なほどSNSに依存され、現代社会の稀薄さが見え隠れする。見えるも>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

茶道って本当に奥が深い。たった四畳半の宇宙空間。私は裏千家だったので、違う作法もあったけど基本はおもてなしの心。四季を感じて思いやり、そして一服のお茶と一期一会。初心者から師範目線までこの小さな空間に>>続きを読む

教誨師(2018年製作の映画)

3.8

大杉漣さんの最後の主演作、教誨師という役割。ドラマチックな内容を期待していたが、ほぼ死刑囚と対峙し、狭い部屋の中で淡々と静かに会話が進む。時に寄り添い、反目し、感情を抑え死刑囚に向き合う。しかし、経験>>続きを読む

パーフェクトワールド 君といる奇跡(2018年製作の映画)

3.6

予告通りの映画、お約束の同窓会や交際に反対する親、相手を思うあまりの苦悩、そして捨て猫?
どれもベタだけど、韓国ドラマのように引き込まれてしまうのはピュアだからだろうか?人を思う気持ち、弱者にどう向き
>>続きを読む

ゲッベルスと私(2016年製作の映画)

3.5

ゲッペルズの秘書103歳の証言、このしわくちゃの女性が見たこと、聞いたこと、感じたこと、を淡々と話す。真実のフィルムが流れる。私は怒りさえ覚える。彼女はユダヤ人にしていた虐殺行為を「知らなかった。」と>>続きを読む

パパはわるものチャンピオン(2018年製作の映画)

3.5

プロレスファンでなくても楽しめました。棚橋の一生懸命演技が、下手でも暖かみに溢れていました。プロレスって苦手だったけれど格闘技というパホーマンス、ヒーローもヒールも全力。すごいな〜と思った。レスラー知>>続きを読む

食べる女(2018年製作の映画)

3.6

どの女優も主演をはれる豪華な面々、それぞれの思い、事情を抱え、食を通じて生きていく。大切なのは食の基本の水なんだろうな。その水は深いところで、誰もと繋がっている。食と性、生きることを次の時代に繋げてい>>続きを読む

散り椿(2018年製作の映画)

3.8

木村大作監督の作品ならではの映像。岡田准一の目で訴えかける演技、静かな進行と空気を切るような殺陣、そして四季折々のカメラワーク、最後の殺陣はクロサワ映画さながら、黒澤組の敬慕だろうか。殺陣やカメラで岡>>続きを読む

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.7

記憶にある事件、ナンシー・ケリガン殴打襲撃事件。加害者側のトーニャの話。とにかく英語が早いのと言葉が悪くて参った。それが真実なのかもしれない。トーニャは悪役になったけど、悪役には悪役の側面が有り、特に>>続きを読む

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.5

いつだってやめられる10人の怒れる教授たちの、前作。面白かったけど、受け入れられない部分があるのはドラッグの話で日本人だからだろうな。そしてイタリア女性の怖くて、あの巻舌で捲し立てられると、イタリア男>>続きを読む

いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

3.5

イタリアのコメディーを観る機会はないけど、確かに面白かった。下高井戸で2作続けて観た。続編を先にやっていたので、前後逆になったが、返って分かりやすかった。ドラッグの話で日本人には違和感があるが、天才達>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.8

字幕で観ました。プロモーションで内容は想像通りでしたが、とにかくぬいぐるみたちが可愛い。そして、イギリスの森の香りがしてくるようで自然と画面に吸い込まれていきました。誰と観ても安心できる映画。特に疲れ>>続きを読む

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.9

観た後で優しい気持ちになる映画。泣く、と宣言されても2階泣いてしまった。特に薬師丸ひろ子と松重豊のくだりはこんなにも人の心に入ってくるのかと演技力に脱帽です。原作も読んでみたくなった。有村架純ちゃんの>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.7

レディー・バードは過去であり、未来でもある。私だったり、親だったり、娘だったり。片田舎の貧富があり閉鎖的な街、サクラメント。そこから羽ばたこうとしている。子どもから大人へ、少女から女へ、守られた家族か>>続きを読む

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.9

ミュージカルはテンションが上がる。今回は驚きの設定から始まる。ネタバレになるので控えるが、若き日のドナを演じたリリー・ジェームスが凄く可愛い。そして、懐かしい面々、アンディ・ガルシアが年をとって貫禄の>>続きを読む

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

4.0

もし、映画のプロモーション賞があるならノミネートものだ。始めは観るつもりなかったけど、台詞や映像に惹かられて観に行った。月川監督は本当に若手を使うのが上手い。そして、その若手を決して邪魔することなくベ>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.9

前作を観ていないと厳しいかも。マーベルオタクの娘と観たので、鑑賞後はかなり解説してもらった。作品は楽しめた。特にアクションシーンは大きくなったり小さくなったり、面白かった。シビルウォーとインフィニティ>>続きを読む

フジコ・ヘミングの時間(2018年製作の映画)

3.8

なんとパワフルな人なんだろう。彼女のピアノには彼女自身が投影され、魂が吹き込まれる。苦労もハプニングもそして生い立ちも全て彼女の音楽として奏でられる。それゆえ、その音は暖かく優しい。そして時には激しく>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

これだけ評判が上がってしまうと、かなり期待してしまったのが残念。こんな撮り方もあるのだ‼️と思わせてくれるようなカメラワークと始めと終わりの印象が違うのも脚本の出来栄えの証か。映画好きやマニア受け、ミ>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.7

それなりに楽しめました。役者が安定しているのと、分かり易いストーリーなので、CMから想像がつく。篠原涼子の高校生時代が広瀬すずである必要があったかな?と思うが、すずちゃんの我が身を顧みずに振り切った演>>続きを読む