地震はイヤさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

魔性の香り(1985年製作の映画)

3.6

自殺しようとした女を助けたジョニー。直ぐにねんごろになるが、ある日知ってる男が殺されて…

ヒロインがなかなか謎なキャラクターなので色々と考えてしまいますが展開は面白かったです。
声は好きですが、思っ
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ひと夏の出来ごころ(1984年製作の映画)

3.2

父親が後妻と生真面目連れ子を迎えて複雑なヒロイン。
彼らとヒロインの彼、後妻といちゃつく若い男が織りなすひと夏の出来事、出来ごころ。

どーでもよい中身だけど、ロケ地や岡本さんや連れ子が爽やかなので何
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女囚101 しゃぶる(1977年製作の映画)

3.2

女囚、谷さんの物語。
何故、刑務所に?回想で次第に明らかになる過去…あゝ女の哀歌。

暗いシーンが多いので低画質だとちと辛い。前半刑務所と回想、いかにもな刑務所シーンとエピソード。後半は娑婆。
とく子
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女教師 童貞狩り(1976年製作の映画)

3.8

名前のイメージで渡辺とく子さんってもっと年配の脇役的な女優さんかと思ってた。
渡辺さんは性徒達、同僚教師にエロス目線で見られてる教師。子持ち中年と付き合ってるが…

ヒロインは緩いのか堅いのかよく分か
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オーガズム・真理子(1985年製作の映画)

2.9

ウールリッチのサスペンスみたい。トラックの運転手の投げ捨てた空き瓶が偶然に恋人の命を奪う。ヒロインは黒衣の花嫁に。

清里さんの容姿には珍しい役柄。こんな企画は面白いけど、それだけだった。かなり幼稚で
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大江戸(秘)おんな医者あらし(1975年製作の映画)

3.3

江戸時代、不義密通はご法度。子供おろしもままならない時代。
おんな医者と若い弟子、不義密通で妊娠した娘(片桐さん)そして、おんな医者を食い物にするおんな医者あらし。

当時監督の伴侶だった片桐さん主演
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団鬼六 黒髪縄夫人(1982年製作の映画)

3.1

もう典型的な話の入り方。
クズなゴミ婿養子がつくった借金5000万円のかたに、和服しっとり奥様の志麻様に降りかかる暗雲…

あーもう辛くて観てられない。
高倉健さんなら耐えて耐えて怒り爆発させて悪党を
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団鬼六 縄炎夫人(1980年製作の映画)

3.7

てっきり志麻さんがいたぶられるのかと思ったら、主演は麻吹さんでした。
旦那の罪の代償に奥様(麻吹さん)が罰を受ける、因果はめぐるお話。

納得できる展開でした。いやに眼光鋭い男優さんの迫力がその後押し
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セックスドック 淫らな治療(1980年製作の映画)

3.2

志麻さんと言えば和服着てひどい目にあって、割れめ泣き濡れて縄とたはむる的な印象。
そんな志麻さんが本作では性クリニックの看護婦としてコメディエンヌぶりを発揮。今日も能天気な性の悩みを先生と一緒に解決す
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若妻が濡れるとき(1978年製作の映画)

3.8

いいとこの若奥様、その女友達、肉体労働者たちをあさるケバい女、若奥様の旦那さん…

表と裏の顔を持つ登場人物達。中でも息子と一緒にお風呂に入る母親が、こりゃあ曲者かなー?と思ってたら意外と普通扱いで少
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団鬼六 蒼いおんな(1982年製作の映画)

2.8

巻頭5〜6分程度で入り組んだ状況を分からせるのは流石ロマン。何しろ一本が短いからね。

志麻さんは、いたぶられて耐えて耐えて悶えて耐えて、そして官能にうち震えさせたい女性の顔なんだろうね。品も感じられ
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八月はエロスの匂い(1972年製作の映画)

