sheさんの映画レビュー・感想・評価

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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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あー、なんだろう一週間以上経ったけど言葉にできない、A24の作品にどんどん沼る。ずっと頭にいる。

ふざけまくっててカオスすぎるマルチバースアクション
からの後半、
なんてシンプル。。
シンプルすぎる
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ロードムービーはそんなに沢山観たことはないけれど、たどり着く場所や旅の終わりというものを一瞬でも考えてしまうからいつも切なくなる。

カニバリズムな作品なので、ホラー・グロ耐性があまりない私は観たい気
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

終わりが無であってもヤンは気にしない。

無がなければ
有も存在しない。

毛虫にとっての終わりであっても、
蝶にとっては始まり。

ヤンのメモリバンク。
他人の中へ潜っていくことの果てしなさを視覚で
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つつんで、ひらいて(2019年製作の映画)

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4月8日 菊地さんの訃報を知る。

本屋でユリイカを手にして(その表紙と目次の仕掛け、今まで開いたことあるユリイカと全然違って面白かった。装幀は菊地さんではなく、水戸部さんだった。)ずっと観ようと思い
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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最高の雑誌が遂に来たよー!

改めて映画館で好きな監督の最新作が観られる瞬間って、本当に本当に幸せなことだとしみじみ。1秒1秒が楽しくってしょうがなかったな!

いつものことながら、今回もまた映像と言
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

やっと公開されただけでも嬉しいのに、三作目も絶妙な皮肉と王道の混ぜ合いが中毒すぎて、観終わってまたすぐ観たくなるキングスマン。

相変わらずジョークが効いてて笑わせるポイントと笑えない重たさが混乱のエ
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The Recorder Exam(英題)(2011年製作の映画)

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『はちどり』はこの一年ずっと忘れられない一作でした。

本作はタイトル通り、リコーダーのテストに纏わる9歳のウニの目線での27分の短編で、前日譚にあたるものとのこと。

キム・ボラ監督の他作品がとにか
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

細田監督の作品を初めて観たのは高校生の時。
山に行って虫捕りをするのが趣味な現代文の先生が、卒業前で授業をする必要が無くなった最後の時間に『時をかける少女』を観せてくれた。

高校生の私たちに、どうし
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パプリカ(2006年製作の映画)

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やっと初めて今敏監督の作品を1作観た、、!

オープニングタイトルまでの流れ、秀逸すぎませんか…?何回も再生したくなる。パプリカが格好良くてチャーミング。。
そしてあの音楽が流れ始めると、身体の中から
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

塩川いづみさんのイラストビジュアルが解禁されているのを見つけてから、何かが胸に刺さったまま公開日までそわそわしていた作品。

いざ鑑賞した後も、予想していたよりもずっと優しくて大切な何かを手のひらに乗
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

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西川美和監督の作品を観るのは初めてでした……あーー もう観て良かったと心から思ったし、やっぱりもっと邦画観たい観ねば邦画を根気良く届け続けてくださる監督方を応援するには劇場へ行かねば!と色々と強く感じ>>続きを読む

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

初めてウェス・アンダーソン監督を知ったのがこの作品。
とにかく全ての要素が最適のバランスで整えられる彼のセンスは恐ろしいほど素敵だと思う。
何回観ても好きな人は好きだろうし、苦手な人は退屈かもしれない
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

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一瞬で過ぎた三時間弱…。
始まりから装飾が豪華すぎて、圧巻。

『さらば、わが愛 覇王別姫』を観た時もだけれど、中国の近代化へ向かう流れに揉まれる人々の人生を描いているものは感情への訴えが本当に激しく
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

はぁぁぁ。。やっぱり坂元さんの書く台詞は最高。
それを惜しみなく映画館で楽しみ尽くせる。なんたる幸せ。

冒頭から畳み掛けるように喋ってるめんどくさそうな人間の持論。楽しすぎる。愛おしすぎる。(しかも
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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無駄が一切無く、満たされた気持ちで美しい時間を観れる素晴らしい作品。観終わってすぐ、またもう一度観たいと思った。

本当はもっと社会的な歪んだ要素が背後には潜んでいるのだろうけれど、洗練された構成で二
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愛、アムール(2012年製作の映画)

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このタイトルであることが
しみじみ、他人には伝わらない歓びと哀しみの終結した物語なのだと思った。

愛なんて、理解されるものじゃないのだろう…

始まりと終わりのクレジットでは終始無音
音楽家の二人に
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


あまりハードル上げて観てほしくない作品だけど、最後の瞬間はめちゃくちゃ心に刺さる。
渾身のたすくのナマハゲ、泣きながら観ることになる。

ハッピーエンドかどうかではなく、彼の人生の一部分として、それ
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

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久しぶりに何も構えず観れて、とてもとても良いアニメーション映画だった!

