アメリカが掲げる正義は、その一面に置いては真の正義であることは間違いはないと思います。
一方で、自国民が傷つけられたり、主義に沿わないものに振りかざされる正義は、果たして真の正義と言えるのか。
「問題>>続きを読む
ナチスとユダヤ人を描いた作品は映画や本で、この作品以外にも見てきましたが、いづれも辛いものばかりです。
多くの数えきれない犠牲の上に勝ち取った、ほんのわずかな、でも何物にも代えがたい一つ一つの命の大切>>続きを読む
ちょっとそれはないと思えるシーンや唐突と思えるところもありましたが、総じて涙を誘う、新しい一歩を、前に踏み出す後押しをしてくれる良作でした。
知的な悪人と暴力的な悪人の話。
どちらも質の悪さは同じですが、悪人を罰するため、又は個人の人権等を守るための法律や制度を上手く利用し、法的には何の問題も無い形で悪事を働く前者の方が、ある意味はるかに恐>>続きを読む
偏に「本が好き」といっても、それを生業とするにあたっては様々な職種にわかれます。
最たる職業が作家であり、出版社もそう。
では、作家になりたい人が出版社勤務をしてるいる場合、それは本が好きな自分を満た>>続きを読む
デミ・ムーアは、この時が一番良かったのでは無いかというのが個人的意見です。
あと曲も秀逸。
ですが、所々に安っぽさが目立ち、出演者の演技も決して上手とは言えず、巷間で言われるほどの作品とは思えませんで>>続きを読む
自分の一生を捧げるような仕事に出会うというのは、幸せに思わせるような響きを持っていますが、そこに付随してくる代償も決して小さくは無いでしょう。
そんな様々な代償を負いながらも成し遂げた結果が、余りにも>>続きを読む
「ノッティングヒルの恋人」のセリフにも出てくるジョン・グリシャム原作の本作。
人種差別と刑罰を描いた本作は、アメリカ社会の、ある種の闇にも触れており、その辺を理解してから見るとより浸れると思います、
ちょい役で出てた人も含めて豪華キャストに目を奪われるも内容的には、描きたい事も、伝えたい事もわかるんですけど自分的にはもうちょい。
一作目より笑えるシーンが増えつつも、締めるところは締めて、めり張りある展開で楽しめました。
太陽を背にヘリが飛ぶと、あぁ、マイケル・ベイだ!って、ちょっとニヤっとしてしまいます。
欲を言えば、カーアク>>続きを読む
所謂感動作と言われる作品を見たけど、只々モヤモヤ感しか残らなかった後とかに見るのには丁度良い作品。
かなりベタな流れで、こうなるなとわかってって、そうなる安心感が実に心地よかったです。
ライリー先生が偉大。
これはもはや好みの問題になってしまいますが、主人公の演技なのか素なのかはわからない表情が苦手で、多分良い話であることは間違いないんでしょうけど、没入出来ませんでした。
出だしは良い感じに、これからどうなるんだろう的感覚を抱きますが、話が進むにつれて雑さしか目立たなくなり、最後は時間が来たので終わりますって感じでした。
一作目と比較すると、だいぶ落ちだなぁという感想で>>続きを読む
ハリウッド製作ならもっと評価されてもおかしくない秀逸なストーリーなのに、演出と映像で足を引っ張ってしまった感が強い。
勿体ない。
私的に「セブン」以来のグィネス・パルトローの演技と美しさが際立った作品でした。
アカデミー主演女優賞をはじめ、他の多くのアカデミー賞を獲得しただけの事はあるなと思わせる内容でした。
音が題材なだけに、音の聞こえ方の描き方は、きっとこういう聞こえ方なんだろうと、主人公の置かれている環境がリアルに伝わってきます。
ただ、そのリアルさが私には重すぎる残酷な作品でした。
気が滅入ってしま>>続きを読む
食わず嫌いとまでは言わずともアンジェリーナ・ジョリー作品をほとんど見たことが無かったのですが、勿体ない事をしていたと後悔してます。
世間一般で言われてる意味とは違う仮面夫婦の二人。ブラピとの息の合った>>続きを読む
戦争は亡くなった方はもちろんのこと、生きて帰って来れた人にも身体的なものだけでなく、精神的にも深い傷跡を残すもの。生きて帰ったが故に命の恩人や戦友を失った苦しみを背負い続けなければならない。そんな傷を>>続きを読む
お金と夢の実現、どちらを取るかと尋ねられ後者と答えられる人は、どれほど居るのでしょう。
加えて夢の実現の過程で、敢えて困難な道を選び、未だに追い続けてる主人公に拍手です。
ディカプリオの演技が、とにかく凄い。
そこに全てが集約されてしまい、ストーリーやら、その他の人間関係やらが翳ってしまった印象です。
ストーリーを食ってしまう演技って、考えてみると半端ない。
名優はどんな演技も出来てしまう、そう思えた作品でした。
そんな中、助演男優賞は間違いなくバタースコッチ!
洋画にしては珍しく見えない怖さで迫ってくる。
精神的に追い詰められていく様が、雑に見えるその安っぽい映像が故に現実味があり、恐怖の表現としては斬新で、好きな作品です。
三人の人間を使って、いったい何を表現したかったのか、最後まで見てしまってうんざりした作品。
ただの「絆」ではなく、「特別は絆」という言葉に集約されると思うのですが、如何せん、独り身にはすべてを理解できない作品だと思います。
いったいどの段階から彼を標的として準備してたのかを考えると、ゾッとする作品
自分的「強いリーアム」第3弾。
一定レベルでみんな怪しいのが、こういう作品の大事なところ。
ターゲットは見事に外されつつも、犯人は、ある意味、良くあるパターンでした。
自分的「強いリーアム」第2弾。
かる~いどんでん返しありの、上手くまとめてある作品。
ブリタニー・マーフィーと子役の女の子の演技は素晴らしいのですが、無駄なスローモーションの多用が興を削いでしまう作品。
聖書ネタも含めて、ストーリーはかなり面白いと思うのですが、余りに生々しく、痛々しい描写が続くので、そっちに引っ張られてしまい作品に入りきれませんでした。
「シンドラーのリスト」のイメージが強かったので、ほぼ無敵のリーアムに驚きつつも、新鮮で面白かったです。
自分史上、この作品を越えるサスペンス作品には今のところ出会ってません。
最初から最後まで、本当に緻密に描かれていて、結末がわかっていても見るたびにドキドキしてしまう。