3.3

名作っぽいタイトル。
ヤブにらみなのか義眼なのか、じゃないのか知らないけど気持ち悪い男に手を傷つけられたヒロインが、街で偶然に男を見つけてしまう…

ヒロインの女優さんは意図的な不細工メイクなのか地顔
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ふるさとポルノ記 津軽シコシコ節(1974年製作の映画)

4.0

出稼ぎで男が少ない農村に若い坊主の息子が修行から帰ってきたから、村のおなご衆はさぁたまらない。ローカル色豊かに描くおおらかポルノ。

制作スピード命、薄利多売ぽいロマンポルノ(実情は知りません)作品で
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妻三人 肌くらべ(1973年製作の映画)

3.6

巻頭、夫婦喧嘩して街をさまようシリアス調の奥様と東宝喜劇の様なBGMのギャップに?

奥様は友達夫婦の家に宿泊し、友達の旦那さんをツマミ食い…
この二組の夫婦の模様をユーモラスに。
あー、これ喜劇なの
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部長の愛人 ピンクのストッキング(1986年製作の映画)

3.4

OPの気持ちいい程の音痴っぷりに感心。水島さんの容姿含めアイドル路線ぽい作品。

部長、若手社員の主人公、そこに派遣されてきた可愛らしいヒロイン、そして小生意気な部長の娘(杉原さん)
漫画やドラマであ
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メカニック(1972年製作の映画)

3.5

頭振って前髪をはらうヒットマンのブロンソン。寡黙なプロ。

ビッグウェンズデーには乗れたけどスター街道にはあまり乗れなかった感のあるジャンマイケルを弟子にとり育てるが…

ひと昔前の作品なのでそれなり
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必殺マグナム(1986年製作の映画)

3.8

セガールの沈黙作品が多すぎて訳わからんのと同様に、漢ブロンソンの作品もどれがどれやら。
まあ、邦題が問題なんですけど。

前半は冴えないデカ姿を描写。ブロンソンどうした?と思ったら、冤罪をかけられ、以
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バトルガンM-16(1989年製作の映画)

3.8

漢なら年末はブロンソンと聞き、観てみました。
可愛がっていた女の子が薬で亡くなる事がきっかけで、街に巣食うギャング達を一掃すべくブロンソンが立ちあがる。

やはり悪党共を退治するのは小気味良いね。罪悪
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ピンクパンサー2(2009年製作の映画)

4.0

金髪美女を見た、見ないのシーンに笑った。前作も速い会話形式のシーンがあったけど、スティーブさん流石。

謎の泥棒トルネードを追って各国の優秀な警官が集結しドリームチームを結成。アンディガルシアさんやク
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ピンクパンサー(2006年製作の映画)

3.6

宝石ピンクパンサーが盗まれた。
間抜けを捜査主任に抜擢し失敗させ、最終的に自分が手柄を戴こうと考えたドレフィス(ケビンクライン)はクルーゾー(Sマーチン)を任命する。

ドタバタも幾分、現代的にはなっ
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クルーゾー警部(1968年製作の映画)

3.4

ピンクパンサーよりドタバタ度は抑えめで大人向きだけど、やることなす事なクルーゾー警部は同じ。

アランアーキンさんの喋り方が特徴あるけど、英語が分かれば何か違うのだろうか。女優さんは綺麗な方でした。

ピンク・パンサー4(1978年製作の映画)

3.6

マフィアの威信の為に有名人クルーゾー警部の命が狙われる事に。一方、ドレフィスも復職してくる…

今回もドタバタ。何も考えずに観ればよい。クルーゾーの七変化も見もの。なのだろう。
英語が分かれば違った面
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ピンク・パンサー3(1976年製作の映画)

3.6

クルーゾーの為に精神に異常をきたしたドレフィスが、悪の軍団を率いてクルーゾーを抹殺しようと企む。

次から次と子供向けなくだらない小ネタの連続。ただそれを承知で観てるし、次第に心地良くなればしめたもの
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ピンクの豹(1963年製作の映画)

