くぅーさんの映画レビュー・感想・評価 - 77ページ目

くぅー

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ブリッツ(2011年製作の映画)

3.8

ジェイソン・ステイサムが凶暴な刑事を演じるクライム・アクションで、本作は英国作品ゆえにメリハリが売りのハリウッドとは違い、逆に物足りないかもだが…ガチで激渋の演技に徹するステイサムの姿にはニヤリとする>>続きを読む

メカニック ワールドミッション(2016年製作の映画)

3.1

この続編は何だかなぁ、改めてセガール化したステイサムを見せ付けられた様な・・・何の感慨もなく見終えてしまった。
華のジェシカ・アルバも悪くはなかったが、せっかくのトミー・リー・ジョーンズを終盤にちょっ
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メカニック(2011年製作の映画)

3.7

この男、ジェイソン・ステイサムにつき…激渋でクール一徹なアクション職人俳優のブレない存在感を再確認。
一応はチャールズ・ブロンソン主演作のリメイクで、精密機械の様な殺し屋ゆえの“メカニック”と呼ばれし
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ワイルドカード(2014年製作の映画)

3.4

1978年製作のバート・レイノルズ主演『ビッグ・ヒート』のリメイクだが、ジェイソン・ステイサム主演なのに米国興行成績チャートではなぜかランクインしなかったいわくつきの作品。

あのラスベガスの中に放り
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バトルフロント(2013年製作の映画)

3.3

my映画館2014#77> ステイサム主演作品はもう自宅鑑賞でもいいと思ってた矢先、スクリーンで予告編を見てしまったら迷いが出て、あのジェームズ・フランコが悪役なので、映画館へ。
“エクスペンダブルズ
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SAFE セイフ(2012年製作の映画)

3.3

my映画館2012#98> エンドロールが流れた時、もう終わりかよ?!と久しぶりにつぶやく。
ジェイソン・ステイサムがN.Y. で暴れ、しかも少女が絡むと聞いて、興味津々で映画館へ…で、まぁ、ステイサ
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キラー・エリート(2011年製作の映画)

3.6

最近のステイサムは渋過ぎるアクションがお好き・・・その流れで見れば、全く問題なく楽しめる本作ですから、クライヴ・オーウェンとデ・ニーロとの豪華キャスティングに変に期待はせずに御覧あれ。

英国陸軍特殊
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(2016年製作の映画)

3.8

my映画館2018#8> これもまた安易にオススメできない"狂"愕の作品ですね・・・光に対する影、表裏一体の裏に潜む暴力性をこんな風に描くとは、大森監督らしいと言えばらしいのか。

信之と輔が求めてい
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ゆれる(2006年製作の映画)

4.3

自分にも弟が居るだけに、この作品にはまんま心を揺さぶられまくりましたね・・・弟って存在に、弟との距離感を考えてしまってた。

そして、やはり最後の兄の見せる表情に尽きる・・・あの表情を思い出すと、心が
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たとえ世界が終わっても(2007年製作の映画)

3.5

英題“Cycle Soul Apartment”がしっくり来る余韻かなぁ。
自殺サイト絡みの設定で、ブルーな雰囲気から“?”な展開へと誘うイントロ…ここでハマれるか否かで決まる。
徐々にファンタジーへ
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狂覗(2017年製作の映画)

4.0

うわぁ、これはある意味、傑作で、内容が内容だけにオススメはしませんが・・・あのラストは全く読めず、タイトルが見事にハマる衝撃でした。

生徒が体育で不在の教室で、抜き打ちの荷物検査をする教師達・・・い
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青い鳥(2008年製作の映画)

4.2

my映画館2009#10> 本気と責任という言葉を改めて噛み締めた余韻…実に素朴ながら力強い作品。
原作未読ゆえ説明不足で気になる部分は幾つかあれど、静かに核心を突いて来る…劇中のいじめの定義を語るシ
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USB(2009年製作の映画)

3.4

人生の臨界点に立つ者達のドラマと言えるのか・・・独特のスタンスを持つ奥監督は今作でも閉塞感が凄く、それぞれがUSBメモリーの様に誰かに繋がってるのを興味深く見せる。
いわゆる被爆や被験ってな題材を扱う
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エリ・エリ・レマ・サバクタニ(2005年製作の映画)

3.5

青山監督がノイズや音響にこだわった、とにかく感じる作品ゆえ、百聞は一見に如かず。
よって、音ありきなので、台詞も極端に少なく、映像も実に詩的で・・・横移動する画面や隔世感漂うロケ地が実に不思議な雰囲気
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.8

my映画館2018#7> これはタイトルの意味を考えながら見るべき作品で、サスペンスに引っ張られると全く違う余韻になるので、ご注意を。
よって、好きな相手のスマホ等の内容がいちいち気になる方には、オス
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ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ(2009年製作の映画)

3.7

甲斐性なしだが憎めない腐れ縁の夫の妻が、一皮も二皮も剥けて行く様が実に巧み。
まぁ、ここに描かれる男共は何ともで、同性として歯がゆく感じましたが、それにも増してこういう形で魅せられた女性の絶妙な輝きぶ
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酔いがさめたら、うちに帰ろう。(2010年製作の映画)

3.8

序盤から吐血のシーン等で、リアルに死を意識させつつ、迷える映像を挟み込み、どこへ向かうのか一抹の不安さえ覚え・・・ディープで感動的なドラマにしうる要素は沢山あるのに、あえてそうしないもどかしささえ感じ>>続きを読む

人生の約束(2016年製作の映画)

3.6

予告編そのまんまの安心して見れる大人向けの邦画ではあった…哀愁と郷愁は申し分ないかなぁ。
そして、“失って気付く”と“つながる”ってメッセージも明確に伝わって来る。
ただし、展開の強引さに説明不足等の
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東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