シャオヘイのフォルムと動きの可愛さが100点満点。
アクションがokならば、猫好きでアニメ好きな人は観てほしい。

人間じゃな
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スパイの妻(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


こういうテーマの国内作品はなるべく映画館で観たいと思うようになったのと、蒼井優の演技が好きなので公開早々に。

ストーリーはそこまで入り組んでおらず、観やすいけれどびっくりするくらいの何かを求めて行
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恋する惑星(1994年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんでこんなに登場人物たちの交錯を愛しく撮るのが上手なんだろう??

二部構成で、二度美味しい。

大量のパイナップル缶食べる失恋の病×犬に話しかける金城武は素晴らしいセンスで撮られていた…

後半に
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ウォンカーウァイ監督の作品は映像は勿論だけれど、語りと交えて進んでいくストーリーの構成が好き。

この作品も登場人物の心情が交錯していく様を追いかけて、最後の余韻が潔く美しかった。

基本的には二人の
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花様年華(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ウォン・カーウァイ監督作品の中でも絶対スクリーンで観たかった『花様年華』

KYOTO GRAPHIE 2020のウォンカー・ウァイ特集としての上映で『ブエノスアイレス』『花様年華』『2046』などの
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はちどり(2018年製作の映画)

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はちどり。
英題House of Hummingbirdも良いなぁ。

14歳思春期の不安定さと瑞々しさ。
プラス1994年当時の韓国社会。
今観たい要素がぎゅぎゅっと詰まってた。

必要以上に言葉に
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欲望の翼(1990年製作の映画)

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“この1分を忘れない。”
うわぁ〜。

制作30周年記念上映で、ウォン・カーウァイ監督作品を初めて観ました。

たまに行く中国茶が美味しい香港愛溢れるカフェにポスターが貼ってあって、ずっと気になってた
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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

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蝶衣と小楼の人生と彼らが生きた近代中国の50年が想像以上に凄まじくて、今は言葉が何も出てこない。172分フリーズしてたけど、あっという間だった。

レスリー・チャン、、、
今は亡き人なのが、とても、色
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

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この作品はやっぱり映画館で。

メインビジュアルのイメージなんて吹っ飛んでしまう重量感ある戦争映画だった。
前半のコミカルなテンポは楽しく笑ってたりもしたけれど、後半の展開はただただ泣いてしまうよ…
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

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公開延期からようやく!嬉しい。

キャストが豪華でこの濃縮度…素晴らしかった。一秒一秒のシーンが丁寧に作られていて、あぁ原作を読まなくてはと反省。。

リズミカルに過去と現在をかき混ぜて進むけれど、台
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

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何度でも観れる食べものが出てくるゆるゆる映画の頂点。

おにぎり!シナモンロール!

観終わったらどっちか食べないと気が済まなくなるだけ。
珈琲の呪文は何度観ても覚えられる気がしない。。

小林聡美さ
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

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感想を書くにはもうちょっとかかりそうだけど記録。

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

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ファンタジーものを観てた頃新しい扉を開けてくれた作品。

観た当初はストーリー展開が衝撃的すぎて、怖すぎて逃げたかったけど名作。
トラウマになりかねないのでジャケ借り危険です。(私はジャケ借りしてしま
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ヒミズ(2011年製作の映画)

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園子温監督の作品は好きとか嫌いとかで上手く語れない…

ヒミズは漫画が原作だからか他のより観やすいのではと思う。
それでも狂ったような家庭環境の表現とかどうしても目が点になるけど。観てしまう。

観た
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

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パラサイトを観て、
グエムルを観たら
もうソン・ガンホの虜。
そしてポン・ジュノ監督の沼に進む。
グエムル…ビジュアルのインパクトがありすぎて誤解してました。

エンターテイメントなのに重い。
笑った
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.4

サクラさんが大好きだとしか思えなくなる良き作品…

ぐずぐすの一子も本来なら目を当ててしまいそうだけれどサクラさんが演じるから人間味溢れるだめなかわいさを発見してしまう。
でも、何より、スイッチが入っ
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永遠の僕たち(2011年製作の映画)

4.6

優しさと死が共存していて
愛おしくなる作品。

最後にイーノックが見せる表情とあの時間は言葉にできない気持ちで胸がいっぱいになる。
エンドロールであんなに温かい気持ちのまま死について考えたことはない。
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

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ミュージカル映画を普段観ないのですが、まんまと劇場でノックアウトされました。

パーフェクトすぎる。。。

このストーリーの結末じゃなければここまで胸に鉛玉を埋め込まれなかったと思うので、ハッピーエン
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南極料理人(2009年製作の映画)

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南極とごはんとおじさんたちの話。

この雰囲気 大好きだ。。
邦画って良いなぁと思う作品のひとつ

エビフライコール
かわいすぎる
燃える肉を振り上げて
氷の上を追いかけっこする大人たち
本当に何回観
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