3.3

前半は思ったよりピーターセラーズさんの登場が少なかった。

何となく愉快な雰囲気はあるけど、中盤迄ストーリーがぼんやりとしか、のみ込めなかった。
まあ、それでも構わない。ベタなコメディーで、今となって
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男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975年製作の映画)

3.7

ふらっと無断で家出した夫、船越英二と旅先で知り合った寅さん。自殺するんじゃないかと気が気でない。
一方、リリーは毒蝮三太夫と離婚し、とらや、そして旅へ…

相変わらずロケーションがお見事。タンカバイを
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男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(1982年製作の映画)

3.1

OPの騒動は寅さん悪くないけどねえ。下條さんは雰囲気が辛気臭くていけないねぇ。

児島美ゆきさんはすぐ分かったけど、もう一人の地味女が田中裕子さんとは暫く分からなかった。
今回は恋愛素人のジュリーに恋
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男はつらいよ 知床慕情(1987年製作の映画)

3.9

三船敏郎、淡路恵子、渥美清…撮影の合間とかどんな感じだったのだろうな。3人の会話とか作品よりも興味深い。

と言っても、作品は悪い訳ではない。後期の中では良質な出来ばえ。淡路恵子さんはこの頃もドラクエ
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男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973年製作の映画)

3.3

お互い旅人の男女の出逢い、そして別れを笑いと涙で描く人情ドラマ。いつもよりとらやの家庭の暖かさが身にしみる。

バカボンフェイスのみつおにピアノを習わせたい、さくらさんのご乱心から始まるひと騒動。北の
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男はつらいよ 寅次郎紙風船(1981年製作の映画)

4.0

小沢昭一の見舞いに行く寅さん。この見舞いのパートが印象深い。
秋月城跡の風景と心にしみるBGMは完璧。失われつつある日本各地の風景を寅さんが独り歩く映像はシリーズの魅力のひとつ。
そんなしんみりとする
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続・男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.2

今回もヤクザな兄貴の本領発揮。でも許せる。
皆さん若い、肌がつやつやしてる。おいちゃんも下町の落語家みたいなこの方が1番好きだな。
今回は東野英治郎さん、ミヤコ蝶々さんら名優との絡みが嬉しい。作品がし
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男はつらいよ 寅次郎真実一路(1984年製作の映画)

3.0

今回の寅さんはかなりの狂人。
妹にイチャモンつけて泣かし、無銭飲食したり、恩人の会社に乗り込んで仕事の邪魔したり…客観的にはクズの極み。

更においちゃん達の金を奪おうと暴れ、旦那が死ねば奥さんのマド
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男はつらいよ 柴又より愛をこめて(1985年製作の映画)

3.4

アケミの家出〜式根島でのマドンナとの出会い、と流れる展開。
アケミのパートが意外と長く、美保純さんもロマンの頃より台詞が安定してた気がした。

この頃になると共演者にも多少老いを感じたけど、寅さんはま
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釣りバカ日誌7(1994年製作の映画)

2.6

石田えりさんに比べ、顔は数段おちるし全くそそられない女だけど意外と浅田美代子さんに違和感無かった。
ぽんやり見てると石田えりさんの雰囲気もあり、プレッシャーもあったでしょうがお見事でした。

ストーリ
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釣りバカ日誌6(1993年製作の映画)

3.5

釜石へ。社長の講演のエピソード。

今作で石田えりさん降板らしい。西田敏行はフォロー…したんだろうなぁ。でも無力だったのかな。彼女はこのシリーズの生命線だと思ったのに。残念。

シリーズをここ迄観て、
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必殺!ブラウン館の怪物たち(1985年製作の映画)

3.2

当時、旬だった芸能人達をゲストに詰め込んだ様な喜劇要素の強い必殺。

全編お遊びネタの連続なのでそれなりに面白いけど、やはりそれなりの出来ばえ。必殺に思い入れのある人はどう思ったのかな。

でも、キャ
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釣りバカ日誌5(1992年製作の映画)

3.0

浜ちゃんが赤ちゃんを会社に連れて行った事から大騒動に…

安定してます。西田敏行さんも相変わらずお見事。