3.5

例によって原作マンガは全く未読で挑戦し、"デスノート"や"亜人"系の世界観に関しては興味が湧かないので、今回も深くは掘り下げませんが、何とも共感はしにくいのは確か。
よって、映像や音楽にアクションとキ
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD(2015年製作の映画)

3.6

my2015映画館#77》 原作未読鑑賞者としてはエンドロール後の映像のおかげで、逆にいろいろと考えちまった…と言うか、エレンが作るであろう新しい世界を見せてないので、まだ終わった気がしない。
そんな
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

3.6

my2015映画館#64》例によって原作未読で挑戦したためか、酷評に値するレベルとは全然思えず、 また邦画のVFX&アクションが進化していて、ニヤリできた。
ただし、冒頭の大巨人は凄いと感心したが、そ
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.1

my映画館2018#6> これもとても心がざわつく余韻で・・・REVENGEをこんな風に魅せるとは、トム・フォード監督はやはりただ者ではなかった。
冒頭から覚悟して見よとでも言ってる様な映像で、これが
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シングルマン(2009年製作の映画)

4.0

my映画館2010#104> デザイナー界では著名過ぎる大物トム・フォード、映画監督デビュー作は何とゲイなネタで、ビジュアル先行のエキセントリックでありきたりな仕上りかと思いきや・・・男性を女性に置き>>続きを読む

シリアスマン(2009年製作の映画)

3.8

ある意味、不真面目に唐突に終わらせるあのラスト、根こそぎかよ!とツッコミ入れたくなるほどに超シュール…そう、コーエン兄弟監督作品では相当に地味ながらも、コクとアクが強烈で、真骨頂のブラックさが特に際立>>続きを読む

キラー・インサイド・ミー(2010年製作の映画)

3.8

あの善良に見えた人がまさかの殺人を?…殺される寸前までその人を信じていた虚しさ。
トラウマはあれど、二重人格ではなく、葛藤もしないし、辻褄合わせはするがボロも出す…欲に目がくらんだ訳でもなく、再び封印
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ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007年製作の映画)

3.7

展開としては一度収まる前半は退屈にさえ感じるが、あくまでも後半への布石で、終盤にサプライズが準備してある。
と言いつつも、病める米国の犯罪事情を随所に散りばめた上で、最後に思わぬ形で正義を提示し、考え
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ザ・レッジ 12時の死刑台(2011年製作の映画)

3.7

本作は心理サスペンス・スリラーを謳ってるが…もっと大きいテーマの神の存在があって、過度の期待は禁物。
ただし、説得する刑事も問題を抱え、無神論者に原理主義者にゲイ等々、ある意味で崖っぷち(The Le
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崖っぷちの男(2011年製作の映画)

3.5

スリリングな見応えは充分にありました…が、釈然としない余韻なのも確か。
掴みは見事だったと思う…が、個人的には飛び降りる男がインカム使ってる時点で、それに気付かない警察やマスコミに疑問で、テンション下
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その街のこども 劇場版(2010年製作の映画)

4.2

【もりおか映画祭にて鑑賞】
16年が経過しましたか。
二人の男女がそれぞれにあの大震災への想いを胸に、神戸の街を夜通し語り歩くだけのフェイクなドキュメンタリーでしたが・・・やはり思わず泣けてしまいま
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ありがとう(2006年製作の映画)

3.6

序盤の阪神淡路大震災の再現シーンは、かつてないリアルな迫力で思わず身を乗り出して、スクリーンを見つめた・・・が、本格的なドラマに移ると、人情味あふれるベタな展開に。
まぁ、いろいろとツッコミたくはなる
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メモリーズ・コーナー(2011年製作の映画)

3.1

フランス人監督が阪神淡路大震災のその後を、阿部寛に西島秀俊らの日本の名優もキャスティングして撮った興味深い作品。
この作品は怪異譚として見るべきで、美しくも儚く懐かし気な映像には納得はできた…が、ちょ
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地震列島(1980年製作の映画)

3.5

『日本沈没』リメイクの今年に久ーしぶりに再鑑賞。
地震が起こるまでの前半の緊張感はなかなかで、メカニズム等を織り交ぜ、ドラマ部分も悪くない。
が、地震が起きてからの後半は脱出劇に終始した感があり、ポス
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恋は命がけ(2011年製作の映画)

3.7

やっと気になってた本作を鑑賞しましたが・・・とりあえずヤバいくらいにソン・イェジンが可愛い過ぎて、困りましたね。
そんな本作は、マジシャンと霊に取り憑かれた女子によるホラーなラブコメで、あったようで無
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君に捧げる初恋(2003年製作の映画)

3.5

いやまぁ、スゴい振れ幅の作品(笑)
原題は"初恋死守決起大会"だけど、中盤までは"童貞死守決起大会"的な笑いになっちゃっていて、しかも異様に長いのが難点か。
ひと山越えた終盤は、一気に怒濤のお涙頂戴劇
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過速スキャンダル(2009年製作の映画)

3.8

my映画館2010#19> 2008年に韓国で記録的なヒットしたコメディだけど、ぶっちゃけ、やり過ぎ感は否めずで、これが特大のヒットをするのかと驚く(笑)
売れっ子人気ラジオDJと突然現れた子連れ女子
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カンナさん大成功です!(2006年製作の映画)

3.9

鈴木由美子の漫画を整形さながらに換骨奪胎で、キッチリと整形大国な韓流仕立てに生まれ変わらせましたね。
直球ど真ん中の自分自身ほのメッセージ勝負で、整形事情はあくまでも事実として巧みに消火させ…確かに原
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